最初に 仲間に恵まれてようやくホームページが出来ることになりました。有能なスタッフ、I・I氏、 S・H氏、ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。このコーナーは、私が日頃 考えていること。体験していることなどをつれづれおしゃべりしようと思っています。 このホームページを楽しく見ていただき、可愛がっていただければ幸いです。どうぞよろしく お願いいたします。 暑い毎日ですが、皆さん御体大切に。 (2002.08) <542> 朝起きて窓を開けると、今は、目の前の1本だけ垣根にある金木犀が花開き、香りが流れ込む。寝ぼけていた頭が、目覚めた。 …なんて書き出したのは、いつの事かしら? その後もずっと暑かったけれど、いよいよ冬支度! ん?、秋が無いじゃない。 信州から新米が届いた荷に、栗とリンゴが入っていた。梨もいただいた。 最近は、柿が出回り、サラダに入れて楽しんでいる。 散策すると、桜の葉が色づいて落ちている。今年の彼岸花が遅れ、そして、アッと言う間に終わった。 短い秋の訪れか…。 そして、そろそろ気温が下がる様だ。 (2024.11.16) <541> 親戚から、とうもろこし「甘甘娘(かんかんむすめ)」と、桃が、届いた。 とうもろこしは、数枚の皮を残してレンジで3~4分もすれば、美味しくいただける。みずみずしく甘く美味しく、あまりに速攻でいただいたので、写真を撮り忘れてしまった(^^; 香りが良く、美味しい桃の写真を1枚! 人は、こう言った物で、季節を感じるものだ。 襟元に、ポタリと滴。耳の後ろからも…。(…なんだろ?) そうなんだ!久しぶりに髪を短くした。(パーマもかけて、今はベティさんみたい(笑))髪を短くすると、髪を伝って汗か落ちるのだ。だんだんわかってきた。 前回、切った時は、多分涼しい頃だったのだろう。こんな感覚は味あわなかった。 短髪に慣れず、以前の長髪の習慣で、シャンプーを2~3プッシュしてしまう。頭には泡の山ができ、慌てて流している始末。 慣れるまで、何度かやりそうだ! 入浴時、いつも固形石鹸を使う。固形石鹸が好きなのだ。理由はない。 先日、その石鹸が終わり、(さて、次はどの石鹸にしようかな…)と楽しみながら、色々な石鹸の入っている箱を、覗く。 (これなんてどうだろう?)と1つの石鹸を取り出す。(あれ?半透明ってことは、洗顔用かなぁ?でも、書いてないなぁ?)などと心で呟きながら、その石鹸を出した。 …と、数日後、何だか手の色が透明感が出てワントーン明るくなり、スベスベしてきた。 (え~こんなに違うの~?やっぱり、顔の石鹸かも!成分がこんなにも違うのかぁ!)と驚き、感心。これでずっと全身を洗い続けたら、お肌はさぞや素晴らしくなりそう!と思いつつ、 貧乏性の私は何だか勿体なくなってしまった(笑)(^o^;) この石鹸は、週一、ご褒美として、新たに入浴用石鹸を出して、日頃はそれを使う事にした。 嗚呼、我が楽しき、夏のバスタイム! (2024.07.29) <540> 雨の日々。 猛暑が続いていたので、今が梅雨だと、失念してた。涼しくてホッとしつつも雨量は心配。どしゃ降りに土砂崩れ。 シトシトと降る雨空を窓辺で眺めていた子供の頃が、懐かしい。 つい先日、同じマンションの仲良しが宮城と山形に旅行に行ったと、お土産をくれた。 サクランボやラ フランスのゼリーや、蝉の形をした最中をくださった。 「蝉…?なんで蝉?」 この最中の名前は、「山寺の蝉」 そうか!!松尾芭蕉の句に因んでいるようだ。 包みの袋に羽が印刷され、中の最中と重なると蝉の形に見える。封を開けて本体を出してみると…リアルに羽のない蝉の形。裏返すと、…(絶句)。そちらも蝉の腹側がリアルに型どられている。 ヒエ~(*_*; どうやって食べよ~(゚_゚) 見ないように、パク!と口に。中の餡は「ずんだ」の緑色。これも、リアル。 確かに餡だし、甘いし、お菓子だし…。けれど、何だかリアル過ぎて、味わえない。 美味しかった!と思うけど、蝉を食べた気分がしないでも、ない(^o^;)(笑) (2024.07.12) <539> 梅雨明けも未だなのに猛暑! ギラギラと暑い陽射しに、百日紅(サルスベリ)が輝いて、嬉しそうにも見える。 あまりの暑さに、ベランダに掛けるシェードを押入れからゴソゴソ出してきて、窓に取り付けた。そのような物でも、日差しが遮られ、全然違う。 これからの暑さが思いやられるが、工夫して、乗り越えようo(^o^)o 6月29日、「川崎市 市制100年記念かわさき飛躍祭」に、ブルーインパルスが記念飛行をすると言う。14時20分~40分頃拙宅近くを飛ぶと。 前日は残念ながら天候が悪く、予行飛行は中止。当日、(どうぞお天気がよくなります様に!)と祈りつつ、その時刻になると家から出たり入ったりしながら(笑)、雲の多い曇天を眺める。と、 14時25分頃、拙宅前の道路の向こうの空に、連隊が飛行しているのが一瞬見えた。(写真など撮る間もなく…(^o^;)) それでも、感激。 オリンピック等で、ブルーインパルスの飛行を幾度も映像で観ていたが、一瞬でも、実際に観るのとは、違う。 パイロットの皆さんが、よくぞ素晴らしい技術で飛んでくださった!と頭が下がり、感謝してしまった。ありがとうございます。 (メイン会場近くでは、煙でハート型を作ったり、様々な飛行が観られたようだ。これの情報は、ニュース映像で!) 皆さん、どうぞ暑さに気をつけてお過ごしください。 (2024.06.06) <538> 遅い梅雨入り。ムシムシが増してきた。 その少し前から、街を自転車で走っていると、あちこちの庭先から美しく咲いた紫陽花が目に飛び込んできた。 仕事先には、それは美しい紫陽花が飾ってあり、思わず「わ~!」と感嘆の声が出てしまった。その花の名は、“ダンスパーティ”。 そんな美しい紫陽花と、散策で見かけた紫陽花の群生。どちらも、喜びと元気をもらう。 なかなか晴れなかった日々の中、夕焼け時分に晴れ渡った。 感動的な美しさ。 (2024.06.27) <537> 6月になった。 6月と言えば「衣替え」。 年々、気温が高くなるのが早くなり「衣替え」が、6月ではなくなってきた。 コロナウイルスが広まり、映画や演奏会に出掛けないのが当たり前になってしまっていた。「そろそろ解禁」と世の中の雰囲気がなっても、私の中では、変わらなかった。 …が、数ヶ月前、今一番気になっているピアニスト のチケット(天井桟敷のラスト1枚)が、ラッキーにも手に入った。 いよいよ私は、再びコンサートに行くんだ! 6月、その日はやってきた。 久しぶりのコンサートホールはきらびやか。 コンサート前には指揮者とピアニストの興味深いプレトーク。 モナコのモンテカルロ交響楽団の音色は明るい。フランス物のプログラムは清々しく、ラベルのコンチェルトにピアニストは登場した。 テクニックは勿論だが、二楽章のゆっくりなメロディーの美しかった事。 媒体を通しても素敵なのはわかっていたが、生で聴いて、本当に素晴らしかった。(この方、実在したのね!)と(笑) 幸せな一時だった。 (2024.06.04) <536> 4年半ぶりに、ピアノの調律をお願いした。 大分、音が下がり音色も乱れていた。来てくださった調律師さんがフーフー良いながら、途中お茶も飲まずに、三時間かけてメンテナンスをしてくださった。 「これだけ期間が開いてしまうと…」と(*_*;。また半年後にお願いすることに、した。 そして、4年半ぶりに、整体に出かけた。 声楽を学びはじめて以来、楽器の身体のメンテナンスを怠った事は、なかった。 が、ここ数年受けずにいたら、身体が固まってしまい、アチコチに不調が出てきた。 痛いわ、気力が萎えるわ、で急遽飛び込んだ。 どちらも、「こんな事になるのなら、どうしてやらなかったの?」となるのだが、コロナウイルスの流行に伴って、全てが私の中で、ストップした。 いつGOサインが出るのか、当の本人の私にもわからなかった…。 けれど今年に入り、かつての職場の同僚に会った際、調律の話をしたら、サッとアポを取ってくれ、ずっと探していても決められなかった整体も、必要に迫られアポを取ったその日に施術台に横になっていた。 きっと私の中で、GOサインが出たのだろう。私の中でそれまで止まっていたものが、少しずつ動き始めた。 (2024.04.18) <535> それまで、ひんやりしていた。 まだか、まだか!と散歩しながら、待ち望んでいた日々。 近くに小さな用水路が有り、その両側に桜並木。 3月末に見に行ったら、小さな花と少しの開花。それから毎日、散策。日に日に花は開き、4月5日には満開になった。毎年、同じ所で見ているのに、やっぱり夢見心地になる。心を奪われ、しばし佇む。 ふと、桜の根元を見れば躑躅が蕾を持っている。(もう?) 今日は、花水木の蕾も開きだした。 百花繚乱とは言え、季節がひとつになってしまったか? 1週間楽しんだ桜の花は、突風と雨にさらされ、半分の花びらが落ちてしまった。 この日、都内桜の名所、目黒川近くに住んでいる友人が、こちらの人の少ない桜を見に来るはずだった。見事に散ってしまい…、「また、来年ね!」と相成った。 (2024.04.12) <534> 一昨年から、お年賀状を失礼ながら絵葉書にさせていただいている。お相手の顔を思い浮かべながら、葉書を選ばせていただいている(お気に召さなかったら、すみません) 国内外の美術館に行く度に、使う用とストック用の複数買い、海外に出れば景色等、貯めに貯め…😅(^o^;) 葉書ファイルを開いてその量に、これは眠らせていてはいけない!と。 友人が転居の際、「600枚を処分した」と聞いた事も記憶に残っており、処分するよりは、と使うことにした。 友人の600枚!に驚き、(まさか!?)と思っていたのだが、一昨年、昨年と350枚以上は使用したのに、まだ倍位、ある。多分、ある(゚_゚) これは、これは…(汗) 同時に、積ん読。 読もうと思って買ったのに、読んでいない本もかなり、ある。絵葉書と同時にこちらも少し処分しようと、昨年末から読み始めた。 処分と言っても、「読まず」では、苦しいので、時間のある時はせっせと読んでいる。 次に読む本を本棚から探す。寄付する時は、出版が10年以内のものが役に立つそうで、なるべく新しい物に手が出る。 …と、本棚の上段に、長い間見慣れた背表紙の見出しが並ぶ。当たり前の光景になってしまっていた。 最近の不動産屋のコマーシャルに、「人生のお引越し回数は平均4回」と言うのがあった。確かに私も今の住居で4回目。 その間、ずっと連れてきた本達。(これはいつからうちに居るのだろう?)(この作家に記憶がないし…)同じマンションに居た同級生が転出する時にいただいたのかも知れない。 これも読んで処分しようと手に取った。 裏表紙を見れば、¥220! 値段にビックリ!今なら¥600~800は、する。 開けて、出版日を見た!何と、昭和49年発行! 表からページを開くと、各ページは日焼けで縁取りの様になっている。ちょっと角度を間違えて引っ掻けるとピリッと切れてしまう。 そっと扱えば活字は生きていて、確かに私に情報をくれる。(これは寄付できないから、終わったら古紙になるのかな…) 何とありがたい物か、と改めて感謝している。 (2024.02.26) <533> 「見たことある富士山…、何処だっけ?」記憶を辿る、と「!!」 わかった(*^^*) 子供の頃に見た富士山だ! 最近始まった音楽関連のドラマの背景に、何度も大きな富士山が映る。この大きさと姿に何故か、見覚えがあった。 ああ!そこは、私が生まれ育った町の風景だった。なんと懐かしい!心の奥底からじんわりと湧き出るように、思い出された。 音楽関連のドラマは、音楽に携わる私には、少し恥ずかしいのだが、その富士山見たさに、毎週見ている。 ああ、私はそこで生まれた。あの富士山を見て育った。 (この写真は、三島からの富士をです) (2024.02.11) <532> 天気予報が当たり、今年初の雪が降った。我が家はそれほど積もらず、翌日には溶けてしまった。 雪が降って、ベランダの鉢植えが気がかりになり、以前、親戚の子が「冬に植木に!」と、持ってきてくれた籾殻を(さぞや寒かろう!)とセッセと鉢植木に撒いた。 翌朝…。 うわ~!ま、まさか!(*_*;(*_*;(*_*; 前日鉢の上にまんべんなく撒いた籾殻が、ベランダ一面に散らばっている! 雀の仕業(^^; 籾殻の中に、餌になるものが残っているらしく、何羽も来たらしい。ベランダの手摺には雀達の“落とし物”が、増えてしまった。 挙げ句には、干していた布団の上にも…(;-;) や、やられた~! お隣に籾殻が飛ばないように、暫くはセッセとベランダの掃き掃除は、連日続く。 (2024.02.09) <531> 新しき年になって、三週間が過ぎた。 毎年の事だが、暮れから新年三が日は、支度や来客やらと、何だかバタバタ忙しく終わる。 それを過ぎて、少し休暇を取った。 関東より暖かい伊豆方面は、散策していると、やわらかい日射しを受けた水仙が花咲き、早々に春を感じ、心も和らぐ。 英気を養い、ようやく動き始めた私。5月のコンサート(26日(日))の準備を始めながら、遅い新年のスタートを切った。 頑張るぞ~o(^o^)o (2024.01.25) <530> 皆様、明けましておめでとうございます! 昨年はありがとうございました。 今年が、皆様にとりまして、一層に健やかで笑顔の日々となりますように! 本年もどうぞ宜しくお願いします。 2024年 元旦 瀬尾 美智子 (2024.01.09) <529> いよいよ師走になった。 いただいた紅茶のアドヴェントカレンダーの1日目を開けた。毎朝、違う香りのお茶を味わうのを楽しみにしている。 今年はコンサートが早く終え、少しのんびりできた。あとはボランティアクリスマスコンサートを残すのみ。 少し前に「朝、大根抜いてきた!」と、大きな大根を10本もいただいた。10本!? 嬉しいけれど、どうする?先ずはご近所に貰っていただき、残り5本。 それから、メニュー決めに明け暮れ(笑)。チキンと煮たり、和風出汁でブタ大根、帆立の缶詰とサラダ、スープに味噌汁。着々と減っているo(^o^)o 何と言っても、大根おろし!その美味しいこと!取れ立ての大根はこんなに甘いのか、と驚いてしまった。 以来、毎日一品は、大根おろし!(ちりめんじゃこをかけて) 力を込めて。そして、ついつい手を外して指を擦る。痛い~(*_*;、数本の指の皮が、大根おろし機みたいにめくれてしまって、絆創膏だらけ(笑)。 足元を見ると、ドングリ。 空は高く、空気が澄んで、木の葉が色づき、晩秋を楽しむ。 (2023.12.03) <528> 窓を開けるとひんやりとした空気が、ようやく流れ込む様になった…、とテキメンに、くしゃみ。どうやら秋の花粉症のようだ。 …参った(*_*; コロナの流行以来、音楽会も映画も美術展も、すっかりご無沙汰。 生の演奏や作品の鑑賞は良いに決まっているけれど、まだ足が向かない。今は、ラジオで音楽が聴けて、衛星放送で、映画が(選べないけれど)観られる。 そんな暮らしに慣れてしまった。 その中でも、(どうしても!)と思う展示会があり、意を決して!出かけた。 1つは「生誕100年 中田喜直展」 作曲家 中田喜直さんの歌曲は声楽家にとっては魅力的な作品が沢山あり、私も何曲も歌わせていただいている。 かつて私の通っていた横浜市内の中学校の近くにご自宅が有ったようで、お見かけしたことがあった。と、何だか知っているつもりになりがちなのだが、ほとんど知らない。(恩師は中田氏と交流があったようだ) 女性の気持ち添った美しいメロディの作品がどうして書けたのか…? 戦時中、氏はパイロットだったそうだ。特攻隊の兵士を運ぶ。 当時の家族に宛てた手紙が残っている。 始めは自身も特攻隊に行くのかと、覚悟の遺書を認めている。自身が特攻隊でないのがわかっても、その彼らを運ぶ気持ちは、察せられる。 生きて帰られて、作曲を再開する。恐らく戦争を体験したことで、あの優しく切ない(決して激情に走らない)作品が生まれていったのだろう。 氏はピアニストになりたかったが、手が小さくて叶わなかったそうだ。自分の手に合わせたピアノを特注して作らせた。鍵盤が通常より細いので広い音程を指で楽に取れる。そのピアノも展示してあった。 展覧会を観て、全てがわかるわけではないが、それでも、これまでよりは、少し違った気持ちで、歌えるのではないか…と思えた。 もう1つは「ディーヴァの愛した真珠」と称したマリア・カラスの衣装展。 (行ってみたい)が膨らんで、久しく出かけなかった銀座へ! 地下鉄の駅を地上に出ると数メートル。マリア・カラスの写真がお出迎え。 意を決して出かけた割には、気持ちが先走り普段着で出かけてしまい、銀座のど真ん中のマリア・カラスの写真と対面して、(あぁ、お洒落してくれば良かった)と、思う始末(*_*;。一目につかないように…(誰も見てはいないが(笑))コソコソと、エレベーターで上階に。 扉が開いて、入り口を入ると、出迎えてくれたのは、あの!「トスカ」の衣装。 その白黒のビデオを何度観ただろう! これに彼女は袖を通していたのか…。真っ赤だったのか! 頭の中に、トスカの第ニ幕、スカルピアとのやり取りが浮かぶ。そして、アリア「歌に生き、愛に生き」が、耳に響く。 …胸がいっぱい。 その衣装を過ぎると、彼女が着ていた多くのドレスが並ぶ。デザイナーズコレクションのモデルをしていたドレスの様だ。 写真で覚えのあるプライベートの外出着、帽子、靴。本当にマリア・カラスが生きていた(実在していた)のが、感じられた。 最後にもう1度、トスカの衣装を見て外に出た。 そこは銀座(笑)。 お茶も飲まず、そそくさと帰宅。 でも、感情が動き、行く前と全然違う私になっていた。 (2023.11.16) <527> 窓を開けると、ひんやりした空気と共に金木犀の香りが流れ込む様になった(写真は金木犀の蕾)。草花は季節を知っている。 少し前までは、友人と「暑くて、今年はなかなか彼岸花が咲かないね」と話していた。咲いたかと思ったら急にひんやりとしてきた。 つい先日まで、タオルケットだけで寝ていても暑かったのに、涼しくなり、久しぶりに熟睡(爆睡?)できて喜んでいたのも束の間、(…ん?寒い?)と、1枚毛布を引っ張り出してきた。 急な変化に、衣替えが済んでおらず、まだ夏物の入っているひきだしから、間に合いそうな物を引っ張り出して、着ている(笑) 信州から新米とリンゴ(しなのスイート)が届いた。 みずみずしいツヤツヤの甘みのある新米と、柔らかく香りの良い甘いリンゴをいただく。 山梨からは珍しい葡萄が来た。 ハートの形をしている(種なしマイハート)!それ以外にも、黒いシャインマスカットも有った。どれも美味しい!!! 散歩で見かけた近くの青かった蜜柑も、色づき始めた。 今年の秋が、来た。 (2023.10.17) <526> 残暑お見舞い申し上げます。 長い長い夏の猛暑が続き、ちょうど疲れが出る頃かと思います。 このまま終らない様な気のしたこの夏も、少しずつ日は短くなり、朝夕の風は涼しく、秋の気配が感ぜられる様になりました。 それにしても、暑かった。 猛暑の始まり、身体も慣れていなくて1週間耐えた後、ストンと涼しくなった時、鳴き始めた蝉を耳にして、一瞬錯覚して、『秋になった?』と。仕事先のオーナーも同じ事を言っていたっけ。 再び猛暑に戻ってからの暑さは皆さんもご承知の通り。 しばらくは動くことも出来なかった身体も、やっと暑さに慣れて秋のコンサート(10月22日(日))の準備を始める心地になってきた。 皆様、夏の疲れが出ませんように。どうぞ、お身体に気をつけてお過ごしください。 (2023.08.31) <525> 梅雨は明けていない!!けれど猛暑。 早々にサンドレスを着て、ベランダには日よけを取り付けた。 水分を摂ってもフラフラする。塩分が足りないかしら? かなり昔。京都の上賀茂神社を正面に右手に行くと、境外摂社の大田神社があり、そこのかきつばたの咲き終わりに出くわした事がある。いつの日か、盛りの時に再び…と思って以来、憧れが湧いた。 昨年、 ふと思い出して、近くの生田緑地の菖蒲園に出かけてみた。季節より早く咲いてしまって、こちらも盛りが過ぎていた。 「今年こそ!!」と、6月上旬、梅雨入りの某日、ちょうど都内から来てくれた友人に付き合ってもらって行ってみた。 谷あいの菖蒲園には、満開を少し過ぎてはいたが、まだまだたっぷり咲いた花が待っていた。 この日は雨もなく、東屋に腰を下ろすと、芳しい薫りの風が吹き抜け(え、菖蒲って匂うの?とお思いでしょうが、香料の中に、アイリスと言う同種の物があるのです。)、 菖蒲の池に流れ込むサラサラとした水の音、木立の中の鳥の囀ずり。なんと贅沢な瞬間が有ったものだろう。 友人との会話すら、邪魔に感じしばし無言で自然に溶け込むかの様に座っていた。 1時間以上もそうしていただろうか? 少しばかり、“涼”を召しませ♡ お身体に気をつけてお過ごしください。 (2023.07.20) <524> 新型コロナが始まって以来、大好きだったコンサートにも、映画にも、歌舞伎の観劇にも、何処にも出かけなくなった。 それでも、自宅でテレビやラジオで楽しむ機会も増えて、出かけたい欲求はそれほど、ない。今もまたコロナ感染が再び起こっていて気の抜けない日々でもあるのだろう。 その中、期間限定で3週間で終わってしまう映画に、どうしても行きたくなった。 日曜日の夜なら人は少ないか?平日の朝が少ないか? 考えたあげく、平日の午後の時間に出かけた。(私が調べたタイムスケジュールに変更があり、夜の放映時間が無くなっていた。) 席は後ろの方で両隣を空席にしてある場所を選んだ。思っていたよりはお客さんは多く、ちょっと緊張する。何しろ新型コロナ流行以降、初めての映画館。 映画が始まった! スクリーンが大きいこともあるのだが、特別なカメラがより近くで撮影しているのが、わかる。 「大谷選手、大っきい。ダルビッシュ選手が若手に丁寧に教えている。栗山監督、終わりに向かうほど頬が痩けていく。源田選手、小指が変な方向いてる、って言ってる! 佐々木朗希選手の涙…。近藤選手、シャンパンファイトの途中で抜けてシャワー浴びて怒られてる(笑)」と。そうなのです。WBCの記録映画『憧れを超えた侍たち』。 試合はテレビでLIVEを観ていた。その後、様々なインタビューで大分知っている。それでも再びあのシーンを観たくて。 チームに近い人が撮影しているので、試合中継では観られないベンチ裏や控え室が、そして、目の前にベンチにいる選手達がグラウンドに飛び出す姿が、等身大に観られる。 日本を代表する選手達が懸命で、野球少年に戻った様にプレイしているのが、観ているこちらにも伝わってくる。 再び準決勝を体験(笑)してヒリヒリし、決勝の大谷投手とトラウト選手の顔がアップで映ると息を飲む! わかっているけれど、楽しかった! 普通はテロップが流れると立ってしまうのだが、今回は(何かあるかも)と、じっとしていたら、オマケの映像がありました。 久しぶりの映画はドキュメントだったけれど、再び試合風景を堪能した。 帰りに少しだけショッピングビルに立ち寄ると、何とも良い薫り。今流行りの八重の百合がたわわに活けてあり、一層豊かな心地で帰宅した。 (2023.06.26) <523> コンサートの為、ずっと部屋に籠って練習していたので、今は久しぶりの花めぐり。 五月は薔薇。 梅雨の季節に相応しいのは、紫陽花! 近くを散策していると、至るところで紫陽花に出会(でくわ)す。(もう?)と思いながらも、そして(こんなに色々な所に?)と、様々な形の紫陽花を楽しんでいる。 「高幡不動に、紫陽花を観に行かない?」と、知り合いに誘いを受け、高幡不動が初めての事もあり、いそいそと出かけた。 高幡不動と言えば、私の中では「新撰組!」(笑) かつては、日野へと土方歳三の足跡を訪ねたことがあり、ご実家の博物館(今は閉館?)にも寄らせていただいて、刀や鎖帷子等を見ながら、ドキドキしたものだ。 そこからそれほど遠くもないが、当時は時間の関係で、高幡不動まで足を伸ばせなかった。 山門をくぐり、左手に土方の像が立っている。感慨深く眺め、ご本尊にお参りを済ませ、奥に進むと左手の小高い山に、様々な紫陽花が咲いている。 山の小道をくねくねと歩くと山紫陽花の可憐な花、そして初めて見た朱色の花と、珍しい紫陽花が沢山。小さく一回りして境内に出てきた。(大きく一回りは、とても足が持ちそうになかった(笑)) 広い高幡不動の敷地も茶室のお庭まで、爽やかな心地で散策した。 ちょうど小腹も空いたところで、蕎麦をいただいて帰ってきた。 充実の1日だった。 (2023.06.14) <522> コンサートを終え、事後処理を済ませた4日後、身体がパタッと動かなくなり(*_*;、ゆっくりとお湯に浸かり、身体を解した翌日は少し回復し、期間限定(二週間)の近くのばら園に散歩に出かけた。 昨年、5月のコンサートを終えた後に初めて出かけてみたら、一瞬で異次元に心を持っていかれ、その愉しさが忘れられず、今年も出かけた。 近くまでは自転車で。敷地に入ったら坂道をテクテクと、木々が鬱蒼と繁るかなり急な階段を上ってゆくと、突然視界が広がる。 燦々と陽射しの注がれるばら園には、爽やかな風が吹き抜け、薔薇の薫りが流れてゆく。 翌日が最終日とあって、大分咲き終えた花もあるが、それでも色とりどりの薔薇に囲まれて歩いてゆくのは、癒される。 こんなにも沢山の名称があるんだなぁ…と思い歩くと「タランテラ」の文字が目に入る。ちょうどコンサートでロッシーニのタランテラのリズムの「Danza(踊り)」を歌ったばかりなので、 プレートに反応してしまった。 そして、「マリア・カラス」!!こんなにやさしい花なの?と思いながら眺める。 「ロイヤル」のコーナーには世界の王室、皇室の女性の名前の付いた花が並んでいた。 お伝えしきれないほどの花とその名を楽しみ、薫りを味わい、特別な一時を満喫した。 余韻を味わいたくて、売っていた薔薇の切り花を抱えるほども買ってきて、部屋に飾り、その後…も楽しんだ。 …が、翌日、目が覚めたらふくらはぎがパンパン!昨日スイスイと坂を上り、階段はトントンと軽やかに上ったのに~!(笑) (2023.06.03) <521> 若葉の緑が鮮やかな、梅雨の前の爽やかな季節は、歩いているだけで軽やかな気持ちになる。 5月のサロンコンサートが無事に終えた。(ホームページ上でのご案内ができずに、すみませんでした。) ご多忙の中、お時間を割いてお出かけいただき、皆様、本当にありがとうございました。 今回は、コロナ禍には外出を控えられていたお客様がいよいよ出かけられる様になり、お年賀状で「コンサートは?」と聞いてくださった皆様に、ご案内させていただいた。 全くお客様の数が読めないので、2日公演(サロンは30席なので)にしてみた。 久しぶりにお運びくださる皆様のお顔を拝見し、客席は同窓会の様で心温かく、とてもありがたく、嬉しかった。 さて、同じプログラムの2公演は、体力的に果たしてどうなるのか…?と想像もつかなかったが、1週間のインターバルはちょうど良く、 心身共に新たな気持ちになって演奏できた。いつもなら公演が終われば解放感で、ニコニコ、ヘラヘラなのに、1回目を終えても、「次がある」せいか、気持ちも張っていて長く感じた1週間だった。 2回公演を何とか(?)無事に終え、今は本当に解放感…? 残務整理等があってなかなか解放されないが、じんわり…終わったかも(^o^;)と感じ始めている。 アルコールの苦手な私は、その日帰宅して夕食作り(笑) その日の冷奴が、染みた! 美味しかった♡ 皆様、本当にありがとうございました。 (2023.05.25) <520> 貫禄の付いてきた鶯の声に、燕の囀ずりが混じってきた。 5月のサロンコンサート(14日、21日)に向けてピアニストさんとの練習が始まった。独りで練習しているのと違った様々な物が生まれ、新たに課題を見つけては戻ってくる。 ピアニストさんのお宅の庭の一画に、今年もスズランが咲いた。 昨年、「お花を切ってくれる?」と頼みながら忘れて帰り、一年越しの願いを叶えてもらい、今年は頂いてきた。 各部屋のあちこちに可憐な花を活けて、季節を楽しませていただいている。 フランスでは5月1日は「スズランの日」とされ、親しい人やお世話になっている方にスズランをプレゼントする日になっている。 さて、四月から自転車に乗る際、ヘルメットを被る事を推奨している。買い物に町内を結構走らせる私は、早速キャップ型のヘルメットを注文した。 被って鏡を覗いてみたら…、「あらら!」、腕白小僧みたいになった。早々に被って出かける。何だか頭が温かくて痒くなってくる…と、頭を搔こうとしてヘルメットの上を搔いてしまう事、数回…(^o^;) 間抜けな腕白小僧が出来上がった(笑) (2023.04.26) <519> 二度の突風で、桜は見事に散った。 桜の咲いている時は、心ウキウキと何度も何度も、近くの桜を観に出かけた。 今でも高い所にまだ、咲いている木が有って、木々からエネルギーをいただいてハッピーな気持ちにさせてもらう。 未熟だったウグイスも今はベテランの様に、立派な声で立派なリズムで鳴いている。 最近は季節が早く、桜の名残りを残しながら、ツツジが、花水木が、そして藤までが咲いている。 花に囲まれるのは嬉しいけれど、刷り込まれた季節感がずれていくのに、なかなかついていかれない。温暖化かな? (2023.04.11) <518> 東京の桜の標本木が4つ開花、と語られている内に、近くの川辺の陽当たり良い所では、パッと咲き始めた。 なんと明るくなるものなのだろう。そこだけスポットライトが当たっているかの様だ。 気持ちも軽やかになった私は、冬の寒さになかなか履けなかったスカートに、(しかもアッシュピンク色で膝下)、イソイソと足を通した。しかし…、やっぱり冷えてきて、 膝やら腰やらがアッと言う間に痛くなってきた((T_T))それに耐えられず履き替える。それでも気分は、スカート!で、厚手のミディのオーストリアの民族衣装の(でも、 タイトスカート。ボタンが鹿の角で出来ている)ウールのスカートに履き替え、防寒整えようやく温かくなって、仕事に出かけた(笑) 桜が咲くと、つい(春めいて暖かい)、と錯覚するが、まだまだ冷える。皆さんも油断召されませぬように! 温かく春のファッションを楽しみたいものだ。 (2023.03.14) <517> 真冬の寒さと春めく暖かさの交互する季節になってきた。最も寒い時期は過ぎたのか…? 足元が何だか寒い…、と考えるに、床に敷いてあるカーペットがこれまでの物より薄いのかしら!?、と使わずに立て掛けてあったホットカーペットを(電源は入れずに)、 下に敷いてみた。おや!全然違う。足が冷え込まない。では!と、小さな敷物を更に置いてみた。お~!寒くない(^_^)v 部屋の中をパタパタと歩き回る。裸足の好きな私は、靴下が結構な確率で脱げて(脱いで?)しまう。当然、「足、冷た!」となり、そそくさと再び靴下を、履く。 …なんかいつもと違うなぁ…、いつもは靴下脱げてもこんなに冷たくなかったぞ~。 あ!!!( ゚ロ゚)!! フ、フェルトのスリッパ。 出すの忘れていた(^o^;) そうだ、そうだ! 私には、愛するフェルトのスリッパがあったのだ。去年の春、手洗いして仕舞っておいたはず…、あった~! 早速棚から出して、足を入れる。 お~!記憶にある温かさ。これで足の冷たさを凌げる。 かつて度々ヨーロッパに出かけていた折、飛行機の安さに冬が多く、ちょうどクリスマスマーケットが立つ頃で、いつもそこで買っていた。手作りで、 どうやらクリスマスしか売りに出ない様だ。自分のストックやらお土産やら。軽いので、行く度、何足も買ってきた。 無くなったら、また買えば良い!と、簡単に手に入ると考えていたら、ここ何年も出かける事が出来ず、ストックは、ついにあと1足(涙)ああ、大変…。 今履いているクタクタのも大切にしなくては! 散歩に出た時、足元を見たらピンクの花びらが散っている。桜?にしては早いし、花びらが小さい。見上げたら日に輝くピンクの垂れ梅が咲いていた。華やかでなくても、優しく光っていた。 ベランダ越しに、鶯の鳴き声が聞こえた。か弱い声としっかりした声と。親が教えているのだろう。 もう春は目の前(#^.^#) (2023.03.07) <516> 新しい年を向かえ、日常に溶け込んで1ヶ月経った。 「早かった」と仰る方が多い。私は、…良くわからない。1日は遅い朝(笑)からバタバタとスタート、途中ボーッとしながらまたバタバタと終わる。長いのか早いのかわからない。 言えるのは人には平等に24時間あるのだ。みんな同じ。 そんな1月、「ポーランド語で歌う合唱団が発足される。」と恩師からご案内をいただき、見学に出かけた。 コロナ禍の日々、仕事先と買い物にしか出かけなかった私が、田町に出かけた。驚きの数々に出くわす。先ずびっくりは、新しい駅「高輪ゲートウェイ」を初めて通る。 知らない所に来たような居心地の悪さ(*_*;(笑) そして、田町。会場は海側にある。駅を1歩出た途端、目が点、そしてクラクラ( ゚ロ゚)!!。以前の古い建物、工場は一切無く、新しい高層の商業ビルやマンションが連立し、 その灯りで街全体がキラキラしている。眩しい。 冷たいビル風に背中を押されながら、浦島太郎と化している我が身を、目的地に運ぶ。 ようやく着いた教室で、最近サロンコンサートではポーランドの歌を扱っていなかったので、ゆっくりと久しぶりのポーランド語に触れ、心に様々な思いが充電された。 知らないことを知るのは、楽しい。 帰り、やっと冷静になって景色を眺めた。(東京は、凄いのね~)と久しぶりのお江戸に感心してしまった。 (2023.02.02) <515> 明けましておめでとうございます! 暖かい陽射しの中新しいを迎える事かできました。 今年が皆さんにとりまして、心も温かく平穏な幸せな1日1日でありますように。 今年も宜しくお願いします。 2023年 元旦 <514> 私自身のコンサートの後、14日に老人介護施設でのボランティアコンサートを終えた。 コロナ禍で三年ぶりの訪問となった。 会場にて、直前の抗原検査互いに「陽性だったらごめんね」と話ながら受けたが、幸い全員陰性で、コンサート開催可能となった。 久しぶりにお目にかかった職員の方々と再会を喜び、お客様になってくださった皆様が、熱心に聴いてくださり胸が熱くなった。 束の間ホッとして、そして、24日には、X'masイヴの深夜のミサで歌うのかな…。 1年がアッと言う間なのか、わからない。時間は人に平等だし、毎日毎日過ごしている内に今日になった。 1日として同じ日はなく、何だかそれなりに楽しかった様な…(大変な事は忘れちゃったのよね(^^;)。 急に寒さが厳しくなってきました。 皆様、インフルエンザ、コロナのみならず風邪にも気をつけて、どうぞお元気に新しい年をお迎えください。 and a happy new year☆ (2022.12.24) <513> お陰様で、サロンコンサートを無事に終える事が出来ました。 お集まりの皆様、心より御礼申し上げます。初めて聴いてくださるお客様も居られ気持ちも新たに歌わせていただきました。 近年のサロンコンサートでは、今まで歌ってきた歌の中から、もう一度歌っておきたい曲を取り上げています(クラシックのコーナーで) 前回はフランス物、今回はスペイン物。どちらも私の専門的なジャンルでは無いものの、以前歌った自分と今を味わいました。 サロンコンサートでは、通常ドレスの着替えはしないのですが、日本歌曲とスペイン物ではあまりにも印象が違うので、着替えてみました。 数十年も昔、初めてファリャの「スペインの7つの民謡」のオファーをいただき、チェコのギタリストとの共演の機会を得て、若さに頑張った思い出の曲とドレスです。 スペインの憧れのソプラノ、モンセラート カバリエの影響でスペイン物が歌いたくなり足元にも及ばないながらも、勉強させていただいた時期があり、今回再び勉強させていただきました。 皆様、聴いていただき、本当にありがとうございました。 (2022.12.08) <512> ある日、朝のトーストにココナッツオイルが、前日まで液体だったのに、翌朝、凝固していた。ビックリして、(寒くなったんだなぁ)と実感した。 黄金色の銀杏が空に向かって伸びていた。と、一週間ほどで、アッと言う間に散っていった。 時間が瞬く間に過ぎ行く。 11月上旬、溜まりきった疲れから堪えていた風邪が表面化!咳が出て止まらない。12月のコンサートに向けて練習していた日々を一旦停止せざるを得なかった。 これは休むしかなく、生徒さんのレッスンもお休みいただき、ひたすら眠った。寝られるもんだ(笑) 2週間も過ぎてやっと、咳が弱まり、少しずつ練習を再開!!栄養と睡眠を取りながら歌う力をつける。 コンサート近くになってやっといつもの声になり、詩の世界に入って行けるようになった。 (2022.12.07) <511> 2日前、朝窓を開けたら、微かに良い香りが流れ込んできた。(ん?)、と思いながら辺りを見回すと木の葉陰に細かな白い花が。流れ来る香りは一筋が二筋に、 二筋が三筋にと厚くなり、香りの帯となって漂ってきた。見れば黄色い花が葉を押しのけて露になっていた。 金木犀。この花の香りがやって来ると”秋“と、身体が覚えている。 二週間ほど前に、今年初の秋刀魚を焼き、キノコたっぷりの炊き込みご飯を炊いた。秋の気分を味わってみた。おろした大根が甘かった。 残った炊き込みご飯は、おにぎりにしてお散歩に持参した。食べる直前にパリパリの海苔で包んで…。 昨日は、ご近所から新米をいただいた。今日はこれをいただこう。 日々が矢のように早く過ぎ行く中でも、あちこちで、秋を見つけて楽しむ事ができる。食べることばかり?(^o^;) (2022.09.30) <510> 長月(九月)になり、早や中旬。 毎年手帳の9月1日~3日は、空欄。 富山の「おわら風の盆」に行きたいのだ。コロナの影響で中止していた祭りが、今年は三年ぶりに開催される。その知らせに心踊ったが、コロナ感染者数を眺めて今年も、断念(´- `*) 恋しい物にはなかなか会えない(笑) 来年は、行かれると良いなぁ!と来年の手帳の9月1日~3日を、また空欄にした。 山梨からフレッシュなぶどうが、千葉からは梨(豊水)、信州からはリンゴ、と「果物の秋」 昼間はまだまだ暑く、着るものはまだ夏物が活躍してはいるが、朝夕は大分涼しく空を眺めると、空気は澄んで高く季節は秋が進んでいる。 「芸術の秋」は? 漸く部屋に隠って練習出来る様になり、暑さで眼鏡を曇らせながら(笑)練習が始まった。今回(12月4日(日))もサロンコンサートの形で、企画している。前回はフランス物を少し。 今回はスペイン物を少しプログラムしたいと思っている。 今の汗が、冬の楽しみになります様に(*^ー^)ノ♪ (2022.09.16) <509> 10日ほど前、みんみん蝉が鳴くのを今期初めて、聞いた。そして、今日、二度目のみんみん蝉。 早くから猛暑になった今年でも、蝉は鳴き出すのが遅かった。しかも、数が少ない。 秋に近づくにつれて、鳴く蝉の種類も変わる。シメは、蜩?…こちらは高原に行かないと聞けないか…? 朝夕、涼しくなってきたら、夕方には蝉からバトンタッチした虫が、鳴き出した。 仕事先の近くの洋品店を覗いたら、珍しく健康サンダルがあった。(スリッパの面にツボを刺激する突起が出ている物。) 以前の住まいでは、冬のフェルトのスリッパ以外はずっと履いていた。少し前にそれを思い出して、久しぶりに履こうか、と探していたところだった。 帰宅して早速、足を入れた。 以前の物より突起物が固いのか、久しぶりなせいなのか、足の裏全体が間もなくジンジン暑くなり、1時間もすると或る箇所がものすごく痛く(このツボは何のツボだろう?と思いつつ)、 「痛っ!痛っ!」と脱いだ…脱ぎ捨てた(笑)。しばらくジンジンは続いた。 安価な物で本当の健康サンダルなのか不明ながら、足の裏の刺激に、脱いだり履いたりと、忙しい(^o^;)。けれど、すこし慣れ、素足で床を歩くと、足の裏全体で床を掴む感覚があり、 姿勢も気のせいか良くなってきた。これは、楽しみ、とスリッパ、続行中!! (2022.08.25) <508> 残暑お見舞い 申し上げます! 連日のとてつもない猛暑に、毎日じっとしているばかりですが、皆様はお元気にお過ごしでしょうか? 水分補給をしてよく睡眠をとって、元気に過ごしたいものですね。 過日、久しぶりに雨が降り涼しくなった。 ピンクや紫の花の百日紅が、雨露に濡れて何と鮮やかにきれいなこと! それまで、ずっと暑さに慣らされていた身体が、涼しい空気に触れて生き返った様な感覚になった。 こんなに身体が動くの?と思うほどスイスイと用事をこなす自分が嬉しくもあった。 そして、また暑さが戻ってきた(*_*; 涼しさを体験した身体としては、一層堪えたが、見上げる空は高くなり秋へと向かっていることは、確かだ。 今は盛りの百日紅は、陽射しの中でも美しく、輝いている。 (2022.08.10) <507> 先週は、梅雨が開けてからまとまった雨が続いた。