2004年1月〜2004年12月 |
<72> 師走になっても暖かく、冬であるのを忘れてしまいそうだが、「良いお年を!」と御挨拶して年内の仕事を終えている先がある。一年が終わってゆく。 アッと言う間…。街の人々はX'masやら年末年始やらと忙しく過ごしておられるだろうが、リサイタルを終えその整理をしながら、次の演奏の準備の私は 年末気分はまだまだ望めません。今年は何だかガンバった気がします。ご褒美に休日をあげようか!と思っています。ゆっくり骨休めをしてまたまた名文 (迷文?)の執筆に励みたいと思います。皆様今年もお世話になりました。来年もヨロシクお願いします。皆様に取りまして良き一年でありますように。m(__)m (2004.12.20) <71> 皆様、11/30の演奏会にはお出かけくださいまして誠にありがとうございましたm(__)m。おかげ様で私の今年の勉強に区切りがつきました。毎年テーマを決めて勉強 しようと思って演奏会を開いています。自身の体力や声が毎年変化しますが、それに付き合いながら大切に歌ってゆきたいと思っています。また是非多くの方に聴い ていただきたく思います。お知り合いの方にもお声をかけていただければ幸いです。(ちなみに来年は12/8になりました) 今回はお礼まで。ありがとうございまし たm(__)m (2004.12.07) <71> 「!」あ〜、ホットミルクが飲みたい…と思った瞬間ピンと、(そんな季節になったんだ〜)と思いました。コンサートの打ち合わせで<みなとみらいホール>に足を 運んだら辺りはキラキラと目もクラまんばかりの星の国…☆観光客さながら思わず写真撮りました!きれいですねぇ、やっぱり…毎年見ていても思います。と同時に 私のコンサートの時期でもあり、このイルミネーションは私にとっては『緊張』と『解放』のシンボルです。コンサートが終わり、人がまばらになった夜遅く、 このX'masツリーを見上げる時が私の本当の『時』です。 演奏会の前は色々な準備があります。プログラムや曲目解説の原稿書いてみたり、ドレスの打ち合わせがあったり、美容院に行ったり…。そしてもちろん体調を整え、 楽器である声をチェックし曲の内容を考えます。不器用で他の事が何にも手につかなくなります。フランス語の先生とお仲間も、ポーランド語の先生とお仲間も来て くださるのに、二週間お休みしちゃいました。すみませんm(__)mいつの日か、フランス語の歌とポーランド語の歌、歌います。今回は当日喜んでいただける様に歌い ます。30日本番当日まであと三日。心静かに過ごします。お時間のある方、どうぞお出掛けくださいo(^-^)o (2004.11.27) <70> 風邪は大分良くなりました。驚きました!或るコンサートのチケットを持ってるのを思い出しました。風邪も山場を越えた頃、迷ったのですが、なんたって\19000の 高〜いチケット。放棄する訳には…で、友人の迷惑省みず(友人も声楽家!)巨大マスクをかけ出掛けました。始めは声のトーンも勢いも如何にも病み上がりだったのに、 主役の女性歌手二人の名演に休憩時間には、声のトーンも気分も上がり、元気!になっていました。以来快方に向かっています。『音楽は癒し』…そんな事は承知!と 当たり前に思っていたのに、改めて実感、感激しました。私もそんな音楽出来るように頑張ろうっと!あっ、但し『いい音楽』でなければいけません!ガッテン承知、 精進します。 風邪で止まっていた私の『時』とは裏腹に季節は着々と進み、毎年歩く公園の銀杏は気付けば黄金色、街ではもうX'masソングが流れ、<ん?ちょっと早いのでは…?> と流石に思いました。けれど、もうお節料理の申し込みも始まったそうで、何だか『秋』を楽しみ味わうヒマも無いように追い立てられてる気がします。折角いい気候 になったと言うのに…。天津甘栗も新栗だそうでコロコロと丸く大粒な姿に惹かれ購入。まろやかに甘く実がいっぱい詰まって美味しいこと!指先を真っ黒にしながら 躊躇なく食べた幸せよ。…その夜、夢も見ずに眠っているのに、胸が苦しくて目覚めた。「?」→「!」思い当たるは唯一つ。食べすぎの胸焼け。何をって?栗ですよ 〜。秋を味わうにもほどほどが大切。学習ですね!…二度やらかしてホトホト懲りた(^^;) (2004.11.7) <69> 台風22号・23号が続けて関東に上陸し、大雨の災害の復旧の中、今度は大きな地震があった。神様は私たちにお怒りなんだろうか…?考えれば思い当たる事、 多々有りはしまいか…。大変な被害に遭われている地区の皆さんに心からお見舞い申し上げます。 忙しい日々が続くと、精神的緊張感の心地良さと裏腹に、疲れ、しばしへこたれる…。台風22号が上陸の際、その日は学校も仕事もみんなキャンセルになり 思わぬ休日が手に入った。こんな日は嬉しく、部屋でソワソワ・ウロウロしている内に一日が…終わった。ボー然…。台風23号上陸の二日前、それ以前から 変だった喉にチクッ痛みを感じ(風邪菌が付くのが分かるんです(T_T))、慌ててお医者様に駆け込んだ。先生曰く「あ〜、どこかでウィルスもらったわね〜数日は 安静ね!!」と診察。まさか!と思いきや、さすが先生!日に日に具合が悪くなり、全ての仕事をキャンセルして、以来丸四日床の中。五日目床から出てみよう、 と言う気にやっとなった。今度は咳が出始めた。もうフルコースらしい。仕事休んでるんだから部屋で、何か生産的な事はできないものか…?と考えてはみるが体調の 悪い日は大した事はできない。延々とこの状態が続く様な気さえしてくる。床を上げて二日目、少しスッキリして、とうとう"衣替え"と言う行動に出てみた。 時間が無く、箪笥の抽出(ひきだし)の中だけは今だ"夏、夏、夏〜♪"で、ようやく期を得た。見覚えのある衣服と再び対面。変わり映えなくとも、またそれらの 服は冬の楽しみ。…が、衣替え終了したらグッタリ。体力の限界でした。少しずつ回復し、少しずつ社会復帰。今だ鼻声と咳を携えながら皆様にお目にかかっている 次第です。リサイタル一ヶ月前で本当に良かった〜。神様が"喝!"を入れてくださったのでしょうか? ヨシ、頑張るゾ〜!ゴホン!…(^^;) (2004.11.3) <68> 秋分の日、昼と夜の長さが同じになり、それ以降は"つるべ落とし"に日が暮れるのが早くなった。先日までは7時頃まで明るかったのに…、 今は5時になると薄暗い。台風21号直前の中秋の月も流れる雲間から姿を見せた。空も高く、空気も澄んで、すっかり秋の準備万端の十月なのに 今だ70回目の真夏日。…でも今週は金木犀が薫り漂う。あまりに甘く、その薫りが香水の様に干した洗濯物に移るのではないか…と思う程。 すっかり秋だ。 私用で都心を離れた。丁度秋祭りの入りで男衆の喧嘩御輿をやっていた。組で揃いのはっぴを着た男衆が一杯入った勢いもあり高揚している。 荒い祭りではあるが日本男子の男らしさ(男臭さかな?)を、新鮮に感じた。こう言う時は格好良く見えるもの!都心の男性達は男らしさを披露 するチャンスが無くて残念ですね〜!と、思ってしまった。 いよいよ秋の演奏シーズンが始まり先週は二つの演奏会があった。声帯の回復からおよそ一ヶ月。限られた時間の中で仕上げるのには集中力が 要求された。頭が冴え渡り結構いい感じです。 依頼頭は使われっ放し。語学講座も始まり、脳細胞は久しぶりに活躍中。およそ二ヶ月先のコンサートに向けて『時間が足りな〜い!』と毎日 叫んでいる今日このごろのわ・た・し。 (2004.10.9) <67> 西の方はまだ残暑が厳しい様だが関東は今日、めっきり涼しく"秋"になった。 駅から拙宅まで歩いて5〜6分。途中の十字路の斜向かいに以前から個人経営の美容院が二件ある。一昨年その一件の隣にチェーン店の美容院が できた。他人事ながら、個人経営のお店を心配した。…が、それぞれのやり方でそれぞれにお客が付いて様で、大したものだと感心した。先週 その一件手前にまたまた新店舗ができ、大きな鏡が搬入された。(ウッソー!)と心で呟いている内にまたまた美容院が開店した。こんなにでき ちゃって大丈夫なんだろうか…!?再び余計な心配が始まる。かく言う私は、美容院に表参道まで行っている。変なの…。 先週は友達が声をかけてくれ、某日はお洒落なイタメシ、翌日はティタイム、次の日は驚き!の天ぷら、そして中華街で中華。栄養満点。お陰で 体が軽くなり(疲れが取れるのかも…)声も滑らか。栄養は大事だ!としみじみ。青春真っ只中〜☆などと言ってはみたものの、先日生徒さんが 連絡無くお休みし、『ごめんなさ〜い。レッスンの日行く事コロッと忘れてしまいました〜('.';)』と後から恐縮の電話。そんな話からドレス屋 さんと仮縫いでの会話。『私なんて昨日、同じ形の靴間違えて左右色違いで履いて行っちゃって…。途中で気が付いて、もうどうしよう!って感じ だったわよ』『な〜んだ安心した!私は誕生日、自分のプレゼントにオペラに行こうとして…。チケット見つからずに二日間探したのに出て来なく てね〜、チケットの事務所に電話したら、「はぁ?」って言われて、考えてみたら買ってなかったぁ(^^;)(笑)』惚け自慢大会!!それでもやっぱり 私は、青春真っ只中〜☆ (2004.9.18) <66> 「暑い、暑い!」と言っていたのも、オリンピックに"暑さ"を忘れ"熱く"なっていたのも、「真夏の夜の夢」の後…、九月になった。 台風のせいで気温が下がりホンの少し体が楽になった。浅間山が噴火し、紀伊半島を中心に広い地域で地震があり、再び九州地方には 台風が上陸…。フロリダは"フランシス"(ハリケーンのカワイイ名前!)が大暴れ。中国四川は大雨で氾濫。今年は自然がおかしい? 今週は私の誕生日週。生徒さんがプレゼントやお花をくださり、今日は友達と食事をし、お祝いしてもらった。明日は昼間友達が仕事の 狭間にお祝いのお茶に誘ってくれ、明後日はいつもリサイタルで伴奏してくれるピアニストさんと打ち合わせを兼ねて誕生祝いの食事を することになっている。本当に嬉しい。『幾つまで誕生日が嬉しいの?』と、聞かれてしまいそうだが、嬉しい!その生徒さんや友達の 心が嬉しい。皆さん、ありがとう(^o^)/ 『幾つになったの〜?』○○歳!まだまだ青春真っ只中☆オ〜ッホッホ〜♪ (2004.9.9) <65> 皆さんはどんな夏休みを取られましたか?私は…、何だか取らずに終わってしまいそう。先日やっと完全休養日が1日取れました。その前日はダルクロ ーズの演奏家の為の特別講座を受講し、午前に1時間半午後も同様、計3時間フロアを駆けずり回っていたので、目覚めたら下半身が動きませんでした。 