ようやく晴れて溜まっていた洗濯物を一気に洗濯した。 コンサートを終え、ようやく少しコロナ感染者の減った時期、2年越しになっていた友人のお誕生日のお祝いをした。少し郊外に出て、緑も美しく爽やかさに囲まれて、私も1日のんびりさせてもらった。 5月のコンサートに初めてお出かけくださったご近所の皆さん三名が、慰労会をしてくださった。急行電車で1駅先にあるお豆腐料理屋さん。ヘルシーで、 バリエーション豊かな御料理が次々に出ると同時に、話に花が咲いた! 以前K社で声楽講師として長く勤めていた時のアシストしてくれていた仲良しだったEさんが「故郷に帰るから、その前にお目にかかれないか?」と連絡くださった。 何度かコンサートにも来てくださったのだけれど、最近は本当にご無沙汰していたので、今回声をかけてくださった事に感激、心から嬉しかった。 当日は、私の仕事場のある街まで来てくれた。マスクをしているので、待合せで彼女の前を通りすぎてしまい(^o^;)、声をかけられての再会となった。 話出したら、当時と少しも変わらずに話せて、ランチを食べながら昔の話や、近況…と次々と話題が途切れず、アッと言う間に時間が過ぎ、またの再会を約束して別れた。 コロナ感染者減少の折、ずっと会えなかった人々と会えて、とても良かった。 再び感染者が増えてきて、また人と会う事に躊躇する様になった。けれど、それぞれを思い再び会えるのを心から楽しみにしてこの時期を乗り越えよう。 (2022.07.19)> <506> 昨年は、紫陽花が観たくて生田緑地に自転車を走らせ、あじさい山に向かう途中、終わってしまった菖蒲園を見かけた。数本残っていた菖蒲の花が本当に綺麗で…(来年は観たいなぁ)と。 > 今年、(そろそろ…)のタイミングで、行ってみた。 まだまだ盛りではなかったが、水辺の花は涼しげで可憐に咲いていた! 街中には紫陽花が咲き始めたが、あじさい山の花はまだまだ…。満開の菖蒲をもう一度、次は紫陽花、と近くの散策を楽しんでいる。 (2022.06.21) <505> 5月21日 サロンコンサートには皆様お越しくださいまして、誠にありがとうございました。 サロンコンサートは休憩がなく、アッと言う間の1時間。 楽しんでいただけたら幸いでした。 アッと言う間のコンサートでは有るけれと、コンサート終えた晩は、頭の中を歌がぐるぐる回り、なかなか眠れない。 翌日は期日限定の最終日だった事もあって、ヨタヨタしていたた身体で近くのバラ苑を訪れた。近くなのに…か、近いゆえ…か、ずっと行けなかった。 小山を登ると、天空の花園。 晴天に恵まれ、陽射しに花も輝く! 辺りに吹く爽やかな風には、薔薇の香りが含まれて、自然のアロマの様に癒される。 それほど広くはないのだけれど、多種の薔薇が植えられて、1つ1つ観てゆくのは楽しい。 日陰のベンチを見つけて休みながら、その空間に居ることを味わっていた。 …と、あるコーナーに差し掛かると気になるプレートに足が止まる!!! 「Dr.ファウスト」 これは薔薇の名前。だけれど、ドイツ文学者ゲーテの書いた「ファウスト」の主人公、ファウスト博士の事に違いない。黄色い花びらの縁が赤い、 ファウスト博士とどう結びつくのかわからないけれど、そのプレートに反応した私は、前日歌った、オペラ「ファウスト」のマルガレーテのアリア 「宝石の歌」が突如、頭の中に鳴り始めて、止まらない。演奏終えてる私のはずなのに、再びマルガレーテが身体の中に湧き出てきた。 幾多の薔薇の花を観ながら、頭の中ではずっとメロディ「ア、アアアアア~♪」と歌っていた(笑) そしてゲーテローズ(笑) 前日の私のプログラム知っているかの様な、花園だった。 (2022.05.25) <504> 梅雨前の束の間、5月の爽やかな日がやっと来た。 今年は早々衣替えしたのに、急に気温が下がってしまった。夏の格好で震えて、重ねて寒さを凌いだ(笑) それでも5月は、爽やか。 遅ればせになりましたが、明日、5月のサロンコンサートを催します。 お客様の席が少し増えました。 楽しんでいただけたらと、心を込めて歌いたいと思います。 宜しくお願い致します。 (2022.05.20) <503> 「水温む春」は春を伝える言葉。我が家では「ココナッツオイル溶ける初夏」。毎朝パンに付けているココナッツオイルの固さで気温がわかる。 桜花の時は過ぎ、今は美しい新緑が目に飛び込む。緑の生命力は心に元気をくれる。 藤の花も躑躅(ツツジ)も生き生きと花開く。この季節の花にも力がある! 半袖が欲しい程の暑さ!(早いけど、衣替え?)…と思っていたら冬の寒さに戻り。けれど、もうそろそろ衣替えしようか! 夏物を出す時期が、年々早くなっているのか…。 新型コロナの流行から、ずっと旅行に行っていない。それまで、仕事で出かけたついでに近くを回ってみたりしていた。大概温泉であり、その際、お土産とも記念とも… 何の気なしにタオルを持ち帰っていた(勿論、持ち帰り“可”の物)。それを棚の奥にしまってすっかり忘れていたが、新型コロナでの自粛生活の中で、片付けようと引っ張り出して、使い始めた。 タオルに印された旅館やホテルの名前を見る度に、(ああ、松の内がとれて直ぐだったから、人が居なくて貸切状態の露天風呂ばっかりだったっけ。)は、 川温泉。(長くバスに乗ったっけ。ぬるいお湯に何時間も入って身体中気泡がついて、お湯の中で寝ちゃったわ~。)と長湯温泉。等々。 友達と箱根、両親と沼津、とタオル1枚で沢山の思い出が、旅に行かない今、楽しい。 (2022.04.28) <502> 日に日に桜の蕾が膨らんだかと思ったら、一気に開いた。 近く(徒歩1分)に多摩川の用水路があり、その両側に桜並木がある。この時期は毎日、散策。 硬い蕾が少しずつ膨らんで、開花を連日楽しむ。 春の始め、紫、白、黄色い花が咲き始め、春の予感を思わせ、桜が咲くと一気に高揚して(いざ、春!!!)と思うが、時折まだ、寒い。 風邪などひかずに桜の下の幸せを味わおう! (2022.03.31) <501> 立春が過ぎ三寒四温の季節になった…なんて思っていたら、春一番が吹いたそうだ。 早くも弥生。雛祭りに(今年はお雛様を飾ろう!)と、思っていたのにあれよあれよとその日はやって来て、結局出せず仕舞い(^^; こんなにボケボケして過ごしているので、間抜けな失敗が、増えた(^o^;) マスク生活で、イヤリングをしない日が増えたけれど、たまにはしてみたい!と。 マスクでは、取り外す時に落としやすく、ネジ式の物は敬遠していた。そんな時はピアスの様にピッタリつくイヤリングをしている。 けれど、ある日ネジ式の小さなパールのイヤリンをつけたくて覚悟して付けた(大袈裟?(笑)そもそもつけたのがバカでした。)その日は無事に付けて戻れたので、油断した。他日、 再び付けた。少し前に指で確認していた時には有ったのに…帰宅時、マスクを外す時には、片方無かった(*_*;。 そんな事を2度やって、今はネジ式イヤリングは、やっぱり封印! 隔週の月曜日は、横浜のクラスのお稽古日。某月曜日、家ではとんでもなく弛んでいる私でも、珍しく外出着を決め込んで(いざ!)とばかりバッグを持って、出発…と、 ふと変な予感がして、手帳を見る…、ガーン!! この日の予定は真っ白(笑)お稽古は翌週だった。 外に出る前に気づいて良かったけれど、気の抜け方がハンパない。 バッグを下ろしてみたものの、行き場のないエネルギーが溜まっていた様で、外出着のままいきなり掃除機をかけてしまった(^o^;) 仕事に向かう!時はアドレナリンが出ているんだなぁ、と我が身ながらしみじみ感じた。 次第にテンションが下がり、いつものボケっとしている自分に戻っていった。 春も近いしボケボケは続くかしら?と思いつつ、ま、良いか。と近くを散策しながら春を待つ木々を見る。 (2022.03.10) <500> 如月。新しい年を迎え、早1ヶ月が過ぎた。今年は新年開けて早々平日になり、もっとゆっくりするつもりが、バタバタと動き出し、アッと言う間の1ヶ月だった。 立春が過ぎて日も長くなり、寒さも何となく和らぎポカポカとした陽射しの日もある。(この先、寒の戻りも覚悟しているけれど。) 近くを歩くと、水仙が咲き始め、桜の芽も出てきた。 今年は手の指が荒れる。 歳かしら?ビタミンB-2が足りないかしら?と独り考えていたら、レッスンの生徒さんが「今年はみんな荒れるって言ってますよ!」と教えてくれた。ちょっとほっとして指の手入れをする。 一昨年、友人のお宅に遊びに行った時、歩道橋の階段をあと1つ降りれば終わり!と言う所で躓いて転んだ。子供の傷の様に膝小僧を擦りむいた。お宅にたどり着いたら友人はサッと、 傷用の絆創膏を出してくれた。その手際の良さに感激。 帰宅して、我が家のそれを見れば、小さいのやキャラクターのしか、ない。これはマズイ!と、早々に薬局に走る。 (数あればお得!)の根性が抜けない私は、100枚入りを買った。こんなにどうするのか?考えもせず買い置いていたのが、今年は役だった。 クリームを付けて絆創膏を貼っておけば直ぐ治る。けれど水仕事をすると、また他の指。絆創膏は大活躍。あの大量の意味はこれなのね!と独り納得。 手荒れは、水仕事だけではなさそう。毎朝第一声のひどいこと(*_*;昨夜などは、明け方喉がヒリヒリして、(これは例の”流行り病“か?)とビビリつつ、水を飲みタオルを水に 濡らし枕元に掛けた。起床の際、声の滑らかなこと!!! ホッと安堵しつつ、大事な声を大切にと反省。乾燥も大敵だった。 皆様もお大事に♡ 春が待ち遠しい。 (2022.02.10) <499> 明けましておめでとうございます。 クリスマスも6日に終わり、7日にはお正月の松が取れました。 いよいよ新たな年のスタートです。 どんな年にしましょう! 皆様の心が平安で満たされた1年となります様に。 今年も宜しくお願いします。 2022年 1月 瀬尾美智子 (2022.01.08) <498> 師走になっても比較的暖かで油断していたら、今年も残すところあと2週間になっていた。ピンと来ていず、ちょっと焦る(^^; コンサートを終えて(と言っても、もう1ヶ月も経っているが…)、ようやく埃立つ掃除や片付けを、始めた。 先ずは、ピアノカバー! ピアノの上の物を下ろして、ピアノカバーを洗っている間に、一年、レッスンや自身の練習に働いてくれたピアノのホコリを取り、磨いた。 長年同行してくれたフランス人形のケースも掃除。 スッキリした後、…クリスマスの装飾を気持ちばかり、チョコチョコと。 ピアノの上には、小さなツリーとキャンドル。洗面所には、この時期を逃すと季節外れのクリスマス柄のフェイスタオル。玄関には、ガラスのツリー。ドアの外には小さなリース。 ようやく冬物の洋服を出してみると、自身の好みは変わるものでもなく、また、いただいた洋服が色々と重複し、貰っていただいたり、寄付(最近はパラスポーツへの)したり、仕分けてみたり。 遊びながらの掃除、片付け!をしていると、友人が「用事が有って近くを通るから久しぶりに会えない?」と連絡をくれた。 久しぶりに外でのお茶は、元住吉。 駅を出て、ブレーメン通りに行くと、グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」が出迎える。今時は、ロバ、犬、猫、ニワトリがマスクをしている。更に、今はサンタクロースの衣装を着せられている。 (撮ったはずの写真が…無い(*_*;) 友人が見つけてくれたカフェ(時間制限、90分)で、お茶。粉砂糖でクリスマスオーナメントが飾られたお皿に乗った、オリジナルのケーキは濃厚なのにサッパリ。そのケーキに合う美味しい コーヒーをいただいた。スタッフは女性ばかりで、居心地いい素敵なカフェだった。 久しぶりの外での友人とのお喋りと美味しいコーヒーで、リフレッシュ。 また、楽しく年末を過ごします。 皆さんも、楽しいクリスマスを!よい年末を!! (2021.12.18) <497> 近くの中学校の丈高い銀杏が色づいて、陽射しに輝く。 生徒さんから、信州の美味しいリンゴが届いた。 綺麗で可愛らしい!目でも舌でも、季節を味わう季節になった。 過日14日、コンサートは無事に終える事ができた。 お客様には、今回もビニールカーテン越しの演奏となり、人数制限の中お運びいただき、ありがとうございました。 コロナウィルスが流行してからも、(こんな時こそ、優しく楽しい歌を皆さんにお届けしたい)と思う中、お客様や”音楽サロンARIA“のご協力により、半年に1度「サロンコンサート (休憩無しの1時間程度)」を催せ続けた事に、本当に感謝の他はありません。 そして今回は、その“音楽サロンARIA”主催としてお声をかけていただき、リサイタル形式(休憩の入る一般的音楽会形式)で開催される事になった。 今回のプログラムは、これまでの音楽会で歌った曲から、(もう一度、歌いたい!)と思う曲を選んだ。コロナ禍の今の環境では、「いつできるか、 いつまで歌えるか…」思わせられ、歌いたい曲が浮かび、それを1つ1つ味わいながら嬉しく練習していた。 今は、音楽会当日、無事に声が出て最後まで歌えた事に感謝して、事後の片付けを終え、ホッと一息している。 本当にありがとうございました。 また、歌いたい曲を探して…5月に♡ (2021.11.29) <496> 日の沈むのが早くなった。気づけばカレンダーもあと2枚。 急にヒンヤリしてきて、これはもう本気でやらなくちゃ…!の「衣替え」。「やるやる!」と言っていながらなかなか実現しない(^^;出ている温か目の衣類を引っ張り出して、何とか凌いでいたものの…、 そろそろ限界。 先ず、夏靴と冬靴の入れ替え(そもそも、この順番を間違えた…(*_*;)をしようと箱を動かした。サンダル類を片付けブーツを出し、不要の箱を潰した。革靴のくすみを取るべく磨いていると、クシャミ、鼻水、ゴホゴホと咳!やってしまった(*_*; 数年振りのアレルギー!! 少しアレルギーのある私は、季節のアレルギーの他に、青魚、アルコール(注射する前の消毒のコットンでかぶれる)、アクセサリーの金属、そしてダスト! 衣替えにはこれは付きものだが、今回は日頃片付けない所をひっくり返した。衣替えの始まる前に、事は起き…しばし衣替えは中止である。 2週間してようやく治まってきたが、アレルギーを覚醒させてしまったようで、何でも反応する(涙) 埃を溜めないように真面目にセッセとお掃除しよう。これまでの様に、「溜まったら、埃が立たない様に、ソッと暮らす(笑)」は、ダメな様だ(笑) 11月に入って幸い暖かい。アレルギーを完治させて、先ずは無事にコンサート(11月14日(日)14時~。音楽サロンAriaにて。)を終えてから、こっそり衣替えすることにする。マスクは必須!!! 信州から新米が届いた時に、一緒にリンゴや野菜が入っていた。 感激は“栗” 早速、茹でていただいた。宝石の様に艶々と。中はホクホク。心もほっこり。御馳走様でした。 (2021.11.04) <495> 金木犀が二度目の香りを届けてくれた、途端に秋めいてきた。 近くを歩くと、空にはフワフワの雲。秋ならではの鰯雲? そろそろ衣替え!と思っていたら一気に気温が下がり着る物に慌てている(*_*; ようやく緊急事態宣言が解除され恐る恐るの滑り出し。少し生徒さんがレッスンに戻っていらした。 11月14日(日)、音楽サロンAria主催のコンサートも客席半数ながら、催される予定。 いつも音楽サロンAriaでのコンサートは、サロン風コンサートなので休憩無しだが、今回はリサイタル形式とのご依頼で、前半は「日本の四季を歌う」、後半は「じゃがたら文」とショパン歌曲。 最近の日本は温暖化で、以前ほど四季がはっきりしなくなった。歌の中で味わっていただきたい。 「じゃがたら文」は中島はるさんの作品。鎖国令に伴い、外国人と結婚した日本人とその子供が日本からジャカルタへと、追放された。そこから祖国恋しく綴った手紙をじゃがたら文と呼び、 1人の娘“お春”の生涯を、歌う。 ショパン歌曲は、縁有って出会った作品。その中から抜粋して、お届けする。 聴いたことのある作品もありますが、よろしければ、お出かけください。 (2021.10.22) <494> 窓を開けると、どこからともなく漂って、翌日には部屋へと流れ込んできた。窓の前の垣根の1本に黄色の花が一斉に開いた。 もう、金木犀の季節。 先週は肌寒い位の気温、今週は暑くなったが、それでも朝夕はヒンヤリしてきて、秋の訪れを感じる。 山梨の知人から、色々な葡萄が送られてきた。「ゴルビー」の名はソ連のゴルバチョフからの命名。 そして、本場には、新種がある。「ふじみのり」は、藤沢で出来た種。命名の意味を知ると面白い。こちらでは、まだ、お目にかからない。 そして、ご近所から、新米をいただいた。 炊き上がりの蓋を開けた時の、香りの良いこと!そして、口に入れた時の甘いこと! あぁ、秋は美味しいものが沢山!! 涼しくなってよく眠り→お腹が空き→美味しくて→ついつい食べ過ぎ→→…太る。 嬉しい公式が成立する(笑) (2021.09.12) <493> 「来た~~~!」 ドイツ在住の友人から! 小包には頼んだ品も、珍しい物も、それは友達の気持ち♡♡♡ 頼んでいた塩も、ハーブ入りやカプレーゼ用、ザルツブルクの塩、ピンク色の塩と色々。クラッカーやお菓子からは、今は行かれない…ヨーロッパの香り。箱を開けると広がる香りにワクワク♪♪♪ もう、感謝です。 お塩を使う度(このお塩は大切に!!)、お菓子を食べる度、楽しく味わっていただこう。 (2021.09.08) <492> 夏になる少し前。 鎌倉の長谷寺、高幡不動と、紫陽花の報せを目にした。いつもなら(あぁ、もうそんな季節!)と終わるのだが、今年は(観に行きたいな!)と思った。 かつて、演奏の下調べに下田に「唐人お吉」の足跡を訪ねた折、お山の紫陽花の花を見て以来。 下田はちょっと遠い。テレビで報せていた「いざ鎌倉!いざ長谷寺!」と思った矢先、すると、拙宅の最寄り駅にローカルな紫陽花寺「長尾山妙楽寺」のポスターが貼って った。コロナウィルス感染の心配もあるし…、近いし!バスも出てるし!と、こちらに「何時行こうか…」、と計画を立てていたら、地域のタウン誌で生田緑地にも紫陽花山が有ると、知った。 生田緑地は、自転車で、およそ20分。近い。が、ここ10年以上も行っていない、近くて遠い(笑)。 我が家のファミリー薬局は拙宅と生田緑地のちょうど真ん中!次の薬局の帰りに行こう!と決めた。 久しぶりの生田緑地への道。ダラダラ坂は自転車でちょっとしたトレーニング状態。駐輪場に自転車を置いて、何だかワクワク。 菖蒲池の近くから紫陽花の花が覗く。 そこをそぞろ歩きながら、紫陽花山に向かう。思いの外、こんもりと盛り上った紫陽花が目に飛び込んできた。 カップルが花に埋もれて写真を撮っているのを横目に(笑)私も独り、花に埋もれる♪ 山を一回りして、広場に下りる。 広い広場には、ちょうど土曜日で少し多めの人々が、それぞれの時間を過ごしている。 大きな合歓の木!! そして大好きなメタセコイヤの木立。ああ、久しぶり!メタセコイヤは、古代からの植物だそうだ。凛と伸びる木々に、心踊り、心惹かれる。 暑き夏、涼しい景色をどうぞ!!! (2021.08.18) <491> 残暑お見舞い申し上げます! 毎年毎年、「今年は去年より暑い!」と言っている気がします。 今年も然り。厳しい暑さです。 シチリア島では、48,8℃とか…。それよりはマシ!と思おうか…。 重ねて、コロナの感染者数が増え在宅の毎日。室内も暑くなっています。涼しくげんきにお過ごしください。 皆様、どうぞお身体に気をつけて、暑い夏を乗り越えてください。 2021年8月 盛夏 オフィスTAK 瀬尾美智子 賛否両論有ったオリンピックが終わった。開閉会式が、ドタバタで世界に向けてどうなのだろう?と思ったものの、アスリート達はこの日を待ち構えていたように、 全身全霊で競技する姿は心を打ち、全てを忘れた。 そもそもチケットは全部外れていたので、テレビで応援する事は、決まっていた。自国なので時差もなく、普段観られない沢山の競技も観られて、コロナ禍の自粛の時間を堪能した。 我が家はスポーツ観戦好き。 同じマンションの仲良し宅は、そうでもないらしくて「チャンネル、どこ回してもオリンピックで、つまんない!」との事(^^; その仲良しと初めて近所に散歩した。長く住んでいる割に近くを知らず、初めての通りを歩いた。 そこに和食屋があり、上方階には見晴らしテラスを無料で開放している。 一歩、足を踏み入れた目の前には、遮るもののない景色。自然の広さを感じ、胸のすく思いがした。 旅のできなくなった今、久しぶりの爽快感だった。 私のお気に入りの場所になりそう! (2021.08.13) <490> 台所で調理をしている時、塩のポットを覗いたら、あと僅か。(買っておかないとなぁ~)と。 次の調理の時に、ついに…無くなった。(あ、無くなったから買わなくちゃ!) 数日後。近くの農家から枝豆を買ってきた!(茹でよう~♪)と、ご機嫌でお湯を沸かす。…と、ハタと気づいた。 (塩!?)(あ、無いんだっけ?買うの、忘れた!)(どうしよう~!) あちこち探したけれど見つからない(*_*; 焦る。 思い起こせば、ザルツブルクに行った時、初めて岩塩と言うものを知った。「ザルツ」とは塩、「ブルク」は、要塞。塩で富を得た街。岩塩はミネラル豊富で、こんなに美味しいとは! と、違いに感動したのを覚えている。 以来、あちこちで塩を味見する。 赤穂浪士の足跡を訪ねた赤穂では、忠臣蔵にも登場する本場の塩を、南フランスの旅では、ゲレンドの海塩を、ポーランドでは世界遺産のヴィェリチカの岩塩を…いただいたモンゴルのピンクの塩…と、 まった様々な子達は少しずつ味が違って興味深い。 パスタ等は海塩で茹でた方が良いみたい。岩塩は、サラダやお肉を焼く時…。なんて専門的みたいだけれど、勝手な好み! 最近は新型コロナウィルスの為、どこにも出掛けられていない為に、塩を入手できていなかった。 (しかし、まさか!無くなる、とは…)と、信じがたくて、何度も「まさか!」の言葉が! もう1度、あちこちの戸棚や抽斗をガサゴソ探し、半ば諦めかけたその時。…ん???何かが、指に当たる。(これは?) 口をリボンで結んだ小さな小さな布製の袋を発見。 「きゃ~、あった~!」ザルツの、塩!(相当嬉しい) 心の中で「あぁ、Kさん(ザルツの友人)ありがとう!」と叫ぶ。 この日、贅沢にもザルツの塩にて枝豆~♪♪♪美味~! ありがたかった。 翌日は、忘れずに赤穂の塩も買ってきた。これで当分安心!!! そして、その騒動直後。ザルツの友人Kさんから手紙が、そして一昨日、ドイツの友人Sさんからも電話。お二人とも元気そう。返事の話の最後に「塩」、頼んでしまった(^o^;) (2021.07.16) <489> いよいよ梅雨に入って、ムシムシの曇天が続く。 5月16日に、サロンコンサートを催して1ヶ月が過ぎた。来場されたお客様のご健康を確認しての、本日のご報告となる。 コンサート開催の難しい今日。 果たして開催すべきか否か、は、とても悩む。 こんな時こその、”生の歌“! それを実施する決断には様々な条件が揃う必要が有る。 「生のコンサートをしてください!」と背中を押してくださり、そして万全な会場の管理をしてくださる「音楽サロンAria」には、沢山の感謝と絶大な信頼を置いている。この状況下の現在、 ここでしかコンサートはできないと思っている。 コンサートに当たり会場のご協力は不可欠で、入場の際には、検温、手の消毒、更に靴の裏まで除菌してくださり、演奏者とお客様の間には透明ビニールの仕切りを立ててくださる。 会場内では、お客様は私語もできず窮屈な思いをさせてしまって心苦しいが、演奏が始まればお一人お一人の世界に入られるので、寛いでいただけるのでは、と思っていた。 わざわざこの状況の為に選んだ訳ではないのだが、「日本語で歌う世界の歌」のコーナーの曲の訳詞は、練習の時から胸に染みていた。この状況にかえって丁寧に詩を読んだのは、私なのかも知れない。 祈りを込め、私自身も励まされながら、お客様に元気が、力が湧いてくだされば!と願いながら、歌っていた。 20名と言う少ないお客様ではあるが、皆さんがその後、お元気でお過ごしの様子で、ようやく安堵している。 来てくださったお客様、そして音楽サロンAriaのスタッフ、皆様、ありがとうございました。 *****♧***** それからおよそ1ヶ月後、いつも伴奏してくださる名取 典子さんのお弟子さん達の「小さなコンサート」に呼んでくださり、 久しぶりに300席のキャパシティのホールで、(あぁ、広いとこんなに楽なんだなぁ)と味わいながら2曲を歌わせていただいた。 出演の生徒さん達も、聴いているこちらも熱の入る演奏で、とても楽しいコンサートだった。 (2021.06.23) <488> 子供の頃住んでいた家の前に、一本の大きな大きな夏みかんの木が、有った。 父が、食べた実の種を植えたら芽が出てきたそうだ。 初夏には、蝶の幼虫が多くいて成虫となり舞っていた。よく、幼虫を箱に入れて蝶になるまで観察したものだ。 夏みかんはなかなか実らなかったが、ある年突然(時が来たのだろう…)花が咲きだしてから、沢山の実がつき酸味の少ない美味しい夏みかんを、長年食べられた。 サラダには、なるべく国産レモンを使う。 家でレモンが出来ないものか…と、「家で育てたレモン」をいただく事もあり、その種を数年前、鉢に埋めたら芽が出てきた。 花は、まだ咲かない。 その間、初夏になると蝶がやってくる。 レモンの香りがするのだろうか…? 蝶が舞ってるな…と思うと、葉に卵を産んでいく。小さな鉢の低いレモンの木に1度に沢山の卵を産んでいくので、胸を痛めつつ撤去する。この時期、連日その作業。 1羽(本当は、昆虫は1頭、2頭と数えるらしい)の蝶が複数産んで行くので結構な数になる。 見逃した卵は、極く小さな黒い幼虫になって現れる。レモンの為には心を鬼にして撤去。それでも見落としているとある日、コロコロした糞が落ちていて、その上の葉を探れば、大きな黒い幼虫!! もうここまで来ると、諦めて(笑)、蝶になるのを見届ける。今回は、5匹。 途中、1匹が行方不明!どうやら鳥の餌食になってしまったらしい。自然は厳しい。 幼虫は突然、緑色に変わる。幼虫は揚羽蝶のようだ。 緑色になった幼虫は、大量に葉を食べる!葉は芯だけになる…(*_*;。…と、数日後、レモンの木から降り、壁に登り始めた。 あの小さな身体では、相当な距離を歩いて(はって)いることになる。それは、感動さえ覚える。壁に登った子は場所を決め、逆さになったり、戻ったりグルグルした後、 ようやく落ち着いたと見えて、動かなくなった。満腹に食べてコロコロしていた幼虫は、ギュッと縮まって小さくなった。2日後、幼虫の姿からサナギの姿になった。 我が家の壁には3つのサナギ。一匹はお隣の方まで出かけてしまった。 これで、果たして蝶になるのだろうか。 あれほどの数の卵を産んでも、なかなか成虫になるまでの道のりの厳しさを、実感した。蝶になって舞っているのを見るのはうれしいものだが。 そして…レモンはいつになったら花が咲くのだろう…。 檸檬よ! (2021.06.07) <487> 濃淡様々な緑色を見せる新緑の爽やかな季節は、湿度も低めで心地よい。その時期は短く、いよいよ梅雨に向かっている。今年は梅雨が早く長いそうだ。 髪を、切った。 美容院で「今日は、切ります。」と、2回目のヘアドネーション。 1回目は従姉妹に切ってもらった。その時、初めてでキャーキャー言いながら、31cm以上を揃えるために小分けにしてゴムで留めて、切ってもらった。 それから2年半超。 再びその時が!やってきた。(大袈裟?(笑)) 従姉妹が廃業してしまった為に新たな美容院へ。そこの先生は経験有るようだが、私の担当してくださった方は初めてだそう。先生に教えてもらいながら、メジャーで計っていただいて 「緊張する~!」と言いながら、留めたゴムの上からジョキジョキ!! 33cm、切ってもらった。 翌日、封筒に髪を入れ郵送。髪の細い私のそれはたった50gで、郵送料もお手軽(笑) 切ってもらった頭の方も、綺麗に形を整えてもらい、軽やか!。 今までの勢いでブラッシングすると、首を擦る(笑) シャンプーをつけすぎて泡だらけ(笑) 慣れない日々だ。 (2021.05.24) <486> 色鮮やかに 新緑が輝いている。 気温も上がり「初夏」を思わせる。 また、(衣替えしなくちゃ!)の思いに駆られる(笑) 桜の花満開だった所も、緑で木々が盛り上がっている。そこを歩いていると、チラリと白いもの…「花?」 そう、名残の桜が咲いていた。それはそれで、とても可憐に咲く。初めて見たような気がする。 梅雨の前の、爽やかな季節だ。 5月16日(日)に、サロンコンサートを予定している。 前回の11月のコンサートは、昨年5月の延期されたものだった。その頃も「もう、新型コロナは少し治まっているだろう…」と思っていたが、まだまだ。コンサート開催を心配した。 今回も、「さすがに、今年の5月は大丈夫だろう…」と、企画したが、まだまだ安心できない。 客席数は半数、20席。 いつもなら皆様に「是非、お越しください!」と言えますが、このような時期。 お知らせまで。 今回は『外国の曲で日本語の歌詞で親しまれている曲のご紹介』。 全部、日本語のコンサートは久しぶり。 お知らせまで! (2021.04.28) <485> 上から覆い被さる様に咲いていた桜花の短い時を終え、今は新緑の清々しい季節になった。 今年は暖かい日が多く、春の花も初夏の花も一気に咲きだして、驚いている。桜の頃から、サツキ。それから躑躅(ツツジ)。見上げたら藤の花も蕾が膨らんでいる。なんと!まだ、 月なのに花水木(ハナミズキ)も! 植物の勢いに心励まされる。 が、昨年辺りから鼻がムズムズしていて(花粉症?まさか!)と、受け入れを渋っていたのだが、今年は、目が…!何たって痒い。 始めは、花粉症とも思いつかずゴシゴシと掻いてしまった。掻けば掻くほど、痒くなり(*_*;(なんだ?なんだ?) 目の回りの皮膚が、荒れてきた。始めは自宅に有るオーガニックの軟膏を塗っていたが、肌の荒れは取れても痒みが取れない。 歌の生徒さんのレッスンにお化粧する際に、目の回りのメイクが出来なくなった(^^; そこまで来て、やっと「花粉症?」。 ちょうど、クリニックの定期検診に行った時、「アレルギーらしくて、目が痒いのですが、眼科に行った方が良いでしょうか?」とうかがったら「こちらで出しましょう!」と点眼薬に、 もちろんアレルギーの薬もを出してくださった。 濃厚な点眼薬で1日に二回しか、使えない。点(さ)して少し目を閉じて目にカバーをする感じ。てきめん、痒みが遠退くが、1日二回では、痒みは再来(笑) パシャパシャ点せる点眼薬もいただいて、やっと痒みがなくなり、お肌もマシになった。 良かった~!!! 嬉しい晴天の日ほど、花粉はやってくる。 花粉症の為に、伊達メガネが必要になった。これでずいぶん違う。 ついでに、少しは知的に見えるだろうか?(笑)(*^^*) (2021.04.13) <484> 放ってあった「マイナンバーカード」。申請書が届いた。 書類とインターネットに弱い私は、元秘書だった友人に「まだ、ポイント貰えるよ~!」と励まされ、ポチポチ申請手続きを始めた。 インターネットでは、埒があかず(向こうからの返信が、何度やっても来ない(*_*;)、結局写真を撮って書類に書き込んで郵送した(^^; いかにもの、アナログ人間の姿。 それでも、申請としては成立しているので、結果オーライ。 年度末になり、確定申告も提出の時期となり、1年の整理をする。毎年の事ながらすっかり忘れ…。 やれやれ、今年も無事終了。 昨年から自粛が始まり、解除。また自粛。と繰り返す中、それに合わせた暮らしのリズムができてきた。それは今までのそれより、ゆっくりになったかも知れない(^^; 2年続いた住まいの役員もいよいよ終わり。年度末、最後の仕事も皆さんの手を借りながら無事に終わった。 人生初めての、住まいの役員。色々、社会勉強をさせていただいた。そして、知らなかった皆さんとお知り合いになれて、これからの生活が楽しく、そして心強い。 慣れない書類仕事が続き、ふ~。 ようやく一段落。 先日まで紅梅が、沈丁花が、咲いていたのに、今は、桜。 日に日に、蕾も膨らみ、開き。明日にも、満開か? その前に(*^^*)、住まいの仲良しから、春のお福分け。 「桜のおこわ」と「桜のおいなりさん」! 花より団子か?!(笑) (2021.03.26) <483> 立春を過ぎてからグングン気温が上がり、時として「五月の気温」などと天気予報が伝え、確かに暖かい日があった。 ポカポカで、まるで晩春か初夏の様な気持ちも身体も軽やかになってしまった。そこからの、またの気温が低下。 はっ!とする。まだ、二月だった。 風邪をひかないように、気を引き締めねばo(^o^)o さて、凡そ30年近く続いていた発声のグループ『カサブラン華』が、今月いっぱいで終了する事となった。 先日、最後のレッスンを終え、その後残って少しばかり皆さんとお話をした。 現在、発足当時から在籍の方はもう居られず、それぞれの入団当時の話をうかがい、どの方より古い私は(そうだった、そうだった!)と 日頃は過ぎ去った日々を思う事もほとんどないのだけれど、それでも懐しく思い出された。 そもそもは、ある合唱団の発声の付属レッスンクラス。それが独立し、歳月の流れとその時に在籍なさっていた方々と共に、少しずつレッスンの内容を変化させながら、 長くそして楽しく、今日までお稽古させていただいた。 ご縁のあった沢山の生徒さんに心よりお礼申し上げます。 グループ『カサブラン華』は終わりとなりましたが、まだ続けたいとおっしゃる方々が居られ、三月より、場所(上大岡の教室)と形(発声と歌のレッスン)を変えて新たに始まる事となりました。 ご関心のあられる方は、どうぞ<オフィスTAK044(933)9391>まで、お問い合わせください。 今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。 二月 立春 オフィスTAK 瀬尾 (2021.02.27) <482> 新しくなったカレンダーを早くも1枚捲る。モノトーンだったカレンダーの風景に、少し色がついた。 今年は節分は、124年振りの2月2日。2月3日が春分の日。1日得をした気分になった。 この季節、急に寒くなったり、暖かくなったり。 某日、「今年1番の冷え込み」と予報。 そう聞いて、出かける準備。一歩外に出ても、寒くな~い!(^_^)v 気温が1桁の中、ポカポカで温かいくらい。(…この感覚…に覚えがある!)。 普段は薄手のウールのセーター、タイツにオーバーコート。 今回は目の詰まった厚手のハイネックセーター、厚手のウールタイツにパンツ、そして大好きな圧縮ニット地のミディーコート。風など通さない、この密閉感! 今や懐かしきザルツブルクの冬の休暇(^^;、アルプスの麓の街の冬はマイナス気温。その中を闊歩しても寒くならない仕様。考えれば、それを着ていた。寒くない訳だ! かつての記憶が身体に甦り、何とも懐かしい。 昨年11月のコンサートに贈っていただいた鉢植えのセットが、日中日の当たる場所に置いて、いまだ生き生きしている。咲き終えた鉢植えにも液肥をあげ、葉がフサフサ!また花が 咲かないか…と待っている。 自粛で再び在宅時間が少し増え、買い物に出たついで、花屋の店先のミニバラの鉢植えに目をやる。八重のバラや細い花びらのバラ!何だか、里心ではなく花心がついた様だ。ちょっと 買ってしまった(^o^;)…一時鉢植えを全部始末したのに…! ポカポカの日向の中、次の蕾の開くのを楽しみながら。 早々と春一番が吹いた!春はそこまで。 (2021.02.05) <481> 新しき年も、もう半月過ぎてしまいました。 ご挨拶が遅くなりましたが、改めまして、 ≪明けまして おめでとうございます≫ 昨年は、世界中で思いがけない新型コロナウィルスとの闘いの日々となりました。今年は、少しでも早く終息し平穏な日々が戻ることを祈念しています。 皆様も、この生活に慣れてしまわれず、元気に笑顔の1年となります様に!! 2021年 1月 瀬尾 美智子 新年を迎え、暦の並びで仕事が早くもスタート。…ところが、あれよあれよと言う内にコロナウィルス感染者増大。緊急事態宣言を受けてしまい、再び在宅時間が増えた。 昨年の緊急事態宣言の折は、本当に何にもしないでボーッと過ごしたので、今回は少しは回りを片付けようか!とチョコチョコやる。…が、チョコチョコでは何にも終らない(笑)やらないよりは、 まし!と、気持ちの問題か…(*_*; オーストリア在住の友人からの新年のグリーティングカードが、届く。やはり感染者増大で。夜8時以降に出歩くと、罰金およそ¥20000、ウィーンでは、あまりに規制が厳しい!と、 騒ぎが起きているそうだ。 ドイツ在住の友人からも、夜8時以降、警察が回っていて見つかると¥30000の罰金だそうだ。 それを知って、緊張感が生まれた。 あちらはそれほどなんだなぁ、と。 我々の国は、完全なシャットダウンではなくそれほどの厳しさはない。それが良いのか悪いのかはわからないが、自らが緊張感を持って過ごすしかあるまい。 どうぞ皆様も気をつけて、その中でなるべく心安らかに良い時間を見つけて、過ごしてください。 (2021.01.21) <480> 仕事を終えて数日。 いよいよ年末の片付け。…日頃の片付けの怠慢で何処から手をつけて良いものか…と思いながらも、優先順序を決めて始める。 玄関回りを拭き掃除。小さな正月飾りや花を飾り、リビングのソファカバーやマット、と日頃より沢山の量の洗濯。 それからは、普通の掃除(笑) 1つやっては一息ついて(笑)、時間はアッと言う間に過ぎる。 見てもわからないような家事が沢山あるけれど、やっている私には多少なりとも変化がわかり、気持ちはサッパリ。(日頃からやれば良いのよね!)…。年の暮れは慌ただしいけれど、 この時だから改まってやれることがあるから、良いのかも。 新年の食料を買い出して、今日は早目に、ゆっくり。 今年は残すところあと1日。 色々有った1年だけれど、この年だから気く事も沢山あった。 皆さんはいかがでしょうか? 来年が、皆様にとりまして、より笑顔の日々でありますように。 (2020.12.30) <479> 例年ならボランティアのクリスマスコンサートで、ようやく年内の本番の終わる頃。今年は中止になったので、少し時間が出来たので12月に入って早々にX'masの飾りつけをした。 (クリスチャンではないのだが、クラシック音楽を学ぶ者として、気持ちだけでもと、倣おうと…。) 珍しくローストチキン、ビゴス、他、そしてイチゴのケーキ…と自宅で、気分だけX'mas。 ドイツはコロナ感染拡大で再び規制が厳しくなった。ドイツ在住の友人(日本人)は在宅時間が増えて、読みたいだろう…と、以前から送って欲しいと頼まれている本を見繕い、 郵便局では、顔馴染みの職員さんから「いつ着くかわかりませんよ!」と言われつつ、送る。 気長に待つように友人に連絡を入れたら、速攻電話が来た。(あちらからの電話は凄く安いそうで1分5円位。こちらからだと1分100円位!こちらからはかけられない(*_*;) ドイツにとってクリスマスはとても大切な行事。それゆえ、普段冷静なメルケル首相が、熱く語ったコロナ感染拡大に対しての演説に国民は協力していると、 言う。(リーダーの立ち位置が我が国とちょっと違う…?) 人口密度が少なく自然に近い村に住んでいる友人は、ゆったり過ごしているようだが、仕事が出来ないと困る…。そんな話から 国際電話使ってまで話す様な内容じゃない馬鹿っ話して大笑い! 同じ頃、あちらからも小包を送ってくれた様で、届くのを楽しみにしている。 今年もあとわずか、色々思う1年となったけれど、残りの日々を笑顔ですごしたい。 ☆HAPPY MERRY CHRISTMAS ! !!☆ (2020.12.26) <478> 11月29日(日)、小さなコンサートをお陰様で無事に終えました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 この頃には収まるだろう…と5月に催す予定のコンサートを延期したのだが、再びコロナ感染が広まってしまい、再度の延期も考えたのだが、 演奏は勿論、サロンの方も準備が整っていたので、開催を決めた。 コロナ感染対策により、客席は定数の半分。多くの方にはご案内も出来ず、少ない定数ゆえ、キャンセル待ちをお願いしなければならず、 心から申し訳なく思っています。(詳細は【演奏後記】のコーナーをご覧ください。) お陰様で欠席の方もなく、コンサートが開けてとても嬉しかったです。 次のコンサートの時(2021年5月16日)には、多くの皆さんに晴れ晴れとした気持ちで、聴いていただければ…と願っています。宜しくお願いします。 コンサートか終わって一息。 そこに、友人から「渡したい物があるんだけれど…」と連絡をもらった。 