ゆっくり入浴してやっと元通り。いやはや今夏は講習会通いで終りました。暦は秋に入っても相変わらずの暑さですが、気が付けば風は秋の薫りを運び、 空は青く高く、蝉の声の狭間から虫の音がし始めました。季節は確かに移り行きます。洋服も少しずつ秋色をおびてきます。 暑さの寝苦しさに明け方よく目覚め、ある朝、何気無くテレビのスイッチを入れると「!」オリンピック開会式の生中継。眠気は吹っ飛び、そのまま日常に。 翌日、早朝再び目覚め、再びスイッチ。「!!柔道で金メダル二個」の朗報が飛込み朝から興奮状態。しかし、だ。その日の仕事中クラクラ☆(いかん、 いかん)大いに反省し規則正しく眠ることに。それでも朝のニュースを見れば連日の金メダルラッシュ。喜びに私達もエネルギーをもらえる。一流アスリ ート達と言うのは凄いものです。我々より当然歳下の彼等のこれまでの日々、自分の能力を信じ限界を恐れずに進む力に感服し感動します。その心は姿形 に表れ「美しさ」になります。綺麗です。お医者様に完治のお墨付きをいただき、久しぶりにフルに声を出して練習し、気分がやっと解放されました。 秋のシーズンに向けてコンディションを維持して思い切り練習しようと思っています(^_^)v 11月30日はリサイタル、12月には「第九」スケジュール欄を ご覧ください。ぜひお出掛けください。 (2004.8.30) <64> 皆さ〜ん!!! 猛暑お見舞い申し上げます(^o^)/ いやはや暑い毎日です。あまりの暑さに"感覚も無くなる!"と思った日、39.5度を記録、言葉を失います。文明の進化に寄る地球上の様々なる原因 のせいでしょうが、伴って進化しない我々人間と言う生物には厳しい環境です。水分、塩分採って休養を取りましょう。 この夏、私としては珍しく「昼寝」と言う仮眠を取ってしまいます。歳かしらん?と心配しましたが…。いやいや暑さのせいでしょう。スポーツト レーナーは『良いことです!!』とおっしゃっていましたから素直に信じる事にしました。梅雨明け前から時雨ていた蝉の声が「待ってました!!」 とばかり盛んになる中、"この夏は勉強するぞ〜!"と意気込んで山積みの曲を歌おうとしていたのに、楽器を傷めてしまったようで…。何か変!どう 考えても変!技術的に解消しようとしてみても解決せず、(…これは…)と病院へ。気付かずひいていた風邪のまま歌っていたのがマズかったらしくフ ァイバースコープを覗くと声帯が不規則に振動している。あちゃ〜、やっちゃった〜!何年、いや二十年振りにやってしまった…。お医者様に『まず は風邪を治しましょう。ゆっくり休養して黙っていて!』…練習できないのか〜。頑張ろうと思っていたのにヘコンだが、一方で技術的な問題ではな かった事への安堵感を持つ。薬を飲み睡眠時間を増やし数日後、かすれ声が戻り始め、嬉しさで練習をしてみた。が本調子ではなく、直ぐに「かすれ」 に戻ってしまう。再び病院。薬が変わり声帯を引っ張る薬が入り(オリンピックならすっかりドーピングです)またまた効果有り!!軽やかに声が出る。 学習しない私はまたまた練習して…と、数日したら、またかすれ声。あ゛〜。今度こそわかったよ!歌わない!当分歌わない!心に決める。常に『練習 しなきゃ!』と言う脅迫観念からの解放感。歌わずとも出来る歌の勉強はいくらでもあるし、図書館で借りてきた読みたい本もある。声を出さない事(脅 迫観念?)を"夏休み"として楽しく過ごそう。ンで、今G大のサマースクールで語学を受講中。近くなのに初めての駅に降り立ち多摩川の吊り橋を渡って 通う日々は新鮮で学生気分。しかし、毎朝同じ時間に出掛けるのは何とも大変! (2004.8.11) <63> 写真は「ミルテ」の花 今年の梅雨は陽性だったそうだ。毎日ジメジメと降る梅雨は陰性で、まとめて降って後カラっとしているのは陽性。…しかし何時降ったっけ? 暑さの記憶しかない。少し気温が下がれば、それまでの疲れが出てグッタリしそうだ。関東は梅雨が明けた。いきなりの真夏日の連続に喉を潤す 水分も回数が増えれば買っていては不経済。家でお茶を入れては冷まし、ペットボトルに入れて携帯用をセッセと用意する。中華街で1s単位で 買ってきたジャスミンティもドンドン減り、当然三角コーナーの生ごみ入れは茶葉の山!どうせ飲むなら痩せるようにプーアール茶を!と、再び 中華街の教え子の食材屋さんに1s買いに行ってきた。何でも喉が乾いてから水分を採るのでは遅いのだそうだ。こまめに採らないと出ていった 水分が戻らないそうだ。暑さバテにはミネストローネとは友達の意見。"…なるほど"とばかり冷蔵庫にある残り野菜を出す。大概はミネストローネに 使える。…しかし、ああしかし…あるはずの玉葱はサラダ用の紫玉葱とあるはずのキャベツもやっぱり紫キャベツしか無い。まっトマトの水煮缶が あれば何とかなる…ん?待てよ、この間レンズ豆と牛肉煮込んだとき使っちゃったか〜?ダシ用のベーコンも無いよ。アレレ、これじゃだだの野菜 スープだ。でも折角だから作ろう!オリーブオイルでニンニクを炒めると食欲そそる香り。人参、じゃが芋、玉葱、キャベツ等次々に入れて煮込む。 味はまずまず。スープ皿に入れてパンと共に食べる。暑い日にフーフー熱い物を食べると力が湧いてくる感じ。紫系の野菜は甘さが増す。