私も会いたいと思っていた。 いつもなら、都内のカフェやレストランに出かけ、「あーだこーだ」と騒がしいのだが、今回はお互いの住まいの真ん中の神奈川県内(武蔵小杉)にて落ち合うことした。 最近は、外で食事やお茶を滅多にすることがないので、久しぶりに駅近の新たに整備された地区のカフェに入った。 天井も高く広いカフェは、中途半端な時間もあって人もまばら。思いがけずゆったりした気持ちになることが、できた。(最近は、何処に入るにしても、ちょっと緊張してる。) 初の街に降り立った友人もリラックスできたようだ。 人のいれてくれる美味しいコーヒーとお洒落なスイーツを堪能しながら、今は長居は出来ない短目の逢瀬だったが、直接友人の顔を見ながら話をするのは、何と良いものだろう。何とありがたい事だろう。 (2020.12.23) <477> 日中は暖かだけど、朝夕冷え込む。街中でも、銀杏の葉が黄金色に輝く晩秋になった。 再びの新型コロナウィルスが拡がり始め、落ち着かない。 ようやく、小さなコンサートを企画したのだけれど、無事に開催できるようにと願うばかり…。 今年の朝のドラマで古関裕而さんが、モデルだった。ベートーベンの生誕250年記念年。せっかくなので歌わせていただこうと、小さなプログラムに入れてみた。沢山ある楽曲の中から選曲は、 あまりに素敵な曲が多くて、とても大変だった。 サロンの席数は定員40席、今回はその半数。 いつもお越しくださるお客様皆様にご案内する間もなく、お陰さまで早々に満席完売となりました。ありがとうございました。 とは、言っても20席しかなく、多くの皆様に聴いていただけないことが、とても残念です。 次の機会には、安心できる日々に皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。 明日は、ご縁の“時”を噛み締めて歌わせていただきます。 2020年11月28日 瀬尾 美智子 <476> 日一日と季節は進む。 仕事先の最寄り駅構内を出ると…空は高く木々は色づき始めた。 何だか急に晩秋の様相となり、朝夕、気温が下がってきた。衣類、靴、そして寝具を、季節の物に取り替えた。寝具は押し入れから出し入れしたら、くしゃみ(*_*; 埃か、秋の植物のアレルギーか…?サラリとした鼻水までスルーッ。 かかりつけのクリニックに行った際、インフルエンザの予防注射を依頼したら、「鼻水垂れてたら、ダメだ!」と却下された。 アララ(^^; 日本の秋は、美味しい物が沢山。 拙宅の住まいの仲良しが持参してくださった「松茸のおこわ」や「ハロウィンのパンプキンパン」 生徒さんから「モンブランのロールケーキ」 信州から、リンゴ「シナノゴールド」。西からは、「みかん」 等々!秋の味覚を楽しませていただいている。 そして!先日、友人とお茶した時、お土産に和菓子をいただいた。なんと!練りきりなのに、袋を覗くと…「???」友人は「な~んだ!」とニヤニヤ(笑) 「アマビエ」の姿の練りきり。しかも、カップル。 豊作や疫病退散の妖怪。 これをいただいて、風邪もアレルギーも、そしてコロナウィルスも跳ね返そうo(^o^)o 食べるのは勇気が要ったけど、お味は、美味しい、美味しい完璧な和菓子。御馳走様~! (2020.11.04) <475> 十六夜に一筋の香りが部屋に流れてきた。 金木犀の香り。 翌日から一筋だった香りが帯のように部屋に流れ込み、この花が咲くと、その香りを嗅ぐと、ストンと秋を覚える。 生徒さんのレッスンの参考に、家にあるシューベルトの歌曲の音源を、探す。 久しぶりにカセットテープの引出しを開く。何となくのジャンル分けは乱れ、「急がば回れ!」とばかり、全部出して整理しながら、探す。 今の住まいに移る時少し整理したが、それでもまだ、200本以上ありそう…。ガサゴソと探しながら「わ、こんな音源がある!」「あ、YouTube検索しなくても、 こんな珍しいものまで、有るじゃない!」昔の私は、お金が無い事もあり、FMラジオから相当数のオペラやコンサートの録音をしていた。当時はFMラジオに沢山クラシック番組があった。 もうひとりの生徒さんの為にモーツァルトの「フィガロの結婚」のライヴ録音も出した。わが憧れの指揮者、カール・ベームが指揮し、トップスターのヘルマン・プライのフィガロ!かつて の私もこれを観に、聴きに、劇場に出かけたっけ。素晴らしかった記憶は間違いではなかった。 今聴いてもとても良い演奏の記録が沢山あった。(お~!昔の私!、頑張ってた~!)。 この量の音源を集めた想いと、自分のクラシック音楽への憧憬を、思い出した。 ラベルに無表記のテープは聴いて、要、不要をチェック。当時憧れていたけれど、今となってはもう卒業した物、今聴いても感動に胸を震わせる物…。思いがけず、テープの整理になった。 自粛生活や演奏の縮小で、それはそれで楽しく過ごしていたけれど、西洋音楽の深くそして途轍もない高みを、改めて認識し、“今の私“はまた奮い立った。 秋。 さて、熱い紅茶を入れて、西洋風ティータイムとしましょうか! (2020.10.09) <474> 今日は十五夜、中秋の名月。朝は小雨模様だったが、夕方からは晴れて月は見えそうだ、と天気予報は言っている。 長月が終わった。 誕生月はそわそわして、良いこと無いかなぁと思っている内に過ぎて行く。 誕生日当日は、朝からメールでメッセージが届き、 高校の恩師からは住んでおられる千葉の名産「アサリと蛤の串焼き」、歌の恩師からは「お野菜とカステラ」が日にち 指定で届いた。お休みされている生徒さんからも綺麗なハンドタオルや調味料、お米、等々生きていかれる(!)嬉しいお祝いをいただいた。バースデー カードも数通舞い込んで、有りがたく幸せに浸った。 覚えていてくださっている皆さんに心より感謝だ。 お取り寄せしている業者からも、お祝いに出汁醤油のセットが届いた(笑)それも、お得な気分にさせてもらえる。 友人からも、このご時世なので「個室のあるお店を見つけたよ~!」とお気遣いいただき、お祝いのお食事会にご招待してくれた。 家からも電車を使っても30分、徒歩5分程で、お店に到着。 案内されたお部屋は、テーブルの真ん中はビニールシートのパーテーションで仕切られ、我々は銀行の出納ごっこしたりして、初めてのパーテーション越しの会話に戯れた。 お食事は、洋食の食材を取り入れた創作和食。初秋らしいお料理が並んだ。 20年を優に越える歳月を様々な形で付き合ってくれている友人に感謝しながら、話題は近況報告から、旅の話から中世~ロココ辺りのヨーロッパ衣装~トイレ事情まで(笑)(^。^;)~広がりすぎ~! 食後のデザートが出てくる頃には、喋り疲れて(笑)、ま~ったり。 時を愛おしく過ごしたいと、改めて思うひと時となった。 Tちゃん、ありがとう。感謝! (2020.10.05) <473> 見上げれば、抜ける様な青空は秋。 台風が過ぎる度、季節は進む。年々大きな雨台風がやってくるようになってきた。様々な場所での災害が増え、胸の痛みと共に、自分で出きる事を考える。我が家も一級河川の目の前、他人事ではない。 朝食のサラダには必ずレモンを絞る。 なるべく無農薬で!なるべく国産で、と買い物の際に探すのだが、季節の物だから時期が限られている。そんな時は瓶入りのオーガニックのレモンの絞り汁を利用する。 …が、何人かの生徒さんから庭に成ったレモンを頂戴した事があって、それならば!とサラダに使った時に取り出した国産レモンの7粒の種を、5つの鉢に蒔いてみた。 なんとなんと!いとも簡単に芽が出た。 それから三年。スクスク育っている。 まだ花は付かない(^o^;) 毎朝、水やりをしながら花の咲くのを楽しみにしているのだが、そこで蝶の卵を見つけ、撤去するのも日課。自然とは大したもので、親である蝶はエサになる樹木を知っている。 この夏も、何匹の母蝶がやってきただろう…。 私がそこにいれば追い返すのだが、それでも産卵ギリギリな蝶は、私が居ても逃げもせず、めげずに葉に卵を産んでゆく! 人間とは勝手なもので、蝶を見掛ければ(あ、蝶々だ!)た喜び、行方を見送る。なのに、大事な我がレモンの葉が、幼虫に喰われるのは忍びなく、撤去する。 どちらも命。心の葛藤と鬩ぎ合い。 卵は小さな黒い幼虫になり、大きくなると首もとに筋が入り、次第に青い幼虫となる。青くなると円らな眼が見える。何とも愛らしくて、撤去が出来ない。 今年は、見過ごしてしまって青い幼虫に成ってしまったのが数匹いた。ここまで大きくなったのだから、レモンの葉はハゲハゲ、ボロボロだけど、蝶にしてあげよう!とレモンに詫びを入れながら見守った。 始めの一匹は、途中で他の虫か鳥につつかれて、落ちていた。それも数時間の内になくなってしまったから、蟻が連れていったらしい。 次の蝶は、蛹(さなぎ)になったが、ベランダに出る窓の端に付いたものだから、窓の開閉にぶつかり半分蝶として出てきていたところで、傷ついてしまった。蝶になったが、 飛び立てず落ちてしまった。さすがに、悲しかった。次の蝶は、レモンの木に蛹となり、無事に飛び立った(^o^) そして、今。もうすぐ蛹にならんとする幼虫が威勢良く葉を食べている。 自然の様々な外敵に囲まれ、沢山産み付けた卵も蝶になるのは限られているのだなぁ、と当たり前の事を身に沁みて思う。 今も、母蝶がやってくる。(お願いだから来ないで!)と追い払うのだ。 レモンがハゲハゲ。 そろそろレモンに、愛を注ごう。花が咲いて、実が付くことを楽しみに。 ♧コンサート再開のお知らせ♧ 五月に予定していたサロンコンサートを11月29日(日)音楽サロンAria、14時開演。(終演15時予定) ¥3000 にて、開催する予定です。 行政やサロンの方針に従い、客席数の半分の人数(20席)での開催ですが、お越しいただくご不安のない皆様、ご都合宜しければ是非お運びください。 オフィスTAK 瀬尾美智子 <472> 9月になった。 立春から二百十日、9月1日~3日は富山八尾の「おわら風の盆」。 この祭りが大好きで(この話は何度も出てきていると思う(笑))、新しい手帳を買った途端、9月1日~3日に予定が入らないように、書き込む。 そうはしても行かれない年もあるが、昨年数年振りに出かけて、やはり感激。「今年も行くぞ!」と大決心。ワクワクと心待ちにしていた。 …が、思いがけずコロナウイルス感染予防の為、中止となった。本当に中止?本当に中止!! 夕闇迫る通りには提灯に灯りが点り、哀愁を帯びた胡弓の音と唄に合わせて、薄明かりの中に浮かび上がる艶やかな踊り。 その通りに、今年は音も、人も、居ない…のか~。 あの幽玄で胸に染み入る踊りをまた、心待ちにする。 仲良しの親戚から、秋の便りに葡萄が送られてきた。友達が農園をやっているそうで、珍しい品種を入れてくれる。今回は巨峰、シャインマスカットと言う定番に 「富士の輝き」と命名された赤い葡萄が入ってた。シャインマスカットの赤バージョンだそうだ。みどりのシャインマスカットより少し濃厚な甘さに、お気に入り。 暑いなかにも、秋は進んでいるんだなぁ。 (2020.90.06) <471> 読んでいた 小説の主人公の若者が、「アチィ、鬼暑~い!」と屋内に飛び込んでくる。と、言う文章があった。 本当に、『鬼暑い!!!』が相応しい暑さ 。 ちょうど旧盆の終り、仕事で横浜に出た。電車も、駅もクーラーは効いているし、歩くのは駅までの間だけ…。 それなのに、帰宅したら何だかひどく怠く、(ちょっと横になろう…)と、2時間位臥せった。少し楽になったが疲れた。 きっとこれまでの暑さの疲れと、その日の暑さで、軽い熱中症だったのかも、知れない。 ここらで、リセット。夏の疲れを、リセット。 そうは言ったものの、「暑さ、寒さも彼岸まで!」と言ったもので、今週は暑さの中吹く風に、秋の気配を感じた。 京都の「五山の送り火」をテレビで生放送していた。”仏教の宗教行事“とはわかっていたつもりが、珍しい行事ゆえに、山に灯る大文字、法、妙、船形に 目が行ってしまいその点火に「わ~!」と単純な歓声をあげてしまう。 今年は、コロナウイルスの為に簡素に(本来は大勢の人が薪を担ぎ、文字に沿って人が並んで灯す。完全密!)、東大文字は中心に1つ、文字になぞってうえの 三ケ所、左右のはらいに2ヶ所。計6ヶ所に火が灯る。 他のお山には、1点だけが灯る。 それぞれに保存会があり管理し、地区のお寺からお坊さんがお山に登り、お経を唱えてから点火に至る。 少ない灯りの中で唱えられるお経は厳かで、街では山に向かって皆さんが手を合わせる。本来の宗教行事を再認識させた。 テレビで観ていた私にも、戻っていたご先祖様を送る気持ちを思い起こされた。 日本の御盆。 暑さでお盆にお墓参りもパスしている私は、京都のお山に、心の中で手を合わせた(笑) 暑さは続くようですが、猛暑はあと少し。皆様もご無理のないように、お過ごしください。 (2020.08.26) <470> 8月1日、梅雨明けした。 梅雨の時からムシムシと暑く、このまま時間は過ぎ行くのかと思ったら、梅雨明けと共に猛暑。(うぁー、これから夏が始まるのかぁ…!)もう、夏のつもりだったのに更に 暑くなり、夏はこれからが本番!と思い知らされた。 その少し前、7月24日(金)20時~「はじまりの花火」が、7月25日(土)「きぼうの花火」が打ち上げられた。 「はじまりの花火」はわずか1分強の時間。 ドドン!の音に思わず外に飛び出すと、対岸の街で上げられた花火は目の前に開いた。梅雨も明けない夜空に開いた花火は、ここ最近コロナウィルスで押さえられている心を解かす様。束の間、 笑顔と心ばかり気持ちを軽くさせた。 この日は、本当なら2020、TOKYOオリンピックの開会式だった。とても出来なかったけれど、もし開催されていたら、特別なワクワクした”夏“となったことだろう。 でも、今は早くコロナが終息して笑顔いっぱいにオリンピックを迎えられると良い。 「希望の花火」はおよそ5分。 二日続けて花火を見る機会を得た。 「悪疫退散」の願いをかけての 花火。ドド~ン、ドド~ン!と音に包まれて、少し沢山の無心に空に開く花を眺める。心が洗われる。 終わったら、見ていた皆から拍手が湧いた。本当に心が洗われた。 再び、元気に、この猛暑とコロナに打ち克っていきたいものだ!!! (2020.08.11) <469> 6月から少しずつお稽古が始まった。 音楽サロンAriaでの「歌の講座」も…。この講座の中には他のコーラスに入っている方も居られる。公の施設では、まだグループでのお稽古が出来ないそうで、 サロンAriaで思い切り声を出せた事が、とても嬉しかったそうだ。良かった!!!(もちろん空間は前後左右1m以上離してある) …と、楽しくお稽古している訳だが、「ん?」…何だか皆の顔がボケて見える。 目のせいか?いやいや、皆さんマスクをするので口紅をしていない方が多く(笑)、お一人は「私、マスクから見えるところしかファンデーション付けてません!!」と (笑)。確かに!日に焼けるのは、マスクの上に出ている所だけですが。 007映画で主役しているダニエル グレイク映画に出る!と言うので、俄然観て観たくなった。 タイトルは「ナイブズ アウト」。私立探偵役。 007役の切れの良い動きとシャープな台詞回しに慣れていたので、スローな動きに渋~い声!あらら。イメージギャップ(笑)それが観たかったのだけれど。観ている内に慣れてきた。 と、思いがけない役者を観た。 死んでしまう屋敷の主(あるじ)役。渋い老紳士。いぶし銀の様に輝いて、なんて素敵なんだろう…!と目を奪われた。 見覚え有るのだけれど…誰?誰? 『クリストファ プラマー』だった。 え~!え~!クリストファ プラマー?あのクリストファ プラマー? こんなに素敵に老紳士になるのかぁ!と感慨無量。 モーツァルトの生誕地の認識も淡い頃、アメリカ映画『サウンド オブ ミュージック』を観た。 あのアルプスを背景に美しいザルツブルクを舞台に、ヒトラー率いるドイツ軍に抵抗して、アメリカに亡命したオーストリアの軍人家族の話。 今でも、日本で愛されている映画の1つだろう。その映画には、“すべての山へ登れ””エーデルワイス”“ドレミの歌“等、皆の知っている歌が満載。 その音楽や役者、街並みのあまりの美しさに魅了され、いつかザルツブルクに行ってみたい!と憧れた。 その映画でトラップ大佐を演じていたのが、クリストファ プラマーだった。大人の色気が溢れていた。 …その彼が、今回の映画に出ていた!本当に素敵な老紳士になっていた。 解説を観たら、演じた時、御年90歳! うわ~! 果たして自分はその年齢になった時、自分を保てるのだろうか?しかも、凛として。 素敵な姿を見せてもらった。 そして、ザルツブルクは音楽を勉強しモーツァルトの生誕地の認識を経て訪れ、心安らぐその地は、今や第二の故郷となっている。 このご時世、人の集まる所に行くのは必ず躊躇する。偶然にもその朝、会員となっている映画館がTVに出た。コロナウイルスで経営が逼迫していると。 (そうだよね~!行きたくても行けなかったもの。今でも、行くの悩むもの。) 受け入れる側は、レストランだろうが、こう言った施設だろうが、衛生面では神経を使われているだろうが、アクセスや映画館の集まる人混み に、こちらも緊張を強いられる。 早く、本来の寛げる空間を心から愉しみたいものだ。 元気に、頑張り過ぎず、楽しく頑張ろう! (2020.07.21) <468> かつては月には1~2度。多い時にはそれ以上美術館によく足を運んだ。旅先に行けば、先ずは美術館の場所を調べた。 絵を観て文化を知ることが多い。 …が、ここ数年、何故なのか出かけていない。海外の有名な美術館からの作品が来ても…。私の中が飽和状態なのか…? その中でも、昨年来「時間が出来たら遠足がてら、1日かけて出かけよう!」と、友人に誘っていたのが、ホキ美術館。 まだ実現していない。 …と、新型コロナウィルスの制約が少しずつ解けてきた中、都内の美術館にホキ美術館からの作品が今月末まで展示されていることを、知った。 ホキ美術館は、超写実主義の作品を集めている。写真の様に見える…。でも、絵画。 ホキ美術館へ行かれるようになるのは、まだまだ先になりそうだ。 都内に行くのにも、まだ勇気が必要!の中、その絵を観たさに…(勇気出して!)、出かけた。 美術館の入口で検温。連絡先を記載して入場。そこまででちょっと緊張した(笑) 入場者数はそれ程ではなかったが、入口にはどうしても人がたまる。少し進むと人はバラける。 絵は、本物の様な作品が沢山! 透明感と細やかな描写。絵を描かない私は、どうやって描いているのかわからないのだが、気の遠くなるほどの時間がかかっている事だけは、わかる。 幾つかの作品は、(本物?)と思わず手を出してしまいそうになる。 久しぶりの絵画鑑賞の喜びと静謐な豊かな時を満喫した。 (2020.06.26) <467> いよいよ梅雨、本格的。 ムシムシするし、早々の暑さも相まり、歌のレッスンも再開されるので、冷房も必至。掃除をしなくては…!と自分でもやるものの、限界を感じ、クリーニングを初依頼。 ちょっとドキドキだったが、アッと言う間に終り、7年目に突入したレッスン室のエアコンもこれで今夏、一安心。 思い切り歌える。 急に真夏日になって、早速活躍中! つくづく、やって良かった!!と思う。 知り合いから、新鮮なとうもろこしが届いた。ラップにくるんでレンジで3分、チン。香り高く、甘いこと! (友人に、送ろうか…)と思ったけれど、新鮮さは1日どころか1時間でも落ちてくるし…、届けちゃえ!と。『不要不急』を自身に問いながら(笑)、ドアノブに掛けてこようと友人に 連絡すると、外出するからその最寄り駅での待合せになった。 久しぶりに友の顔を見た。 緊急事態宣言以来、ずっと在宅。 電話や小包やで連絡とっていたから、あまり久しぶりの感じではなかったが、確かに3ヶ月ぶりの再会!元気そうな笑顔は嬉しいを 「ちょっとだけ、お茶しようか?」と。 以前、一緒に出かけた江ノ島のお気に入りのカフェの、都内の姉妹店に入った。 シックなインテリアに、お洒落なカップ~今回はウエッジウッド~。 何より薫り高い珈琲は、家ではいただけない。深い濃い目の珈琲にとても合う、ホットケーキ(笑) 珈琲のお代わりは、違ったカップで。 お客様1~2組。空気も澄んでなかなか安心の空間…と、自分で保証してる(笑) 楽しい会話も短めに今回の目的の、とうもろこしを無事に手渡し、少し早めに切り上げた。それでも、素敵な空間と時間はかけがえのないもの、と染み入った。 (2020.06.16) <466> 爽やかで美しい新緑の5月を抜け、6月に入った。梅雨前の湿度の高めの夏日が続く。こんなに早くから“夏”…?今年の夏の長さが思いやられる。 およそ2ヶ月の緊急事態宣言が解除され、少しばかり日常が戻ったのだろうか?解除宣言されたすぐ、近くのスーパーに行ったら数日前と雰囲気が変わっていた。緊張感が和らいでしまった感じがする。 それでも物資は途切れること無く私達の手に入った自粛生活。支えてくださった皆さんに心から感謝です。 結局私の2ヶ月の自粛生活は極めてのんびり…。途中、「さて、本でも読もう!」「開かずの段ボールの片付けをしよう!」と心中目標を立てたものの、 何だか中途半端にのまま。この時間を大変な思いを抱えて過ごされた方も多いと思うのだが、学生時代以来の初めての長いお休みを味わい、すっかり堪能した。 きっと脳みその皺が伸びきってしまった位で、(このまま引退かしらん?)と思った程。 こんなに頻繁に 近所を散策することも珍しく、ハプスブルクイエローの壁に映えるピンクのバラを目に止め、(ヨーロッパみたい!)と喜び、いただいた 「ツタンカーメンの豆」で炊き込みご飯したり、大きな豆を煮たり、ゆっくり煮魚作ったり…、日頃なかなかやらないものに手を出して、遊んでた(笑)。 夏に作るピクルスなんて、もう4回も作ってしまった(笑) 歌を忘れた◎◎ではないが、恩師に話したら「自粛期間は許す!」とお許しをいただいたのを良いことに、練習もせず遊んでいたら、声が出ない、出ない(^o^;) いよいよ、リハビリ、リハビリo(^o^)o。 朝ドラのモデル、古関裕而さんの作品を延期されたサロンコンサートで、歌ってみようか…と心動くようになった。ドラマで色々な方の歌を聴きながら心の中でつっこんでる、私(笑) まだまだ、治療薬の無いが故に厄介なコロナウィルス。気をつけて元気に、終息を待ちたいと思う。 少し始まった仕事に向かうのに、長距離を歩く歩き方を忘れ、関節の回りの筋肉痛を覚え、今日こそは上手に歩くぞ!o(^o^)o と、思う今日の私。 (2020.06.04) <465> 近所を 散歩することが増えた。この季節、色々な花が次々と咲き出している。 真っ白な躑躅の中に、ポッと頬を染めたような1輪薄桃色の花。なんと可憐でしょう。 紅一点、って、こう言う事かしら。 早々、馬酔木も花水木も、開いてきた。 季節は初夏。 ニュースで友人の住む町の「市役所に感染者が出て閉鎖された」と聞いて、ご無沙汰を兼ね電話をした。 ご家族皆さん共々息災。安心して大笑いしながら楽しくお喋りした。…と、友人が「そっちこそ、大丈夫?ニュースで郵便局で、感染者出たって言ってたよ!」「え~っ!?」私、知らなかった。 電話を切って、調べたら(ほ、本当だ!)。地域の本局が!!! …そう言えば数日前から、あちこちのポストの口に封がされていた。コロナの影響か…とは思っていたのだけれど…まさか! 定期的に取っている卵が月一回の指定日に届かない。(…大変なんだなぁ。) 荷物一万個、郵便24万通…。これを人数少なくなってしまった局員さんが捌くのは、さぞや!とお察しする。 卵の配達日から1週間後、郵便局から電話がかかってきた。荷物の遅れのお詫びと食品なので新しい品を送り直してくれる由(郵便局の保険が有るそうで)。 受話器の向こうの方は、平謝り。誰のせいでもない。 さぞや大変な日々だろう。4~5日閉局の後、再開した郵便局に別件で出かけた。不在通知の列の皆さん一人一人に謝りながら、渡していた。 今も、郵便物は遅れ気味。 一昨日、我が家のドアに郵便局員さんが立った。 3月31日付けで、ドイツの友人に(先日美味しい紅茶を送ってくれたお礼に!)SAL便で送った小荷物が戻ってきた! それを郵便局員さんが玄関まで届けてくれたのだ。 「SAL便」は、航空便で行き国内でゆっくりの配達となり、普通の航空便より割安。 これを送った頃はギリギリSAL便を受けてくれたのだが、恐らく直後、SAL便が使えなくなったのだろう。国際郵便事情だ。 ドイツの友人からは「届かないよ~!」との返事。 結局、1ヶ月ちょっとで帰ってきてしまった。 沢山の荷物の中から、私の小さな荷物が紛失もせず局員さんの手で玄関口にまで届く。日本の郵便局は本当に凄い。感激と感謝だった。 ありがとうございます! この小荷物は、時期を見て再チャレンジ!! (2020.05.07) <464> 「え、もう藤の花?」と見上げたのは先週。数日前には、すっかり花の一房がたわわに開いた。暖かで穏やかな良い季節。 5月1日、令和になってちょうど1年。 そして、八十八夜。心の中で(夏も近づく♪八十八夜~♪)と歌いながら、ちょうど飲み終えた日本茶の新しい封を切った。 良い香り~。 去年の今頃は、両国の「にぎわい祭り」で一口ちゃんこのはしごして、食べてた(笑) 今は、両国に一緒に行った友達とも会えないけれど、代わりに小包が行ったり来たり(笑) 「箱が帰りたがってるよ~!」と私の送った箱が、色々詰まって帰ってきた。 (何が入ってるのかなぁ…♪♪♪)箱を開けるのが、楽しみ! 私の大好物、中華のパイナップルケーキ、お気に入りのロールケーキ味(よいとまけ)のチロルチョコ(笑)…感動!インスタントカフェオレ。 レトルトカレーに雑穀米。 おうち時間に、色々な茶葉を選びながら、楽しくティータイム。 (2020.05.04) <463> 3月に従姉妹の所に髪を切ってもらいに行った時、「この時期、部屋の中にあんまり陽が入らないから、なかなか芽が伸びないんだ~。貰ってくれないかなぁ?」と、 ちょこんと葉の出てるアマリリスの鉢植えを渡された。 幸い拙宅は陽射しが入るので窓側に置いておいたら、スクスク!どころかニョキニョキ~!とアッと言う間に伸びて、茎のてっぺんから四つの蕾が現れ、膨らみ、 開いた。「赤いよ」と言われたのだが、上部が、薄紅。下部が、白。 大輪なのに愛らしく、気持ちがホッコリ。 こんなご時世、花は癒し。 ❲お知らせ❳ 「生の演奏も、こんな時こそ!心の慰め」になるのですが、“3密”そのもの。 半年も前に決めていたサロンコンサートも、3月頃には「5月末には、新型コロナウィルスも収まっているのでは…」と期待して練習やプログラムの準備をしていましたが、 今月に入り感染者が益々増加しています。 人生で初めて!コンサートを延期する事にしました。 既に、ご予約いただいたお客様には大変申し訳なく思っております。 終息を祈念しつつ、11月29日(日)に、改めて開催を予定しています。 再開の際には、皆さんに沢山喜んでいただけるよう、準備させていただこうと思っています。 どうぞ宜しくお願い致します。 先ずは、この事態を冷静に受け止め皆さんで無事に乗り越えたいと思います! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 緊急事態宣言が出る前は、「皆さんのお稽古をどうしよう!」と悩みながら、ご希望の方だけレッスンをさせていただいていたが、宣言が出て、当然の事ながら、 皆さんの健康を願い、お休みとして安堵した。 お休みとなった時間(本を読もう!片付けをしよう!物を捨てよう!)と、プランは続々(笑)ながら、いざ休みになり、先ずは睡眠時間が増え、ボーッとし…(^o^;) 落ち込みそうになる事、2回。 ようやく少し気持ちが上向き、衣類の引出しを整理して、本を読み始めた。 爽やかな季節、桜吹雪の散るなか躑躅が咲き始めた。 何処に恐ろしい病原菌有るのかと、思う。 でも、気をつけて、いただいた時間を味わいたい。 皆さんも、“今”を大切に。先ずは健康でありますように。 (2020.04.15) <462> 椿山荘でいただいたお気に入りの紅茶葉の銘柄を、友人が、調べてくれた。 「アイリッシュ ウイスキー クリーム」とホテルで称していた紅茶は、ドイツ Ronnefeldt社の「Irish Molt」と言う銘柄だった。 (ドイツのメーカーなら!)と南ドイツ在住の友人に、「急がないから、探してくれる?」と頼んでおいた。 早速調べてくれた様で「見つけたよ~!うちで使ってるのと値段は大して変わらないから大丈夫だよ~。いつ届くかわからないけれど、送っておくね~!」と返事。ドイツの郵便は、 通常10日~2週間で来るけれど、最近は、なかなか思う通りにならない。 …ところが、今回は本当に10日位で着いた。 早~い! 早速、友人に届いた旨とお礼を連絡。 あぁ!この香り! これが家でいただけるなんて、なんて嬉しいのだろう!感動。 ミルクティーがお薦めらしいのだが、私は濃厚な味のお菓子の時にストレートでいただく。ウイスキーのカカオの香りは、心踊る。(もちろん香りだけで、アルコール分は入っていませんょ(笑)) 新たな美味しい紅茶に出会えて、幸せなおうちティータイムです。たまには上等なカップでいただこう! お礼の代わりにドイツの友人の好きな蕎麦(乾麺)を小包にして、郵便局に行った。局員から「対面受け渡しは今、出来ないので、少しお届けに時間がかかるかも知れないですが、 良いですか?」と言われた。もちろんOKしたが、コロナウィルスの対策であろう。もうすぐ郵便自体が行かなくなるだろう。 徹底している。 <461> 桜開花、近所のローカルだけど、「桜の名所」を見に行く。 1週間前は4分咲きだったが一昨日は八分咲き、そろそろ満開の時に、大雪(笑) 天気予報は当たった! カーテンを開いたら、雪景色。家の前の満開の桜の花にも、雪が乗っている。 もう「田子の浦」と聞くだけで、心はキュンキュンする。 富士市は、生まれ故郷。“田子の浦”は一番近くの港。小学5年の終りに神奈川へ転居して以来耳にもしなかった地名だが、久しぶりに聞いた懐かしい地名に心が踊った。 ご縁有って、そちらから生徒さんがいらしてくれている、それだけで懐かしく嬉しい。 取れたて!茹でたて!のしらすは、ふわっふわ! …なのに、口に含むと味が広がる。なんて美味しい! 思いがけない、懐かしい地名に、心躍り、美味しさに、送ってくださった生徒さんのお心使いに心からの感謝。ご馳走さまでした。 季節の味。 桜は、満開。 <460> 3月14日、ホワイトデー。東京の桜の開花宣言。そして、ボタン雪。 前回のコメントで、今年は降らないのが…と話したけれど。やっぱり、降った。 部屋の中から見ている分には、この雪の為に大変だった方もおられるだろうけれど、名残の雪は美しかった。 延期していた友人とのお茶会、椿山荘のアフタヌーンティーに出かけた。 このご時世、ガラガラかと思いきや、沢山の人が来ていた。 様々な情報に、気持ちも休まらず…、広いラウンジの座り心地の良いソファに腰を下ろし、アフタヌーンティーをいただいて、ようやくゆったりとした気分になった。 緑豊かな庭も早咲きの花も、心を潤してくれる。 皆さんも同じ気分なのかな。 今回のアフタヌーンティーは、“桜”がテーマ。桜の葉の塩漬けの香りやマカロンには桜の花の絵がプリントされていたり。すっかり“桜”三昧。抹茶のスコーンも美味。 こちらに出てくる紅茶はどれをいただいても美味しい。他ではいただけないような茶葉があり、それも楽しみ。 美味しいお茶と、ゆっくり流れる時間は、格別だった。 甘い物の得意な友人に、甘い物があまり得意でない私が「アフタヌーンティー」なるものを教えてもらい、友人が「美味しっ!」と言っている横で「甘っ!!」と叫んでいる私。 友人は慣れたもので、スルーしてスイーツ食べてる(笑)。 本場イギリスのアフタヌーンティーは、こんなに凝っていないそう! 色々、学ぶ。 (2020.03.26) <459> 二月下旬から三月上旬に降る「名残りの雪」も今年は降らないまま、桜の季節になりそうだ。 コロナウィルス流行の為に、必要以外は外出を控える様にしているが、時折電車に乗ると空いている。年度末で学生が春休みの事も有るが、それでも空いている。 その中で、どうしてもチェックしておきたい映画が、会員になっている映画館で始まったので、出かけた。 作品は「蜜蜂と遠雷」。 「今頃~?」と言われてしまいそうだが、始めの頃は行くつもりは、なかった。 何度か、このコーナーにも登場、お話を二度も聞く機会を得た石川 慶監督の作品。しかも今年度の日本シネマの話題作ともなり、しかも会員用の招待券も1枚持っていて、 これは行くでしょ!とばかり、満を持して(笑)出かけた。 映画館は思っていたより混んでいて、話題の作品である事が容易に知れた。 日本人の役者の日本の作品なのに台詞が少なく、その行間に流れる空気や感情がこちらに伝わる。 こちらも演奏家なので、余計に汲み取れる気持ちもあるのかも知れない。 映像のあちこちにポーランド的な画像が入り(白黒の雨垂れや馬が野原を駆ける…等)、日本の映画では無いような感覚も味あわせてもらいつつ、圧巻はコンクール本選の4人のピアニストの演奏。 役柄の性格、演奏に合わせたそれぞれ4人のピアニストの演奏。 音響も良く臨場感は、まるでコンサートホールに居る如く。 プロコフィエフの協奏曲(コンチェルト)は、通常(難しい)が先に立ってしまうが、それを越えてこちらに伝わる見事な演奏に、感動して出てきた。 神経を張り巡らせて過ごしている日常から、離れさせてもらい、有り難い時間だった。 (2020.03.12) <458> 半月も早い“春一番”が吹いた。今年は暖冬だった。 今日も“春二番”の様な突風が吹いている。 昨年辺りから、何となく鼻がムズムズし出し(これは花粉症の始まりか…!?)と戦々恐々。…ついにそれらしい症状が出てきた。 今日!仕事に向かって歩いていると、それはそれはサラサラの鼻水、涙目。 朝、漢方薬を飲んだけど、まだ、効かないのかなぁ…(^^;って感じ。 仕事柄マスクは一年中使うし、常備しているけれど、花粉症に流行の肺炎と、ますます手放せない。そろそろストックを買いたい。マスクとの出会いを待つばかり。 三連休の前日、無事に確定申告をまとめ上げた。ホッとはしたが、税務署で係りの方からパンッ!と押印してもらうまでは、終わった感じがしない。連休後、早速早起きして 税務署に提出。パンッ!と押してもらって…年度末終了の解放感。 毎年、毎年の事ながら、何でこんなにプレッシャー感じるのか?緊張しながら計算して打ち出した数字の小ささに、我ながらクスッとしてしまう(>_<) そのご褒美の如し、横浜の。中三の同級生、Nちゃんとのランチに向かう。 Nちゃんは、中学の時の私の憧れの人。小柄でいつもニコニコと愛らしく(それも時には方便だったと、今回聞いてたまげた!大人だったんだなぁ!)、勉強が凄く出来た。 私に無いもの揃い。 私なんぞ、天然で毎日元気に弾んでた。単純(*^O^*)。 …それは今も、か!(笑) 暮れのコンサートに数年振りに出向いてくれて、終演後、再会!それはそれは、嬉しかった~!!! お知り合いがオーナーと言う、創作和風フレンチを予約してくれて、横浜駅近くの待ち合わせ場所で会った途端、何だか嬉しくてヘラヘラ笑ってしまった。Nちゃんも笑っているのに 「何、笑ってるの~?」と言われて益々笑ってしまう。 二人でゲラゲラしながら…歩く。 レストランまで10分程歩く内にも、もう話は始まり、近況の事、数年前の事、中学の頃の事、同級生の事。話はあっちに行ったり、こっちに行ったり(笑)互いに話についてゆき、尽きない。 食事が始まっても同様に、話は続く。 ランチのメニュー、お腹の空き具合と相談し、メインはお肉とお魚を選ぶコースを選んだ。ところが、「オーナーよりお肉とお魚を少しずつ両方お出しするようにとの事です」と サービスしてくださる事になった。 互いに覚えている事が同じ物もあるが、全く違っていたりら知らなかったり。面白い。 今、彼女が素敵な大人になっていて、それはそれでとても嬉しい。 ふと気づくとメイン料理のお魚もお肉も普通サイズ、喋って笑って入る空気と共に、お腹いっぱい~。 心も、幸せいっぱい。 またの再会を約束して、家路についた。 Nちゃん、ありがとう!今でも憧れの女性です~。 (2020.03.02) <457> 節分が過ぎ、立春が過ぎた。 2月第1日曜日、我が声楽門下の勉強会も無事終了した。参加された方は少なかったが、それぞれ複数曲歌うことが出来るようになり、豊かなプログラムになった。 レッスンの1回ずつはその時間の色々で精一杯だが、1年経つと進歩がわかるものだ。 また、来年。 日頃のお稽古を頑張りましょう!お疲れ様でした。 心の奥で(確定申告!)とざわついてはいるが(笑)ちょっと一息。 大相撲トーナメントに両国へ。1日限りのトーナメントなので勝った力士は何度でも出てくる。同門対決もあり得る。今回は白鵬と炎鵬の師弟対決が実現した。 緊張感は本場所に比べて少なく娯楽性は高いが、国技館独特の雰囲気に触れられ、楽しかった。 その翌日、テーブルウェア展に東京ドームに出かけた。声楽の生徒さんのご好意で招待券をいただき、何年か続けて出かけている。同じ様でいて少しずつ変化がある。昨年は友人の絵皿が展示され、 会場で久しぶりに再会したり、生徒さんのご好意で食品会社からお土産をいただいたり…。 今年は最終日だったので人は少なく歩くのも楽だったが、何たって東京ドーム一面が催事場になっていて、歩くのだけでも相当。 先ずはブラブラした。 …すると、麦味噌作り体験が、目に止まる。 関東ではこの麹の強い麦味噌はあまり知られていないが、西日本では多用されている。静岡生まれの私は、専ら信州味噌で育った。 仕事で西(主に九州、四国方面)に行く際、ホテルの朝食に出る味噌汁は麦味噌が多い。 初めていただいた時、何て美味しいんだろう!と思った。ホテルでの味噌汁を楽しみに回を重ね、ようやく思いついた! 「買って帰れば良いんだ~!」 遅い!(笑) それからは、出かける機会のある度に、スーパーに寄って2~3個買ってくる。 我が家でも、ついに麦味噌の味噌汁が食べられる事になった。 具に寄って、信州味噌と配分を変えて合わせ味噌にしたりして、楽しい。 いつも食事に出かける友人とは、「美味しい!」と言うタイミングや物が同じ。味覚が似ているのだろう。 生粋の関東人の友人が、果たして気に入るのか…。渡したら、とても喜んでくれた。野菜のディップにしたり、私より工夫して楽しんでくれている様だ。 関東のスーパーではなかなか見かけず、手に入れるのが少し難しい。我が家の在庫が減ってゆくのを、眺めるばかり(笑) …と、話は戻って東京ドーム(笑) 「麦味噌作り体験しませんか?」と、愛媛のメーカーさんが来ていた。在庫の寂しい私は「品物は無いのですか?」思わず尋ねた。今回は無いそうで、先ずは麦味噌を知って欲しくて来たそうだ。恥ずかしくって なかなか体験に参加したことのない私ではあるが、麦味噌の為ならエンヤコラo(^o^)o 蒸されたはだか麦300グラムと麹の入った袋を手渡され、およそ20分麦を潰す為に揉み続け、お店に持って帰って1か月醸造し完成したら送ってくれる、と至れり尽くせり!!!しかも全て無料。 麦味噌好きの私は、ワクワク感が止まりません。右手親指のつけ根辺りがジンジンしたって、喜びに勝ります(笑) ワクワク感のまま麦味噌ブースを離れウロウロ。 それほど骨董趣味はないけれど、コーヒーカップが好きで、一時集めていた。中にイギリスのスージークーパーと言う作者の名前の付いたカップを2客ある。この方は既に亡くなっているので、 新な作品はもう生まれない。私の持っているのは1950年代の作品。1910年~30年代のポットが見てみたくて、歩いていた。 見つけた!可愛い! ティーセット(ポット、カップ、ソーサー、ミルクピッチャー、シュガーポット)になっていて、多すぎ。高価(これで揃うのなら安いのだろうけれど…。)! ポットだけは…と交渉する勇気と予算がなく(笑)愛でるだけ。それでも実物に出会えて、幸せ。 料理の旅番組のファンだったコウケンテツさんが、トークショウに登壇。 疲れた足を休ませながら、お話を聞く。その穏やかな話振りに、日本や世界の何処までも行って料理やテーブル文化に触れるエネルギーが何処にあるのだろう…と思い、広い懐のお人柄に魅了された。 楽しい夢の世界から、確定申告の現実に戻るとします。 (2020.02.13) <456> 1月も下旬、完全に日常生活! 「もう?!」「まだ?!」 日々は朝から晩までバタバタだけど、早くも遅くもない時間かな…と思っている。 体調を整えるのに通っている漢方のクリニックに今年初の検診に出かけた。 暮れに、主治医に「今年は色々な種類が流行っているから、インフルエンザの予防注射をした方が良いですよ。」と言っていただいたが、これまでインフルエンザの予防注射を受けた事がなく、 いま1つ踏み切れず…。 暮れの予防注射の時期はコンサートの準備で、体調に変化があって練習できなくなると困ると思うと、行動できなかった。 …、私がインフルエンザになれば、お客様に向かって声も放てない…。今回は、そんなことにも思いが至り、年明けの何にも行事のない時期に初体験してみようと、決めた。 人生初! 「具合が悪ければ直ぐに来てください」との担当医師(西洋医学の医師を経て漢方医となられた)の心強いお言葉に見送られ帰宅した。 果たして…、 二日ばかり怠くなったが、あとは忘れてしまうほど何ともなかった。 しばらくして、怠さを感じると(インフルエンザ予防注射の後遺症か?)と言い訳にしてダラダラしたり…(笑) リサイタルでは友人も多数来場してくれて、久しぶりの再会に「今度、ゆっくり会おうね。」と、口々にして別れた。 早々、連絡くれたのはFさん。 彼女は19年前初めてポーランド語を習った時の年若い(!)クラスメート。 英文科を出ている彼女にとっては、文法の引出しに入れるのはいとも簡単。頭の中でスイスイと整理する。唖然(;゜Д゜) 私など、「これは何格?○格だと語尾変化は…???」とパニックになりながら入らない頭と闘った。 穏やかで賢いFさんは、とてもそうは思えないが、20代。 ようやく顔ぶれに慣れてきた頃、語学研修にポーランドに行くと言う。ちょうどポーランド人の友人に、「ポーランドに来ないか?」と誘いを受けていた私は、独りで行くには…と 迷っていたところだったので、「それならば!」と行きと帰りに一緒に!と話はアッと言う間に決まった。 ワルシャワに到着し、始めの1週間は二人でクラクフやヴィエリチカ等小旅行し、その後、それぞれ目的地に向かい、帰国時はまたワルシャワで合流した。 乗り換えのアムステルダムでは、待ち時間が6時間もあったので、街に出て国立美術館に寄った。ポーランドとオランダの物価の違いに、オタオタしたのを覚えている。 それから…Fさんは、教師をしながら、結婚、出産。と生活が変わり多忙の日々。年賀状に「また、会いましょう」が、続く歳月となった。 今回はコンサートにも来てくださり、つ、ついに!再会が実現した。 しかも、彼女が「フレンチが良い?ロシア料理?」とセッティングしてくれ、「(ポーランドと)味の似ているロシア料理にしよう!」と、国立にあるロシア料理店に。 国立は、音大受験にお世話になった先生が住んでおられ、当時せっせと通っていたのを思い出し、懐かしく思いつつ向かった。…が、待ち合わせの国立駅に降り立つと、なんと!すっかり新しく 近代的になった駅舎に、思い出もぶっ飛び、キョトン(笑) 再会を喜びながら、レストランに向かう。 ランチは、ポルシチから始まる。ポーランドにもボルシチがある。炒めた肉や野菜をコトコト煮て、ビーツを入れて(赤いポトフの様なシチューの様な…)、出来上がる。大好きな私は年に何回か作る。 そして、つぼ焼き。中の牛肉のクリーム煮が美味だった。 大好きな黒すぐりのジャムを入れた、ロシアンティーをいただきながら昔話や近況を語り合う。 面白いもので、思い出は覚えている事が違う。私が「あの時…だったよね~!」と言うと「そうだったっけ?」、Fさんが「あの時、○○だったよね!」と言えば私が「そうだったっけ?」と、 それぞれの思い出の穴が埋まり思い出が増えた。 彼女は、仕事でその後もポーランドに行く機会が有るそうで、思い出話と共に新なポーランドの話を聞かせてくれ、私の心に久しぶりに“旅心”が沸々と湧いてきた。 長年会っていなかったにも関わらず、止まない楽しい時間に、これを機に、度々会おうね!、次は若葉の頃に!と約束して別れた。 会えて本当に、嬉しかった。 (2020.01.27) <455> 新しい年が明けて1週間。 今年は1月、2月に本番を控えた生徒さんが居るので5日からレッスンが始まり、あっと言う間に、日常になった。 昨年末、浅草寺に「年じまい参り」に行った。 そのあと、招き猫発祥とも、恋愛成就の神社とも言われる「今戸神社」に、向かった。 途中、待乳山聖天が有り、碑を見つけた。 我が敬愛する池波正太郎の生誕の碑で、感動…(笑)。 「今戸神社」にたどり着く。…とまた碑。 「新撰組」の沖田総司の終焉の地。またまたプチ感動。 恋愛成就の為の若い人が沢山訪れていて、人気の程がわかる。 参拝後、招き猫の置物を買おうと社務所へ。小さな可愛い招き猫が、勢揃い。右手を挙げる子は「お金を集めてくれる」、左手を挙げる子が「人が集まる」。 ついでに「両手をあげている子」もいる。 小さな招き猫を手に取り「これは両手ですか?」と聞いたら「見りゃわかる!」と良い放たれ(^^;、連れに「見りゃわかる。って!」と話していたら、さすがに、 本番直後の腹筋から発する私の声はよく聞こえたらしく、急に愛想よくなり饒舌になった(笑) 「昨日の情報番組見てきたの?」とか「今度始まるドラマの1回目はここで撮影が有ったのよ~!」と聞いてもいないことを色々教えてくれた。 結構世俗的な方だ。 沖田総司終焉の地にしみじみとした私の想いとはあまりにかけ離れていた神社の印象だが、まぁ良いか…(笑) お参りを済ませ心も軽くなったので、老舗の天婦羅屋で天丼、老舗の甘味処であんみつをいただき、久しぶりの浅草詣でを楽しんだ1日となった。 皆様にも、両手いっぱい良い事がありますように。 <454> 明けましておめでとうございます。 皆様にとりまして笑顔いっぱい、幸せいっぱいの1年となりますように。 今年もどうぞ宜しくお願い致します。 オフィス TAK 瀬尾美智子 (2020.01.01) <453> 今年も、いよいよ数日になった。 気温の低い日もあるが、比較的暖かい日が続き、X'masも、年末もピンと来ていない。が、時は確実に流れている。 去る12月17日には、リサイタルにお運びいただき、本当にありがとうございました。 今回は、当日までの逆算が上手くゆかず、このブログでのご案内もままならず恐縮に存じます。 お陰さまで無事に終え、ホッとしている。 皆様、ご多忙のところお運びいただきありがとうございました。 今年は、ポーランドの作曲家、S.モニューシュコの生誕200年記念年。ポーランド歌曲にまだ未熟な私ながら、9曲ご紹介させていただいた。 以前に歌った曲も含まれていたが、歌う度に新たな発見があり新鮮だった。 12月の表参道のキラキラのイルミネーションも花を添えてくれた。 無事終えた安堵に、私もキラキラに包まれた。 数日後、25日のボランティアコンサートの為に再び始動。 まだ、リサイタルの余韻と疲労を感じながら、次へのスイッチを入れた。 100名のお客様の前で、やはり 元気に晴れやかに歌をご紹介できて…良かった。 コンサートを2つ終え、年内最後の仕事をご挨拶と共に終え、漸くホッと一息。 バタバタしている内に1年が過ぎたが、それでもアッと言う間…でもなかった。 ゆっくり振り返る時がなかったけれど、高校時代からずっとお世話になっていた恩師が昨年末亡くなり、1年経ち遺品の整理をなさっているご親族から連絡をいただき、 音楽関係の書籍を主に、小説を少しいただいてきた。冬休みは、書籍の整理をしようか。 今年も色々お世話になりありがとうございました。 また、来年も宜しくお願い致します。 皆様にとりまして新しい年が、一層の佳き年となりますように。 <452> ポーランド歌曲を勉強してまだまだ日が浅く、歴史や文化を知りたいと書籍を読んだり、機会があれば出かける。 映画も観る。国民性を垣間見られ、文化がわかり、耳からは言語の響きを知ることができ、一石二鳥どころか三鳥も四鳥! ちょうど、11月10日(日)~23日(土・祝)にポーランド映画祭が行われると知り、初日10日オープニングの映画に出かけた。 開場が10時、開演が10時20分なので、10分前には着くように…と向かったら!(並んでる…(@_@;)!!! ポーランド映画って知られているんだなぁ、とビックリ。 殊に、この日はオープニングセレモニーがあり、開会の言葉の後、映画祭開催の中心となったイエジー・スコリモフスキ監督の挨拶、オープニング上映作品のフィリプ・バヨン監督、 そして日本人の石川慶監督も登壇して、一言ずつ挨拶があった。(どうして日本の監督が?)と思ったが、プロフィールを見ると、ウッチ(ポーランドの都市、映画の街として知られている)の 映画大学で学ばれた、とある。「蜜蜂と遠雷」が最近の映画。 映画祭では、「暴行人」が上映される。 オープニング作品は、バヨン監督の「執事の人生」。 20世紀初頭、ポーランドが三分割され他国に支配されていた時代。ポーランド北部のポメラニア地方に生きるドイツ人家族を中心として、その地に住んでいたドイツ人、 ポーランド人、カシューブ人の複雑な民族関係が描かれる。 ポーランドの地に入り込んだドイツ人は勿論だが、ポーランド人とカシューブ人も民族意識と対立があり、時代に翻弄された人々の有り様が胸に迫る。 上映後、バヨン監督の解説や質疑応答もあり、より深くこの映画を理解でき、なんとも贅沢な時間だった。 他日、いつもお世話になっている関口時正先生が訳され、昨年度読売文学賞を受賞なさった、ボレスワフ・ブルスの小説「人形」の映画化されたもの。 そして、ポーランドのジャズを牽引した天才的ジャズピアニスト、コメダの人生をドキュメント映画にした「コメダ・コメダ」をこの機会に観ることが出来た。 なかなか聞けないポーランド語を耳にでき(意味はわかりません(*_*))、知らない景色や文化が沢山有るのだなぁ…と、知るばかりの日々。 今週末は「フォーラム ポーランド」で知らない事を知りに、大使館にお邪魔する。 (2019.11.22) <451> 夕方5時ともなると薄暗くなってきた。夜からの仕事の日は出かけるときが既に薄暗く、闇に覇気を奪われないように、気合いを入れて歩かないと…(笑) 考えれば、もう、11月なのだから当然。気温が高めなので、つい初秋の気持ちだけれど、もう、晩秋か、初冬か…。 辺りを見回せば景色が季節を告げる。 仕事の最寄り駅では、立派な菊花展が催され、体のメンテナンスに出かけた街では、目も眩むようなX'masのイルミネーションが輝いていた。 (もう、X'mas?) 12月17日(土)の表参道でのコンサートの準備に明け暮れていると、世の中のこんなキラキラ具合に出会す事も少ない。 X'masマーケットも出来ていた。 「オペラ座の怪人」に出てきそうなシャンデリアはBaccaratだって!!! (2019.11.09) <450> 田舎の仲良しから、荷物が届いた。 「季節の物だから…!」と。 箱の蓋を開けてビックリ(@_@) 柿と一緒に届いたのは、デッカイ茸の仲間達。 何して食べよう??? 先ずは、お豆腐とお味噌汁にするのは、なめ茸半分(大きい株なので)! 身の厚い椎茸は、そのまま焼いて、お醤油でジュ! さて、大きなしめじは…、友人に聞いたらマリネも美味しいそう。炊き込みご飯にも入れよう! そうだ、他の茸も少しずつ入れて茸ご飯にしよう…! 頭の中にメニューが、錯綜(笑) なめ茸、しめじ、ヒラタケ、そして、どんこ椎茸! なんと、珍しい「アケビ」も入っていた。 (2019.10.28) <449> 避難しました。 拙宅は1階。目の前は、多摩川。 この度の水位は、あれよあれよと言う間に上がり、いざ!となった時出られるように支度を始めた。 刻々とニュースは変化する状況を映す。 …着替え、水、タオル、トイレットペーパー、シーツ、たためる座布団…etc. 部屋を見回しながら、浸水した時は仕方がないか!と。家の閉じられるだけのドアを全部閉じ、風雨が次第に強くなるのを、出るのなら今!と、家を出た。 幸いこの辺は、決壊も氾濫もなく浸水せず、翌朝、何事もなく帰宅できた事。感謝した。 近くの高津、小杉は街まで水が出た様で、よく出かける先なので、他人事ではない。 ニュースを見たら、千曲川はもっと大変。沢山被災された方が出た事に、胸を痛める。 あぁ、年々雨量が増すのは、温暖化かな? 独りの力でどうにもならないけれど、プラスチックゴミを減らす…等、心掛けようと思う。 その晩、ラグビーは日本戦。最後の10分の長く感じた事!!!!! そして、ノーサイドのキックの瞬間、心震えた。 凄~い。おめでとう! 試合翌日、知人から聞いた。横浜国際総合競技場のメンテナンスの会社の方々が、台風で濡れた7万の席を20~30人で全て拭いたのだそう。あの目も眩む程の人数の、席を…。 感動の試合の前から多くの皆さんが、準備なさったと聞いた時、そちらにも感動した。 本当に皆さん、御苦労様でした。そして無事に試合が出来て良かった。 窓を開けると、金木犀の香りがはいってきた。 (2019.10.15) <448> にわかラグビーファン、です。4年前の南ア戦を録画で観て、泣いたのが始まり。 気にはなっていたが、今回日本開催のワールドカップが、果たして盛り上げるのか…と心配していたが、それには及ばず! 大変な盛り上がり。 そして、我が日本チームは本当に熱戦を繰り広げて、胸に迫る。家でTVで観てるのに「行け~!」などと、練習後の完璧な発声でつい叫んでしまう(^_^;) どの選手も惜しげもなく体を動かす姿に、ただ、感激してしまう。 ガンバレ、日本(*^ー^)ノ♪ 今の日の入りは、1日1分早くなっているそうだ。秋の日は、釣瓶落とし。言葉の通り。 9月は誕生日月で、同じ9月生の親戚の子とは、色気の無いことに、「わかな」(横浜の老舗)の鰻(笑)わが、一族、昔から何か特別な日には、「わかな」だったから、 これで合っている。美味しかった。幸せ。 同じ9月生のピアニストの友人とは、七夕の様に年に1度9月に恒例のランチ。 1年のあれこれを語り合って「また、来年も元気で会おうね」と、別れた。 5月生の友人と食事に出かけた。予約は私がしたのだが、最後のデザートには、ロウソクとホワイトチョコにバースデーメッセージ。いつの間にか、頼んでおいてくれた。 楽しい会話と美味しい食事の時を過ごし、帰りがてら、「ハイ!誕生日のお祝いその1!」と手渡してくれたのは、ケーキ。 ロウソクが5本入っていた。 翌日、コーヒーと一緒にいただく時、5本立ててみた。爆笑。 幾つになったのか?なんて、大した事ではない。それをきっかけに合えたり、笑ったり、食べたり。それが、何より。 みんな、ありがとう。また、頑張ろうo(^o^)oo(^o^)oo(^o^)o (2019.10.08) <447> 6月頃、横浜の友人から「同窓会の抽選会で、イタリアンのお食事券貰ったから行こう!」とお誘いがあった。久しぶりにその友人と会える!と、喜んでお誘いを受けた。この9月、実現した。 「都内、詳しくないから、宜しくね。」と言われ、「何処?」と尋ねたら「銀座~!」。 へっ、銀座?!、私の“都内”は渋谷だの表参道だのカジュアルな街をフラフラするばかり。銀座なんて、高級マダムの行く所(年齢的にはマダムなのに、自覚は、ない(^_^;))…とばかり、 あまりお食事や買い物に出かけない。 行くのは、歌舞伎座ばかりなり!(笑) 友人を果たして案内できるものか…? 早目に銀座に行って、レストランの住所を確認しつつ、偵察。 全くのおのぼりさん、である。(笑) 待ち合わせに指定した出口が、工事の為に、変更になっていた。 友人に待ち合わせ場所を変更して、ようやくホッとした。まだ時間もあるので(お茶でも…)と言ったって、おのぼりさんだから(笑) ちょうど目の前にカフェ。銀座は土曜の事もあり、混んでいて、幸い1席空いていた。 どうやら、北欧のコーヒーと食材を使ったカフェらしい。 オストカーカ(北欧チーズケー)と、渋味の効いたコーヒーを注文して、一息。北欧チーズケーキってどう違う?…チーズケーキの上にナッツやキャラメル、シナモンが乗り、 濃い(笑)苦めのコーヒーによく合う。 …と考えた。まさか、イタリアンのデザート、ティラミスって事ないよね~?好奇心で頼んだ北欧チーズケーキを、味とは全く別の理由で、思う。 友人と、「あのGシックスのビルを左だよね」とか言いながら、(Gシックスって、何のGだっけ。上の階でアフタヌーンティーしたことがあったのに、覚えてない。グランドのG?えっ、 ギンザのGか~。)なんて…。 左に曲がって、二人で探しながら斜(はす)の道筋に、目的のレストランを見つけた。…無事着いた。 久しぶりなので、それぞれの家の話や、私の演奏会の話…。様々に話が飛びながら、イタリアンのコースをいただく。前菜、パスタ、お魚…。さっきボリュームのあるチーズケーキ食べたので、 結構満腹、の所にお肉! しっかりいただいて、デザート。やっぱり!のティラミス。友人は、「レストランのティラミスは本当に美味しいよね~!」と言いながら食べている。 私は、頷きながらも、(やっぱりさっきチーズケーキ食べるんじゃなかった…と。似てる味食べちゃったなぁ…)と、心の声(笑) それが、私の今までのベストワン。 たらふく食べて、喋り疲れ、「今度は、コンサート終わってからだね」と、再会を約束して、我らの銀座デートは迷子にならず、無事に終了した。 本当にお料理たくさん、ご馳走様でした。楽しかった~!ありがとう。 (2019.09.21) <446> 7日の晩、ドーン、ド、ドーン!と戸外で音がした。(花火?)と、外に出て上階に上がってみた。少し先に花火が見えた。 澄んだ秋空の花火は、形もくっきりと(見たこともない新しい形があった)、色も鮮やか。ちょっと不思議な感じ。やはり夏空の花火とは、少し違う。 …それでも、今期初めての花火。ほんの数分の見物だったけれど、名残の夏を味わった。 そして…、ちょっと自身の休暇に生活圏を離れた! と~っても楽しく、リフレッシュした。 ところがこれが、…チョンボばっかり(^_^;)! その① とても景色の良いカフェ!席を取るのに、薄手のカーデガンを置く。 暑い日中にアイスカフェラテは格別。 心身ともに涼んで、次の目的地に向かって乗り物で出発(^-^)/!!! で、思い出した。 カ、カーデガン(@_@)!椅子の所に置いてきてしまった。 次の目的地に着いて早速、カフェに電話。 着払いで自宅に送っていただけるようにお願いしてみた。本当に、ご親切に快諾していただき、旅の相棒だったそれは、私より早く帰宅していた(笑) その② 翌日、観光に1日乗り放題のバス券を500円で買った。 初使用、最初の目的地に立ち降りた。街を散策しながらポストを見つけ、出しそびれていた残暑見舞いの葉書を投函。カン!と、やけに印象的に良い音がして落ちた。 さて、次の目的地。バスはもうすぐ来る。 …? な、ない。しばし、探してみたが、ない。(え~!何処よ~!)と、バッグの中を、数回底までひっくり返して見ても、ない(@_@;) 街に来た道を戻ってみたけれど、ない。1回しか使ってないのに~(*_*)、バス券。 ハッと、思う。 ポ、ポスト? そう言えば、やけに良い音がした。あ~(*_*)! ポスト回収は50分後。それまで待つ?一瞬迷ったけれど時間を取った。 もう1度バス券を買うほどでもなく、それでも次のバス、次のバスに乗る度、タラレバで(バス券有ったら払わなくて良かったのに…。) お陰で歩く時間が増え、この日の歩数計は15800歩を超えた。昼食の美味しかった事(笑) こんなドジは今まで無かったなぁ!と、歳かなぁと、思いつつ、それでも知らない街を散策し、様々な事を知るのは楽しい喜びだ。 帰宅して、仕事に向かう足取りは軽い。足の筋肉が付いたと思われる。 自宅で、美味しく日本茶を入れようと茶葉を入れ、適温のお湯を入れ、蒸していたところで、急須の手に体を引っ掛け、お茶はまっ逆さまにこぼれた。 翌日、コーヒーを入れるのにドリップ式のコーヒー乗せたカップを倒しそうになる。これは未遂(笑) ドジは続く。アララ…。(^_^;) (2019.09.10) <445> お盆休み…。 我が家のお盆は7月だったので、8月のお盆休みは“世の中の夏休み”に合わせ、お稽古が少なめ。ほぼ“OFF”に 近いので、コピー楽譜の整理に、何処かへ出かけたいし、読みかけの本も読みたいし、12月のコンサートの準備 (申請していた後援…ポーランド広報文化センター、フォーラムポーランド、カワイ音楽振興会…に認可いただけたので)に、チラシの原案を考えたり、譜読みもしたいし。 洗ったカーペットを敷き直して…!なんてやることは尽きぬ(@_@;)! …ところが、どっこい(*_*)!! パタッと電池の切れたオモチャの様に体が動かず。お昼寝なんかしちゃって、また夜もグーグー寝ちゃって(^^;。 ちょっと、自分不信になるくらいグータラ。 …思えば、暑い中ずっと仕事していて、疲れていたんだなぁと、ようやく自分を労る気持ちになって、自分に優しくしてあげると、三日ばかりして、あ~ら不思議!活力が少しずつ湧いてきた。(笑) ボチボチ体が動き出し、掃除機をかけるところから始まり、外に出かける気になってきた。 ちょうど、会員になっている映画館でアンコール上映していて最終日に出かけた♪。「今更?」と言われそうだけれど『ボヘミアン ラプソディー』! 話題になり、評価も高かったので、どんなだろう!?とずっと行かれずに気になっていた。 久しぶりの映画。お菓子や飲み物持参でイソイソと出かけだ。 最終日だと言うのに、小さな映画館は満員!補助席が出るほどの盛況。 ストーリーとクイーンの楽曲の愉しさに夢中。想像以上♪♪♪。 クイーンが大流行の頃、私は「過去の音楽」を学ぶのに忙しく、当時の「今の音楽」を全く知らなかった。 もちろん、クイーンと言う名のグループが在ることも、有名な楽曲のサビの部分も耳にしたことがあったが、しっかり聴くのは、初めて! 映画は役者が演じているが、楽曲はほとんどはクイーンのオリジナル演奏が使われていて(中には役者が歌っている箇所もあるようだが、ほとんど遜色無いパフォーマンス)、 美しいフレディ・マーキュリーの声と曲に新鮮な衝撃を受けた。 殊に、アフリカの為のチャリティー「ライブ エイド」の21分5曲は、とてつもない数の聴衆を前にして、圧巻!!! 胸はいっぱい、頭は空っぽ。たった2時間ちょっとで、気持ちはリフレッシュし、エネルギーが湧いてきた。凄いものは凄いんだ。 帰路の足取りは軽く、食べなかったお菓子は自宅に戻り、映画の余韻を楽しみながら、コーヒーでd(^-^) 以来、コンサートの準備に元気に取り掛かっている、今日この頃。 間もなく皆様にご案内出来ることと思います♪もう少し、お待ちください。 <444> 「 関東地方は梅雨が明けたと思われる」と宣言された途端、30℃を下らない暑さとなった。いやはや、体がついてゆけない! 立秋も過ぎているのに暑い。 残暑お見舞い申し上げます!! 心から、この暑さの中、皆様お身体に気をつけてお過ごしください。 それでも暑さの中、風が秋めいてきたようだ。 子供の頃、お墓参りの帰り元町を歩きながら、父が路地の奥を指差して「あそこは高級なレストランだ!」と話してくれた。 以来、お墓参りの度に横目でそのお店をチラリと目にしたものの、父は1度もそのレストランに連れていってくれた事は、なかった。 どんなにか、高級だったのだろう…。と私の中では(とても入れない!)と、刷り込まれてしまい、憧れのお店となった。横浜の老舗の『霧笛楼』。 去年、隣の霧笛楼の喫茶室「next door」に初めて足を踏み入れた。 コーヒーの美味しいこと! もちろん洋菓子(ケーキと言うのも軽々しく思えて…(*_*)(笑))もコーヒーに合って、とても美味しい! 色々調べてみる内に、レストランの方にも(何とか行かれそう…!)と少しずつ心の準備が出来てきた。 今年、友人の御誕生日(本当は5月生まれ。7月に!)のお祝いに、予約した。 永年の憧れの叶う日。 ドアを開けて一歩足を踏み入れると、都内のレストランとはちょっと違う、何と言うか…ほのぼのと温かい空間があった。 サーブしてくださるお店の方もとても落ち着いていて、それがお店の雰囲気にもなっている。 店内や食器(横浜焼き)は昔ながらの“文明開化”の趣を見せている。 前菜を一口、口にした途端、(ん~。美味しい~!)と嬉しい驚き。香りが鼻に抜けて行く。 お祝いした友人もとても喜んでくれたが、私も、憧れの“霧笛楼”に行かれて、本当に嬉しかった。 父とも行かれたら…と今、思わずにはいられない。 どのお料理も、たっぷりと本当に美味しかった。 お腹も心も満腹に、元町を抜け、中華街を抜け、ホテル ニュー グランドに。 こちらも私の好きな所。昔からある横浜の老舗ホテル。 趣のある本館の2階のラウンジで、時折鳴る汽笛を聞きながら、寛ぎながらのお喋り。そしてまた。喉を潤す為に新館のカフェに(笑)。 都内のスマートなホテルにはない横浜ならではの、ゆったりとした空間を堪能した。 “友人のお誕生日のお祝い”と言いながら、初めての横浜と久々の横浜を私が心から楽しく味わった1日となった。そんな機会をいただけて感謝だった。 帰り、山下公園~みなとみらいまでのシーバスで揺られながら、風に吹かれた。 <443> いよいよ30℃を超える日がやって来た。梅雨明けは未だだが、空の青さ、白い雲、日射しの強さは、夏のそれ!急な暑さに、対応できない体は、顎が上がる。 目覚めると汗びっしょり。夕方も汗でベタベタ! いやはや…、これからしばらくは、覚悟の日々。 先週までは、日射しが出ず気温が上がらず…。洗濯物が乾きにくく、「早く梅雨が明ければ、良いのに!」と思っていたのだが、この暑さに、早や! げんなり(@_@)。 …究極の選択、洗濯は大好きだけど、涼しい方が良いかなぁ! 歌の生徒さんが「この季節にしか、食べられないから!」とレッスンの前に開店を待ってケーキを買ってきてくださった。見た目は、“桃”!丸々1個。 可愛い~! 種をくりぬいた所にカスタードと生クリームがちょこっと詰めてあり、スポンジケーキで塞がれて、ちょこんと籠の中に座ってる。 甘さもサッパリ。クリームの量も多すぎず桃の味を消していなくて、意外にも爽やかなスイーツに仕上がっている。 本当に御馳走様でした。 わざわざありがとうございました。 今年、初の“桃”でした。 <442> 横浜は、七月がお盆。遠くもないのに、なかなか行かれないお墓参りに久しぶりに出かけた。つい、パスしちゃっていたので1年ぶりかな…(^_^;)。 梅雨時(未だ梅雨明けせず!)の事も有ってか、地面に近い墓石が苔むして緑色どころか、真っ白~(@_@;) うわ~! お寺に置いてあるタワシを借りてゴシゴシ!とてもとても取れない! 梅雨が明けて地面がカラカラになってから、道具を持って出直し! と、半ば諦め、お花とお線香を手向け、手を合わせてきた。 お墓は横浜元町を抜けて行く。行きには、セールをしているお店を右に左に、とキョロキョロ眺めながら、(帰り!帰り!)と言い聞かせ(笑)、 さて、帰り。 お参りにホッとして空腹。ウィンドウショッピングどころではない位(笑) 鰻は遠いし…。近場で!と、元町を曲がって運河を渡り中華街へテクテク。 いつも、出かける上海料理のお店、大新園さんに。中華料理と一言に言っても色々で、上海料理はサッパリ味で、海鮮が多い。 ここの、つけワンタンが大好きで、それこそ法事に親戚と、また、他の日は卒業生との食事会、そして、独りプラッと寄ったりと、機会のある度に来る。 メインストリートは最近、観光客で溢れんばかり!お店もキラキラになっていて、静かでドンとした昔の様子とはすっかり変わり、ドギマギするほど。 大新園さんは、別の通りにあり、昔の趣のまま。 ドアを開けると、内装こそ綺麗になっていたが、静かなまま。ホッとテーブルにつくと、ママさんが「あ、いらっしゃい」と気付いてくださった。「久しぶりにうかがいました」とご挨拶。 お店は本当に静か。きっと常連さんが居るお店なのだろう。 もちろん、“つけワンタン”を二皿!注文(一皿6個)。 優しいお味にお腹も心も満たされて、お土産買って(もちろんつけワンタン(笑))、帰宅した。 良い1日だった。 (2019.07.23) |
<441> いやはや、雨の多い梅雨で太陽が恋しくなるほどだ。恨めしく空を眺める。 やっと、雨の上がった今日。急いで大きな物を洗濯しているところだ。 この2~3年、古いけれどお気に入りの白地に山吹色の花柄のワンピースがブカブカで、今年は着たいな…と、ようやくお直しに、親しくしている洋服屋さんに持ち込み試着…。 (ん?)( -_・)?? おかしいとは、思ったけれど、「このままで、良いんじゃないか?」と、お店の方の言葉に、何処かで(やっぱり?)と私。 ブカブカ感が減っている。 そう言えば、最近、いつも付けている指輪がキツイ?と思ったのだが、気のせいにしていた(笑) そろそろ、直視しないと!と、体重計に乗った…ら、2㎏増えていた(*_*) 最近、お気に入りのシナモンロールを教えてもらって、仕事の休憩にコーヒーブレイクで、いつも食べる様になったからかなぁ?と、シナモンロールのせいにするのはあまりにも申し訳ない! 要は、摂取カロリーと消費カロリーのバランス。 せめて元の体重に戻そう!と、決心した雨の上がった、梅雨のひととき。 (2019.07.08) <440> 真夏の様な先週と打って変わって今週は梅雨本番の様な、湿度高く雨の多い日が続く。 早いものでサロンコンサートから2週間経った。 皆様、ご多忙の中お運びいただき、本当にありがとうございました。お陰様で次回を望まれるお声をいただき、また機会を作りたいと思っています。また、是非お出かけください。 サロンコンサートの五日後、けいゆう病院のコンサートがあった。 サロンコンサートを終えた時、(あ~、本を読みたい!)と、思ったのだけれど、病院のコンサートがあるので、あと五日ガマン!!と言い聞かせていた。 いざ、終わってみたら…、あまりの疲れに、ホトホト何にも考えられなくなって、読書どころではなくなっていた(@_@;) そして、コンサートの為に時間をいただいていた仕事が続けざまにあり、OFFがなかなか取れなかった。 ようやく1~2日OFFが取れた。お休みになったら、(映画に行きたい。本も読みたい。)と思っていたがどうにも体が動かない。さすがに疲れていた。 来週辺りからスケジュールが普通となってくるので、少しずつ遊ぶ時間を作ろうかと、先ずは疲れを癒すのを優先(^_^)v (2019.07.02) <439> どしゃ降りの前日が嘘の様に、抜けるような青空となり、お客様の足元を汚さずホッとした。 皆様、6月16日(日)のサロンコンサートにお運びいただき、ありがとうございました。 レッスンをさせていただいている「音楽サロンAria」にて、ささやかにな1時間程のコンサートを企画。果たして1時間で、満足していただけるのか…?曲の選択に頭を使った。 チケットをお求めくださったお客様の欠席も無く満員で、アッと言う間の1時間が無事に過ぎた。 お客様のリラックスしながらも、聞いてくださる集中力も高く、楽しいコンサートとなった。 「広いホールで、聞きたかった!」と仰るお客様が必ず居られるけれど、サロンと言うお客様との距離の近いコンサートの良さも有るかと思っている。 また、第二弾が出来れば嬉しい…と思っている。 先ずは、次のコンサート。 表参道のカワイのサロンでリサイタル(トークは無しです。(笑)) 12月17日を、お楽しみに。 本当にありがとうございました。 (2019.06.24) <438> 30度を超える猛暑がやって来て、「これはもう、夏?」と真夏の装いに、襟には保冷剤を包んだハンカチを巻いて、伴奏合わせに出かけた。 歌うのには、少しクールダウンが必要なほど! 夏の予行練習だが、思いやられた。 このまま暑さが続くのかと思いきや、予報通り!の“梅雨入り”(@_@;) 6月16日は、もう来週の日曜となった。 ご案内が今となってしまった。 レッスンをさせていただいている音楽サロンAriaで、“サロンコンサート ミニ!!”が催される。 同じサロンのピアノ講師の方のサロンコンサートを聴かせていただき、思い立って企画した1時間程の小さなコンサートです。唱歌や懐かしい歌、そしてちょこっとだけ、クラシック!のプログラムとなります。 サロンの席数は40席ほど、サロンにレッスンにみえている方、お近くにお住まいの方で既にチケット完売となりました。 ご案内できなかったお客様も多々居られ恐縮しています。 12月17日には、表参道にてコンサートを予定しています。 また、サロンコンサートも企画されると思います。どうぞ皆様、楽しみにお待ちください。 <437> 「藤の花の良い香りがするでしょう?」と聞いてくれて呆れさせた友人と、その翌日二日続けての総武線!! 両国へ。 毎年、4月末の連休に「両国祭り」がある。友人と「久しぶりにチャンコ食べたいね。」と話になり、一昨年この両国祭りに出かけたことを思い出し、「行こうか!」との話になった。 両国祭りだと、色々なお店のチャンコを小さな丼でワンコイン(\500)でいただける。色々なお店の味を楽しめる、と言う訳だ。 一昨年、あまりに行列で断念した「寺尾」のチャンコに真っ先に並ぶ。 鶏の出汁がスッキリと、でもしっかりと効いた美味しいお味。初っぱなからご機嫌♪♪♪ 次は鉄板の味、「霧島」! …、あれあれ前回と味が違う~。様々な素材からのお出汁の混在した、説明しがたい旨味のチャンコだったけど、今回はサラサラのチキンベース。野菜はキャベツ中心でまだ煮えていなくで、 シャキシャキと素材の味。 また、あの以前の味が食べたいなぁ!と心の中でリクエスト! 朝御飯を減らしてきたお腹も満たされ、友人リクエストは国技館の焼き鳥(*^ー^)ノ♪ 焼き鳥は有名で、国技館の地下の工場で作られている。何度食べても美味しい。 友人は初めてだったそうだけど、舌鼓を打っていた。 今度は私のリクエスト(*^ー^)ノ♪ 国技館の2階に上がる。本場所観戦の折りには必ず食べる、ソフトクリーム(笑)濃厚だけれど後味サッパリのお気に入り。甘い物があまり得意でない私が所望するので 友人は半分驚きながら、1つを分けながら食べた。満足~! 前回と同じルーティーン。お茶をしに神楽坂へと向かい、パンケーキにドリンクサービス。コーヒーやら紅茶やら、etc.お腹がポンポン(@_@)(笑) 日が暮れるまで、楽しい遠足の1日を過ごした。 スマホで撮ったこの写真。まさか!と思ったが、拡大すると小さな飛行機が写っていた。(この原稿の写真からは見えないかも知れません…m(__)m) (2019.05.20) <436> レッスンにみえている生徒さんのコンサートに出演で、亀戸カメリアホールに出かけた。 モーツァルトのオペラ「皇帝ティトの慈悲」のハイライト(ナレーションで繋いで休憩なし)。モーツァルト“晩年も晩年!”の作品 伴奏はピアノ。舞台も簡素になっているが、それぞれのキャストの出番は多く、皆さん健闘しておられた。どんな環境でも、モーツァルトのオペラ1本を皆で作り上げるのは易しい事ではなく、 それに打ち込む時間はかけがえが無い。それぞれの役の方が打ち込んだ分だけ舞台に表れる。演奏とは正直だ。 まとめている指揮の方の真摯な音楽が伝わってきて演奏会後、爽やかな心地となった。 皆さん、お疲れ様でした(*^ー^)ノ♪ …私もまた、オペラを演じたい…と思った。 初めて降り立った“亀戸”。ひたすらホールにまっしぐら!で失念していたのだが、コンサートの終り、主催者の方が「ちょうど亀戸天神の藤祭りをやっています。藤が綺麗に咲いているかと 思います。」と皆さんにお声がけされていたので、(私も!)と、次の予定に間に合う時間だけ!と寄ってみることにした。 駅前のホールから徒歩で15分程。曇天小雨混じりのお天気の中、多くの人が流れて向かっている先に亀戸天神はあった。これまでTVのニュース等で報道されていた映像や地図からイメージして いたよりも、狭く感じた。 二つの太鼓橋を中心に一面の藤棚。まだ満開とまでいかない感じだったものの、中でも大藤は見事だった。 後に予定が無ければ気分ももう少しゆったりとできたものを、時計を眺めながらの見物で、奥にスカイツリーの見える天神様にお詣りをして失礼した。 ん?天神様?…学問の神様だ~(@_@) しっかり勉強致します(^_^;)(笑) 束の間の江戸見物は思いの外、楽しかった。また、プチ江戸見物しようっと! 翌日会った友人に「そんなに沢山の藤が有ったら、良い香りがしたでしょう?」と言われ…。香り?…マスクをしていた事もあり、慌てていた事もあり…わからなかった。と、友人にし ては珍らしい呆れた眼差しに、ひたすら狼狽し、小さくなった私(*_*)(笑) (2019.05.13) <435> 今日は、「平成」最後の日。「昭和」から「平成」になった時は天皇崩御からの改元で、緊張と哀しみと…様々な気持ちの入り交じった時を過ごした。 今回はお元気での御退位。何となくそのまま日が過ぎていくのだろう…と思っていた。 実際その様に過ごすつもりだったけれど、仕事の連絡した知人は「大掃除をする!」と。友人からは「貴女の平成はどんなでしたか?」と。…意識し始める。 考える節目となった。 そして、「どんな令和にしたい?」と。 大掃除とまでいかなくも、掃除機を出してきた。冷蔵庫の食材をセッセと調理して片付けた(笑) もう一度年末年始が来た様!!! お陰で少しばかり気持ちがサッパリした。 (2019.05.01) <434> 桜の花も新緑に代わり爽やかな季節を想う。 初夏の花、躑躅や花水木の花が咲きだした。真っ白な躑躅の中に1箇所だけ、ピンク。とても綺麗。 気温が上がりはじめ、さすがに冬物のスカートやパンツは季節外れ…。先ずはそこから少しずつ衣替えを検討。 今年は改元、あと数日で平成から令和に。 私の手帳は昨年早々購入してしまい10連休 、示されていない。確認すると…た、確かに10連休の様だ(@_@) その手帳を覗くと「…じ、10連休は何処?」って感じ。グループレッスンの予定はこの連休には入れなかったが、それ以外はいつものスケジュール(大したスケジュールでも ないのだけれど…)と、あんまり変わらない^_^;レッスンしながらアッと言う間に過ぎていきそう! 今年度から2年間、拙宅の自治会の係となった。長く過ごした前の住居の時には務めた事がなく…、この4月から新入生のような心地。 3月末から、引き継ぎ、4月に入り、総会、地区の総会。何もわからないので、前任の方に色々教えていただきながらのスタートです。日頃の生活とは全く違う思考と視点が必要で、 本当に、新たな学びのチャンスをいただいている。社会人になった感じ(笑) 2年間無事に務められます様に! 祈るばかり(笑) (2019.04.26) <433> 桜の開花に、冬の様なお天気。あまりの寒さに縮こまるが、気のせいか桜も縮こまって見える。お陰で花が長持ち。いまだに、桜の花に会える。拙宅のベランダにも花弁が舞い落ち、心踊らせる。 今日は晴天、気温も上がり、そろそろ花ともお別れしそう。また、来年ね。 オペラに出演している友人から、「ゲネプロ観られるのですが、いらっしゃいますか?」とお誘いの連絡をいただき大喜びで新国立劇場に出かけた。 ゲネプロとは、本番の衣装を着けた歌手が、本番舞台に組まれたセットで本番さながらに演奏する最終稽古の事。 本番と違うのはオーケストラ奏者と指揮者が、普段着(笑)。 客席中央通路に演出家のデスクとマイクが置かれ、スタッフが座る。その前の客席にはプレスのカメラマンが陣取っている。 客席をぐるりと見回すと、お客様が沢山。協賛や会員の方々対象にリハーサル見学会と言う催しが有るようだ。 本番とほとんど違わない環境だ。 演目は「フィレンツェの悲劇」と「ジャンニ スキッキ」短いオペラの2本立て。どちらの話もフィレンツェが舞台なので、シルクスクリーンには、フィレンツェの有名な風景が 描かれる。幕が開くと誇張されたシンボルを中心とした舞台セットが分かりやすい。「フィレンツェの悲劇」は商人の主人公が扱う絹織物。アッと言う間に転換して、友人の出演 する「ジャンニ スキッキ」の、遺言書を書く机が巨大化されたセットに。そこを歌い手達が縦横無尽に動き回る(大変そう!(笑)) 友人は、小柄ながら期待を裏切らず、柔らかで通る声で歌い演じている。 そこに、ジャンニ スキッキ役のバリトン登場。スペイン人のバリトン、カルロス アルバレス氏。 一声、発する瞬間に(な、何?!この声!!この人!!!)。一瞬にして、“虜”となり魅了された! イタリア語も美しく、母音が深いにも関わらず軽やかに劇場に響き渡り、軽妙な芝居と舞台空間を占める存在感。歌は演奏する人の人間性が正直に伝わる。 呆気に取られながらも、楽しく美しく。気づくとこちらが笑顔になっていた。 (これなんだよな~!ちゃんと継承されているんだなぁ!)。 正統なヨーロッパ音楽。イタリアベルカント。それを目の当たりに出来て、本当に幸せだった。 日曜朝、何気なくTVを観ているとピアニストのランランさんが、子供の発表会によく選曲される作品を弾いていた。 モーッァルトのソナタや「乙女の祈り」。どれも子供の頃に課題にもらった曲ばかり。一流のピアニスト、ランランさんが弾けば、そりゃ~素晴らしいのは当たり前。けれどその 想像を超えた煌めきを放ったのは、ベートーヴェンの「エリーゼの為に」。 一粒、一粒の音がキラキラと、思わず溜め息の出る様な曲に…。 ベートーヴェンは交響曲もピアノ曲も元々大好きだけれど、子供の頃に弾いた「エリーゼの為に」 が、こんなにも名曲とは!再発見!再認識!素敵~! ふたつ、音楽で幸せをいただいた。 (2019.04.17) <432> 桜開花の知らせから、気持ちは「春」なのに、ここ数日「冬」の寒さ。 東北、北陸は雪が降っているそうな! つい「桜」の便りを耳にすると気持ちはワクワク、ウキウキo(^o^)o 気持ちも春めいて、ついスカートひらひらなびかせたくて…失敗。あまりの寒さに関節が、いたい(*_*) この寒さもあと数日らしい。辛抱しよう~! 先日、国立劇場に歌舞伎を観に出かけた。 公演前、劇場に入る前はチラリと前庭の花が目に飛び込んできた。 晴天に恵まれたこの日、公演の休憩に半券を持ち、館の外に出ると、陽射しにキラキラと輝く花が、眩しいくらい。爽やかな風にあたり、ピンクと言っても濃淡様々な花(ソメイヨシノ以外の桜も!)を 見て楽しむ。 休憩が済んで席に戻る際、ふと視線を下にやると、…なんと!カーペットまで、桜。まさか、春は桜の模様のカーペットに変えるの?(笑) まさか!(笑) これまでも何度もこの劇場に来ているのにもかかわらず、このカーペットが有るのに、きっと気がつかなかったのね~!ちょうど、季節が合って、視線も桜に敏感になっているのでしょう。 この日の演目は『元禄忠臣蔵 ―御浜御殿綱豊卿―、積恋雪関戸』扇雀さんの台詞が素晴らしかった! 数日前、テレビで歌舞伎座での歌舞伎を放映していた。音羽屋の20年振りの再演『野晒悟助』。尾上菊五郎、登場の場面に見覚えが…? 私が観た6月の? こんなシーン有ったっけ? ん~? あっ、有った、有った!ん? …結局、大団円の音羽屋の傘が花の様に広がり(綺麗~!)と思ったのを覚えていた。 観たんだ~!と確信したのは、全幕見終わった時だった(笑)(笑)(笑) (2019.04.04) <431> 今日は、4月1日。 エイプリルフール!? それより、新たな年号の発表。『令和』 『平成』の発表の時にも、慣れない響きに戸惑ったけれど、30年も経てば当たり前。 『令和』も、慣れるのだろう!何だか昔の元号にも思えるけれど、ちょっと淑やかな感じがする。 5月1日からの、新しい元号を楽しみに! 幸あれ。 まだ3月の先週、中目黒に立ち降りた。改札の目の前の大きな横断歩道には、誘導する職員が向こうとこちらに立っている。 人の波、波。横断歩道の信号が赤になっても人が切れない為らしい。 目黒川の桜の見物人。 その時はまだ桜は2分~3分咲きなのに、人はワンサと来ている。日本語ではない言語も多く耳にする。その人の波を潜り抜けなければ目的地に着かない私は、気づけば息を止めて人の狭間を縫って歩く。 僅か数十メートル歩いたのに、ヘロッ(@_@) 都心の桜のメッカは、近場で楽しめるのだから仕方のないこと…だけど、他に用が有る人は大変!住んでいらっしゃる方々もしばらくは大変、とお察しする。 学生時代、上野公園が通学路。桜の美しさに変わりないけれど、朝、通学に公園を通ると一面アルコールの匂いが充満し、ゴミの山。 「うっ!」と言いながら走り抜けたものだ。(笑) 拙宅の近くの桜は地元の人ばかりで、静かに散策する。 桜満開に近づくと、何故か花冷えの寒さに、雨が降る。ヒラヒラと舞う花びらを、地面に落ちた花びらを、眺める。 <430> 我が家から徒歩30秒の桜の名所(二ヶ領用水)の、昨日の桜。 (2019.03.26) <429> 二月も過ぎ“三寒四温” 弥生三月。名残の寒さと春の暖かさを通りながら、少しずつ本格的な春へと向かっている。 3月半ば締切の提出物を無事に終え、日差しに誘われて近所を歩く。 陽を浴びた鮮やかな紅梅と黄金色に輝く金柑、そして漂ってくる沈丁花、まあるい可愛い木瓜の花。目を上に向けるとフワッと泡の様に開き始めた、ミモザ。 ミモザと沈丁花は同じ季節だっけ??? …兎にも角にも、草花に春を告げられ足取も軽やかに。 2月には、出演している友人からお招きを受け、やはり招かれた友人と新国立劇場にオペラを観に出かけた。 演目はワーグナー「タンホイザー」。休憩を含めて、四時間を越える。 ワーグナーは「体力が要る!!」とばかり。昼食に待ち合わせした友人に、オズオズと「私はちょこっとお肉が食べたいのだけれど…。」友人の同意を得て軽めのステーキランチ をしっかり食べ、休憩時のおやつまで買い込んで、拝聴する。 各幕が1時間を越え、30分ずつの休憩2回。友人とコーヒーいただきながら、おやつでエネルギー補給(笑) ワーグナーが「妻の誕生日に、プレゼントに小品を作曲」した小品はおよそ30分(普通は弦楽の小品と言えば5分~10分位か。) 彼の規格は常人のそれとは違う。真の愛に覚醒し、語るのに、この和声と転調とめくるめくメロディ!が絶え間なく流れて行く。 サッパリ系日本人の私は、単純なストーリーに「さっさと話して真価を問えば良いじゃない!」なんて短気(笑)。 それでも、ワーグナーファンは根強くいらっしゃって、チケットはとても売れるそうだ。 ヨーロッパのエネルギーを思う作品を、存分に楽しませていただいた。 そして、もう1つ。 モニウシュコのオペラ「幽霊屋敷」の演奏会形式を、本番指揮者にお招きいただいて、聴かせていただいた。ショパンと同時代の作曲家で、ショパンが外に向かって普遍的な音楽として 信したのに対し、モニウシュコは自国の皆に音楽を味わってもらうのが使命、と作品を残した。今年が生誕200年の記念年。 最近、ポーランドの歌を歌う機会が増えているが、演奏を聴くチャンスが少なく、とても楽しみに出かけた。 聴きやすいきれいな曲だった。 九列目のセンターと言う良い席をご用意くださったのだが、演奏会形式ゆえオーケストラがステージの上にあり歌が聴きにくく、休憩で2階へと移動してみたらバランスがよく、楽しんで聴いた。 ポーランドならでは、の リズムとメロディに、知りたかった(味わいたかった)1つが得られた心地だった。 帰りには、ポーランドに留学なさり今も1年に1度は行かれているピアニストの仲間と食事をしながら、ポーランドのオペラの話を聞かせてもらったり、話に花が咲いた。 久しぶりにクラシックの音楽を堪能した時だった。 桜の開花も直ぐそこまで。近くの桜の名所の花が、3輪ばかり咲いているのを見つけた。 (2019.03.20) <428> 2月3日は、節分。 今年は豆まきしなかった(^_^;) …が、立派な恵方巻をいただいたので食べることになった。あまりに大きな恵方巻で、とても独りで無言でいただく大きさではなく、切ってそこにいた三人で分けていただいた。それでも お腹いっぱい!恵方巻の規則、“今年の方角を向いて無言で1本食べる”の、どれ1つも守らず(^_^;)。でも、楽しく美味しくいただけたので、それですでに“吉”としよう。 4日、立春。春の陽気になった。 陰暦の節の変わり目。ここからまた気持ちは新しく進めそう! 節の変わり目…と言うわけでもないけれど、いつも(減らさなくちゃ!)と思ってもなかなか減らせないものが、2つ。 “本”と“衣類” 大迫選手じゃないけれど、「半端ない!」(笑) まだ着られる衣類は捨てるのには、しのびなく…。見るたび胸に痛い“積ん読”の本が沢山 ^_^; そこに、声楽の生徒さんがパンフレットを2枚、持ってきてくれた。 1枚は、「ふくのわプロジェクト」パラスポーツの応援。 古着を送る(送料はこちら持ち)と業者が買い取り、それを売って、パラスポーツの資金とするそうだ。(1㎏…\7) これからクローゼットを開いて荷造り! もう1枚は、「古本チャリティー」 送る(送料無料…宅配業者が取りに来てくれる。)と業者が古本を買い取り、東京医科歯科大学の癌研究の資金となる。 単行本は場所を取るけれど、お気に入りで手放せなかった本が、何冊かあった。その文庫本が出版された物もあって、「思い切って!」と踏ん切れた。単行本10冊、文庫本13冊、 楽譜2冊雑誌2冊。{かかった送料より安いかも知れない…^_^;) 誰にも気づかれないけれど(笑)、我が家の本が少し減った。 段ボール箱に隙間。あと少し!と頑張って読んだ本があり、読み終えて梱包を終えたら、目が疲れ頭がボーッとなり、呆(ほう)けてしまった(笑) 私が買ったには違いないのだが“積ん読”の本には、日頃手にする物とは違う情報が多々あり、なかなか勉強になっている(^_^;) (2019.02.12) <427> 1月が終った。 1月には会食が幾つかあった。 |
歌を使って発声を学ぶグループ「カサブラン華」の新年会。私にとっては久しぶりの馬車道十番館。 レトロな建物が違和感なく落ち着くのは、ずっと人に使われているからだろう…。内装もその落ち着きに調和している。 ランチコースに出てきたお料理は小さいけれど魚も肉もあって、どれも、どこか懐かしい安定のお味。 いつもより少し、お洒落した会の面々と、楽しくお喋りに花を咲かせ和やかに会は進み、「今年もまた楽しく頑張りましょう!」と、皆で気持ちも新たとなるo(^o^)o “新年”をきっかけとして、互いにプライベートが多忙でなかなか会えなくなっていた友人とも「新年会」と称して、久々の食事に出かけた。 本当は「忘年会」を、と、話していたのだか、実現出来ず新年に持ち越した(*^^*) 渋谷の小さな和のお料理の呑み処。私はノンアルコールビールで、乾杯。優しい味でも少し凝ったお料理と、静かでも会話を楽しむを過ごせた。 新宿。なかなか親戚の子と食事をすることも少なく、1月!と言うことで、こちらも和のお料理の出る呑み処で、こちらはお喋りも賑やかに楽しく! 横浜では、これまでは年に2度は食事をしながら会っていたのに、昨年丸1年会えなかった友達と。彼女が連れて行ってくれたのは、馬車道にある広島カープファン御用達の広島お好み焼きのお店。 内装は1面広島カープの関連グッズに囲まれている。流れでベイスターズファンも来るらしく、ベイスターズ関連の物も少々(笑) …こんなに○○映えするお店だったのに、話とお喋りに夢中で写メ撮り忘れた(^_^;) 山盛りに見えているけれど、軽くてペロリといただけるお好み焼きをつまみながら、ご両親のお世話等の近況を話す。キリの無いほど話題は尽きないけれど、楽しい時間は早く過ぎる。 …何と、外食の多かった事か!どれもさっぱりと美味しい物ばかりだったが、先日内科検診で血液検査したら中性脂肪の数値が、跳ね上がっていた。先生「何だ~?高いなぁ!」 (マ、マズイ!落とさねば!) せっせと、食事療法しなくっちゃ! (2019.02.04) <426> 昼過ぎからの仕事の前に、朝イチで買い物に出かけようと自転車置き場に行くと、いきなりクラクションが鳴った。顔を上げると拙宅の前の道路で大型トラックの運転手が手を振っている。逆光で顔が見えない…。 (ん?) 考えている間もなく、トラックは通り過ぎていった。 (!)ひょっとして、山梨の親戚付き合いしている…? 買い物から戻ったら、電話が入っていた。 やはり、そうだった。偶然にも私を見かけて手を振ってくれたのだそうだ。 顔は見えなかったものの、温かな気持ちに、なった。 1月27日(日)、前日の大坂なおみさんの全豪オープン優勝で、朝から気持ちが高揚している。こちらは観て応援しているだけなのに、こんな気持ちになるなんて…。なんて凄いこと。 そして、1年に1度の我が門下の勉強会。人様に向けて発信するのではなく、自身の技術の確認や忘れない為に、歌う。 きっと、日頃にない緊張やストレスを感じられたと思う。もっと練習すれば良かった!と思われるかも、知れない。 そんな全てが勉強会でした。 皆さん、御苦労様でした。 また、それぞれ新しい歌に楽しく挑戦してください! そして、1月27日は、我が愛するモーツァルトの誕生日。 おめでとう!モーツァルト(*^ー^)ノ♪ (2019.01.28) <425> 「いっただきま~す♪」と、私。 「ちょっと、こっち見て!」パシャ!! ヒャー、Σ(゜∀゜)、我ながら、笑った、驚いた。 新しい年を迎えて10日経ち、友人と今年初のお食事会。 5日から仕事を始め、連日仕事に出かける毎日で 、今日はようやく在宅。 ホッと一息(^_^;) 人によっては「もう、新年10日も経って、早いですね~!」と仰る。 「…」 早いのか、どうかわからない。毎日、同じ24時間が流れ、日々の暮らしを過ごしていくだけ。 そんな新年10日目。 友人と予定が合って、共にお気に入りホテルの、やっぱりお気に入りの美味しいロビーディナーを、ゆっくりいただいた。たっぷりのスープと1品お料理、デザート。コーヒーも本当に美味しい。 今日も朝からフル回転~! (2019.01.12) <424> 明けましておめでとうございます。 皆様にとりまして、お幸せで素敵な1年となりますように! 平成31年 元旦 ☆年末に、6月16日(日)14時~15時 音楽サロンAria(センター南駅より徒歩2分)にて、 ミニコンサートが、決まりました。 ♪ 新しい手帳に、早速記入していただければ幸いです♪ (2019.01.02) <423> 今年も残すところ後1週間となり、挨拶の言葉も「佳いお年を!」が、増えてきた。 今年は、自身のリサイタルをお休みしたものの、12月には3ヶ所で、ボランティアコンサートをさせていただいた。週に1回のペースで結構忙しい思いでした。 7日は、横浜のけいゆう病院。 お近くに住んで居られると、恩師の友人ご夫妻がお出かけくださった。 響きの良い場所で歌いやすくは有るものの、エレベーターのドアは開閉し、ピアノの横の売店では調理の音や呼ばれる声や…、歌う頭の上には薬の番号標示板(笑)と、なかなかの条件なので恐縮する(笑) …けれど、精一杯歌わせていただいた。 12日は埼玉の老人介護施設。 もう5年もやらせていただいている。 この日を楽しみになさっている方が居られる、と、うかがうとお世辞でも嬉しく張り切る。単純(笑) 懐かしい歌を入れながらプログラムが進む。 そして、20日に年内最後の本番。福祉評議会主催。 始めは、その地域の建物のホールで開催のはずが、話が広がり人数が増え、結局地域の小学校の体育館が会場となった。 体育館はそもそも体育をする所で、寒くて響かない。 しかも、対象のお客様が年配の方と学童(小学校1年生~3年生)の子供さん。 年齢差に、プログラムの選曲も悩む。 小さなお客様は、10分ともつ訳もなく、余程言い聞かされているのか、静かにしてくれていたが、少しするとお友達と目配せ(笑)、ひそひそ話(笑)。 これは、仕方のない事で、私の修行は続く(笑) その小さなお客様の為に1曲用意しておき、「知っていたら小さな声で歌ってね♪」とお話させていただいた、本当に可愛いらしい声で、歌ってくれていた。 小さなお客様の何処か記憶の中で残されて、いつかキラキラのドレスと、大人の高い声を「そんな事があったっけ!」と思い出してくれたら、どんなにか、嬉しい。 残りの日々をゆっくり、片付けに費やしながら、今年は少しのんびりと、新年を迎えそうです。 今年も色々ありがとうございました。 明日は、Christmas! merry Christmas(*^ー^)ノ♪ そして、 佳いお年をお迎えくださいm(__)m (2018.12.23) <422> 師走になった。 12月4日。 木枯らし1号が吹かない!とニュースになる中、春一番の様な生温い突風が吹き、気温がグングン上がり20℃を超えた。 帰りが夜になるので一重のオーバーコートを着てしまったら、とんでもないっ!!! 暑くて汗をかき、帰宅してシャワーに直行するはめになった。 12月1日 寄るところが有って、表参道駅を出た。目的地は少し方向が違うのだが、ふと(あ、今日は12月1日。イルミネーション、あるかな…?)と、参道の方に振り返り、目をやると、(やっぱり綺麗~!)。 イルミネーションが辺りも輝かせて、キラキラしていた。 本当は今年、この近くでコンサートをするつもりだった。もし、そうだったらこんなにゆったりと華やいだ気持ちでこのイルミネーションを見られなかったのだろうなぁ…と思いつつ、今年は存分に楽しんだ(笑) 11月28日 ボランティアコンサートも間近になってきたので、前髪だけのパーマに出かけた。 出かけて、担当者と相談。 「そろそろどうかな?」担当者は定規を持ってきて、「大丈夫かも!」 「やっちゃう?」と私。「やります?」担当者。 65㎝程伸ばした髪を束ねて、40㎝程カット。 つまりは、大学生入学以来のショートです。 2年程前、「緑の黒髪」と言うのはこんな髪ではないか?と思わせるほど、真っ黒でしっかりした髪をした知り合いが、腰まで伸ばしていた。 「凄いですね」と、言うと「寄付するの」。 ヘアドネーション…病気で髪のなくなってしまった方に、ウイッグを作る為の人毛を寄付する運動。 …そうなのか。私の髪も、背中まで有ったものだから、ここから伸ばせば使ってもらえるかしら…と伸ばし始めた。 長さは15㎝以上、31㎝以上と規定が有るようだが、31㎝目指した。 今年初め、「そろそろかしら?」と測ったら、「これじゃ自分の髪が足りない!」と半年待つことになった。 いよいよ!バラバラにしたら送れないので、幾つかに束ね長さを計測しながら、ジョキ、ジョキ。およそ40㎝。 体から離れた髪は何だが、ただの物となり(本当にこれ私の髪?)と思うのだが、先ずは目的達成の安堵感を味わう。 次は、あごの辺りにまでなった私の髪形をカット、パーマ(前髪だけでなく)、セットして、ドレス姿にも対応できるようにしてもらって晴れて終了~。 翌日、ヘアドネーションの受付先に郵送して、私の大仕事は終えた。 一人分のウイッグを作るのには20~30人分が必要なのだそうだ。 私の髪は細くて少ない。それでも、カットしてゴミになるものが役に立てて、良かった。 (2018.12.05) <421> 今年は暖冬らしい。考えれば11月も半ばになっているのにまだ、オーバーコートを着ていない。ここ数年、猛暑の後は、直ぐ“冬!”が当たり前だったから、ジャケット 羽織ってサッと出かけられるのは何と軽やかで、何と嬉しいのだろう。 今年は、恒例の晩秋のコンサートをお休みさせていただいた。(…ちょっと充電かな!) お陰で紅葉をゆっくり見上げ秋を味わうことができた。幸せ (*´∀`*)。 先日、私用で大阪に一泊で出かけた。昼頃出発したので、着いたら、ホテルに入りゆっくりして終り。 帰りは、翌日午後14時頃だったので、午前中が空いた。 大阪在住の歌の生徒さんと連絡が取れて、会える事になり、大阪城に連れて行ってもらった。…考えたら大阪城に行ったことがなかった(笑) 秀吉の城。後に徳川が取り壊してしまったので、今の城はオリジナルではないけれど。 その敷地に足を踏み入れた。まぁ、広いこと!!! 当時はもっと広かったそうだ。お城への登城の道すがら「秀頼自刃の地 記念碑」と案内。 何だか、緊張した。史実が目の前に、ある。自分の城で自刃させられたのか~。歴史書では何度も目にした話が、実際の場所に立つと、衝撃を持って入ってくる。 昔は日本人同士で小さな国盗りをしていた事が、今は不思議だ。 城には登らず、近くでコーヒーを飲んだり、新大阪駅で有名ブランドの豚まん食べたりしながら、半日のプチ大阪観光を楽しんだ。 西の果物問屋に勤めている友人が、季節の果物を送ってくれた。綺麗なオレンジ色を眺めながら、小春日和の続く毎日に秋から冬への移り行く季節を感ずる。 温かい物を作る様になってきた。いただいた、姫冬瓜を鳥の挽き肉とお出汁でコトコトと煮てた。とろみで熱々。美味しくできました。 (2018.11.20) <420> 1日1日と秋の進むのを感じる。 芳しく漂っていた金木犀は、台風で蕾がみんな落ち、ぱたりと匂わなくなった。…残念(*_*)。 秋めいていよいよジャケットを羽織ろう!と薄手のスーツを着る。 最近の秋は短く直ぐ寒くなってしまって、毎年衣替えの度、出し入れするばかりで着ず仕舞いが多いジャケット。 今年はパープルのスーツ、下はキュロット、今はキュロットと言ってもわからないかも…。今で言う、ガウチョパンツ。形は同じ。 再び流行ったので今季は迷わずスッと袖を通す。 ジャケットのポケットに手をいれると…。「ん?」何か手に当たる。 時計…(@_@)? 「こ、こ、こんな所に!?」と、絶句。もう20年程前に失くしたと思っていたお気に入りの時計。それは20代に入って直ぐ、当時としては高かったのを財布叩いて、頑張って買った物だった。 うわ~!ちょっと感動物! 出てこなくなってから、しばらくガッカリして、似たような物を探そうにも、なかなか無くて本当に残念だった。 早速、近所の時計を扱うお店に飛び込み、電池を入れてもらう。 動いた\(^o^)/ 今やアンティーク(ヴィンテージ?)物。まさか!と思ったが、入っていたジャケットの生地も良かったのだろう。 今、私の左手で、まるで空白の時など無かったように、時を知らせてくれる。 日頃、後ろをあまり振り返らないタイプの私だけれど、この再会は喜びだった。 今年は暖冬らしい。日中は暖かい日も多く、ずっと袖を通していなかった秋物を沢山着てあげよう! (2018.11.01) <419> 一雨毎に秋に進む気配。…と言っても最近の雨は、土砂降り!ばかり。 一筋、香りが鼻へと入ってきた。その香りを辿れば、金木犀。翌日、思いっきり空気を吸うと、胸いっぱいに金木犀の香りで満たされた。 声楽のレッスンでは、「胸ではなくて、お腹に息をしっかり吸って~!」と生徒さんに言っているけれど(笑)、金木犀の香りには、「胸いっぱい!」が相応しい。 9月半ば、2泊ばかり温泉に出かけた。気分的にはこれが“私の夏休み”。 最寄り駅から送迎バスで20分ほど、小さな山の中腹にある和風旅館。辺りには一般住宅なのだが、一歩敷地に足を踏み入れると、静寂に包まれる。以前からたまに訪れていたが、久しぶり。 部屋の裏には川が流れ、せせらぎの音が心に優しい。 “はぁ~!寛ぐ~!” 勝手知ったる温泉宿♪ 早速、露天風呂にトントンと降りて、ドブン! “はぁ~!気持ち良い~!” 座敷にテーブル、の出汁の効いた美味しい和食をたっぷりいただき、部屋ではゆっくり本を読み、静かな休日を過ごしてきた。 帰路、乗換の小田原駅でいつも楽しみなお土産を買う!「甘露梅」。小田原の菓子で小田原でしか買えない。 梅干しに浸けた赤い梅紫蘇に餡をくるんだ餅を包んでいる。甘酸っぱくて美味で、私のおきに入り。 イソイソと売店で手に入れ、ルンルンと電車に乗って…気がついた! 「あ、本忘れた~!」(*_*) 甘露梅、嬉しさに支払にお財布取り出す時、レジの横に置き忘れた~(@_@) 本文は読み終え、後書きを読んでいた。…ま、良いか! どうぞ、どなたか読んでください。と願った。 (208.10.01) <418> 招待券をいただいたので、上野の美術館に出かけた。 駅から出て上野公園に入る。 久しく来ない内に、上野動物園の入り口が少し右にずれていた(@_@)。 大分大きくなったシャンシャンにも会いたいが、今日の目的はそのお隣。 都立美術館での、レオノール フジタ(藤田嗣治)の美術展。 久しぶりのフジタの絵に、日常を忘れる。 渡仏前の日本の作品から戦時中の戦争絵画、そしてフランスでの乳白色の作品から、信仰の深まった宗教画、と絵画で人生を追っていた。 ゆっくり観ながら、自身のこれまでと重ねなから館内を楽しく歩いた。 美術展自体も久しぶり。違った世界に遊び、気分もリフレッシュした。 次回の上野は、シャンシャンかな!(笑) (2018.09.20) <417> 再び暑い日。 …それでも夕方の蝉しぐれより、虫の音が耳に響くようになった。 今年初めて、蚊に刺された(笑)気温が30℃を割ると活動するそう。卵を産むメスがタンパク質を求めて、人に来るそうだ。2~3ヶ所、協力してしまった(^^; 夜6時頃、仕事から戻って留守電のメッセージを聞いた。 「こちらは○○チケットオフィスですが、落とし物の件につきまして…。」と三回も入っていた。 始めは何の事やら…?と思っていたが、ハッと思いついて、バックの中のチケット入れのファイルを見る。 (美術展の招待券でしょ、見終わった歌舞伎のチケットでしょ。…!)(な、ない!10月のコンサートのチケット2枚入った封筒がっ!) 汗が吹き出る(*_*) バックをひっくり返して何度探しても、ない! 慌ててチケットオフィスに電話を入れたが、業務終了のテープが流れるばかり。 仕方なく、苦手なお問い合わせフォームにメールして、連絡を待つ。 ご親切にも、1時間後、業務終了にも関わらず、留守電にメッセージを残してくださった方がお電話を下さった。 「都筑警察署から、瀬尾様のチケットと思われます落とし物の連絡が入りました。身分証明となる物と印鑑をお持ちの上、引き換え番号を持って受け取ってください。」と丁寧なお話だった。 その日とその前日、都筑警察署の近くで、仕事だった。 「い、いつ?」と言う気分だが、落とした自覚があったら拾うよね!と自答(笑) 今年はハンドタオルを2枚も落とし、それもしばらくガッカリしていたのに、このチケット、私の大好きな演奏家のコンサート。今年で「来日公演最後!」と言うので奮発して買った高価なチケット((T_T)) 友人に嘆いたら「今、貴女にとって必要なら戻って来るし、必要なければ出てこなくても良いのよ。」と諭される。わかっちゃいるけど、気持ちは、(落とすなんて~!)(聴きたいのに~!)と(笑) 連絡が来ていると言うことは、チケットが戻ると言うことなのに、小心者の私の心は、ヘロヘロ。変な汗。 翌日、朝も早よからイソイソと再び職場の最寄り駅。いつもなら“左”に曲がるところを、“右”に曲がって都筑警察署へ。 チケットオフィスの方に教えていただいた様に手続きすると、5分後には大事なチケットは私の掌の中に。 あ~、良かった!!!!様々な方々に感謝しつつ、(ホッとして、ホッとして、ホッとした~!) それから本来のスケジュールに戻り、前述の友人と待ち合わせに向かう。 友人と会った楽しさと、件の安堵に、美味しい紅茶の入ったティカップに口をつけたまま喋ってしまい、“ブクブク、ブブブ!” 友人に涙流して笑われた(^_^;) 本当に疲れたんだわ~!『24時間の一大事』でした! (2018.09.04) |
<416> 大雨の台風が過ぎ、雲行き怪しい不安定なお天気が過ぎたら、ふと空気が変わって秋の気配を感じる。 「夏休みは取らないのですか?」と、聞かれて、「…」あんまり夏休みを意識していなかった。(これまで夏休みを取ったことがなかった)。ただ、生徒さん方が、 お盆でお子さんやお孫さんの所に行ったり来たり…とお休みが多く、結果的に珍しく4日OFFになった。 ノープランなので、たまったコピー楽譜を片付ける…等日頃できない事をするのか…と思ったら何の事はない!の~んびりしまくり、食事の支度や洗濯や掃除や、日常の事をして時間が経った。 食料の買い出しに自転車で街をぐるっと回る。 この中の某日、遠くの空が俄にかき曇り、雨がやって来そうな気配。 近くの農家の無人売店で野菜を買ったところでポツン!と大粒、1つ!(これは早く行かねば!)と、自転車を爆走させるも、雨足の早いこと! ポツン!と始まってから数秒後には、大量のザー!ザー! 最寄りのスーパーまで1分位なもの…、お大急ぎでペダルを漕いだものの、バケツをひっくり返した様な雨に、見事にずぶ濡れ! 着ていたワンピースからは水も滴る(*_*) いやはや…言葉もなく、スーパーに飛び込み、休憩所のおじ様方にジロジロ見られながら、(えっ?水も滴る良い女?)などと「お目出度い事」考えながら洗面所に向かう! ギョッ!鏡に写った自分の姿にビックリ! アップにした髪はかき乱れ、解れた髪は、額やうなじに張りついて…。まるで、幽霊…f(^^; これは、おじ様にギョッとされるわ~! と、髪の乱れを直して、改めて登場(笑) 既におじ様はいなくなっていたけれど、自分の姿にどこかホッとして、雨の止むまで買い物をしながら雨宿り。 最中は大変だったけれど、面白かった!(^o^) またまた、台風がやって来る様だ。用心用心! (2018.08.22) |
<415> 40℃近い気温の毎日にいささかグッタリ、ゲッソリ。もう勘弁して!と言いたいが、夏はまだまだ続く。 8月8日は心待ちにしていた花火大会(’-’*)♪ 日頃は花火大会に対して、そうでもないのだが、この花火大会に対しては格別。 拙宅の目の前には多摩川が流れている。その対岸の狛江側の河原で打ち上げる花火大会なのだ!! 拙宅の頭の上に花火が大きく大きく観られる。8年ぶりの催しだった。…が、当日は台風で中止。またの機会を楽しみに…。 母方の郷の山梨県のお盆は8月だが、親戚の子が何年振りかに遊びに来てくれたのをきっかけに、6~7年振りにお墓参りに出かけた。 この日も晴天で盆地の山梨県に入ったら、目も開いていられないほど日射し眩しく、ジリジリと暑い。サングラスと日傘が必須! 久しぶりに祖父母の墓前に手を合わせちょっと気持ちも軽い帰途、ずっと行きたかった「大村智記念美術館」に寄った。 小高い丘から八ヶ岳の見える素晴らしい立地に、きれいな可愛い美術館がある。 先生は、美術への造詣も深く、女子美術大学の理事長をなさっていたこともあり、女流画家の作品を主に収集され、どの作品も見応えの有るものばかり。 陶芸も、今は人間国宝になられた方々の作品が多数展示され、先生の確かな審美眼に、言葉もない。(これらの作品を買える環境に有って、果たしてこれらの作品を手に取れるか…我ながら自信など、ない(^^;) 大村智先生の個人の展示室が有るが、多くの国際的な賞をはじめ、ノーベル賞のメダルや証書もあり、圧巻の眺めだ。 豊かな気持ちになって美術館を出ると、道を挟んで温泉がある。白山温泉。これも故郷に、と大村先生が作られたそうだ。 暑いお墓参りの後に、のんびりお湯につかりホッと一息。休憩所にも絵画の展示があり、本当に豊かな気持ちになった。 帰りは昇仙峡を下りながら、親戚の子に送ってもらって自宅へと戻った。 (2018.08.08) |
<414> 暑中お見舞い申し上げます! いやはや…暑い日が続きます。連日35℃を越え、明け方暑さに目覚め、窓を少し開けてもう一度寝る。…とは言っても様々な夢など見てたり、果たして熟睡しているのか…┐('~`;)┌ 仕事等で出かける際は、赤いバンダナに保冷剤を入れ、首に巻く。それだけでずいぶんと違う。 先日、友人と待ち合わせの際、その格好をしていたら「どうしたの~!その格好、豆助みたい~!」 (ま、豆助~?)。 テレビ番組で唐草模様の風呂敷を首に巻いてるマスコットの小犬の名前らしい(笑)。 おしゃれにお茶をしようと、おめかしして出かけたのだけれど、その首に赤いバンダナだものね! でも、試しに友人の首に巻いてあげると「うぁ~、涼しい。火照った頭が急にクールダウンしてくる~。」と、ご理解いただき喜んでもらった。 あまりの暑さに、保冷剤は行きだけで効果はなくなってしまったけれど、帰りは夕方だから…まぁ、大丈夫。 涼しい屋内で、都内の木々の多い景色を眺めつつ、ゆるりとお茶をして、暑い夏を涼んだ。 皆様もどうぞお体に気をつけて、お過ごしください。 沢山の豆助に出会えます様に!(笑) 命には変えられません。 (2018.07.23) |
<413> 先々週は、雨混じりの日々。その翌週は夏日の連続!ついに、「梅雨明け」! まだ、6月なのに…!7月にもなっていない、早い梅雨明けとなった。…。 これから、長い長い夏の日々を過ごすのか…と考えた。 その梅雨明けの少し前。 6月23日(土)は、小雨模様。 皆様、柏までコンサートを聴きにお出かけいただき、本当にありがとうございました。 私自身、初めて降り立つ街、初めてのホール。 千葉県はとても広く、千葉県在住の方にご案内すると、「都内に出る方が近いです」と言われる方も(笑) リハーサルでは、初めてのホールなので先ず響きのチェックがてら、歌ってみる。 何度か歌った「ショパン歌曲集」から7曲。 何度歌わせていただいても慣れる事はなく気を配る。 依頼のコンサートなので、伴奏者がいつもと違う。(いつもの伴奏者は、なかなか客席からステージ姿と歌を見聴きしたことない!(笑)と言ってお客様として来てくれた。) 同じ楽譜なのに、出てくる音色も違うしテンポ感やフレーズ感も違う。それに刺激を受けたのか、何度か歌っている事もあって、言葉の世界により入り込んだ。自分の中でそれまでと少し 違う曲の印象になり、ワクワクしながら歌っていた。 それを敏感に感じ取って聴いてらっしゃる方も居られ、終演後、お話くださった。(凄いです。) 伴奏者が変わって、いつもとは違う、音楽の化学変化が起きた様だ。 千葉在住の方、そして石岡や、横浜、埼玉、都内と、多方面から、思いがけず沢山のお客様にお運びいただき、本当に嬉しく思いました。 何処かで告知を見て、何十年振りにお目にかかれた懐かしい方々にも聴いていただけて、本当に幸せでした。 数少ない(笑)友人達も来てくれて、終えてからホッと笑顔の一時も。 本当にありがとうございました。 この翌週、梅雨明けしたのだが、この日は紫陽花の似合う雨模様。 友人のプレゼントの金平糖も、なんて綺麗なんでしょう!!! (2018.07.04) |
<412> 梅雨目前で夏日が続き、洗濯物はカラッと乾き、布団もふっくら。 暑くなるのが早かったせいか、今年は夏の初物もはやい。 スイカも食べた。 昨日は大好きなビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)が、レストランに出ていたものだから、思わず頼んでしまった!美味~(^^)d 半年以上ご無沙汰してしまった恩師のお宅を訪ねた。 久しぶりで、お元気そうにお過ごしで、とても嬉しかった。 うかがう旨をお伝えしていたので、先生が「手に入ったのよ~!」と、近海の新鮮な天然物の鯛をお昼に焼いてくださり、ご馳走になった。 一人一尾!の鯛は大きく、その真っ白な白身はホクホクふっくら!日頃は、なかなか口にできない物で、先生のお元気な笑顔とあたたかなおもてなしに心からの感謝の気持ちだ。 お目出度い事もないけれど、お目出度い気分になった。(笑) 6月4日!(ん?何の日だっけ…?)と、思い出した。虫歯予防デーでした。幼い頃は、必ずこの日がクローズアップされ、歯磨きを意識したものだ。 再び(ん?)(6月2日は何だっけ?)と。 久しぶりに横浜を歩いたら花火大会の看板が目に止まる。(こんなに早く花火大会?)と驚く。すると、“開港記念日”花火大会の文字が飛び込んだ! あ~、そうだった! 横浜市立高校の講師の頃は、年間予定の中にあった。しかも「休校日」として。そして、その学校の開校記念日は5月29日。 この流れで、飛び石連休が成立し、土日も絡んでその高校だけの、“第二のゴールデンウィーク”だった。 長く勤めていた仕事先の暦は体がよく覚えていたが、さすがに、忘れていた。 遠い記憶になったと言う事か…。 大雨に“梅雨入り宣言” その翌日から晴れ始めて数日。 “梅雨の中休み”と報じられたが、梅雨入り二日目が、(中休みって!)と内心ツッコミながら、爽やかな晴天に感謝の今日この頃。 (2018.06.09) |
<411> 大きな躑躅が(ツツジ)終わり、小さな花弁の躑躅が満開。紫陽花も咲きだした。カラッとした爽やかな暑さから、湿気を伴うムシムシの暑さになってきて、梅雨が目前。 先日、18日にけいゆう病院(横浜みなとみらい地区)のボランティアコンサートを終えた。 今回は日々バタバタしていて(いつもかな…(^-^;))、準備が短期間になってしまい…。 約束の日は必ずやって来るもので、当日の午前まで準備していた。 本番の時間までの身体のコンディションは、長年の経験で時間の逆算と共に整ってきた。 5月なので、爽やかな歌、母の日に因んだ母の歌、そして、花の歌、等、歌い進めてゆく内に、会場の響きに助けられ日頃出来ない箇所が容易にできて、(なるほど!)と、こちらも様々ヒントをもらっている。 あと何回できるものかは不明だが、毎回終ればやらせていただいて良かった!と自身も思って終わる。 ホッと一段落。 6月23日のピアニストさんとの初練習が、始まった。 ワルシャワで勉強なさった方なのでポーランド語が読み聞きなされる方なので、緊張と共に、質問できる安堵感がある。 初めてご一緒するのだが、音楽の世界は本当に狭く、私の知り合いが、彼女の知り合いの奥様だったりして、初めてゆっくりお目にかかったのに、話は盛り上がり!! 合わせのお稽古も、1回目としてはとても楽しくできた。 きっと6月の本番も上手くいくだろう予感が、する。わ~楽しみ。 千葉、柏なので神奈川や都内のお客様には遠方ですが、宜しければお運びください。 1時間程度のコンサートの半分を私が歌います。 お代は、なんと999円 、です(@_@) (2018.05.29) |
<410> 新緑の輝く候となった。 …等と言ってる内に、早々夏日が幾日も! 「先々の自分を考えるに古くなった浴槽を交換しようかと思っているの!」と、会った従姉妹に話したら、工務店を紹介してくれて、あれよあれよと言う間に現実化。 決定! 工事中は浴室の乾燥を含めて3日は使えなくなると言うので、(暑くなる前に!)と、工事日を決めたのに、…夏日(@_@) しかも3日間とも! 普段は意識もしないのに、浴室を使えないと思うと、無性にシャワーを浴びたくなる(笑) 工事の最中、在宅して待つだけなので、この際カーテンを洗濯しようか…、と。(夏と冬の前に洗うのが私の習慣) …我が家は洗濯機は、長年、二層式。今どき?と驚かれる方も有ろうかと思うが、結構愛用者は居るようだ。 新たに買い換えの際、店員に『毛布も洗えますよ!』との言葉に動かされ、小さな洗濯槽のつもりだったのに、大きな方を選んでみたが、日常には大きすぎて、なかなか大変(笑) けれど、カーテンを洗うのにはうってつけ(^^)d 我が家のカーテン13枚を、4回に別けて、洗う、洗う! 洗ったら、干す、干す! 夏日が幸いして、アッと言う間に乾いた。 気づかないものだが、洗ってみると軽いし、一段明るい! 3日目の晩、ついに、浴槽にお湯を張って入浴。 新しい浴槽と接着剤の香りを嗅ぎながら、慣れないながらも、あ~、サッパリ(。^。^。) (2018.05.23) |
<409> 早いものでGW(ゴールデンウィーク)に突入。残り僅かとなった。 比較的良いお天気の日々、爽やかな中、皆さんはいかが過ごされているのでしょうか? 旅行に行かれる方も多いのでは…。 私は、仕事がありながらも 緩やかな時間を過ごし、東京ドームにプロ野球観戦のシーズンシートにお誘いを受け、1日遊んできたq(^-^q) この数年、海外旅行に出かけていなかったのだが、(…そう言えば、バスポートの期限…!)と気になっていた。 10年有効のパスポートなのだから、早や10年が経とうといているわけだ。この10年は数回しか使えなかった…。 期限が切れてから新しいパスポートにするには、また始めから戸籍謄本等を用意しなくてはならなくなる。期限内ならば、新しい写真とパスポートと申請書を持っていけば、直ぐに更新できる。 思い立って、先ずは写真! 10年用だと顔は10年間使う(笑)なので、慎重に行きたい! 近くに証明写真機が有るのだが自信が無く(何の?自然に写る…かな(笑))、写真屋に行くことにした。 我が家のファミリー薬局が隣街にある。そこには薬局を含め独立した三軒のお店が並んでいる。隣が歯科、その隣に写真館。だんだん減ってきてしまった写真館が近くに有って良かった! 無事に撮影してもらってきた。「顔を影を消して明るくしておきました」なんちゃって、「パスポート用なのに良いのですか?」と聞いてしまった(笑) 「ほんのちょっとね!」だ、そうです。 区役所等に置いてある申請書に記入し、古いパスポートと共に添えて、パスポートセンターに提出に行く。 一番近いのは本厚木。パスポートの時にしか降り立たないので10年振りだ。 駅の回りは綺麗になっていた。が、なにせ目的地にまっしぐらなので景色もソコソコにセンターに。幸い混雑なく直ぐに申請を終え、1週間後に取りに行く。 これでまた10年、心配なくいつでも出られる(^o^)v さぁ、何時に行かれるかなぁ。 薬局の並びの歯科医院も、これまでの歯科医院が遠かったので、その後紹介していただき通い始めた。 これで並んだ三軒ともお世話になっている(^^) (2018.05.06) |
<408> 沈丁花の香りがしたと思ったら、桜の開花。 桜が咲いたと思ったら、花水木の蕾が開き始め、(え~、花水木って、5月位じゃなかったかしら…?)と驚く間も無く、藤の花が咲だした。 花の季節が、1つになってしまった。 ふと、足元には蓮華の花に芝桜。 またもや、(え~!)(@_@) (笑) 12月末生まれの友人の誕生日のお祝いを約束していたのだけれど、暮れや新年はバタバタしていて、今頃になってお祝い\(^^)/ お住まいは、三浦。 同じ神奈川県とは言え、こんな機会がなければなかなか行けない。前に来たのは何年前だっただろう…。 久しぶりの三浦は、穏やかな気候。「通り矢」行きのバスに乗って友人宅に。 ちょうど、私の唱歌のクラス(センター南の音楽サロンAriaにて)で先月から「城ヶ島の雨」を扱っている。 白秋の詩に「通り矢」が、出てくる。これは地名。「利休鼠」は、利休の好んだネズミ色。 三浦の対岸は、城ヶ島。 そこに見えるその姿に、頭の中で「城ヶ島の雨」が勝手に流れてる。 持参した私の好物「粟ぜんざい」や誕生日祝いのティラミスを一緒に食べ、楽しいお喋りをして次の再会を約束し、(せっかく三浦に来たのだから、鮪!?)と、市場に。 (何処で何を食べようか!)と思っている内に、ドイツの友達に送ろう!と鮪の佃煮を買ったり、他の友達にも!と幾つか。 平日のせいか、人もまばらな港。せっかくだからと、撮った写真からは、日本歌曲どころか、ひなびた港町風に“演歌”が聞こえてきそう(笑) |