何の文句も 無い。…ただ、スープ鍋の中全てがバイオレット色。ひとり名付けて『紫スープ』色の見事さ(?)に涼しくなるこのスープは夏向きか? さて笑い話の様なホントの話はこの辺に。九月のガラ・コンサートのチラシが出来ました。神奈川フィルの伴奏で『ワリー』(作曲 カタラーニ)から アリアを歌います。皆様良かったら是非お出掛けください。チケットは指定席です。私の手元に良い席が届いています。オフィスTAK(044)933 ―9391 に御連絡ください。m(__)m (2004.7.19) <62> 大型台風6号一過。ジリジリと肌を焦がす様な日差しの猛暑。この台風、大きかったらしくヨーロッパに渡っている教え子から 「こっちのニュースでもやってます!」とメールが届いた。かと思えば、台風の通り過ぎた翌日の沖縄に修学旅行で飛んで行った うちの高校生達!初日は本土で足止めをくったようだが今頃は楽しんでるだろうか…?二年生の居ない学校に私は三年生の授業1時間 のために出掛ける。あまりの暑さにリゾート気分のタンクトップにパンツスタイルで教室に入ったら『すごい格好〜!』と若き女子学 生達に言われてしまった(^^;)。45分などアッと言う間。終わって、「さて、どうするか…?」さっさと帰る!手もあるが、せっかく 授業の三倍の時間をかけて往復するのだから…とトレーニングする・譜読みをする・図書館で本を借りる・ボ〜ッとする(?)etc.何と 有意義か! 都内在住の友人が『みなとみらい線に乗ったことない!中華街で食事したい!』と言うので神奈川在住の私は案内係。中華街はご存知の様に 2〜300件の店があり、味も色々!僅かしか知らない私は中華街のオーソリティの友人に紹介してもらい友人二人をご案内。アラカルトに注文。 まずは焼きビーフン。取り皿に分けようとして3cmほどのビーフンがテーブルに!つい、自宅の様な気分で口の中に…(行儀悪くてすみません m(__)m)が、まあその美味しいこと!!!唸ってしまい…「それっぽっちで分かるのぉ〜?」と鼻で笑っていた友達二人。口に入れた途端、 私のそれと勝るとも劣らぬ唸り声を発しながらひたすらほおばる…気付けば1時間半が経っていた。10品以上の料理をどう食べたか、記憶にない… が中華街のレストランのガラスも!震える歓声の賑やかさ。紹介してくれた友人のお陰で杏仁豆腐のサービスと料金、お土産の一割引。 とハッピーが続き、久しぶりに夜の山下公園を腹ごなしに歩く。見慣れた風景も爽やかな風と友達とのハッピータイムが色を添え『キレイ〜! 横浜も捨てたもんじゃな〜い☆』確かに観光地の風格あり!でした。 (2004.6.27) <61> 九州・四国・中国地方が梅雨入り。その前は気の早い台風がやって来た!「嘘でしょう?」と傘をさしているうち通り過ぎた。 その狭間の晴天の日、やっと(!)衣替えをした。毎回入れ替えの度、忘れていた衣類を見て思い出す。「アッこんなのあるじゃん!」 さすがに自分で買った衣類は好みのものばかり!今年はバンバン着て、オシャレするぞ〜!とは固い決心。そのキレイな洋服もヒラヒラと、 半年ぶりに友達と逢うために出掛けた。久しぶりの会話は弾み、腹筋の強い二人はオシャレなカフェのガラスを震わせ豪快に笑い、しゃべる。 あ〜愉しや友との会話。他日、滅多にいない歌い手の友達とも、やはり半年振りに逢う。業界で心通ずる仲間と劇場通いをし意見交換できるのは 貴重なひと時だ。そして、30年来の友人とお茶(おちゃけ?)をした。それぞれにその歳月を紡ぎ、豊かに自身を育んだことに喜び、長きに渡る "時"ゆえに心近く寄せられる、安らかな信頼感と同時代を生きられる事に深く感謝する。…なんだか友人讃歌になっちゃたなぁ。 でも最近感じていた本当のところ。私の様な大雑把な人間によくもお付き合いくださっている、と友人達には深く感謝するばかり。 …などと言っている内についに関東地方にも梅雨がやってきました。湿度高く鬱陶しい日々、しばらくは傘が手放せません。気温の変化が激しく、 風邪をひいている人が多い様です。皆様御自愛を☆ (2004.6.12) <60> 目もくらまんばかりに妖しい緑の美しさに幻想の中にいるのでは…と思うほど。そんな話を解ってくれそうな 友達に思わずメール!(解らない人には解らないんだな〜!)通勤途中の通い慣れている県立公園が、今年は殊 の他美しく映る。一緒に生えている雑草も同様、…美しい。 冬に予約しておいたチケットが次々に届き最近は劇場通いに勤しんでいる。『オン・ユア・トウズ』(ミュージカル) 主役のダンス姿のしなやかで美しいこと!『燃えよ、剣』(芝居)の土方役の足の長いこと!『カルメン』(映画)スペ インの情熱の激しいこと!『真珠の耳飾りの女』お気に入りの画家フェルメールの興味深い時代と色彩。見るもの一つ 一つに新鮮な刺激を受ける。ボーッとしていればアッという間に過ぎ行くニ時間に、凝縮した時が紡がれ、観た人の心の 世界が増している。同時にクリエイトする側を思う。この凝縮した時を提供するためにどれほどの時間とエネルギーが費 やされていることか!と。自身の生き方に重ね合わせ、慌てたり身が引き締まったり…。以前から体脂肪が気になり、 昨年暮れから学校のトレーニングルームでエアロバイクを踏みだした。