<407> 夜中に、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポンと音を立てながら開いたのでは…?と思うほど一斉に開いた桜。 今は、強い風に花びらも舞い上がり、葉桜になってきた。 ドイツ在住で、ご両親が亡くなり家の片付けに来日していた友人が、「どうして日本人は桜を観ると、特別な感情になるのだろうね!」と、言っていた。 冬の寒さに、何となく背を丸め下ばかり見ていたのが、桜が咲くと皆、上を観て「春が来た!」と心が踊る。一斉に咲くその強さに、私達も奮い起たされるのかも、知れない。 上ばかり見ていたら、下にも「私達もここに居るよ!」と、ばかりチューリッブが元気いっぱい開いていた(笑) 今年の復活祭は4月1日。 ドイツからの友人は卵形の入れ物に、イースター卵のチョコレートをお土産にくれた。 (2018.04.07) |
<406> 春分の日(3月21日)、雪が降った。 この頃、必ず降る「名残の雪」。 桜の開花宣言の少し前から、一輪また一輪と咲き始めた桜に、桜吹雪ならず、本当に雪が舞った。 元気に開こうとしていた桜が、まるで首を引っ込め固まっているように、見える。 その空の下、出演する友人にご招待いただいて、新国立劇場にオペラ「愛の妙薬」を観に、出かけた。 冬に戻った様な雪の中を出かけ冷えた体も、劇場に入れば暖かくほっこり。 久しぶりにアカデミックな空間に身を置く。 ドニゼッティ作曲の「愛の妙薬」はコメディオペラの代表作。人が殺されない(笑)。 純朴な青年ネモリーノが、魅力的な女性アディーナに恋をする。始めは鼻にもかけなかったアディーナ。 恋するのを手玉に取られ、ぺてん師ドゥルカマーラに愛の妙薬と言われ、ただのワインを高値で買わされる。 酔っ払ったネモリーノは気も大きくなり…。そこに亡くなった伯父さんがネモリーノに莫大な財産を遺したことが村人に知らされる。急にネモリーノの回りに女性が群がる。 ネモリーノ本人はまだその事を知らないので、妙薬の効き目と誤解してしまう。女性にモテモテのネモリーノを見たアディーナも、心中穏やかでは居られない…。 最後は、もちろん大団円のハッピーエンド。 音楽もテンポ良く流れ、視覚的にも行き渡った演出に、時間を忘れて聞き入り、観入った。 ポスターの原色ばかりの写真に、演出やセットの奇抜さを結構覚悟していたのだが、内容と音楽にマッチしていて、とても楽しかった。 皆さんに絶対オススメ!(…が、この日が楽日でしたから、またの機会に是非!) ちなみに、オペラに出てきたワインの銘柄を劇場ロビーで販売していて…何だが可笑しかった。お酒のお好きな方は、テイスティングなさりたくなるのだろう。 お招きいただいた友人(ジャンネッタ役)に、感謝です。外国人歌手と変わらない響きの高い声はとても綺麗でした。 イタリア物を聴いたのは久しぶり。やっぱり、イタリア物は良いなぁ~♪ヽ(´▽`)/ と、雪から雨になった帰路をルンルンで戻る。 翌朝も気持ちが軽やか。 本当に良いものを聴くと、こうなるのだなぁ!と音楽の大切さと責任を思った。 (2018.03.23) |
<405> 神奈川県から静岡県に向かって走る列車の車窓は、進むにつれて射し込む陽射しも明るく柔か。目に映る景色の色彩は、淡い黄緑と黄色やピンクの春色。 やはり、静岡県の方が暖かいようだ。一足早く“春”を感じさせてもらった。 少し遅れて、こちらも今週はずんずん気温が上がり、昨日からは20℃近くなった。 つい先日まで“寒さ”に衿元も固く閉じていたのに、…今や着るものに困ってきた。 友人は、ダウンコートを洗濯して、ブーツをしまった、と言っていた。 友人と出かけた都心でも、白、黄、ピンクと彩りも明るい花々があちらこちらにみられ、心も何だが軽やかに弾む(*^.^*) (2018.03.16) |
<404> 弥生三月。 節句も終えた。 今年は…、お雛祭りに、ちらし寿司も、蛤のお吸い物も、雛あられもなく、新キャベツたっぷりの焼きそば(笑) あ、でも!友人が雛祭りに相応しいお菓子を私に持ってきてくれた。 桜の花の塩漬けが乗った桜色のお饅頭。 桜色に着色したホワイトチョコに包まれた柿の種と小豆餡のお菓子。 気持ちは、桃色。 気分は雛祭り~!♪ ヽ(´▽`)/ (2018.03.06) |
<403> 『ヒリヒリする』… 火傷した訳じゃない。 『痺れる』… 感電した訳じゃない。 『ドキドキする』… 病気な訳じゃない。 ☆平昌オリンピック!☆ 始まるまでは、ピンとこなかったけれど、いざ始まったら、まぁ夢中。 夏のオリンピックよりも自然環境の影響が大きく、選手達はどんなにか大変だろう。それに向けての、日々の心身の鍛練は想像するに余りある。 それだから、素晴らしい。 スケートやスキーを観ていれば体も動く(笑) 小平さんもパシュートも、etc.みんな かっこいい。 カーリングは面白い!が、頭を使うし、長く時間がかかる。見終わると、ヘトヘト(*_*; フィギュアスケートは美しい!し、力が入る。 スケートボードも!驚き。 どんな競技も面白い!などと、テレビの前に座っている時間も増えた! せっかくだから、テレビ観ながら、確定申告の計算でもするか!と、領収書を出してみた。 …が、とんでもない! 競技に夢中になって、手が進まない(@_@)。 何時になったら終えるやら…。 この時期、「確定申告」の話題は言うまい!と思っていたのに。 終わってしまったら、夢のあと。 心がポッカリ空いてしまったみたい。 その穴を、確定申告の計算で埋めるか! (20118.03.06) |
<402> 恒例の勉強会を終えると、これも恒例の「テーブルウェア展」。 毎年ご招待券をいただいて勉強会にお付き合いくださったピアニストさんと出かける。 今年は「磁器絵付け」を長年勉強し、お住まいの地域で先生にもなっている友人の作品が展示されるそうで、それを見るのも楽しみ。 友人は仙台在住で、会うのも何年振り! 開催中はこちらに居る、と言うので、出かける日を決めて連絡。東京ドームのフィールドで待っていてくれた。 彼女は転勤族で、その転勤先の大阪やら福岡やら千葉に旅行しては、甘えてお邪魔していた。絵付けを始めたのもその頃。 その度に作品を見せてもらっていたが、今回の展示作品は見事で、上達に歳月と努力を思う。 私など、絵を観賞するのは大好きだが、全く描けない。そんな私には、このリモージュ風の作品の細部にまでかけた途方もない時間が、眩しい。 その作品とともに、作品に映し出されるお人柄を思う。 けれど、一緒にお茶を飲んで話せば、昔から知っている懐かしい友人そのもの。それはそれで、何とも嬉しいものだった。 美しい陶磁器の展示を眺め歩き、洋食器にトキメキ! 「アンティーク」と称されて展示されてるミントンのケーキ皿!(ん?…うちにある。もう、アンティークになるのかぁ!)と、驚きつつ(楽しく使おう!)と決めた。 大して詳しくもないのに、好きなコーヒーの味がある。メーカーも豆の名前も決まってないしわからない。…でも、自分の中の好みがある。 濃いめで深い味。 ヨーロッパの朝食に出てくる様な。 「そんなんじゃ、わからない!」 そうですよね。 でも、あるのです。(笑) 豆の出会いは、難しく。でも、先日テレビで観た煎れ方でコーヒーを煎れてみたら、なんとなんと!美味しかった。 その上、それまで京都で買った脚付きの陶器のマグカップで飲んでいたのを、ヨーロッパ磁器に変えてみたら、なんとなんと更に美味しい。 器は、深い。 (2018.02.17) |
<401> 二週続けて雪が降った。 関東の雪は、2回目は幸いに小降りで1回目の雪も、日陰に残った僅な物を残せば概ね、解けた。 いまだ、北陸では大雪。本当に大変な雪。 早く日常に戻れることを願っています。 節分を終え、(今年は豆まき、しなかった。友人が持参してくれた恵方巻ではない太巻きを、お喋りしながら!食べていた(笑))、翌4日立春、ささやかながら我が声楽門下生の年に1度の勉強会を催した。 大人の門下生には様々な事情があり、“歌”に対する思いも違う。それぞれのペースのレッスンの中、1年練習した曲の中から選んで発表する。 誰しも、人の事は上手に聴こえ、上達を認める。本人も同様なのだが…(^^) “ 歌”には、人が出る。人間が現れる。 それぞれの方が、それぞれに歌われる。『上手』と言う定義は難しい。音程やリズムが合っていれば上手なのか?…そうでもない。懸命に歌われると心が出て、味のある歌となりこちらに伝わり、染み渡る。 そう歌われる方も居て、我が生徒さんながら楽しませてもらった。 “歌”が楽しい、何かいいもの!と思っていただければ嬉しい。 お疲れ様でした。 感謝(*^ー^)ノ♪ (2018.02.10) |
<400> 『色男~!』 こんなに色男なんて! 「イケメン」なんて言葉は、薄っぺらい。 「ハンサム」では表面的。 やっぱり、「色男」がピッタリ。 ピアニストの友人が「モーツァルトの映画やってるけど観た?」と、教えてくれた。なかなか予定が合わないながらも、上映館を探して仕事の前に出かけた。 『プラハのモーツァルト』 モーツァルトの色彩豊かな音楽と、美しいチェコの景色に酔しれ(かつて訪れたオペラハウスが出てきて、とても懐かしかった!)…ストーリーが進んでいく。 当時の貴族の有り様も知れる。 映画『アマデウス』に描かれたモーツァルトが史実に近い描写の様だが、今回のモーツァルトは全く違う。 美しいこと! (こんなに綺麗なモーツァルトなら、口説かれるかも~!)と、思うほど(笑) イギリス新進俳優 アナイリン・バーナードが演じている(『ダンケルク』にも出演)。 好みはあるかとは思うけれど、骨太で可愛らしいヨーロッパの色気。 劇中、作曲しているモーツァルトは確かにモーツァルト。が、ストーリーを追う内に、ラブロマンス(これはさも有りなん)から、殺人事件に…!(*_*; 急にストーリーが音楽からも、モーツァルトから離れてゆく。気持ちが追いつけない(@_@) その殺人事件から「ドン ジョヴァンニ」の発想か、とは、無理矢理~! 生誕260記念だそうな…。う~ん。 妙な音楽映画を観てしまったのか…(笑) けれど、モーツァルトの音楽とチェコの景色は素晴らしい♪ (2018.01.26) |
<399> 予報が当たった~! 降雪の予報は「午後から!」だったが、朝9時からサラサラとした物が空から降ってきた。 予報が出ていたので早々、スーパーに買い物(特売(^_^;))に行こうと開店と同時に出た。 あれよあれよと、言う間に落ちて来るものが白くなった。 スーパーは早い時間なのに大勢の人。 一旦戻り、「銀行に!」と。再び家のドアを開けたら大きな雪が舞い落ちていた。 お隣の奥様がちょうど傘を閉じて戻られ、やはり銀行に行ってらした、と。 私が傘も持たず自転車で行こうとしているのを知り、言葉を失っておられた(笑) ままよ! ヒラリ(?)と、ママチャリに乗り、舞い落ちる雪を体に受けながら、はらいながら、4ヵ所に回って帰ってきた。 意外に降っている時は寒くない。 午後からは、部屋から外を眺める。シンシンと降り積もる美しい雪を。 雪は降った翌日が、大変。溶けて氷って滑りやすい。 …また、野菜が高くなるのかな? 年が明けて、大きな駅にあるショッピングビルに行った。食品売り場を覗いたら、レタスが\480! 嘘かと思って二度見! やっぱり\480! 新年だし、都会だし。 と、自分なりに納得させて、我が家の最寄りのスーパーに寄った。 なんと!やっぱり\480! 絶句。 そうなんだ、そうなんだ。 高いんだ…。 以来、わが街にあるスーパーを色々梯子して、価格調査、比較。穴場!を見つけ通っている。 必要な楽譜や書籍やコンサートチケット、(時として洋服もフラフラと)、を買う時は、レタスよりずっと高いんだから、それほど…と、思ってみるけれど、適正価格が、あるんだろうな~。高く感じる。 安いレタスを探し求めて自転車で走っている途中、我が街の八幡神社があり、今年の初詣をした。まだ、松の内だったけど誰も居なかったなぁ。 今年も良い年になります様に! (2017.01.24) |
<398> 明けましておめでとうございます。 今年が皆様にとりまして、一層の笑顔で楽しく、佳き日々となります様、心より祈念致します。 2018年(平成30年) 1月 オフィスTAKスタッフ&瀬尾美智子 * * * * * * * * * * 9日から 、いよいよ日常の生活が戻ってきた。 暮れは29日まで仕事して、翌30日にはようやく時間ができ(笑)、年内最後に友人と会うべくホテルのロビーラウンジに出かけた。 以前こちらにランチに来た時、お隣のテーブルにカラフルな色彩のケーキ達が観覧車の様に乗っているアフタヌーンティを目にし(この時は“夏”だった)、「いつか来ようね!」が、実現 カラフルな凝ったセイボリーやケーキが可愛らしく盛り付けられて登場した。 凝ってるけど…味は? と、疑念を抱きながら口にすれば、何とも素材が複雑にハーモニーして美味しいこと!!! 今回のケーキのテーマは“苺”。 1つずつ、みんな違ってみんな美味しい(金子みすゞの様だ(笑)) |
口の中で鼻に抜けていく香りが、何ともヨーロッパの感じで、「パテシェは日本の方ですか?」とうかがうと、「トップのパテシェはフランス人です」と。どうりで!と友人と二人納得した。 |
着ぐるみのベルボーイがフラフラと歩きながら、接客のプロにあるまじきポーズ(笑)で居るのを横目に、とりとめもない話をしながら、美味しい食事を楽しんで1年を締め括ることができた。 新しい年を迎え、暫し忙しくものんびりして、日常に戻ったが、急にバタバタして体がついてこない(@_@) あちこち、痛くてリハビリしながらの、日常(?)だ。 (2018.01.13) |
<397> Merry Christmas☆ & Happy new Year!! 冬らしい気候の中、今年もあとわずかとなりました。 皆さんにとりましては、どんな1年だったのでしょうか? 来るべき年が、皆様にとりまして、一層の明るい佳い年となります様に、お祈り申し上げます。 今年も1年、お付き合いいただきありがとうございました。 また、来年もどうぞ宜しくお願い致します。 私達日本人は、クリスマスをやって1週間後には、簡素化されたとは言え、日本人としての昔ながらのお正月を迎える。 忙しくてしょうがない(@_@)(笑) 欧米のキリスト教圏では、12月始めから1月6日までクリスマス。24日のイヴからクリスマス当日の25日にかけて厳かなミサが行われお祝いし、 1月6日(カトリックでは三人の王様の日)を祝って静かに終える。 途中、新年だけは大晦日深夜まで賑やかに過ごす。が、新年を迎えてしまえば、また通常通りに過ごす。 と、ドイツに住む友人からクリスマスの プレゼントが届いた。入っているのは頼んだハーブとクリスマスのクッキー、そしてシュトレン。 ドイツのクリスマスのお菓子、シュトレンはドライフルーツやナッツが入ってズッシリ重い焼きケーキ。薄く切って少しずついただく!コーヒーと食べるのが、 好み。長持ちするので結構な期間楽しめる。 日本でも、大分知られてきたのだが、ふんわりカステラの様な生地が多くて…なんか違う。 それでも、街でシュトレンを見ると、季節を感じてつい買ってしまう。 今年は、友人と横浜元町の老舗洋菓子店の物。 美味しいけれど、ケーキ屋さんのケーキの味。 さてこれから、本家ドイツのシュトレンを!! 皆様、よいお年を(*^ー^)ノ♪ (2018.01.08) |
<396> 思えば、遠くに来たものだ。 「何処へ?」って? ―ポーランド。 「旅行してきたの?」 ―いいえ、音楽の世界 の話。 自身のリサイタルが終わったら、久しぶりに 聴きたい!と、コンサートのチケットを買っておいた。 「ベートーヴェン ピアノソナタ“悲愴”“月光”“テンペスト”“熱情”」と、有名どころが、ずらり! こんなベタなプログラム、最近ないし、聴いてもいない。 かつては沢山居たドイツ人のピアニストを、近年あまり見かけない。 ワルター クリーンのモーツァルトなんか大好きだったなぁ。 今回のそのプログラムを弾くピアニストはテクニックが確かで色彩豊かな、ゲルハルト オピッツ。 その第一音を聴いた途端、ベートーヴェンの世界に引き込まれた。 そして、何とも懐かしい世界に連れ戻された。 学生時代…それよりも前、ピアノを習い出した頃からソナチネ、ソナタ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが、課題だった。 当時は音のみで、実際のプロイセン(今のドイツ、オーストリア)の空間を知るよしもない。 ヨーロッパに出かけるようになり、こんな空に、こんな建物に、こんな文化に、こんな自然に…etc.育まれてそれらの曲が出来てきたんだ。と理解が深まった。以来、 長い歳月で多くの楽曲に出会うことになる。 その延長に、今の私の歌がある。その延長で、ポーランドの歌曲を勉強している。 …が、久しぶりに聴いたベートーヴェンは、私をググッとドイツロマン派初期に引き戻し、懐かしくホッとするふるさとの様な心地を味あわせてくれた。 今、そんなに違う世界に居るのだ…と、私自身が驚いた。 たまには、ふるさとに帰るのも良いもんだ! 思えば遠くに来たもんだ! (2017.12.29) |
<395> 15日の公開前に、「ユダヤ人を救った動物園」を観に出かけた。 恵比寿にある都立写真美術館にて、11月末~12月15日まで「ポーランド映画祭」 を開催していた。1日に4つの映画を放映。あれもこれも観たい!とスケジュール表に印を付けてはみたものの… 哀しいかな、結局行かれたのは、一番新しい、これだけ…。 これまでも、映画になった「シンドラーのリスト」のシンドラー、リトアニア大使の杉原千畝、等、ユダヤ人を救った話が知られている。 ポーランドのワルシャワ動物園の園長夫婦もおよそ300人のユダヤ人を救っていたのだそうだ。 園長がゲットー(ユダヤ人を隔離して住まわせた地域)から、動物のエサとなる生ゴミを集めながら、数人ずつを隠して連れ出し、動物園内の離れに匿っては逃がしてゆく。 お世話は、妻の役目。 救いながらも、助けられない多くの人々を思い胸を痛める主人公。 史実に基づいて作られた映画は、それまでの映画より柔らかなタッチで描かれている。それでも、戦争の酷さ、悲しさ、愚かさを見るには十分。 今、私達はこんなに平和で幸せなのに、キナ臭い気配がしてくる。 戦争はどんな事があっても、いけない。何にも得られない。残るのは、瓦礫と沢山の死体。 誰も幸せにはならない。 こう言う映画を時々観て、今の平和の有り難さを改めて思うのも良い。 (2017.12.18) |
<394> 演奏会が終わって、それまで待っていただいていたレッスンや仕事に連日動き回っている。 その初日、近くの中学校の脇を通ると、銀杏の黄色い葉に日が当たりキラキラ輝いているのが、目に飛び込んできた。 (綺麗~!)は勿論。 でも、「私、今年は紅葉眺めてる!」が大きな感動。 毎年、紅葉の季節には練習していて、なかなか上を観る心地にもならず、目にも入らない。いつもより今年は演奏会の日程が早かったのと、紅葉の時期がうまくいったのだろう。 某日、私は「お上り」と、化した(笑) コンサートを終え、「有閑!?」ならぬ「勇敢」マダムの仲間(笑)とランチをした。そちらの庭園の紅葉もとても美しかった。 今日は、これで解散。…と言う段になって、 予々(かねがね)、私が友人に行ってみたい!と話をしていたのを思い出してくれて、「これから時間まだ有る?」と、誘ってくれた。 子供の頃は、ニュースやドラマに「こんな綺麗な所が有るのかぁ?」と。少し大人になった頃はドラマの中の恋人達に憧れ。 近くまで仕事や遊びに出かけていたのに、行かれなかった私の聖地(笑) 外苑のいちょう並木、絵画館。 この美しい取り合わせは大通りに面していて、地下鉄最寄り駅からも、直ぐ! 「こんな所に~?」。 そこに立てば、 「わ~♪」と音を発するしかない。 念願の場所に、恋人の様に勇敢マダムと散策し(心の中ではドラマを想像?(笑))、ベンチに腰掛け、同じ様にこの美しさに喜んでいるみんなの気持ちの現れを眺めるのも、たのしい。 枯れ葉を手にいっぱい集めて、高く投げて写真を撮っていたり…(笑)、なんてね。 憧れの地に立ち、思いきり満喫し、とても幸せ。 恵慶法師 昨日より けふはまされる 紅葉はの 明日の色をば 見たや止みなむ (拾遺和歌集 第三巻) (2017.11.29) |
<393> 御礼 皆様、過日17日(金)サロンコンサートには、ご多忙の中お運びいただきまして、誠にありがとうございました。 スタッフ共々、心よりお礼申し上げます。 また、今回は、お陰様でチケットが完売となり、公立施設のホールゆえに席数が厳しく限定され、ギリギリまで調整させていただいたのですが、ご入場いただけなかったお客様が居られ、 大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。 また、次の機会には、是非聴いていただけるますように。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 本日は御礼まで。 オフィス TAK スタッフ一同 & 瀬尾美智子 (2017.11.25) |
<392> 完売御礼! 皆様、いよいよ11月になりました。 紅葉の便りがチラホラと聞こえるこの頃、コンサートの準備も山場を迎えています。 そんな中、お陰様でチケットが完売となりました。 お客様の動向はなかなか読めず、今年は殊に久しぶりにお出かけくださるお客様が多く、ホールの席数も100と少なく、コンサート当日を待たずに完売となりました。 お出でいただけないお客様に心よりお詫び申し上げます。また、次の機会にどうぞ宜しくお願い致します。 スタッフ一同、心からお礼申し上げます。 オフィスTAK 瀬尾 (2017.11.03) |
<391> 金木犀が一斉に香りを漂わせた、と思ったら急に気温が下がり、秋を通りすぎて冬を思わせる気候になってしまった。 仕舞い忘れた厚手の衣類を引き出しから引っ張り出し、重ねて何とか格好をつけていたが、こう寒い日が続くといよいよ覚悟を決めて衣替え!! それでも、1日収納ケース1箱ずつ…! 友人に話したら「私は全部で一箱!しかも、段ボール箱1個。2~3年毎に総取替!」 …、凄い。 そうかぁ。(汗) 見習うかなぁ。それにしても、箱1個するには、相当片付けが必要。ボチボチやるとしようo(^o^)o 過日、シュレッダーの話をしたが、遂にパタッと止まった。 リビングの蛍光灯も切れてしまった。 我が家のリビングの天井は少し高く、椅子に乗っても私では、届かない(*_*; (脚立か!)…、我が家には脚立がない。リビングの蛍光灯取り換えだけで、(そこからか~!)と。 脚立を買う…?そこで日数が立つ。 リビングは暗いまま(笑) ふと、思いつき拙宅の管理人室に「脚立が借りられるか…」聞いてみた。 貸してもらえる事となった。 そこに、180㎝を越える声楽の生徒さんがレッスンに来た。「やりますよ!」と、彼でも、椅子に乗って切れた蛍光灯を外してくれた。 ようやく前に進めた私は、シュレッダーと蛍光灯を、冷蔵庫を買った時のポイントでGETするべく、電器店に! 目的の物を持ってレジに行き、ポイントカートの提示を求められ、…わ、忘れた(@_@) (今更、取りに帰るなんて…!) げ、現金払い!? 新たにポイントも増えて、損などしてはいないのに、損した気分(笑) それでも、新しいシュレッダーは威勢良く書類を切ってくれるし、(次のレッスンの折りに生徒さんに再度蛍光灯を取り付けてもらい!)リビングも何とも明るくなり、気分も新鮮! やれやれ、これでやっと案件が1つ片付いた。 もう1つの案件は、ドネーション! 髪を寄付しようと、伸ばしている。癌治療で髪が抜けてしまいウィッグの必要な方に。年齢も、カラーリングも、パーマも関係なく構わないそうだ。 今でも、かなり長目なのだが、31㎝が寄付の規定の長さ(15㎝と言うのもあるけれど。)。少し足りない!あと10㎝位かなぁ。 すると、先にドネーションしてバッサリ切られた知り合いが、「10㎝ならあと1年ちょっとだね!」 そうかぁ! 「そうかぁ!」の連続。 もっと長かった時に、1度使ってもらえば良かった…! 頑張って、伸ばそ!!! (お友達が信州から送ってきてくれた景色です) (2017.10.27) |
<390> 秋と冬の真ん中、中秋の名月。満月とは限らないそうですが、今年は雲間に白く輝く月がのぞいた。 少し前、雨に洗われた赤坂の宵、友人と和食をいただいた。 14階にあるお店は有名和食店プロデュースのお洒落なダイニング。 平日の17時は、世の中まだ食事の時間ではないので、広いスペースはまだ人気もまばら。 床までガラス張りの景色の良いテーブルに案内された。 首都高に車が通る、その明かりも雨で滲んで綺麗に見える。 以前出かけた赤坂離宮迎賓館も、すぐそこ。 都心もなかなか綺麗なものだ。 お出汁の効いた和食は少しずつ時間を開けながら出てきて、どれも美味しくて、お酒を飲まない我々はデザートが終わっても、 何度も注いでいただいた“ほうじ茶”を飲みながら、いつまでも話に花を咲かせた。 (2017.10.12) |
<389> 台風が過ぎて急に空が高く、空気が澄んできた!…と思ったら、10月。 時の流れの早さを感じる。 今年は例年より早く秋めいてきた気がする。 今、着るものに困っている。 10月、衣替え。 季節感が、珍しく合っている。 皆様、風邪などひかず、お元気でいらっしゃいますか? 今年は、やるはずのなかった演奏会の準備も、ボチボチ(着々?)進み、先日はピアニストさんと、初の打合せ。 「これが始まると秋は無いね。終わると“冬”だね。」 ごもっとも(^_^;) 秋を楽しむ、等とは○十年も、ない。 それでも、慈しみながら練習した楽曲を皆さんにお届けすると、ホッと一息。 冬でも何でも、楽しみたいな~(^^)/ それを楽しみに、来週はポーランド語の発音(歌った時に、ちゃんと聞こえるか!を。)レッスン。 今、その詩の世界に行ったり、来たり。 コンサートのプログラム、前半は山田耕筰の童謡を中心に、後半は軽やかなポーランド歌曲を用意しています。 皆様、ご多忙かとは存じますが是非お運びくださいますように。 ***** ご案内 ***** 11月17日(金) 開場 18時40分 開演 19時00分 チラシ(PDF) 入場料 \3000 サルビアホール音楽ホール(鶴見駅徒歩1分) 問い合わせ オフィス TAK 044(933)9391 (2014.10.02) |
<388> 友人に紹介してもらった、漢方薬を処方してくれるクリニックに体調管理の為、午前に出かけた。 その後、高校時代の友人と渋谷ハチ公で待ち合わせ(笑)。 「今年は、仕事を辞めて暇だから何処でも行くよ!」と言うので、都内のクリニック受診の後、渋谷でランチの待ち合わせ。 いつもは地元横浜で会うので、渋谷で会うのは初めて。互いに、渋谷はわからず、結局「ハチ公」。 …でも、あまりに多い観光客でゴチャゴチャ。近くに置いてある東急の緑の車両前で、無事に出会う。 食に詳しい友人から、以前から聞いていた宮益坂直ぐのフレンチ「コンコンブル」。 並んでいる列についたが、ピークは過ぎていたので直ぐに順番が来て、席に案内された。 1つのお盆に、お料理もパンもデザートも小さなコーヒーカップもみんな乗っている。日替わりランチと、スズキのホワイトソースのランチを頼んで2人でシェアした。 お料理を一口に含むと、味と香りがヨーロッパ!!! 「おいひぃ~(美味しい…と言っている)!」と二人で、パクパク。優雅なランチ、どころか、アッと言う間に完食o(^o^)o コーヒーの段になってようやくまったり。 お腹にちょうど良い量!と外に出てみれば、結構満腹。 散歩がてら、私の行きつけのスペインブランドの洋服店(アドルフォ ドミンゲス)を覗くことに…。 友人のテイストに合うのかなぁ…と少し心配したのだが、様々なテイストを揃えてあって、彼女の気に入った物が見つかった。 ランチのコーヒーが飲み足りなかったと言う友人を誘(いざな)い、通りに出て、 「illy」に。 イタリアの美味しいティラミスをいただきながら、香り高いコーヒーをいただく。 このコースを友人は大いに気に入ってくれて、「またやろう!」と。 11月のコンサートを終えたら!と約束をした。 宮益坂界隈たけで、フランス、スペイン、イタリア、三か国の旅をしたみたいだった♪ (2017.09.16) |
<387> 目が覚めて、画面を見たらJアラートだった。 (何?何?何?) 寝ぼけて訳が分からず読んでみれば「北朝鮮がミサイルを発射した模様。」 また、キンコン!「日本上空を通過中。頑丈な建物や地下に避難してください!」町の緊急無線も同じ事を言っている。 ガバッと、起きてドアを開け、部屋から出てみればお隣の部屋に泊まっている方も出ていて、「何処に逃げれば…?」すると「お御堂?」「お御堂は大丈夫なんですか?」と 私。「さぁ」とお隣り(笑) 逃げる先もなく、部屋に戻り再びベッドにゴロン。 下から、シスターのお声が聞こえたけれど…。 (あ~!寝坊したかった~。これからもう一回寝ちゃおうか…)と天井向いてあれこれ考える。 頑丈な建物に、って、地下に、って。 何処にあるのよ~(@_@) そうなんです!!! ちょうど、私は長野県の茅野の修道院に友人と来ていて(私は信者ではないのだが、友人の神父にくっついて来ました)、ミサイル落下の範囲に入っていた。 現実味を感じる一方、ちょっと困惑。 畑に囲まれた木立の中の修道院。どうにも逃げようが無い感覚に考えさせられた。 幸い被害を免れ(日本としても!)、平常が、戻ってきた。 良かった、良かった。 標高1000mの茅野は朝夕ひんやり涼しくて、虫の音を一足早く耳にする。 用事の有る友人に対して、私は避暑の気分。 「今日は何するの?」と友人。「御射鹿池に行こうかと思ってる」と私。下調べをするとそうは、遠くないが、…バスは、1日数本の所。 シスターが行きは送ってくださるから、「帰りはバスで帰って来てください」と。 すると友人も同行する事となりドライブ気分に。距離としてはそれほどではないけれども、急カーブをうねうねと奥蓼科方面に、上る。 急に視界が広がり、右手に池が見えた。 息を飲む、美しさ! …とは、こんな事なのだろう。 こんな道路沿いにあるとは思いもよなかった! 池の畔を散策したい気持ちなのだが、整備され入れなくなっている。最近、道路沿いに柵ができ、大型観光バスの止まれる駐車場が整備されたそうだ。 シスターの車を降り、バス停を捜し(直ぐあった!)時刻を見てみると…現在13時30分。次のバスは15時40分!午後はこれ1本。最終だ。 私は、二時間超美しい池を眺めて見ていられそうだが、それを知った同行者は、絶句。「シスターの車で先に帰ります!」と友人。(え~!)と思いつつ、場所と景色を確り目に焼きつけ、 同行して車に乗った。 この池、私の大好きな東山魁夷の作品「緑響く」の、モチーフになった所。 東山魁夷が見た頃は、きっともっと木々が鬱蒼として、畔にも降りられたのかも知れない。 それでも、池は美しかった。 (2017.09.09) |
<386> 梅雨の様に雨模様の涼しかった日々が終わり、再び暑い夏になった。 体がついていかれない(*_*; これほどの暑さになったら、イタリアやスペインみたいに昼下りから“シエスタ”(お昼寝タイム)をするなり、欧米の様に1ヵ月の夏休み休暇をすれば良いのでは…と、思ってしまう。…のは、私だけかな? 勤勉な日本人は本当に頑張るなぁ!と他人事に感心してしまう。 昨年夏早々に、スイカを買ってみた。 暑い夏にぴったりのスイカの涼しげな甘さと水分に、まるで初めていただいたような、感動を覚え、それからはちょくちょく食べた。 今年も暑い夏に、スイカで涼をいただく。 山梨の親戚から、果物が届いた。 始めは、黄桃、次にすもも、そして、つい先日は巨峰。 すももは、あまりの美味しさに、ほっぺが落ちそうになった!こんなに美味しいすもも、初めてo(^o^)o 歌の生徒さんからも、美味しい大きな白桃、みずみずしい梨(幸水)を届けていただき、暑い日に口に入れると美味しさと共に何とも清涼感を味わう。 夏ならではの、果物はちゃんと条件を満たしていて、自然の恵みに感謝します。 つい数週間前、ビアノの横にあるライティングデスクが開いていて、講師時代の、演奏家連盟の、二期会の住所録が並んでいるのに目が止まった。 「……。あの住所録、要るのかなぁ?」と突如思う。 ここに越してくるとき、相当の物を処分した。その時には大事に持ってきたはず。今になれば「何故?」となった。1、2冊取り出してパラパラとページを繰ってみた。昭和の終わり頃のもあった。 何の気持ちも動かない…。 処分しよ~! 徐(おもむろ)に、シュレッダーのスイッチを入れ、裁断を始める。我が家の家庭用のシュレッダーは3分続けて使うと停止してしまう。(ウルトラマンと同じ(^^)) アッと言う間に…停止。30分は休ませなくてはならない。 その日は、仕事に出かけた事もあって、そのまま。 翌日、再び裁断開始!!う、動かない。 (壊れたのかしら?)(せっかく処分する気になったのに…。)と心で語りながら、シュレッダーの歯に絡んでいる紙を取り除いたり、たまった裁断紙を押さえてみたりして、再起動させるが動かない(@_@) 新しいのを買わなくちゃダメなのかなぁ…(*_*; 焦りながら、最後の手段。 バシン!と叩いた(^_^;) グイーン! 動き出した(笑) 裁断紙がいっぱいになってくると停止する。またまたバシン! グイーン♪ それからは、そ~っと使っている。住所録、全て終わるまで、頑張って~o(^o^)o (20117.08.30) |
<385> 声楽の生徒さんが、「とても素晴らしいので行きませんか?」とお声をかけてくださった。こんな機会をいただかなければ…と候補日を数日お伝えし、その中の1日が抽選に当たり、友人達と出かけた。 ここは…! 纏う空気が、どこか懐かしい…。 東京のど真ん中に、こんな空間があるなんて! いつもは通りがかりに、道路沿いにある門から中を見かけた様子と、庭に廻った姿とは全く違った。 そう、ここは赤坂離宮 迎賓館。 噴水を通して眺める離宮は、悠然と建つベルサイユでもシェーンブルンでもなく、温かみのあるベルヴェデーレ宮に似ている。 それで、懐かしかったのか…。 大正天皇の東宮として建築されたのがはじまり。(お若い方の住居として建てられたので階段の1段1段が高いのだそう。)が、関東大震災が起こり住んだのは数年。地震で傷んだ皇居の代わりにな ったり、第二次大戦後国会図書館の代わりをしたり。取り壊しの話もあったそうだが、中を見た当時の責任者が、壊さずに使いましょう!と、様々な歴史を経て今に残っている。 ヨーロッパの眠りについた古城も素晴らしい。けれど、この迎賓館は現在も使われ、建物自体が息づき活きているのを感じる。 内装も見事な洋館の中に、日本の桜を織り込んだ絨毯や壁には日本の甲冑の彫刻、螺鈿…と、日本の物があちこちに取り入れられて、私達日本人が分かっているつもりだった日本の文化、芸術や歴史の 素晴らしさと日本人としての矜持を改めて認識させてもらった。 洋館は8月半ばまで自由に(見学希望の予約者の数により、人数は変わる)見学できるが、和風別館「遊心亭」は抽選に当たった者のみの、決められた時間に1回20人ずつが、ガイドの方を先頭に案内される。 こちらは昭和49年(1974年)迎賓館の大改修時に谷口吉郎氏の設計により新設された。 ガイドに導かれ、始めに目に入ったのは、建物前の水盤。浅く水を張ってキラキラと揺れる太陽の反射光を、室内の天井に映る様、設計されている。これが“江戸の粋” …ところが、今、実際は鯉が泳いでいる。 錦鯉を沢山飼っていることで有名だった、かつての総理大臣、KT氏。ここを見学に来て「なんで、池に鯉がいない?入れろ!」とお達し。そこで、100匹の鯉を入れたら、そもそも池ではないので(笑) 浅すぎて、1度に30匹も死んでしまい、慌てて少し水盤を深くしたそうな(笑) 中に導かれると、見事な盆栽、陶磁器(国宝、重文級)、が置かれ、壁は「特別な砂で壁を塗っています。1ヵ所傷が付くと1面塗り直しになります。また、その貴重な砂はもう採れなくなっていて、 有る限りなので、絶対触らないで下さい!」とのコメントをいただき、私達は、ひたすら廊下や部屋の真ん中に居る(笑) 床の黒い石も軟らかくて、靴の跡が付くと、歩くところに敷物を被せていた。 国内外の要人方と過ごす主和室、お寿司や天ぷらのご所望の際の対面式の即席料理室、お茶室。(お茶道具も国宝級) どこも、日本の技術の粋を極めた物だった。 知っていたことと、本物が目の前にある!と言うのはこんなに違うものなのか!と思う。 本来、来賓が入ってくる玄関を観る。 涼やかな青竹に、白砂。これが江戸の粋! …ところが、またまた、KT氏。「白砂に石が無いじゃないか!石を置け!」の一言で、江戸風が京風に変貌(笑) 外国の方には、その方が分かりやすいのかも知れないが、せっかくの江戸の粋が伝わらず、関東在住の私としては何とも残念。 。 変更するのには、本来、設計士の許可がひつようだが、残念ながらその時は既に亡くなられていたそうで…。 自分が日本人である事を認識した楽しい1日だった。 (2017.08.06) |
<384> かつての様に、しとしとと降る梅雨ではないものの、湿度は上がってきたこの数日。体にも1枚衣類を纏ったように感じるほど重い。 我が家の小さな除湿器を寝室(北側の小部屋)に、半日かけていたら、結構水が溜まった。 それなら!と就寝時にかけて休んだら…置くところがまずかった(*_*; 枕元だったので、目覚めたら声が…(@_@)ガサガサのオッサン声! 風邪をひいてもこんな声になったこともなく、歌いすぎでは嗄れた事もないのに~!(^o^;) …自分が除湿されてしまっい(@_@) 、ガブガブ水を飲んで潤し、治まった(笑) 九州では、大きな災害が起きている。自然の力の物凄さを言葉もなく見るばかり。 早く皆さんが普通の暮らしに戻れます様に!心の傷が癒えます様に、心からお見舞い申し上げます。 猛暑に暑い、暑い!とつい愚痴ってしまうが、九州の皆様に比べたら不平など、言えまい。言うまい! ポーランド大使館でポーランド人のソプラノによるコンサートが“フォーラムポーランド”主催で開かれた。 私には願ってもないプログラム、しかも仲間がその伴奏をするので、伴奏者と音楽好きの友人を誘って出かけた。 大使館で催されるので予め出席する者は申請して名簿登録される。(パスポート必要か!と思った(^_^;)) 事前に出席の音楽関係者がメールで知らされた。その中に「ん?この名前知ってるかしら…。」と懐かしい名前を発見した。 ポーランド大使館は目黒区内のいくつかの道を曲がった住宅街の中、迷うといけないので目黒区在住の友人と少し早目に大使館前で待ち合わせた。 …とそこで、タクシーから降りてきたテノールらしき声! ひょっとして…? 目が合った「○○さん?」と私。「そうです。見覚えのあるお顔なんですが…!」そこで自己紹介させていただくと、「あ!やぁ懐かしいなぁ。何年振りかなぁ。30年位経ちますか?」と思い出してい ただいた。かつて一緒に仕事をしていた人の生徒さんで、当時は若くピチピチとシュッとした、可愛い若者だった…が、今は、それまでの歳月が感じられる貫禄ある風貌になっていた。お腹も(笑)。 実直そうな立派な大人になっていて、歳月を思う。 同行した私の伴奏者も、知り合いに久しぶりに再会して話を弾ませていた。 ソプラノの演奏は、楽譜の考察ができておらず残念だったが、それでも歌ってみたい曲を見つけられて興味は、湧いたo(^o^)o 縁あって、ポーランドの歌曲の勉強を始め、知らない事だらけ。いつもミソッカスで、皆さんの一番うしろについて、ひたすら情報を集めて…。よその国の成り立ちや民族性、文化、自国のそれで さえなかなか知るに易くないのだから、大変なものだ。気の遠くなる道のりをコツコツ。そんな歳月にも少しではあるけれど、喜びや楽しみがわかってきた。 コンサートが終ると、大使館と主催者から、心尽しのドリンクや軽食が振る舞われ、ポーランドのお料理やポンチクと言うジャムの入ったドーナツの様なスイーツ等、皆さんと話に花を咲かせ ながらご馳走になった。 来年6月23日に演奏する方とメールでしかやり取りしていおらず、ここで初顔合わせでき挨拶もさせていただけ、今回は様々有意義なひとときだった! (2017.07.12) |