3月に体力の低下で心身共にバテたのがあまりに辛く、 体育の先生にお願いしてマシンの使い方を教えていただき、トレーニングメニューを作っていただいた。汗を流すのはこんなに 気持ちが良かったかな〜と久しぶりに体を動かす事に嵌った。すると、あら不思議!頭のプランを実行する体が軽快に動く。 それまで目の前にある懸案(…なんて大袈裟。郵便物の処理とかアイロンかけとか何でも!)ですら、なかなか片付けられなかったのに、 ドンドン片付く。こんなに体力が落ちて気力が萎えていたのか…とある意味ショック。そんなこんなで嬉しさ一杯、勉強も読書もトレー ニングも隙無く過ごし、精神的充実感満タン。…が疲れた〜。頑張れるから急に頑張ってしまい疲れを覚えた。『歌い手なんだから体調 整えなくちゃダメじゃない』ともう一人の自分。まるで子供みたい…と反省しきりの今日p(.. ) (2004.5.24) <59> 花水木、ツツジ、紫つゆ草と初夏の花が咲き始めたと思ったら汗ばむ日々が増え、 シャワーを浴びてサッパリしたいと思う事が多くなった。どの石鹸使おうか…と日々楽しんでいる。 先日21日の本番を控えドレスの仮縫いやら試着でアトリエに何度か足を運んだ。その帰り、 ご案内を戴いていた銀座に写真展を見に寄った。一歩そこに足を踏み入れた途端、 そこには私の好きな懐かしい豊後竹田の風景や町並みがあり、自身もまるでそこに立って いるかの様な錯覚に陥いった。しばしの静寂の時を過ごし外に出れば、再び喧騒な東京の ド真ん中。気を取り直し、遅いランチでもしようか、と一筋裏の通りを歩くとまた、趣き のあるお店を見つける。入り口の上のプレートを見て「!!!!!」ドアを開けて入ってみ れば、今度はそこはフィレンツェ!芳しきヨーロピアンハーブの薫りいっぱいの店内はフ ィレンツェに居るかの様。私は乙女の様(!)にトキメイた。前から来たかったお店だった…。 (フィレンツェなら普通の値段だけど、銀座なんかで買えば高いんだろうな〜。でも記念?に何 か買ってみようかな〜。石鹸くらいなら高くても知れてるよな〜。よし!買った!)等と、 う〜だう〜だ考え、またまた(入浴石鹸よりは洗顔石鹸だよな〜)と考えようやく(エイ!)とばかり気合いを入れ 「この洗顔石鹸いただけます?」なんぞと気取って言ってみた。ハーブの薫り豊かで良さ気な石鹸で高くてもいいや! とは思ったのですが店員さんの口元から「\5250です」と溢れた時にゃ、内心(ヒャ〜)と汗が吹き出る。気取った手前笑顔 も崩せず「ハイ」なんぞ言ってる。気分を建て直してみれば、一緒にフィレンツェに行った友人の顔が浮かび、 「このバス・ソープのラベンダーと薔薇とグリーンを…」なんて口が言ってる。もう完全に壊れた?たかが石鹸、 されど石鹸。たった四つで一万円を越えた〜☆とは言え、世界の有名ブランド店は日本だろうがヨーロッパだろうが 同じ顔をしている中、一歩入るなり豊後竹田やイタリア・フィレンツェにいるような気がする場所があるなんて、 やっぱり東京・銀座って凄い!と思ってしまう1日でした。 お店は、 OfficinaProfumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella (サンタ・マリア・ノ ヴェッラ教会公認ショップ 1612年〜)です。 (2004.5.8) <58> 急な気温の変化で桜の花も開き渋り、この入学式シーズンに満開が間に合った様で イヤイヤ目出度い!!心新たに四月から生活始めた人は幸せです。私は日々を引きず って過ごしがち。この文書きながら反省しました。日々新たに過ごしましょう! さて、前回新選組廻りの話をしました。それを喜々として話してみると、興味のある 友人は楽し気に「フンフン、私も行こうかな」と聴いてくれ、同様のリアクションを 期待して別の知人に更に熱を入れて話してみたのですが返って来たのは「ふ〜ん…」。 それだけ〜?って思わず聞き返したくなるほど醒めたもの。そうだよね、みんながみ んな熱い訳ないか…。と、まるで初めて気付いた気分。子供のようですp(.. ) 歌を専門に勉強していて運転の出来る生徒さんにお願いして、兼ねてより念願だった 『月の沙漠』のふるさとを訪ねました。皆さんは何処だかご存知ですか?スケールの 大きい方は「サハラ砂漠?」そうでなくても「鳥取砂丘?」と言うお返事が大体返っ てきます。…そのふるさとはとても綺麗な砂浜でしたが、どち らも違います。じゃあ、何処かって? それは…せっかくだから【歌ものがたり】のコーナーに『月の沙漠』のお話と共にお 答えしようかな。 最近パソコンの具合が悪くてメールを頂戴しても受信出来ず読むことが出来ません。 お返事が返せず失礼しているかもしれませんがお許しください。m(__)m (2004.4.10) <57> 拙宅のベランダから遠くに冬には凛とした空気の中、富士山のてっぺんがクッキリと 見えていたが、今は暖かな空気が包み込んで見えない。近い山は春の息吹で膨らんで いる・・・な〜んて格好いい言葉で始めようと考えていたのに、仕事で電車に乗った ら無秩序な混雑!な、な、何よ〜!お子さま連れのお母さん、お兄さんと一緒のお姉 さん達が・・・。この日も平日だというのに元町も中華街も満員だそう。(横浜市の 財政も少しは良くなるのかしら・・・?)等と考えながらギューギューの電車に揉ま れていた。あ〜、春休み!これも、春ね! 暖かな某日、同好の友と日野へと散策。拙宅から遠いと思いきや、新百合→多摩セン ター(小田急)→万願寺(モノレール)と、目的地に1時間かからず、ここは新選組 土方歳三のふるさと。メイン会場で情報をゲットしてから土方の実家にある資料館 を訪れる。実際に土方が暮らした家は残念ながら老朽化し、平成2年に建て替えられ 近代的な立派なお宅になり、元の家の大黒柱などを利用して、ファンのために資料館 を増築してくださったそうだ。歳三の代から(彼は独身だったので兄弟の子孫だろ う)6代目の方が説明してくださり益々実在感を帯び、展示の品に目を見張る。身に つけた鎖帷子、京の市中を見回りながらバッサバッサと切り倒し、死に場所を求めて 流れ着いた函館でも振り下ろしていた銘刀 和泉兼定。本物です!「こ、これ?」も う、胸がいっぱいです。(函館まで供をした小姓に歳三が託して実家に届けた)私 は、写真の歳三の顔を見ながら頭の中で必死に結びつけようとした。庭には歳三手植 えの矢竹。武士の家には矢を作るこの竹が必ず植えてあるそうで、武士になりたかっ た彼は、きっと願いながら植えたのだ。そこから数分の所、土方家の菩提寺「石田寺 (せきでんじ)」に行く。途中、立派な家々がある。表札を見ると悉く『土方』。こ の地は一族の地だ。函館で倒れた彼は現地に埋めらたので、戒名と魂のみを祀った墓 があり、我々は手を合わせお守りを買ってきた。 バスに乗り歳三の姉の嫁ぎ先、佐藤家へ。日野陣屋と呼ばれる身分の高い人の宿代わ りの大きな館だ。こちらでも子孫の方がおられ、説明にお付き合いくださった。歳三 がよく寝ころんだと言われる部屋がある。・・・と言うわけで土方巡りを終えた。次 の機会には近藤勇巡りと行こうと思っている。 昨日今日の暖かさで桜は満開。春や、春〜、春うらら〜! (2004.4.4) |
<56> グングン気温が上がって、ついに私の勤めている学校の桜が咲いた!あまりに早すぎ て入学式には保たないだろうな・・・。避難してジャングルのようになっていた 私の部屋の植木達もそろそろ外に出そう。春はもうそこまで来ている。 ようやく元気になった私に続いて母が風邪でダウン。今週は看病の日々。(私の風邪 が移ったのではないようです、念のため!)自身の風邪を含め部屋に居ることが多 く、久しぶりにテレビドラマの再放送なんか続けて見ていて、はまった〜!懐かしい もの有り、初めて見るもの有り。ストーリーに胸ときめかせながらも、役者の表情に 感心したり、しらけたり、真似してみたり・・と新鮮だった。 先日、外大の講座に出席した帰り、一緒に授業に出た仲間と『藩』と言う居酒屋に 寄った。帰りまで気付かなかったのだが、各部屋の脇に「土佐藩」とか「薩摩藩」と か表札が架かっていた。「あっ!敵だ」・・が私の最初の一言。言ってしまってから 思わず笑った。去年の暮れから『新選組』にはまり、もう何冊も本を読んでいたので ついつい新選組の立場でものを言っていたのです。居酒屋『藩』の意味も初めて分か りました。 世の中は鳥インフルエンザに困っている。本当に大変なことだ。健康のために我が家 は卵は以前から取り寄せている。今回の騒ぎにも敏感に反応してくれ安心して食する ことが出来る。そう言えば梅干しも好きで、和歌山から取り寄せているし柑橘類は、 和歌山や愛媛から。贅沢に思われるかも知れないが以外に「お得感」がある。新鮮、 安心、美味しい、そしてポイント付き。小市民の私は、このポイントにすっかり乗せ られている。ポイントによって値段が割引とか、製品が一品多く付いてくるとか、ギ フト券プレゼントだったり、花屋のポイントはいっぱいになると¥1500分のお花 とか・・・。ポイントカードがあると、やはりポイントの付くお店に行くな〜。お店 も考えているもんだ!(当たり前か〜。その為のポイントだ)あっ、パイをワンホー ルもらえるポイントがもういっぱいになってた。ひき換えに行ってこようっと!お陰 でポイントカードだけのカードケースを持ち、注文品の届く日には、段ボール箱で部 屋がいっぱいだ〜。まさに、今日! (2004.3.19) <55> このところパソコンの具合が悪い。少し長く使っていると画面が張り付いて動かなくなる。 やっぱり持ち主に似るらしい…。横着者の私は期限目前になってやっと重い腰を上げ取り 掛かった。たまに頭使うもんだから、頭がオーバーヒートしてなかなか捗らなかった。 何がって…?一年に一度の大イベント!確定申告。この間の風速30mの日なんて、折角仕 分けした領収書の山が、その突風に無惨に舞い散り、それを拾い集める自分の姿はまるで 漫画の一コマ。もっとキチンと、もっと早くにやればいいのにサ!それもやっと昨日終了、 提出。あ゛〜、ものすごい解放感!…が反動で昨夜から頭がパ〜になり心軽くヒラリ、 ヒラリ、春の宵を歩く。花の薫りの風が吹く。頭のパ〜は今日も続き、久しぶりに『愛を 高らかに歌い上げる』オペラアリアを思いっきり歌った。 (2004.3.15) <54> 2月末の春を思わせるような暖かな宵、風と共に香りが漂ってきた。梅の花、沈丁 花。先日、家の近くを歩いていたら弾けるように咲いている目の覚めるように鮮やか なミモザの花を見つけた。 