<383> 今年の1月、中学時代の同級生夫婦と西麻布のフランス料理のお店に行った帰り道、振り向くと瀟洒な洋館が目に入った。 ひっそりとあまりに美しかったので、「なんだろう!?」と思ったっけ。 今月上旬、友人のお誕生日祝にランチにお招きしようと、レストランの候補を上げて選んでもらった。 決定したのは、西麻布『オーベルジュ ド リル』 西麻布界隈には、私は詳しくないけれど、美味しいお店が沢山…らしい。 六本木で待ち合わせして、お店に向かう。…と、見覚えのある道を曲がり、見覚えのあるあの洋館…。 (えっ、ここ~!?)。 そうです。新年に振り向き様に目に入った洋館(^o^;) ご縁が有ったのね~! 建物の前に立つや、気配に気づいたのか、扉が開き燕尾服を着た方が迎え入れてくれた。先ずは待ち合いの一室に通された。 一歩、建物に足を踏み入れた途端、ヨーロッパの空間が広がり、ヨーロッパの空気が漂う。 ダイニングへの扉が開くと、曲線を描く階段を降りてテーブルにつく。 話をうかがうと、イギリスの洋館を10年かけて移築したのだそうだ。 本来この広間から庭に出られるはずだが、入り口が一階になっているので、このダイニングは、地面を掘って地下になっているから外の景色は残念ながらない。でも、 人が実際に使っていた建物は温かみを感心地良い空間になっていた。 軽やかで美味しいお料理を楽しくいただき、給仕してくださる方も気さくでお話も弾み、ゆっくりとした楽しいランチになった。 何よりお友だちにとても喜んでいただけて、私も嬉しかった~(*^^*) ○○ちゃん、お誕生日おめでとう!キラキラな日々を~! (2017.06.26) |
<382> 告知 *(今年はどうしようか…?)と、考えていたリサイタル(コンサート)。 何を歌うべきか決まらないのにコンサートもないもの…と思ったが、恩師から刺激と激励を受け、ホールの空き状況位は見ようか!サイトからでも見られるのだが、けいゆう病院の コンサートの帰りがてら(!)、鶴見で途中下車して、サルビアホールの事務局に寄った。 この日からちょうど、抽選で決まった後の再受付を始めたのだそうで、11月の金曜の1晩だけ音楽ホールが空いていたo(^o^)o 急に立ち寄ったので、「はまっこカード」もなく…その旨を伝えると、過去のコンサート履歴を検索してくださり、手続きは、気がつけばものの5分で、済んでいた(笑) …それじゃぁ、やるしかない(^o^;) 11月17日(金) 18時40分開場 19時開演 ご都合がよろしかったら是非お出かけくださいm(__)m。 *およそ1ヶ月前、ピアニストさんからご連絡をいただいた。 来年の6月に「ショパン大好き パート3」 と言うタイトルのコンサートで、ショパンの歌曲を歌ってほしい との依頼をいただいた。 ちょうど、1年後。 1年後の自分など想像もつかないが、大好きなショパンが歌えるのは本当に嬉しく、喜んでお受けした。 2018年 6月23日(金) アミューゼ柏クリスタルホール(千葉県) 来年の事で、鬼が笑いそうですが、予定していただければ幸いです。 どちらも詳細が決まりましたら【スケジュール】のコーナーにお知らせいたします。 どうぞ宜しくお願い致します。 (2017.06.15) |
<381> パック、パックと騒いでいる内に、梅雨入りした!…そうだ。 気温がストンと下がったり、上がったり。体調管理が大変そうだ。 数日前、冷蔵庫の庫内灯が点かなくなった。(さてさて、どうしたものか…) 過去にも1度、点かなくなったがすぐ点いたのでそのまま使っていたけれど、そろそろ替え時か!? 相当古いからなぁ。 …と仕事を終えて、急いで電気屋に駆けつけた。 電化製品の中で、無いと困るのはやっぱり、冷蔵庫。 展示品を眺め、そして在庫の中からサイズや色や…選ぶ等とは言ってはおれぬが(笑)、まぁまぁ我が家の条件に合うものを見つけた。 お決まりの(?)値段交渉! そんなの下手なのだけど。「ここから、値段交渉するもんなのよね?」なんて聞いて(笑)、「どこまで頑張ってもらえるの?」と(^_^;) それでも、大分表示価格より勉強してもらい、購入し、手配してもらった。 …とは言え、電気屋に行ったのは夕方。翌日の配送手配は既に終わっており、明後日の午前中が最速で、それでお願いした。 さて、丸一日冷蔵室、冷凍室の中身が心配。我が家に一番近いコンビニで、氷のブロック二個をよいしょ、よいしょと下げて帰り、それぞれに入れた。 幸いにも、翌日1日冷凍庫の中の物は凍ったまま。冷蔵室が、若干心配だったが、氷のブロックは、まだ氷を残していた。 翌日翌日午前に、到着。 古い冷蔵庫に「さよなら」を言い、置いてあった場所を急いでお掃除して、設置された。 外側のサイズは古い物とそんなに変わらないけれど、容量が多くて、中はとても広い。 入っていたものを入れてもガラガラ。 これでようやく一安心。 我が家にやって来た明るいピンクシルバーの新人さん! 末長くどうぞ宜しくね。m(__)m *写真の花は、綺麗にお庭を手入れなさっているお宅の花。名前は失念したが、1日咲いたら落ちてしまうそうだ。 前回の写真の蕾の花が、今日咲いていた。可憐な花だ* (2017.06.12) <380> 急に日射しが強くなりグングン気温が上がってきた。まるで夏の様だ!(衣替えしておいて良かった!)と、夏物を着て出かける。 帰宅して洗顔すると、顔のあちこちがピリピリ。日焼けした~(>_<)。 パック!パック!と、急いでペタペタ…の日々(笑)。 年に数回お邪魔しているけいゆう病院のコンサーが5月26日にあった。 わざわざお越しくださったお客様に心よりお礼申し上げます。 病院なので、なるべく皆さんに懐かしくもあり、いつも笑顔になっていただける、元気になっていただける様な曲をお届けできれば、とプログラムを考えている。そしてまた、是非紹介したい曲なども。 どんなに小さな曲であっても、聴いていただく皆さんに失礼のないようにと、地方に住んでおられる歌の先生のもとに聴いていただきにうかがう。 今回もお邪魔した。 ちょうど5月25日に上京を予定していた恩師は、「26日、予定がないから、聴きに行くわよ!病院。」「えっ!?演奏環境あまり良くないですよ。売店の横で食事したりお茶飲んだりしているし、後ろはエレベーターだし、演奏の頭上はお薬の番号掲示板だし…。」と、演奏条件に日頃極めて厳しい先生に、マイナスな環境をお伝えしておいた。 はたして本番当日は、支度をしながらも(まさか…ね。)。 …時間になって会場に出ると、キラキラオーラのご婦人が、目に止まる。 せ、先生~(^o^;) 来てくださったのですね。 ひゃ~! 一瞬、驚き、狼狽、焦り(笑) ご挨拶をさせていただく。 来てくださっていた私のお客様が、私の先生が居ると知って、「え、先生の先生?噂の先生?」と実物に会われて、ちょっと沸いていた(笑) …と、もうひとり見覚えのある顔が。大病をして療養し電車にも乗れなかった教え子が、お父様に付き添ってもらって来てくれていた。 驚きと喜びの二乗でこちらの心も幸せにエネルギーが湧き、演奏を始める。 先生にはレッスンで一通りの曲を聴いていただいてあるので、曲が終わる度、先生が頷かれているのが目に入る。 最後の曲は、皆さんに聴いていただきたくて用意したオペラのアリア。 これは大曲で、曲が目まぐるしく展開するので、先生の様子を垣間見る余裕もなく夢中で終えた。 途中、酸素吸入したご老人がストレッチャーで運ばれて…。そんな最悪の環境で申し訳なかったが、先生に本番を聴いていただけて、とてもうれしかった。 また、病院に入院されている方が、握手してくださり、「今日、午前に退院しちゃった仲良し(入院中の)が居たのよ~!残念だったわ~!」。 いえいえ、退院が、何よりおめでたい事です。(*^ー^)ノ♪ そんな笑顔なコンサートになりました。 (2017.06.03) <379> 夏の様な陽気になったGW。 白かった手帳が、何となく埋まっていった。 もちろん!有効で友好なじ、か、ん(*^^*) 「ねぇ、今年の“両国祭り”そろそろじゃない?いつかなぁ?」と友達。 「両国祭り?」 「忘れそうだから、今年は声かけて!って言ってたじゃない。」 えっ?そうか…! 去年、ちゃんこ鍋食べに行った時、両国祭りなら、色々なお店のちゃんこ鍋が食べ比べられるね。と言っていた。 …わたしが、すっかり忘れてた(^o^;) ごめ~ん‼ 早速、調べたら「両国にぎわい祭り」は4月29日、30日。と伝えると、早々に「29日なら時間取れるよ~。」との返事。 開始は10時30分。沢山人が押し寄せる様なので、早めに待ち合わせ。 両国駅前の大通りは通行止めの歩行者天国。その両側にはテントが並び、“ちゃんこミュージアム”。 それぞれのお店のちゃんこ鍋の味比べがワンコイン(\500)で、お試しできる。 ブラスバンドの演奏と共に粛々と開会式進むのを横目に、我々はどのちゃんこ鍋を食べるか…早くもぶらぶらと物色(笑)。 …が、私達が一番に鼻をひくつかせてしまったのは、牛肉の串焼き! 「朝から牛肉?」「ちゃんこ鍋食べに来たのにぃ!」と互いに口には出すものの、じゃあ、1本を半分ずつ!食べちゃった(笑) 今回の目的に“寺尾”のちゃんこ鍋を食ベたい。で、いそいそと行ったらまだ売っていなくて、販売の始まった“江戸沢”のさっぱり鶏ベースのちゃんこ鍋からスタート。 次は? 以前お店に行った事のある“霧島”かなぁ。と友人。 こちらはかなりの行列。お店で食べたときは豚骨とチキンのスープ。今回は醤油味。出汁にコクが有りついついお汁まで飲み干してしまって…。 次こそ、“寺尾”行く?と思ったけれど、お腹がいっぱい(>_<) 少し歩く事に。 江戸時代は、境内で相撲興行を行っていた回向院に。明治に旧国技館ができるまで、ここで相撲が行われていたそうだ。 そちらでは、雅楽が行われていて、しばしの休息。 再び、道を戻り国技館へ。 見物するはずが…二階でつきたてのお餅を食べさせてくれると、並んだ(笑)。 岡山「新庄伝統餅つき」は、細い杵で四人でつく。間で水をつける人は居ない。つきたてでも、しっかりとしてキメの細かなお餅をきな粉でいただいたら、まぁ、美味しかった! 食べてばかりの1日だった。 美味しくて楽しい1日なった。 (2017.05.15) <378> 買い物に近くのスーパーに出かける道沿いに、すずらんが可憐に咲いている。 梅雨の前の爽やかな日和、ゴールデンウィークは素晴らしい晴天に恵まれている。 5月1日、パリでは、“すずらん祭り”です。 日本歌曲の組曲「パリ旅情」(高田三郎 曲 深尾 須磨子 詩)にも、それをタイトルにしたら、楽曲がある。 友人とお茶の約束をしていた。その前日、連絡が来た。「ちょうど水曜日のレディースデイだから、MX4Dで『美女と野獣』観ない?」。 ずっと前に、まだ小さかった親類の子とアニメーションの方を見ていたので、実写になるとどうなるのだろう…?と思っていたところ。「喜んで!」と返事をしたものの、 (MX4D???。3Dじゃないのかな…?)と思いながらも、都会の真ん中に住んでるのおしゃれな友人の事。きっとそう言うのが有るのだろう…。なんてったってアナログ人間の私は、 3Dですら未経験なのだから(^_^;)。 話に聞くと、映像の3Dに風やミストが出たり、香りがしたりするのだそうだ。(え~!? じゃあ、お食事シーンだとスープの匂いがするのかなぁ…(*_*; )と、頭の中で想像してみたが、複雑。(笑) 映画館に入り大きめのシートに座ると、友人に借りた3D用の眼鏡をかける。 予告編のアクションムービーが始まり、車がカーブするといきなり椅子が動き出した。(多分、本編への肩慣らしのつもりで動かしてくれたのだろうと察しはつきながらも)、 思わず「わっ!」と、声が出る(笑) クラッシュすると椅子のシートがボコボコ動くし、足の下からも風になびかれたリボン状の物が足を撫でる。 思わず ひゃっひゃ と笑ってしまい、内心(本編で声出して笑っちゃったらどうしょう!)と心配になってしまった(笑)。 驚いて反応している私を、友人は笑って見ていた。 本編に入ると、いきなり大きな一輪の深紅の薔薇がこちらに向かって浮かび上がり…(なんたって3Dだから!)、シュッと薔薇の香りが椅子の手摺から吹き出る。一瞬にして、 館内中に薔薇のいい香りが広がる。 …と、ここまでは自然だったが、それからは、事ある毎に椅子が揺れたり傾いたり、風やミストが吹いたり、椅子がボコボコしたり…。 観ている私の感じるタイミングとずれて動いたり(しかも単純な決まった動きの連続)、風が来るので、せっかく見入っているのに、こちら側に引き戻されて、集中できない。 映画は、想像以上に良かった。ストーリーも丁寧に、キャストの役者達が達者で魅力的。―もちろんCGのポット夫人やチップ、その他のキャラクターも愉しく、品のある、楽しい作品になっていた。 王子が変身させられている野獣は、王子役の俳優が目だけを残して特殊メイクを施している。目だけで野獣を演じる力には、感心した。 魔法が解けて、人間の王子に戻った。せっかくの爽やかな顔に華奢なスタイル、特殊メイク無しでの出演は僅かに数分(笑) それでも、満足して出てきた。 動いたりシートからボコボコ突き上げられたりしない、動かない椅子で、もう一度ゆっくり観たいなぁ。 …思わず叫ぶ事は無かったものの、村人とお城の住人との闘いで、こっちに飛んできたお皿をついつい避けちゃいました~(≧∇≦) 3Dは凄い!(笑) さてさて、GWはどんな時間になるのでしょう。 …今のところ手帳は真っ白! 皆様も良い休日を(*^ー^)ノ♪ (2017.05.05) <377> 復活祭の直前、ザルツブルクの友人から小包が届いた。 包みを開くと…復活祭のイースターエッグのチョコレートが入っていた。 異国の香りに心踊る。 写真に「SALZ」と言う文字が見えるだろうか? ドイツ語で、“塩”。 ザルツブルクの地名も“塩の城塞”と言う意味になる。 その名の通り、紀元前からケルト人によって採掘された岩塩で豊かになった宿場町。 アルプスの近くで、塩が採れるのは、昔々の大昔、海だった所が隆起して山になったから。長く長く眠っていたミネラル豊富な塩は、一味違う。 美味しい!甘味の伴う美味しさに、調理に使うのはもったいなくて、サラダに!!! 例年クリスマスにプレゼントする友達への小さな小包が今年は遅れて新年になってしまった。そのお礼の電話をもらった時「何か欲しい?」と聞いてくれたので間髪入れずに「お塩~!」とお願いした。 小包のふたを開けたら、嬉しいお塩が3種類。 ピンク色の岩塩。カプレーゼ用。7つのハーブ入り。 何から、使おうかなぁ♪♪♪ ドイツの友人からもクリスマスプレゼントのお礼の電話。「宝くじでも当たらなければ、帰れない!」と、言っていたのに、ご尊父が亡くなられたそうで、このゴールデンウィークに急に 来ることになったと、連絡をもらい会える事になった。 今から楽しみ~! 4月上旬にはコロラドの知人から来日するから会おう!と連絡をもらった。何十年振りだったのだが残念ながら予定が合わず、会えなかった。 いつも平らかな日々が一瞬、外国の風が吹いて華やいだ♪♪ 何処に居ても、友達ってありがたい!(*^^*) (2017.04.28) <376> 新キャベツが出て、大量にロールキャベツを作った。 新玉ねぎのサラダは甘くて美味しい。 掘りたての筍をいただいて、柚子味噌で田楽をした。香り高くて美味しい。残りは若竹汁や煮物に。 新しゃがを購入したので、肉じゃが?(崩れそうかな?)ジャーマンポテト?、ポテトサラダ?と悩んでいる(笑)。 暖かくなると、元気に育った新鮮な野菜が一斉に店頭に並んで、体も心も嬉しい~o(^o^)o 三月末に、友人のお母様、そして、お付き合いのあった叔父が急に天国に行ってしまった。 お身内の悲しみと喪失感を想うと…お慰めする言葉もなく、…亡くなった父の事を思い出した。 亡くなった時は、(もし、ああすれば良かったのか?こうしたら良かったのか?)と、悩み悔いた。今も、考えればそう思いそうになる。 でも、「タラ、レバ」はない。 その時が、逝ってしまうその時なのだ!と思う事にした。 4月16日(日)に叔父の納骨に出席させてもらった。 その日、友人からメール! 「HAPPY Easter」と。 キリスト教では、復活祭。 復活祭は、暦で決まる。 今年は暦で遅い方だったので、4月も半ばになった様だ。 キリストの復活をお祝いする。 同じ様に魂(霊)を想う日だが、悲しみと喜び…。何だか複雑で不思議。 自然の大きな神様が、どんな宗教の人も1つとして、皆の魂を受け入れ、きっとみんな、穏やかに平和にそこに居るだろう。 合掌。 納骨は茨城県だった。ちょうど桜が満開で再び見られて、とても嬉しかった。 叔父さん、ありがとう。(写真はソメイヨシノではありませんが、晴天の中、鮮やかに艶やかに咲いていました。) (2017.04.24) <375> 今か、今かと待っていた桜が、日1日と蕾膨らみ、一気に、咲いた!と思えばハラハラと散り始めた。今週末、気温が上がり花吹雪となって今年の桜も見納めか! 拙宅のベランダにヒラリと一片の花びらが舞って来た。 かつて一世を風靡したミュージカル映画「雨に唄えば」ジーン ケリーが、雨の歩道で見事なタップを踊る名シーンで、有名。 その「雨に唄えば」が、舞台でやられると、前回の公演の際、気になりながらも行かれずじまい。 再演があると聞いて考えていたら、スマホの会員サイトでちょうどS席が\3000も安くなりポイント使えば更に\1000、計\4000安くなることがわかり、ラッキーとばかり早速申し込んだ(^o^)v 前評判は高く、主演のアダム クーパーや舞台に本物の雨が降る!?と、楽しみがいっぱい。 初めて行ったシアターオーブは渋谷ヒカリエの11階。11階、と言っても商業ビルの各階は天井も高く、11階と称する会場は優に普通のビルの20階を越えていそう…。皆さんは 景色を写メしたりたのしんでおられるが、非常時には恐ろしいなぁ…と言うのが正直な感想。 会場もお洒落過ぎて、初めてだから一層わかりにくい。 …なんて文句ばっかりかな(^_^;)(笑) さて、私の席は2階センター3列目。とてもよく見える。原語公演だがオペラと同じ様に、ステージ横に日本語訳が流れる。 生のバンドが演奏を始め、カンパニーの人達がステージに流れ込んだ途端、そこはブロードウェイの空気に変わり外国になった。 (1度だけニューヨークに行ったことがあり、その時観たブロードウェイミュージカルの客席に座ったのを、一瞬にして体が思い出した。) 始まったらもう、あっと言う間。ストーリーも知っているし、聴きやすいナンバーが次々と歌われ踊られ。 いよいよ、雨の歩道のシーン。雷を合図に愛らしい前奏が始まり、ステージの天井のスプリンクラーの様な装置から雨の水がザーザーと落ちてくる。 その中をアダム クーパーが傘を差しながら歌い始め、踊る。I'm singin' in the rain~♪ 客席の最前列から数列は、ただ、踊っていても水が飛んでくる。ビニールシート(雨ガッパかも。)が配られて皆が一斉にそれを被る。 時折、ワザとステージ床に貯まった水をアダム クーパーが蹴るので、客席は慌ててシートで避けながら、キャーキャー(笑)それも楽しい。 他にも、ストーリーに客席を上手く巻き込む演出に感心しながら、ステージ上の軽やかなダンスを観ていると、ついつい客席の私も足でリズムを取っている。何だか自分も軽く ステップが踏めるのでは…などと錯覚する。 最後まで楽しませてもらい、映画でやっていたシーンを舞台でどうやるのかなぁ?と興味津々の箇所も(なるほど~)と、感心したり…。独りで色々を堪能した時間だった。 素晴らしい技術の結集で出来上がった舞台は手放しでお客様を楽しませる。喜ばせる。 改めて思い心した。 (2017.04.15) <374> ようやく私も春休み…。 兼ねてから(温泉行きた~い!)と思って、いつものホテルに予約。 楽しみに、列車にゴトンゴトンと揺られた。 何年も通いなれたホテルは、顔馴染みの皆さんが温かく迎えてくださり、1歩ホテルに足を踏み入れた途端に和む。 お部屋に通されたら、テーブルにウェルカムデザートが置いてあり、ビックリ(*^^*)! 支配人からの心暖まるメッセージが添えられた、ホテルのパティシエの手による「ロマノフ風ストロベリー」なるスイーツをありがたくいただいた。 いよいよ、ほっこりと休暇モード。 ゆっくり温泉に浸かり、美味しい夕食に顔馴染みのホテルマンさんとの楽しい会話も弾む。 2泊目はのんびりとお部屋でボー。 夕食は和食。 お料理には、季節満載。 豊かな気分で、束の間(本当にアッと言う間)の素敵な時間を過ごした。 また、来ようっとp(^^)q (20174.04.05) <373> 「甘平(カンペイ)」「あまくさ」… 西の方で果物問屋に勤めている友人から荷物が届いた。蓋を開くと、爽やかな甘い香りが溢れ出、鮮やかなオレンジ色が目に飛び込んだ。 ふと、童謡が頭に浮かんだ。 「電話」(川路柳虹 詩) ちりりん、りん、 南の國から電話です、― 黄ろいお蜜柑なりました、 椿の花も 咲きました、 ストーヴ消して、 外に出て、 野はらの草に座りませう、 ―もしもし、そちらはどなたです、 ―はい、はい、わたしは遠方の東の風 と申します、 わたしの可愛いい愛娘、 鶯がもうぢき まいります、 さよなら、さよなら、 ちりりん、りん。 山田耕筰の「童謡百曲集」の1曲でとても愛らしい歌。童謡と言ってもなかなか難しく、大人の歌う曲だ。 “春”を思わせる。 友人から届いた荷物には、“伊予柑”“甘平”“あまくさ”“せとか”と、色々な柑橘が入っていた。伊予柑を注文したのに、「島(瀬戸内の)の伊予柑を友達からもらった」と 一箱プレゼントしてくれた。感謝。 愛媛には関東に入ってきていない新種が幾つもある。“甘平”は最近チラリとこちらのスーパーでも見かけた。手のひら程の大きさの物は、1つ\600位もする高級品。“あまくさ”や “せとか”は、赤みの強い、甘いジュースの様な蜜柑。 柑橘が出ると、もう春だ。 先日は、高知の“文旦”をいただいた。 そして、いよいよ愛媛の農協に注文した(笑)大好きな“美生柑(御荘柑)”がやって来た!さっぱりして、何とも言えない香り~。 あぁ、幸せ(~▽~@)♪♪♪ (2017.03.20) <372> 朝夕は、まだひんやりしているが、窓からの柔らかな陽射しに春を感じる。 桃の節句、今年はお雛様出して祝おう!と思っていたのに、ズルズルとしている内に、過ぎてしまった。 原因は、と言えば…まったく!何十年もやっているのに、毎年初めてみたいにアップアップしながら、やってる“確定申告” 友人に、「便利だよ!」と仕分けファイルを何年か前にいただいて、毎年やはりおんなじ様に反省し、1月~3月までのレシートは仕分けられているのだが、その先は、ごちゃごちゃ(*_*; 挙げ句には、ファイルにも入れずにバッグやお財布に入っていたり…。 それを集めて、仕分けして、足して、引いて。単純作業だが、目はシバシバするし、「1日で一気にやっちゃえよ!」と友人に言われたが…「無理…」。(笑) 今年は、3月11日に予定が有るので、それまでには!と始めた。 全ての合計さえ済めば、あとは直ぐ。ようやく終えた。 「はぁ~!」来年こそは、ちゃんとしよう!また、反省(>_<) 何でもアナログな私は、郵送もせず電車に乗って、税務署に。そこで税理士さんに、パン!と押印してもらわないと、終われない。 晴れて提出、控えにも押印してもらい、今年の確定申告は終了。 解放され、ずっと気になっていた話題の映画「君の名は。」を観た。 時空を越えた話は、今までにも、幾つも有った。私は時空を越えた話の時、一瞬(えっと…)と、戸惑うf(^^;。 頭が追い付かない。頭が悪い(笑) 今回のは、アニメーションならでは、のストーリーかな、と思った。若者達の様に出てきた所に、詣では、しないな(笑) 毎年、同じ自由業の友人と確定申告提出祝いに、築地にお寿司を食べに行くのが、恒例。 友人も終わったようだ。約束したその日を楽しみに、お腹を空かせて待っている(^o^)v (2017.03.12) <371> HAPPY Valentine! とは、言ったものの段々イヴェントからは遠ざかるばかり…。 そんな中、友人の執事ラルフから、お花のプレゼント! バレンタインのチョコのお礼かしら。 …ぬいぐるみに見えるけれど、なかなか品格ある素晴らしい執事です。 その執事から、友人からのご招待のメッセージが届けられた。 私のお誕生日祝いのランチのご招待だと言う。いつも色々していただいているので、「お誕生日してもらってると思うよ~(*^^*)」と、言ったのだが、友人は気にしていてくれ たようだ。もちろん喜んでお招きを受けた。(ちなみに、私の誕生日は九月。私達、お互い、一年中受付中(笑)) 素敵な所を沢山知っている友人。今回も驚くほど素敵な空間にお招きいただいた。 駅から少し離れた場所にあり、1歩足を踏み入れたそこは、まるで日本であることを忘れさせてくれるほどの、欧米風な静かな空間。 …の52階のNYモダンのレストラン。 一面ガラス張りで、景色は360度。 入った時は晴天で、西には私の住んでいる多摩川を越えた神奈川、その向こうに富士山。南には東京タワー、東京湾。そこから視線を動かせば、スカイツリーから千葉、筑波山、と見渡せる眺望。 それにしても…東京タワーの姿は優雅。代々木体育館の姿は洗練されてモダン。 前回のオリンピックの時に作られたものだが、日本人の繊細さと技術の高さをいまだに示す。これこそ、レガシー。 今度のオリンピックでも、素敵なレガシーが沢山できると、いい。 さてさて、お食事。 前菜はビュッフェ形式で取り放題!お野菜もお肉類もチーズも、盛り沢山の中、山盛取っていただいて、チョイス。どれも美味しくて、これだけでお腹いっぱいになりそう。 メインはステーキ。 トリュフって、フランスでもいただいたし、日本のフランス料理にもよく入っていますが、なかなか「美味しい!」と感じることがなかったのだが、このステーキについていたトリュフ 入りマッシュドポテトは、とっても美味しくて、感動してしまった!ボールいっぱい食べたい位!(笑) そして、デザートは席が変わる!! 友人の心のこもったバースデーメッセージが付いて、花火が点いたアイスが私の前に置かれた♪ デザートもブュッフェ形式。 あまり甘い物がそれほど得意ではないのだが、どれも美味しそうで、味見がしたくて!ケーキ、ブリュレ、ゼリーと選び放題! 結局、三回も取りに行った~(笑)太る~(*_*) 俄に曇が湧き、さっきまで360度のパノラマだったのに、何にも見えなくなった。 …けど。 素敵な空間のお誕生日のランチは、空間もお食事も素晴らしい物でしたが、お友達がご自分のお気に入りの場所に案内してくださった温かな「おもてなし」が、嬉しく心から感謝です。 ありがとう、Tちゃん! (2017.03.12) <370> 最近、中学、高校時代の同窓会、同期会、はたまた部活の有志のランチ等、会を催す機会が増えている。 年齢的なものなのだろうか…? 学生時代から今まで、ずっと“学ぶ”暮らしをしている私には、年齢の節目がまだ、ない。昔を懐かしむ…気持ちがまだ、ない。 そして、そして、時期的に演奏シーズンで、とても行かれない。 その中で、懐かしいと思う同級生は何人かはいて、昨年は高校時代の友人と温泉に行ったり、今年に入って中学の同級生に何年振りかに、再会した。 彼とは20年ほど前に1度再会し、その後交流が数年続き、それぞれのパートナーとパリ(フランス)に行くはずが、お互いにパートナーに断られ(笑)、結局彼と二人で パリに向かった(― 飛行機もホテルも別―)。シャルル ド ゴール空港で待ち合わせ。私にとっては、生まれて初めてのパリだった。 私独りでは、モンマルトル、ロダン美術館、ベルサイユ宮殿を訪れ、美食家の彼に連れられ本場のフランス料理のレストランに。 それから、また歳月が経った。我が家から一番近くに住んでいる事もあり、また会おう!と言いながらなかなか会えず仕舞い。 ようやく、お互いに決心。予定を合わせ、ついにまた何年振りかに、彼の奥様も同じ中学の同窓なので、3人して再会した。 彼が指定したのは、そのかつて訪れたパリ シテ島にあったレストランで修行していた方が、独立し西麻布に開いたレストラン。 歳月を思いながらご縁に驚いた。 徳島の素材を生かしたナチュラルなお味でさっぱりと、美味しくいただいた。 久しぶりのお喋りに花が咲きすぎ、オーナー自らお料理をサーブしてくれて説明をしてくれようとしているのに料理のお皿を持たせて、しばし待たせてしまったf(^^; 話が尽きず、12時前にお食事が始まったのに15時を過ぎても、話に夢中!慌てて席を立った。 友人夫婦と次の再会を約束して別れ、帰路に…と駅に向かったが、六本木で「マリー アントワネット展」をやっていたので、ちょっと寄ってみた。祭日だったので、大勢の人が並んでいた。 そのパリ旅行で、ベルサイユ宮殿での資料は観ていたので、観たことの無い資料が知りたかった。 マリー アントワネットの靴とシュミーズ。「本物!?」…本物の様だ。何だか、見つめていて胸がいっぱいになり、祈った。 この日、偶然にも都内に居ながら、半日パリ!だった。 (2017.02.13) <369> 2月になった。 どうも私は、節分で心身が切り替わるようだ。 我が家も、美味しい豆をいただいて、家の中で豆まき!!! 部屋が散らかるし、勿体ないので、数粒ずつ…しかも小声で「鬼は外、福は内」(笑)! さっぱりした。 恵方巻?我が家は東の人間ですので、やりません。 でも翌日、友人が我が家お気に入りのお店の「太巻き」をお土産に。美味しくいただきました。 これは、太巻き(笑)! 2月5日(日)に、私の声楽門下の勉強会。1年のレッスンの確認です。月に2回のレッスンではなかなか上達も難しい事も有るでしょうが、正に継続は“金”。 ご本人達はそれぞれ反省の弁がおありのようだが、皆さん、それぞれ上達なさっていて感心した。とても嬉しい気持ちになった。 これが、次の新たな1年のステップになれば…と思っている。皆さん、楽しく頑張って下さいヽ(´ー` )ノ (2017.02.13) <368> 澄んだ青い空にカラフルな幟(のぼり)が幾重にも風にはためき、否が応でも心は踊る。 1月21日14日目。国技館。 相撲好きに付き合って出かける様になった国技館ではあるが、今回は特別気持ちが、騒ぐ。 大関 稀勢の里の優勝が、今日か、明日か。と言う時。 若い力士の取組から観たくて、13時頃から入場しお弁当を食べながら観戦。 (この頃は、まだ楽しくルンルン) 時間の流れと共に、お客の数も上位の取組も熱くなってくる。 いよいよ主役の登場。館内全体が1つのエネルギーになったように感ずる。(息を飲む様な静けさと緊張に、館内は静まり返る) 安心して観ていられる勝負で勝敗がきまり、お客の安堵と喜びの歓声。 二つの取組(ほとんど覚えていない…と言うか関心が向かず…(^-^;)の後、白鵬の取組。白鵬の足が土俵を割った瞬間、地鳴りの様な唸り声から歓喜の声に変わり、館内の空気が揺れた。 うわ~!!!!! とは、私の心の声(笑) 涙が溢れた。良かった~!とホッとした。 スポーツとは本当に凄いなぁ。本人は心身を磨き、練習に励み、そして人の心を震わせる。スポーツも芸術だなぁ。 いつも、千秋楽のチケットを取りたいのだが、最近なかなか取れなくて、今回も仕方なく14日目になったのだが、思いがけず素晴らしい瞬間に出逢えた。 それから1週間。 初優勝の話題から、あれよあれよと、横綱に! それを観ている我々にも楽しい1週間となった。 おめでとう、稀勢の里。 ありがとう、稀勢の里。 頑張れ、稀勢の里。 (2017.01.28) <367> 皆様、明けましておめでとうございます。 今年も皆様にとりまして健康で楽しい1年となります様に、心より祈念しています。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 瀬尾美智子 1月も早や半ば。 もう!半月経った?それともまだ、半月? いよいよ今年もスタート! 今頃?と言われないでもないが(笑)、暮れの28日に急なコンサートがあり、それを終えて29日に窓ガラス拭きながら二人の生徒さんの最後のレッスンをして1日を終えた。体が痺れる様だった。 残す年内は2日。30日は、少しゆっくりしながら年賀状や食料の買い物したり。 31日は1年のお礼詣りと新年のお願いを、1日前倒しに、お猿が護る赤坂日枝神社に友人との恒例行事に出た。 年内最後に、“お疲れ様”のフレンチの美味しいランチをいただき、神社に向かう。 新年に向けて払い清められた境内は清々しく気持ちも洗われ、お礼とまた来るべき新な年の佳き事を祈念した。 慌ただしき年末ではあったが、気持ちもスッキリと夜更かしもせず日常の様に新たなる年を迎えた。 三が日には、親類が来て食べたり出かけたり、ささやかながら楽しいお正月となった。 今年も、楽しく笑顔に、頑張ろう♪(~▽~@)♪♪♪ (2017.01.16) <366> 温泉にゆったり浸かり2泊してほっこりして、年内最後の仕事連に張り切って突入! …とそこに電話。 「ショパン歌ってくれませんか?」と、友達。 「い、いいけど、いつ?」と、私。 お正月明けてから直ぐ…と提案されたけれど流石に、大変。「あなたにだけショパンを聴かせるのなら年内でも良いよ。」 と、伝えたところ。 来週、28日に決まった。 神父の友人の居場所。教会。すると「皆さんに連絡したら、来るかも!」と話広がり。「ショパンだけで良いの?」「もうちょっと!」「…30分位で良いの?」「もうちょっと!」「……。」 ふ、ふ、ふ! ほとんど、先日のリサイタルバージョンだね。 関係者外の皆さんにも聴いていただける事になりました。1度ゆるめたネジを絞め直しています。 年末ご多忙でしょうが、ご都合良ければお出掛けくださいm(__)m 瀬尾♪ 12月28日(水) 18時30分~ カトリック聖アルフォンソ初台教会 (2016.12.23) <365> 過日、9日(金)の演奏会にはご多忙にも関わらず、沢山のお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。 ポーランドの知らない曲が何曲もありましたが、皆さん「楽しかった。」と、おっしゃってくださったのが何より…。 私も、新しい曲をレールに乗せた気持ちでホッとしています。 終えて、次の本番まで1週間しかなかったせいもありますが、ずっと、モニウシュコの「君よ知るや かの国を」や「ハルカ」のアリアが頭の中でグルグルと鳴り続けていました。 言語は難しいですが、良い曲があるなぁ…、皆さんに紹介したいなぁ…と思える自分が、います。 新な歌の世界を勉強するには私独りの力では到底できることではなく、沢山の方のご助力を賜りました。 声楽の先生をはじめ、ポーランド語の先生、仲間、出版社の方等々、心からお礼を申し上げます。 そして、聴いてくださるお客様無くては成立しません。 本当にありがとうございました。 また、次の歌の世界に、是非お出かけください。宜しくお願い致します。m(__)m 瀬尾美智子 本番終えて、伴奏者と表参道のイルミネーションの中、写真を撮った。ドレスで本番前に撮ろうと、いつも思うのだが、歌に集中していて…つい忘れる。 せっかくだから…と撮った。夜目遠目では普通に写っているが、拡大するとステージメイクでとんでもない顔だ(笑)街の中では「綺麗」とはいかない。 コンサートを終えて翌週16日(金)に年内最後の演奏を終えた。曲が全く違うのだが無事に終えてようやく心身ともにホッとした。 年内残すところあと僅かだが、ちょっと日常に戻るのに一息。 …やっと回りの景色が見えてきて、活字が目に入ってきた。 休んだら年末の日常を、頑張るぞ~o(^o^)o 演奏会、本当にありがとうございましたm(__)m そして、merry Christmas♪ヽ(´▽`)/ (2016.12.18) <364> 慣れない言語とは、本当に難しいものだ…。 ずっとブツブツ言いながら、発音と意味を考える。 …そうこう、している内に顔を上げたら、世の中の装飾は、クリスマスのバージョン。目に入らなかったf(^^;(笑) コンサートの打合せに表参道に出かけた! 12月に入って、イルミネーションが灯ったようだ。 とっても綺麗(o^O^o) 明日は、ポーランドの聖歌から始まるコンサート。 皆さんに楽しんでいただけますように。o(^o^)o(19時開演、カワイ表参道 サロン パウゼ ) 午前にスーパーに行った。お店の入り口には、お飾りと鏡餅!! (え~(@_@;)もう、ついていかれない!) まずは、今日と明日を安らかに過ごしましょう(^^)d 宜しくお願い致します。 (2016.12.07) <363> 街に紅葉が降りてきた!の報せと共に雪が降った。 もう、冬!?と、思って慌てて、冬支度。半分しか終わっていない衣替えの残りから、厚手のジャケットやパンツを引っ張り出した(笑) 家のあちこちに、暖房器具を配置。玄関の上リ口には冷気避けにカーテンを取り付けた。 大分、違う。 雪が終わったら、晩秋に戻った気配。でも、風邪やインフルエンザも流行っているようです。皆様もどうぞご自愛くださり、お元気にお過ごしください。 楽譜の帯の推薦状を書いたり、記事を依頼していただいた雑誌社ハンナが、今、発売されている雑誌「ハンナ」に、コンサートの広告記事を載せてくださった。 楽譜屋さんしかない本ですが、良かったらお手に取ってご覧ください。『表参道でポーランドの響きを』 只今、私、このコンサートに向けて、ねじり鉢巻=追い込み中~(@_@;) (2016.11.28) <362> 熟睡の後のうつらうつらしている時、下がズズズと、動いた感じがした…。 しばらく、続いていて(夢じゃなくて、地震か?)と、おさまってまた少し寝てしまった。 起きてビックリ。大きな地震かまた東北に来た。津波は?今のところ低い様だ(でも、津波のエネルギーは低くてもものすごく強い!)。 あの震災を思い出して怖い思いをなさった方が沢山居られるだろう。 私達の様な遠くに居る者は、ついその距離の分だけ遠くに思いがち。忘れてはいけないな!と気持ちも新たにしています。ささやかながらお手伝いの出来ることを常に考えます。 心よりお見舞い申し上げます。被害がありませんように! (2016.11.28) <361> 季節は、「キャベツスープ」と、前回お話したばかりなのに、突然キャベツの価格が高騰し、作れなくなっている(*_*) 鍋に無くてはならない白菜も! その前はレタスがとんでもない値段になっていて、困惑。天候の影響で仕方の無いことだが、お財布には“痛い”。 …そこで、はたと考えた。われわれお茶して珈琲にケーキなんぞを頼めば簡単に\1000札が飛ぶ!それを考えればレタスの高値など、いくらでもない。…なのに「手が出ない」と思う。 それぞれの物の適正価格が、そう思わせる。それさえ無視すれば、お茶するお金でレタスが(今はキャベツ)、3個は買える(笑) 考え方なんだなぁ。 …で、買うのか、買わないのか!! コンサートを1か月後に控え(12月9日、19時~カワイ表参道にて。)今は息のつまるような日々。珍しく頭を沢山使っていて、毎日頭が熱い(@_@;) 毎年、秋はその準備で季節を味わえない。ニュースで紅葉の報せを眺めるばかり…。 10月某日、従兄弟に会ったら車を飛ばしてくれ、思いがけず何十年振りに実際に紅葉を目にする事が出来た。 高い方はもう紅葉が終わり中腹辺りから下がとても綺麗で、思わず歓声を上げた。 やはり、本物の日本の紅葉は美しい! 帰り、「行った事がない!」と言ったら「そりゃあ、1度は行かなくちゃ!」と、寄ってくれた。 名前ばかりずっと昔から知っている“草津” 土地勘が全然無いのでよくわからなかったが、標高は高そう。真ん中の湯畑を見せてくれた。 その昔、ここからお湯が湧いて、その回りに湯屋ができてお土産屋さんが出来ていった風景が目に浮かぶようだった。 いまや、相当な量の宿がある。それを賄って余りある湯量に驚く。 我々は、立ち寄りの温泉に入って帰宅。良いお湯でした!! 思いがけず日帰りの旅をして、気分はリフレッシュ。以来、せっせと勉強中o(^o^)o “草津、良いとこ1度はおいで!”はホントだった(^^)v (2016.11.13) <360> まだ暑い日があった!と言っても10月も下旬。そろそろ秋本番…と思っているのに、1週間で冬になる。…とTVの天気予報で言っていた。 え~っ?何それ~? 慌てています(@_@;) これまで台風やら大雨で、今になって野菜が、急に高くなった!大変だ~! 急にレタスも\300近くなり、きゅうりも季節を終えた。 この夏、(アイス類をあまり食べなかったなぁ)と思ったら、珍しくスイカを何度も食べた。暑くなった頃、スーパーの特売シールを貼られたスイカを買って食べたのが、ものすごく久しぶり。 思いの外、美味しくて、以来ほとんど毎週食べていた。 昔よりずっと味が良くなっているのかも知れない(*^^*) いよいよ夏野菜も終わり、多分…今年最後のピクルスを作った。 