3月に入ったらまた寒くなった。三寒四温そのもの春へ向かって季節は正しく歩んで いる。寒さの中にもう春の薫りは失せない。その春のうごめきに心ときめく。 2月上旬から風邪を発端に体調を崩し、なかなか起き上がれず食欲も湧かず、調子が 戻らずに「このまま沈没か・・・?」とあまりに長くて本気に困り果てていた。「一 年の疲れが出たのではないか?」と生徒や友人に言われて「そうだろうか・・・?」 と半信半疑。学校の授業が終わったのを幸いに春からの演奏の勉強をしようと予定し ていた日々は全て静養になってしまいました。良く言えば迷惑懸けずに休めたって事 になる。 ようやく体が起きられるようになった。だが自分の事に懸けるエネルギーが湧かな い。(これじゃあ、ただのおばさんだぁ!)と葛藤の日々。・・・最近、台所で自分 のために調理している自分を見つけた。あ〜、少しは動き出したか!これでみんなが 言ってくれた通り『疲れていた』と認められた。そんなに疲れていたのか〜?としみ じみして、焦らず日々の回復に付き合う決心が出来た。 ・・・が待ってくれないことがひ・と・つ。確定申告。今年は早めにゆっくりやる ぞ〜!の勢いとは裏腹。これから一年分の領収書とご対面。頑張れ自分(^_^)v (2004.3.6) <53> 玄関に、寒桜、菜の花ピンクのチューリップを飾り水彩画を差し替えました。ちょっ と春を演出です。 毎年、抱負をある友人に言っておくんです。・・・そうすると、必ずその通りになり ます。昨年暮れその友人に『来年はオペラに出たり、オペラのアリアたくさん歌いた いな〜』と言っておきました。すると先週、連絡いただいた3つの仕事の内、二つが オペラアリアを歌う依頼でした。(詳細は「演奏スケジュール」のコーナーをご覧く ださい。) このひとり言のコーナーで以前『琥珀のイヤリング、欲し〜い!』と叫んでいました が、手に入りました。しかも格安です。ポーランド語の授業を一緒に受けている方の 中に、ヨーロッパ雑貨を扱っている お店のオーナーさんがいらして、伺ったら琥珀も取り扱って居られ、信じられないよ うなお値段で分けていただきました。作っている工房にもご案内していただいてオー ダーメイドも出来ることになりました。琥珀は綺麗で見ているだけでウットリしま す。もし、御必要な方があれば私のホームページを見た!とおっしゃってください。 割引可能です!もちろん、定価でも結構です(笑)お店をご紹介します。 店名 Wisteria 住所 町田市金井7−10−29 рO42−734ー1494 先日の箱根の旅館もそうですが、“興味のあるもの、心惹かれるもの、やりたいこと を言葉に出してみる”と叶います。上記の友人がそれを教えてくれました。『それを 言霊(ことだま)というのよ!』と。言葉に宿っている霊感のワザだそうです。お試 しあれ!! (2004.2.22) <52> 節分が終わり、立春。 今日は生暖かい気温に突風。春一番ですって〜。そして、バレンタインデーですね。 街の中に出るとなりふり構わずお菓子屋さんがチョコを売るのに必死です。皆さんど んな日を過ごされましたか?私は仕事先でひとつ、拙宅前のケーキ屋さんのおじさん から呼び止められ、ハートのケーキ戴いた〜。ウッレシイ〜。 さて御報告! やっと歯医者さん終わりました。 つ、ついに、みなとみらい線、特急に乗って初体験。新しい駅のそれぞれのホームは ピッカピカで壁が駅ごとに違うデザインと色彩です。宇宙服が似合いそうな駅で時代 小説を手にした私はミスマッチ・・・でした。 さて、両親と箱根に行って来ました。幸いにお天気に恵まれヒンヤリした山の空気に 芦ノ湖がくっきり浮かんだ。湖畔の美術館を歩いた後、楽しみにしていた旅館へ。日 向は暖かくても日陰はまだまだ寒く、庭には霜柱が一日中溶けない。建物は昔ながら の木造。敷地に旧鎌倉街道が通っているそうで廊下はそこを避けるように一部地下に なっている。幕末志士が逗留し、桂小五郎改め木戸孝允が華子夫人(幾松)と、戦前 には乃木大将が夫人と、中曽根元総理や学習院安田ゼミの合宿で浩宮が・・・と本当 に由緒有る旅館でした。温泉は硫黄の匂いがしますがサラサラで良いお湯でした。近 くに滝廉太郎が『箱根八里』を作曲した碑があり、山を下り小田原では文学館と白秋 童謡館に寄り、両親にプレゼントのはずが私にとっても楽しい旅になりました。 最近牛丼が一時休止する・・・そうでニュースにしきりに流れていた。それを見てい たら無性に食べたくなって豚肉で(!)「牛丼もどき」を作って食べ満足したのでし た。 (2004.2.15) <52> 一週間はアッという間。先週書こうと思っていたことを今日書かねば! 今日で72年続いた東横線桜木町駅が終わってしまいます。 仕事に向かう際、東横線を利用する私。横浜駅は多い時は週4日、桜木町も2日。先 週も桜木町の駅に降りたら、しきりにカメラのシャッターを切る人々。日に日に増 え、話としては理解していた『桜木町駅が無くなる』を『あ〜、本当のことなんだ』 と実感した。思わず私も掲載の写真を撮った。 桜木町に仕事のある私は、困っています。署名運動したけれど、ダメでした。横浜で 乗り換えを余儀なくされます。・・が、ことはそう簡単ではないらしく、東横線の ホームは地下5階に行ったそうで乗り換えもサッとはいかなくなったようです。さて さて、桜木町にどうやってこれから行こうかな・・・、これが新たな悩みです。 半年に一度の歯の定期検診。(歌い手は歯が命!)とってもお上手な先生なので安心 して、(今回もお掃除で終わりだ〜)と気楽な気持ちで出掛けたら「何か気になるこ と有りますか?」と先生。「暮れに疲れからか、歯が浮くのを感じた」と伝えると 「どれどれ。あ〜、大したこともないけれど治しておきますか?」演奏シーズンに なって痛くなるのも困るし、治療もできないので治療をお願いした。・・・麻酔をし てガリガリ(痛くはないけれどこの音が嫌ですよね〜?)、型を取っては詰め、今2 本目治療中、早や4週間。いつ終わるのかな〜?先生〜、大したこと無いっておっ しゃったじゃないですかぁ〜! (2004.2.1) <51> 暦の『大寒』の通り!ここ数日寒さは本当に厳しいです。皆さんお元気ですか? この寒さの中、私用で西日本へ!よりによって一番の寒波の日。機内で「目的地の気 温、0度」と放送。お客一同「う〜」と唸り声。降り立ってみれば寒い、確かに寒い ・・・。耳が痛い。翌日、ニュースを見ると一面雪景色「!?」慌ててカーテンを開 けてみる。・・・真っ白。ハァ〜(白い息の音)。こう寒くては熊のように冬眠し たぁ〜い!なんてね。 実は以前から両親と「温泉に行こうね!」と約束。なかなか実行できなかったのだ が、テレビの情報番組を見ていたら老舗旅館のプランがあったので、いよいよ決心し 箱根の旅館に電話で申し込み、パンフレットが届いた。「・・・!うっそ〜。キャ〜 !」とは私の感想。実は、今のマイブームは、『幕末』。この旅館、創業300年。 江戸時代には浮世絵に描かれており、そして、嘘みた〜い!『西郷隆盛と木戸孝允談 合、勝海舟、山岡鉄舟逗留』夢みた〜い。私が一番楽しみにしているかも?私って 時々こういう魔法の様なこと起きるんです。オ〜ホッホ〜(高笑い) (2004.1.28) <50> 先週末、雪が舞った。北の方は大雪で流暢な事を言ってはいられない程の様だった が、こちらは予報をはずれ積雪にもならず空から舞い落ちる雪に、久しぶりに心奪わ れた。 鏡開きの日(11日)頑張って確保した最後の休日、休日と言っても部屋にいる限り する事は山積みなのだが・・・、「さて、新しい曲を勉強するぞ!」とばかり勢いと 共に起きあがろうとすると、体がゴロンと横になってしまう。「・・・?」もう一度 「エイ!」とばかりに起きあがる。だがダメだ。「・・・何なのぉ?」 私の周りのステキな人達は、時間を惜しんで生きている。それに比べて自分が情けな いくらい追いつけないことは事有る毎に身に沁みているのだが、「・・・また?」と 落ち込んだ。午前中ゴロゴロしていて、・・・諦めた。怠い、食欲も湧かない。 『!」閃いた。体温計を持ち出し、測る。『38度?』そ、そうだったのか〜!前 日、風邪をひいたままレッスンに来た生徒からいただいた!のかも・・・。(「風邪 ひいたらレッスン禁止」の掟を破ったのだ!掟破りにはきついお仕置きなのだ!)完 全に諦め横になることに。翌日も熱は下がらず仕事先の皆さんにご迷惑をかける。仕 事復帰後も仕事先の学校、合唱団に風邪をひいている人が潜伏していて自宅に戻る 度、別の症状が現れる。今だ完治せず、歌の勉強が間に合わな〜い、と心密かに慌て ている。栄養のあるものを摂ってよく眠るしかない。えっ?それがしたかったんじゃ ないの、って?た、確かに・・・。(^_^;) (2004.1.22) <49> 明けましておめでとうございます。(*^_^*) 皆様のご多幸をお祈りいたします。m(_ _)m 平成16年 申 元旦 皆さんはどんなお正月をお迎えでしょうか? 私は年末ギリギリまで仕事をし、そのまま片づけに突入。なかなか終わらぬ掃除にき りをつけ久しぶりにゆっくりな日本のお正月になりました。新年早々舞台のある生徒 さんから、元旦のレッスンの申し入れがあり覚悟していたのですがキャンセルの連 絡。晴れて解放。こたつに入り一気に年賀状を書いていました。三が日そんな毎日・ ・・。お年賀状が遅く届きましたらお許し下さい。最近皆さんパソコンの年賀状で素 速く綺麗に書かれているようですが、私はなんたってアナログ人間!!全部が手書 き。何ですか、アンケートによると貰う年賀状は皆さん手書きが良いんだとか・・ ・。矛盾な日本人そのものです。それを励みにせっせと書いた訳です。テレビもあん まり面白くもなく、ただただ食べては書き、時々お散歩。何とのどかでしょう・・ ・。何で年末年始はこんなに慌ただしいのでしょう?何で全てが止まるのでしょう? 何で特別のお買い物をいっぱいしなくてはならないのでしょう?『何で?』だらけで はあるのですが、あんなに迫られて部屋を綺麗にするのもこの時だけ!家族とドップ リ一緒にいるのもこの時だけ!友達と改めて話すのもこの時だけ!そして何より去年 の自分と新しい年の自分をじっくり見つめるのもこの時だけ!!『まっ、いいか!』 今年の私はまたひと味違った自分でありたい!と思うのでした。 昨年もこのホームページをかわいがって下さってありがとうございました。今年も私 共々よろしくお願いいたします。 (2004.1.7) |