サッパリするピクルスは我が家の夏の定番になりつつある。 キュウリ、玉ねぎ、セロリ、人参、大根、パプリカ、蓮根、さつま芋、そしてたまに、カリフラワー。 お酢の入ったお湯にサッと野菜を通し、ニンニクや鷹の爪、粒コショウ等スパイシーにピクルス液を作り1度沸騰させ熱いうちに、湯がいた野菜を漬け込む。数時間の内に食べられるようになる。 冷蔵庫で冷したピクルスが格別だ。 お鍋いっぱい色とりどりの野菜で作っても、10日で終わってしまい、また作る!の繰り返し。今回を入れて7回作った。いつでも夏野菜が摂れてなかなか便利! 下拵えが、大変だけれど…。 これからの我が家の定番は、「キャベツスープ」。何の事もないコンソメを使ったポトフ風スープだが、体が温まり野菜が沢山摂れるので重宝だ。 何より良いのは、安定した価格と供給の野菜で有ること…かな(笑) (2016.10.28) <359> 窓を開けたら、フワッ~!と金木犀の香りが流れ込んできた。買い物で自転車を走らせていると、街の中いっぱいその香りで満たされ、香水を振り撒いた様に匂う。 同時に、空気もひんやりとして秋を感じさせる。 この夏は暑くて(何回言ってるだろうか!(笑))、室内で固まっていた。ようやくモゾモゾと体が動いてきたf(^^; 動き出したら、次から次に将棋倒しの如く物事はやって来て、使ってなかった頭は追い付かず、パニック(@_@;) (ひとつづつ、ひとつづつ)と、自分に言い聞かせている。 この冬12月9日(金)に、ポーランドのクリスマス聖歌(コレンダ)や、ショパンと同時代の作曲家モニウシュコの作品を歌う。 ショパンが世界に目を向けていたのに対して、モニウシュコはポーランド国民に暖かい眼差しを向け、曲を書いている。そのメロディはわかりやすく、きれい。 ポーランド音楽に経験の浅い私は、モニウシュコにどう取り組もうか…と考えている矢先、師と仰ぐ方に「ゲーテの詩に曲がついているよ」とコメントをいただき、既存のドイツ歌曲 シューベルトの「野ばら」、ヴォルフの「君よ知るや 南の国」等を参考に共に歌うプログラムを組んでみた。 作業は、山積み!!クラクラしながら曲に向かって会えるところ。 それでも、魅力溢れるポーランドの楽曲の美しいメロディにワクワクしながら勉強している。 皆さん、もし、お時間有りましたら是非お出かけください。 表参道は、町内会が決定してくだされば、イルミネーションの頃。愛らしいコレンダにぴったりの街になるでしょう。 出版社ハンナの雑誌「ハンナ」にもコンサートの記事が載るようです。併せてご覧いただければ幸いですm(__)m。 チラシ(PDF)はこちら! (20116.10.07) <358> とれたて“さんま”が、産地から届いた。四国からの“すだち”をしぼっていただく。北と南のコラボ。 美味しかった~! みかんが、産地からやって来た。爽やかな甘味と酸味。 そして、山梨から親戚の子が送ってくれた、ぶどう。甲斐路、シャインマスカット、etc. 『秋』だなぁ。 以前共演した素敵なテノールさんが、横浜大倉山記念館で歌われる、と言うので、出かけた。 彼のコンサートに行くのも、お目にかかるのも久しぶりだが、大倉山記念館も久しぶり。 あの“心臓破りの坂”を果して上れるのだろうか…、半分冗談、半分本気(*_*; 始めは快調にのぼっていたがカーブを曲がる辺りで、1度心折れた(笑)…気持ちを持ち直し歩みを進めると、綺麗な花に囲まれた『大倉山記念館』のプレートが励ます様に迎えている。 (あと少し!)自分に言いながら見上げると、少し赤くなった葉に赤い実が目に飛び込んだ! もう、秋なんだなあ…。 ようやく、上りきった。熱くなった体をクールダウンさせて、熱いテノールの歌を聴いた。惜しみなく歌う演奏には、本当に頭が下がる。 …しかし、多分もう、ここの演奏会は来るの止めよう!と坂を下りながら、思った。 そんな、秋の某日。 (2016.09.20) <357> 体がお菓子で出来てるんじゃないのぉ~? と、言うほど甘いもの好きの友達がいる。 私は、苦手! 互いに「どうして~?」とばかり。 転居してから同居の母が甘いもの好き。10時だ、3時だ、とお茶とおやつが出る。 始めは(ひぇ~(*_*)、つ、つらい。)と、思っていたのが、糖分は習慣性があるらしく、食べてる内に少しずつ慣れてきた。 それでも、内科検診に行くと「中性脂肪が!」と指摘され…(やっぱりね。私には甘いものそんなに要らないんだよ!)と、納得。 友人のお誕生日に本屋で見つけた「スイーツパス」なる本をプレゼント。ホテルでお食事の予約時間を待つ間中、 食い入るようにそれを眺めてた(笑) この本、期日が有るが定価より\300~\500位安く、 ドリンク付きのスイーツが、大体三回までいただける。 期日が来たので、友人に次の期間の「スイーツパス」をプレゼント。 (ん?…やけに写真がきれいに見える。)それまでは、ケーキの写真見たって(う~!)って失礼な感じ。…それがどうしたんでしょう。なんか、美味しそうに見えるf(^^; トドメは、友人の一言。「みちこちゃん、お菓子はみちこちゃんを攻撃なんかしてないよ!被害者意識はみちこちゃんじゃない。」…そうだった。私が、苦手と思ってた。 とにかく、「スイーツパス」買ってみるかo(^o^)o! 先ずは、渋谷のイタリアのカフェ行ってみた。オズオズとパスを差し出すと、本当に割り引かれて美味しいティラミスと薫り高いコーヒーが出てきた。本当に美味しいコーヒー で、これで一気にお気に入りとなった。 「始めが肝心」とは言ったもので、それから仕事に出掛ける度に、パスのページを繰り、それ経由で帰ってきたりしている(笑) 新宿のホテルのカフェでは、タルトタタンのセット。とっても美味しくてお気に入り。 本を示してお支払しながらスタンプを押してもらおうとすると…「何度でもお出でください!」って。フリーに。 もちろん、行ってみて(まぁまぁ…)かな、と言うものもあるけれど、それでも「本当に東京のお菓子は美味しいものだなぁ、」と感心。 つい、本屋でタイトルに「タルトタタン」って文字の有る小説を買ってしまった(笑) (2016.09.17) <356> 8月最後の日曜日。 猛暑とオリンピック、そして台風とで、アッと言う間に駆け抜けた8月。台風が来る毎に朝夕の風は秋の気配を感じさせ、虫も鳴き出した。 名残の蝉も、鳴いている。 …今年初めて“夏の象徴”ミンミン蝉を、同時に“晩夏の象徴”の蜩を、聞いた。 横浜の丘にあるお寺で、だ。 その墓地からは、ボーと言う船の汽笛も聞こえる。 亡くなった父の七回忌法要をした。ついこの間の様に思うのだが、早や丸6年が経った事になる。逝ってしまった悲しみは忘れるものでもなく、いまだに 何処かで信じられなくもある。心の中の父はいつも有るからだろうか。 時は、「今」しかない。 過去は今の“点”、未来はこれからの“今”だ。 この点を、幸せにやって行きましょう♪ (2016.09.09) <355> 某日、少し寝坊してTVをつけた。 100m×4 のリレーの決勝! 準決勝で、良いタイムが出ていたので少しは期待していた。 ピストルが鳴った途端、オレンジのユニホームに惹き付けられる。 早い!グーンと伸びる。 (ん?これは!)と、走者を追いかけていく内にアンカー。ボルト(ジャマイカ)と走っている。ゴール直前。 発声も確かな声!で「行け~!」と叫ぶは私。「やったー!」も私。 凄~い。 銀メダルだー。 アメリカに勝つなんて! 頭もボサボサ、パジャマ姿のまま、見入っていた私は我に返り(@_@;)我が姿に慌て、急いで身繕いを済ませo(^o^)o、再度驚嘆と感動に浸った。 日に日に寝坊になり、何だか疲れる…、(夏バテかしら?)と、真剣に思っていた(笑) イヤイヤ、オリンピック疲れでした。12時間の時差。さすがに日本時間午前2時まで!と自分に決めていても、人間の力を、エネルギーを最大限に尽くして己と闘う姿は、 観ているだけでも力が入る様で…。 例年より多くの競技か放映され、あっちもこっちも!と日々忙しく、どの競技も面白く、尚且つ日本選手が大活躍。 作り物のドラマより、素晴らしいドラマが展開し、釘付け。日本の生活時間にもビデオで競技は流れているが、 内心(やることいっぱい有るのになぁ…)と思いつつ、生活のサイクル=オリンピック。 遠い遠いリオデジャネイロでの、オリンピック。スポーツ好きな私でも、始まるまでは自分がこんなに魅了されるとは思っていなかった。 才能の塊の様な皆が、極限まで出しきるのは、ただただ凄い。 閉会式になり、直ぐにでも東京オリンピックが観たくなった。4年後がワクワクだ。成功させたいなぁ。どれか1つでも見に行きたいなぁ!! さて、オリンピックも終わり、生活も元通り。それまで棚上げされていた山を、今サクサクと片付けに入っている。頑張れ、私。 そして、引き続き… 頑張れ、ニッポン!o(^o^)o (2016.08.24) <354> テンション、上がった~! 何がって!? つ、ついに!布団と洗濯物を外に出せた~! 『…なんだ、そんな事!』 と、言われてしまいそうだが、マンションの修繕工事が始まって2ヶ月。 なかなか外に洗濯物や布団が干せなかった。 今日は、休日。作業の方々がお休み。しかも、晴天。しかも、フェンスも完成!! 今日こそ、外干しのお試し。 薄い黒のネットが掛かってはいるものの陽射しの力は充分で、洗濯物はカラッカラ!お布団はフッカフカ!! (ウワーッ!)内心歓喜の叫び(笑) なんと幸せ!なんと太陽は偉大か!! 1日中、テンション上がり元気になった私は、その日の予定や雑用を難なくこなし…(^^)d …と、夕方。1本の電話。 「オフィス TAKですか?」知らない男性の声。けれど留守録のメッセージに入る話を聞いてると「○○です!」 と 名前を名乗っている。 信じられない気持ちで受話器を取ると、「◎◎ちゃん?」と当時の呼び名で聞いてみる。「そうです。」 ……ずっとずっと、「どうしているかなぁ?」と思っていた学生時代の友達。難病指定されてる病気にかかり、ずっと仕事をしている 彼。なかなか消息が知れなくて、会いたさが募っていた。声が変わってしまって最初は不思議だったけれど、演奏旅行に行った 共通の話題も出て、これは本人と、懐かしくって涙が出た。 今日のテンションMAX!!!!! 「会えるの?」と聞いたら「大丈夫!」。そして早速その翌日、会いに出かけた。 17年振りの再会。 病気のせいで少し年上に見えるけれど、◎◎ちゃんだ! 中身は変わらず聡明、博識。ユーモア有って昔のまんま。 立派な彼に「~ちゃん」、呼びしてる私。 近況を、音楽の話を、心の自由を、語り合い、最後に「ねぇ、懸賞に応募して当たったら箱根に温泉行かない?」と(笑)。 「良いよ~!」と私。 「仕事で大阪行くのに、独りで電車に乗るのは大変だから、予定が合ったら付き合ってくれない?着いたら遊んで帰って良いか ら。」「予定が合えば良いよ~!」と、これからの心の仲間が再出現。 会えて良かった。 凄く嬉しい。 また、近い内に会えるのを楽しみに! この暑さの中、ものすごく幸せなテンションが、up、up! 最高o(^o^)o (2016.08.12) <353> 『見上げてごらん~、夜の星を~♪』『上を向~いて、歩こう~♪』『帰ろうかな~、帰るのよそうかな~♪』『京都 大原 三千院~♪』『こんにちは~、赤ちゃん~♪』 『知らない町を 歩いてみたい~♪』 私達が知らずして口ずさんでいた歌の中に、“永六輔” さんの詩がなんと沢山あったのだろう。 やわらかな言葉の中にも、優しいメッセージの込められた詩が多く、歌ってみると様々な想いになる。 当たり前の様に口ずさんでいたので、亡くなられて改めて楽曲をみると懐かしさと共に、胸に染みる。 センター南のサロンAriaで開催している『歌の講座』で、ちょうど先月の課題曲として『遠くへ行きたい』を歌ったばかり。 今月の課題曲(たなばたさま サンタ ルチア♪)を歌い終えた後、皆さんで追悼の意を込めて歌った。 永六輔さんのご冥福を心よりお祈りすると共に、懐かしい歌を歌ってみようと、思っている。 ちょうどこの日、以前からこの講座のクラスで『暑気払いのお茶会をしましょう!』と予定の日。 開講されてから1年9ヶ月。遠くからお越しくださる方々とご近所から見えられる方々と顔馴染みになってきたので、初めて親睦を深める会となり、和やかで愉しい会となった。 計14名、予定していたお店が満員で、飛び込みで入ったお店でだったが、お洒落なケーキとおかわり自由のコーヒー(紅茶、ハーブティはポット)でリーズナブルでも、リッチな気分で笑顔溢れるお茶会になった。 「今度は忘年会ランチにしましょう!」と、皆さん思いは“年末”(笑)「13時~始まるお稽古はどうするの~?お腹いっぱいで、やります~?そ、それとも中止~?」(笑) 元気に笑顔で歌いにきてくださるのが、何より嬉しい。 (8月の課題曲は 通りゃんせ ゴンドラの唄♪) (2016.07.26) <352> 暑中お見舞い申し上げますm(__)m 東海地方まで梅雨が明けたそうだ。いまだ明けぬ関東甲信越も連日の暑さ。梅雨が明けたらどんな暑さになるのやら…。歩いていると体の水分が温まりそうな日々。 皆様、水分をよく摂って元気にお過ごしください。 7月 盛夏 拙宅は築30年を越えた集合住宅。今年は自治会が大修繕を計画してくださり、今真っ最中!! 建物の表には足場が組まれ黒いネットに被われている。 (暑い時期に…。)と思うが、暑い方が塗装が早く乾くんだろう。外壁の塗装、エントランスのバリアフリー、バルコニーの防水塗装、手摺と物干しを腐食しない素材に 取替…と本当に大修繕。 でも、まとめてやってもらえて助かる。 バルコニーに置いてある植木は決められた場所へ移動。網戸も暫くは部屋の中に保管。 けれど、何より大変なのはバルコニーに洗濯物が干せない事! 掲示板に毎日、翌日洗濯が干せるかどうか可否が出るのだが、我が家のサイドは現在、×ばかり。 この時期、洗濯物が沢山出て毎日の様に洗いたい。お布団も干したい。 それができないのはちょっと残念。 家の中で一番風通しの良い玄関が、今は夜の干場になっている。 窓を開けるだけでも空気が入れ替わり少しはお布団が膨らむ。 あ~でもない、こ~でもない、と考えつつの干し物事情だ(笑) 今時の外壁ネットは昔に比べて薄くて、室内に居てもそんなに暗く感じない。それでも熱中症にならないようにと、部屋はクーラーをつけている。 6月から始まった工事は9月まで、この夏いっぱい。 ネットが外れる頃には、少しは綺麗になった姿が見られるだろう。 恩師に、水出し冷茶を薦められ、毎日セッセと作っている。茶葉の量はお湯で淹れるのと同じ。前日ポットに茶葉と水を入れ、1日冷蔵庫に置いておくと、 茶葉から良い薫りと風味が出た美味しいお茶が出来あがる。我が家のお気に入り。 涼しい和菓子もいただいて…。 皆様も涼を召しませ。 (2016.07.20) <351> チケットサイトのお陰で、今まで出かけたくても出かけるきっかけを作れなかったものが、解消された。 「1度は観てみたい!」 そう思っている内の1つは体操。 内村君の美しい鉄棒とくるくる回る、ひねり王子こと白井君の床。 チケットを手にすると見られるんだ~。(当たり前だけれど!)と、「全日本体操種目別選手権」。 この日、内村、加藤、以外3名のオリンピック代表の決定もある。 我が家から電車に乗ってしまえば30分の、代々木第一体育館。 午前は仕事があったので、女子の体操は残念ながら見られず。13時過ぎに体育館に着いた。 中に入れば、体操競技の器具が設置され、改めて「体操だ~!」(笑)と、実感。 それぞれの競技のトップ8名による種目別。床からのスタート。競技時間は70秒と決められているので、あっという間に終わる。けれどその時間の中で躍動する若い肢体 は美しい。最後に白井健三君。 人よりも、クルクル回っていることは確か!!!クルクル、クルクル。 あまりの早さに何が起きているのか…わからない(@_@;) プロの皆さんは、分析できてる おられるのだろう…。 つり輪、鞍馬、平行棒と続き、最後は花形の鉄棒。 どの種目も使う筋肉が違うのだろう。それを最大限に生かすどの選手の生身の肉体は凄い。 流れる様に力を使う選手は、踏み込みの音が軽い。見ていて(正しいのかどうかは、わからないが)、音楽と同じだ~!と思っていた。 音楽は、殊に歌は、体の内部が楽器なので見てとれない。体操は、筋力やタイミングが見てとれる。 それでも、それぞれの技術に違いがあり、それぞれの肉体の才能(敢えて、能力と言わず。)の違いがあるものなのだろう。 既にオリンピック出場に内定している内村君が鉄棒に出てきた。 離れ業の連続に観衆はどよめき、しなやかにしなる体はどんな時にも足が乱れず揃って、美しい。 観たかった!と思った物が観られて、心は晴へ晴れ(*^^*)(*^^*)(*^^*) 『残り3名のオリンピック代表には、白井健三、田中佑典、山室光史が選出された。 ガンバレ、日本o(^o^)o』 (2016.06.25) <350> 210分!? え~っと。 ……数えられない(@_@;) ずっと行きたい!と思っていたのに忘れていた。気づいたらあと3日で終わる。 混んでいるだろうから、早起きして行かなくちゃ!!…と思っていたのに、出かける予定の時刻に目が覚めたf(^^; あちゃ~! 慌てて支度をして飛び出した。 10時半頃着いたら、上野の杜は長蛇の列。チケットを買って行列の最後尾に着くと、係員の持つプラカードには『ただいま、ご入場まで210分です』 ( はっ?)とは、心の中の一言。 フリーで生きている私は、皆さんの休む日曜日に動かなくても済む。そのせいか、「並ぶの嫌い!」が、身に付いている。けれど残りの期日に空いていたのがこの日だけ。 (それでも夜6時からは、仕事) 宮内庁所有でなかなか観られない作品が含まれると言うので、210分の実感も無いまま並ぶことにした。 持参の日傘をさし文庫本を読みつつ列は進む。(どこまで列?)と本から顔を上げれば、上野公園の我が母校の際までグルーッと。そこからまたグルーッと Uターンして右折。都美館(上野の学生はそう呼んでいる都立美術館)へ入った中でも、グルーッ!! 梅雨前の爽やかな五月晴れ。青葉繁る木陰はなんとも涼しくて快適だけど、日向は強い日差し。こんな日に限って、水分を持参するのを忘れた私(…懲)。すると、都 美館の職員がお水を紙コップに注いで渡してくれた。(日傘の貸し出しもあった) 本を読み終える頃、ようやく入場になった。午後2時半過ぎ。あ~!4時間! 思ったよりは長く感じられなかったのは、本のお蔭かも知れない。 (これから、観るのに何時間?2時間かかるだろうか?)夜の仕事に間に合うのか…と頭に過ったが、とにかく観よう!と決めた。 中も人数制限してはいるが、かなりの混雑(*_*; 人を潜りながら、観たいものから観ていく。 江戸時代の人の作品とは思えない、技術とセンスとユーモア。 美しい色彩に感心しながら、また人を潜る(笑) ずっと、ずっと観たかった『若冲』。 生誕300年とは! 人物を描かず『命は、皆平等』と他の生き物だけを描いたそれぞれには、『生命への慈愛』が溢れている。 押し出されるようにして、出てきて、時計を見たら午後3時半過ぎ。(へっ?)1時間で出ちゃった(笑) ちなみに、出てから最後尾のプラカードを見たら、150分! 私が来た頃が一番長かった…懲 鮮やかな色彩と、その温かさに十分満足したけれど。 仕事にも間に合ったけれど。 合わせて5時間以上立っていた健気な我が足は、筋肉が突っ張り棒の様。曲げると痛い(*_*) 心の余韻と共に、後遺症(笑) (2016.05.28) <349> 友人とのモーニングから元気に過ごして、数日後。連休最後にスポーツ観戦のお誘い。 1つは東京ドームでの、中日vs巨人の野球観戦。 野球なんて何十年振りだろう…。テーブルウェアフェスティバルに出向く東京ドームに、野球で行くのはなんと新鮮(笑) プロスポーツの環境のサービス精神と、プロスポーツ選手の身体能力に感心!! そして、何よりも応援するファンの愛には健気で胸を打つ。自身達もそれぞれ様々な人生だろうが、それで元気や勇気をもらっているのだろうが、その気持ちはピュアで 選手達はありがたいだろうなぁ、、。 この日のゲームは中日の一方的ゲームとなった。しかし、伸びやかな選手の身体能力の高さを目の当たりにすると、なるほど!と思う。その中でも、また差が有るのだから、 才能とは物凄いものなのだと、感心する。 楽しく観戦していたら喉も渇き、子供さんがソフトクリームを食べるのを見て、私も!と探しに行った。…が、ドームは広くてグルッと回った方の売店にしか 無いらしい…。諦めて客席を歩く売り子さんアイス最中を買った。 ドームの形をした最中。 期待度最高で、パク! (ん…??)口の中に、最中の皮が全部付いた(*_*; なかなか、取れない。アイスもイマイチf(^^; 私の味覚が期待していたものと、大いに違い凹んだ(笑) 観戦後、帰る人混みを避けるために、ドームホテルのラウンジでお茶。観戦の相棒はここで白玉ぜんざいを注文。この方が賢かった。こちらの方が絶対美味しい。 水の流れる静かなラウンジで、一息ついてゆったりとした時間を味わった。 ともあれ、久しぶりのスポーツ観戦は楽しいもの。 追記 ソフトクリームを食べられなかったのがあまりに心残りだったらしく、翌日両国国技館に大相撲の初日に出かけ、ついに!!! 念願のソフトクリームを食べながらの観戦となった(笑) 両国国技館の食べ物は何でも美味しい。 いつも感心させられる。 (2016.05.24) <348> 今年のゴールデンウィークもあれよ、あれよ、と言っている内におしまい。皆さんはいかがお過ごしでしたか? 中には10連休の方も居られた様ですが、私はカレンダー通りの仕事。お休みは3日ほど。 いつもは平日に会う自由業の友人に(どうしてるのかなぁ?)と連絡を取ってみた。仕事で忙しそうだったが、時間を取ってくれて会うことになった。 都内に明るい友人が、「朝、モーニングにエッグベネディクト食べに行かない?」 食べてみたかった私は「行く、行く!」 「じゃあ、お店の前に、朝、8時30分待ち合わせで良い?」 内心(ひぇ~!)と思いつつエッグベネディクト食べたい一心で明るく「わかった!」 友人は少し早目に行く!とのこと。これは、並びそう!と言う事なんだ、と察した私も少し早目に。 朝、8時30分待ち合わせとは言え、朝食食べなくて良い訳で、顔を洗ってお化粧すれば出発。(それでも、遠足前夜の子供の様に眠れなかった。嬉しいと言うよりは、 寝坊しないように(^-^;)) 待ち合わせのお店に行き着くまでの、モーニングを売りにしている他店は既に長蛇の列。 目的のお店には8時過ぎに着き、一番乗り(これも気持ち良い!)。開店の8時半には入店。早速オススメのエッグベネディクトとスフレパンケーキを注文。 開店の朝のカフェは清々しく気持ち良い。 スコーンが土台のエッグベネディクトは軽いソースを付けていただく。美味しかった! スフレパンケーキもフワフワ。 どちらも美味しい。もちろん友人とそれぞれを半分こ!(笑) 出る頃には、お店も満員。 朝食に満足して、若葉の出揃った表参道をプラプラ。 何処に行こうか…。中庭の有るカフェに。 晴天のこの日、中庭も清々しく、まったり。思い付いたことを話したり、沈黙してボーっとしたり。 10時前に入ったカフェ。時計を見たら13時を回っていた。贅沢な時間を過ごした。 「軽くランチして帰ろうか…。」とお店を探している内に、『牛カツ』の看板。 食べたことない!と言う意見から、いきなりガッツリ系に(^w^) わさび醤油でさっぱりいただくと、どんどん口に入り完食。お腹ポンポンになりながら解散となった。 時間を楽しむとは、こう言う事。 翌日から頭の中がスッキリ。滞っていた事が片付いて行く。 たまには、頭にもご褒美あげなくちゃ。 (2016.05.17) <347> 本番4月17日の3日前。14日熊本で始めの地震が起きた。速報のテロップの震度7、に言葉を失って(どうなっているのだろう?)と思った。その深夜もう一度大きく揺れ、 明るくなってようやく被害が目に飛び込んだ。 京都や江戸から遠くても、大陸文化が最初に入った九州は、それを受け入れながら文化が開き豊な自然に囲まれ、とても魅力的な所で、私は憧れにも似た敬意を抱いてい あの雄々しい熊本城にも登った。 震災のTVニュースには、私の歩いた場所が沢山出てきた。被災された方や場所を見るたびに自然の力の凄さと自分の非力を思い胸が痛む。 募金をしたり、産物を買わせていただいたりしている。 その3日後にあたる17日。埼玉でのコンサートがあった。 その準備をしながら、我が身にも震災の衝撃が心に有るのを知った。 音楽とは、こんな時いつも(必要?いらない?)と自問自答する。 歌うのには、自分を奮い起たせなければならなかったのを覚えるに、こちらで日常を何喰わぬ顔で過ごしてみえる皆さんも、きっと衝撃を受けられたに違いない。 この日を楽しみにいらしてくださる皆さんが、この短い時だけでも心を休ませていただければ…とこの日の演奏の意義を見出だし、会場に向かった。 当日は、突風が吹き電車が多数遅れたにもかかわらず、開演時には満員で、時間はアッと言う間に過ぎた。 遠方から来てくださったお客様、ありがとうございました。 まだまだ、揺れが止まらない九州の皆さん、心より御見舞い申し上げます。 くれぐれもお体お大事にしてください。 ささやかではありますが、出来ることをさせて頂きます。 そして、また大好きな九州に行かせて頂きます。 (2016.04.30) <346> 気温がぐっと上がったら、それまでピンクに膨らんでいた桜の蕾も一斉に開いた。 毎年の事なのに、本当に息をのむ美しさだ。 声楽の数少ない友人の一人が出演するオペラ「イェヌーファ」(作曲ヤナーチェク)を、新国立劇場で観た。 それまでの私の音楽的欲求もようやく治まった。 「イェヌーファ」は華やかなオペラではないが、今回のカンパニーは、主役の外来歌手がとても誠実に、確かな演奏と演技でチームを引っ張り集中度高い演奏を見せてくれた。 友人も立派な演奏をしていたが、日本人歌手の中には発声も演技もよくわからない方も居て、主役の外来歌手との差を感じてしまった。外来歌手を呼ばずとも、 日本人だけで高いレベルの演奏を!と我が身に映し改めて思うのだった。 とは、言え良い演奏に満たされて帰路についた。 さて、そろそろ自分の演奏の準備にかかる。 4月17日(日)に、ショパンが作曲、演奏に使用したピアノ“プレイエル”、と同じ時代の同じモデルの楽器紹介するサロンコンサートにお手伝いに歌うことになっている。 ショパンの歌曲は僅しかなく(全19曲)、今回はその中の5曲。歌詞はポーランド語。 ポーランド語に馴染む為に大学に数年通い文法を学んだものの、歌う際にポーランド語にちゃんと聴こえてるのかどうか…は別の物。普通の発音と、演劇や演奏に使う 舞台語のそれとは少し扱い方が違う。それを知っている方に教えていただかなければ知ることは出来ない。 今回やっとその先生に、勇気を出して(笑)お願いし、本番前に聞いていただいた。 その前に、もう一度慣れてしまった発音のチェックをしてレッスンに挑んだが、それでも幾つかは、舞台語としての音があって緊張の中にも、有意義な時間をいただいた。 言葉通り、洗われた歌になった気がして、本番にスッキリ挑めそうだ。 (2016.04.30) <345> 今年は二月が1日多い。得した気分と、この日に生まれた方は、四年ぶりのお誕生日。 皆さま、おめでとうございます。 イタリアの作曲家 ロッシーニもこの日がお誕生日。ちょうど深夜 彼のオペラをTVでやっていて、いかにもロッシーニのメロディを聴いていた。 二月の半ば、自由業の友人から「確定申告終わったよ~!そちらが終わったら遊びましょう。」と連絡がはいり、焦った(*_*; もちろん(そろそろやらなくちゃ)と、思ってた。そこに、友人の“終了”の報せ。ガーン、ガーン(@_@;) 早速、始めた。 …ところが、なんか気持ちが悪くムカムカして横になった。どうやら今年流行りの腸炎らしい。それほどひどいものでもなかったが、腸炎にかかるなんて私の記憶には、ない。 お白湯で1日、重湯で1日、お粥で数日。1週間ほど何とか日常生活に戻った。すっかりデトックスになった。 その後、体調と相談しながら確定申告を進め、ようやく3月10日に無事に提出でき、解放された。 今日は、11日。震災から五年目。なかなか復興か目に見えては進まない様で、みんなの義援金はどの様に使われているのだろうか…と思ってしまう。 たまたま、今日。 ゲヴァントハウス交響楽団&聖トーマス教会合唱団の“マタイ受難曲”のコンサートに出かけた。 内容はキリストの受難だが、震災の日。終曲の最後の言葉。 「憩いたまえ、安らかに」の言葉が、見事な演奏と共に、私の心と天空にある魂に届くようだった。 震災で逝ってしまわれた皆さん、父、そして沢山の皆さんの魂が永遠に安らかでありますように! ****************** 昨年、リサイタルを終え、音楽が聴きたくて見つけたのがシベリウスの交響曲。飛びついて出かけたフィンランド ラハティ交響楽団の演奏が素晴らしかったので、 ちょっとオーケストラのコンサートにハマった。 月に1度位は演奏会に出かけよう!と決めた。 一月には、前述したシカゴ響。 二月には、半年も前から知人と約束していた指揮 バレンボイムでベルリンシュターツカペッレ交響楽団。 バレンボイムがモーツァルトのピアノ協奏曲を弾き振りすると言うのででかけたが、殊の他良かったのはブルックナー。(ブルックナーってこんなに良い曲なん だ~)と思わせてくれた。 五月には、ベルリンフィルがベートーベンの交響曲全9のプログラムを持って来日。 ところが、チケット代が馬鹿らしくなるくらい高値。そうまでして…の値段。 ベルリンフィルは断念できても、無性にベートーベン交響曲七番(ベト7と呼ぶ)が聴きたくなった。 これは、「のだめカンタービレ」ですっかり有名になった曲。 けれど私は前から好きで、特に第2楽章。 探したら、二月にウィーン放送交響楽団がプログラムに入れていた。 前から三列目で聴いた。 う~ん!若々しくてフレッシュだけど…。 私の満足するベト7とは、違った。 我が青春時代。 巨星はベーム。 ウィーンフィルとのカップリングは無敵。ちょっと、音源探してベト7全曲、聴いてみた。 「これ!!!」 やっぱり、これに勝る物はなかった。 心にズシンときた。 その時、来日オーケストラは初日には互いの国歌を演奏する、という習慣があった。全員が起立して聴く。(そう言えば最近、有るのかな?) 当時の、ベーム&ウィーンフィル演奏の“君が代” あまりの素晴らしさに感激した。 多分、当時、若い私は聴いてると思うが、耳の肥えた今の方が素晴らしさがよりわかるのだろう。 是非、皆さん聞いてみてください。 クラシック中のクラシック、バッハ、モーツァルト、ベートーベン。久しぶりにじっくり聴いたが、やはり良いものだ♪ (2016.03.13) <353> 2月14日!と言えば、 バレンタインデー(*^^*)! そして、今年は春一番が吹いた。 (こんなに早く?)と思っていたら、気温23℃となり汗ばんだ。春一番か…。 日曜の今日、部屋で2人の生徒さんのレッスンを終え、一息ついてたら、親類の子からメール。 「今日居る?」 在宅を知らせると、少しして大福を持って現れる。少し風邪気味らしく、私に隠れて咳をコンコン(笑)。そんななら家でゆっくりしていれば良いものを …と思っていたら「はい!」 DEMELのチョコレートを差し出した! 「え!くれるのぉ~?」 いただきました!大好きな「DEMEL」のチョコレート。自分では、なかなか買えない高級なチョコ。 実は、甘い物があんまり得意ではない私、仕事の合間のエネルギー補給に、チョコレートはいただく。(でも、チョコレートって、習慣性有るような…(*_*;) ザルツブルグに行く際、現地でよく食べていたチョコレート「MERCI」のPetitsを、最近日本でも目にする事があり見つけると買ってくる。 それを口にすると、広がる甘さと薫りに、ヨーロッパを思い出す。もちろん、DEMELもウィーンの味! 親戚の○○ちゃん、風邪を押して届けてくれてありがとう。大福をご馳走になり、チョコをいただき、いっぱい愛を受け取ったよ! (2016.02.15) <352> 今日は1日中在宅。 告知されていた様に、マンションのメンテナンスの為、午前9時~15時まで停電と断水。うちは暖房器具は全て電器製品。さて…どうする?! お水(殊にトイレと飲み水)を蓄えたりと、朝からバタバタ。 幸い今日はお天気が良くて何とか過ごせそう。 ガスは止まって居ないので食事やお茶は温かくいただける(こんな時の為にシステムキッチン取り替えの際、ガスコンロにしておいた。) 暫し、静寂の時間を楽しむ良い機会となった。本を部屋に持ち込んだ…。けど、まだゴロゴロしている。そのうちウトウトしてきた(笑) …しかし、部屋の中ほどにあるトイレには窓はなく、真っ暗!ドアを半分開かなくては用が足せない!サバイバー(笑) 笑い事ではなく、電器製品がどれ程私の回りにあって、電気が無かったら暮らせない事を改めて考えさせられた。 灯りが点いた時、ほっとした。 2月からスタート!とエネルギーも涌いて活動準備。 …が、いきなりピアニストの友人と東京ドームで催される毎年恒例の「テーブルウェアフェスティバル」に出かけることになった。(遊んでる(笑)) 東京ドームの入り口は観客スタンドの上方。催事場はすり鉢状の底のプレイコート。巾のある階段は、同じ足ばかりで段を下りなくてはならず、結構キツい。 途中で軸足変えてやっと下りきる(@_@;) いつもは期間の終わりの方で行ってるのだが、今回は友人との予定を合わせたら2日目。物凄い人出に、その中突進できず、暫し、ボー然。空いている外回りをフラフラ。 テーブルウェアと言っても壁に掛ける絵画も売っていて、それを鑑賞したり、また空いていそうなコーナーに足を向けたり。疲れるとスタンドの観客席に暫し座っておしゃべり。 気心の知れた仲間で良かった(*^^*) 毎年、美しい食器やテーブルセッティングに魅せられ、うちに帰ったら綺麗にして暮らそう!o(^o^)oなんて、思うけど結局グダグダになり、翌年同じことを考えてる(笑) 去年買った鬼おろし器は大活躍。お出汁で煮た豚肉と鬼おろしをおうどんにかけて、柚子こしょうを溶かしていただくのが大好き(^^)d 今年は、布製のは直ぐよごれてしまうので、プラのランチョンマットを買ってきた。 帰りの階段も同じ足で昇る訳で、またまた途中で軸足を変える。疲れちゃって途中でまたまた観客席で休憩。 高齢の方は、階段で足が上がらず躓いて転ばれていた。 これは少々問題有りかな! 音楽合わせでは、しょっちゅう合う友人でも、プライベートで会うのはなかなか無いので貴重な楽しい時間だ。 (20116.02.12) <351> 1月が終わった。 いよいよスタートだ。 昨年末には肉体的にハードになり、新年1ヶ月は休養したい!と思っていた。そう決めた新年は心身共に機能停止状態f(^^; OFFになれば必ずと言って良いぼど楽しみな、読書。今回は本すら手に取らず…。 出かけることも少なかった中、友人の素敵なセラピストがランチのお誘いと共に“心身の為に“セッションに呼んでくれた。今の私にとてもいいセッションに身も心も 軽くなってランチへ♪ こちらも友人宅近くの,「メインはお肉だけど食べ放題のパンが美味しいの!」とオススメのお店に案内してもらった。色んな種類の焼きたてのプチパンがある。 お肉料理ももちろん美味しい。ランチの中のチリビーンズを選び、パンにつけて食べた。色んな種類のパンを味見したくて友人と半分ずつして食べたものの、満腹。 ちょうどこの日から開催された、海外のチョコレートを紹介する「サロン ド ショコラ」を覗いてみようか…。と話がまとまり、新宿の高層ビル街へ。(初日だから 混むだろうなぁ…懲)と思ってはいたものの、ビルに入った途端長蛇の列(@_@;) この真っ昼間にどうしてこんなに人が居るの~?そんなにチョコレート好きなの~?(私もそこにいて、チョコレート目当てに居るのです(笑)) 並ぶの苦手な私達。スゴスゴと人の居ないコーヒーショップに逃れて、人に酔った酔い醒まし(笑) 頭も体も少しずつ復帰。長年愛読していた書き下ろしチャンバラ小説もこの1月出版された最終巻で全51巻完結。これを読み終え読書への脳も活性。今は、 あれに、これに、と部屋の中は本が転がる。(笑) 2月に入って節が変わり、一気に流れが動いてきた。さぁ、また今年が始まった!!! (2016.02.04) <350> 新年を迎え、半月が経った。 17日(日)には、私の声楽クラスのささやかな勉強会があった。発表会ではなく、勉強会なので聴衆は居ない。この1年のまとめと次の課題を本人が感じれば良い。 歌う者のみが互いに聴き合う。…とは、言っても皆自分が歌い終わるまで人のは聴いていられない様だ(笑) それでも、他の方の一年間の上達を皆さん感じる様だ(本人も同様に上達しているのだが)。 これで、また次の1年が始まる。 翌18日は桜木町で曲を使って発声をお稽古している「カサブラン華」 の今年初めてのお稽古と新年会。 生憎の雪で、お休みが沢山出てしまい、小さくまとまったお食事会になったけれど、ワイワイと和やかにお腹いっぱい食べて笑って!何たってお休みした方々の分まで 皆で分けて食べて!(笑) 新たなる年の予定が粛々と進む。 さて、19日(火)。 ずっとずっと行きたい!と思いつつもあまりのチケット代の高さに手も出ず、チラシばかり眺めていたコンサート。 最近はマイナーなコンサートで結構楽しんでいたので、メジャーなコンサートがこんなに高いとは思いもよらず…。 曾ては、シカゴ響と言えばショルティ。そのブラスの見事さに音大生時代魅了されコンサートに通ったものだった。そのシカゴ響がリッカルド ムーティを連れてやって 来ると言うのだ!行きたい、行きたい…と数ヶ月思っていてようやく一番安い席を取ることが出来た。上野文化会館の最上階何て行ったことがあるのだろうか…。 でも、音響はどこでも良いし殊にオケなら大丈夫。 ただ、階段なのだ(笑) このホールは古くて、エスカレーターどころか、エレベーターすら、ない。 コツコツと5階まで昇る。 天井桟敷の我が席までホールは満員だ。 さてさて、果してどんな演奏だろうか!ワクワク? ……………… 金菅、木管はかつてのまま、見事な技術。 イタリア人ムーティによって、色彩豊かな音色と軽快なリズム。楽しかった♪♪♪ (2016.01.20) <349> 新しい年を迎えて1週間が経った。少しずつ日常が戻ってきた。今年は暦の関係上、世の中のスタートが早い。いつまでもお正月気分でいたい!と願いつつも、 回りの空気にお正月気分もほどけて、生徒さんのレッスンがスタートした。 門下の勉強会が近いので、生徒さんの方は頭の回転も冴え気力充実でいらして熱いレッスンとなり、私の方が日常復帰の手助けをしていただいた感を否めないf(^^; 南武線最寄りの駅前に振込みに行った1月9日。駅近くの踏切の向こうとこちらにお巡りさん。何かあったのだろうか…?と思いつつ駅前に行くと、今度は駅のホーム の先端ににカメラを持った皆さんが写真を撮ろうと集まり、事故にならないように!と見守る駅員さん。 そうでした!! 今日は長い間、私達を運んでくれた205系が引退して、「ありがとう205系 ラストラン」の日。 偶然、その時刻に私は立ち合った。用事の帰りによく見ると、先述の踏切の回りにも愛好家のカメラマンが沢山。お巡りさんも沢山。 車両も幸せだ~(o^O^o) 危険がないように駅員さんやお巡りさんに見守ってもらっている皆さんも幸せだ~(o^O^o) どんな時にもさりげなく居てくれる日本のお巡りさんに感謝です。 日頃、列車の型などわからない私だが、改めて「205系引退」と意識して見ると沁みるもんだ。205系さん、お世話になりました! (2016.01.09) <348> 明けましておめでとうございます。 新年をいかがお過ごしでしょうか? 皆さんにとりまして、笑顔いっぱいな年になります様にお祈り申し上げます。 また、本年も宜しくお願い致します。 大晦日、友人との1年を無事に終えたお礼と来年に向けて、参拝に出かけた(初詣の前倒し!?) 今年の干支は猿。 猿が神として祀られ本殿の両脇にこまいぬの様に鎮座している山王日枝神社。 都心にある神社なのに溜池から道を間違え、お巡りさんが何人も立っている道に向かって進んでいたら、総理官邸だった(笑)。こんな所にあるんと、初めて知った(*_*)。 そのお巡りさんに道を聞いても間違えて、三角形の一辺で着くものを、二辺を歩いてしまった。唖然(笑) ようやくたどり着いたありがたみも加わり、1年の感謝と迎える新しい年の平安を祈る。 帰りに桜も見つけた。 友人が探して予約してくれた美味しいランチをいただいて、1年の締め括りをした。 さぁ、また今日から健康に、愉しい日々を過ごしましょう。 (2016.01.01) |