2011年1月〜2015年12月
<347>

今年もおわり。年末を感じ始めるとあっと言う間。


久しぶりに銀座に行った。日本人でイギリスで活躍する(エリザベス女王からの依頼もある)帽子デザイナーの個展を観に。(こんな事が無ければ銀座になかなか行かない)

日本では、帽子を被る文化(ファッションではなく!)がないので、展示されてる帽子が素敵でも、「いつ?何処で?どの洋服で?」と想像するのも難しい.

それでも、商売柄欧米のファッションに刺激を受けて良かった。



日頃、暮らしている庶民的な街とは違い、X'masを控えたこの日、銀座はキラキラでした。特にブランドショップ!ブルガリの度肝を抜くビルに煌めく光のヘビ(@_@;) 暮れになり掃き清められた街は空気も澄んで清々しい。


やっと仕事を終えて骨休め。もっと早くすべきだったと体をキシキシ言わせて出かけた。静かにのんびりと2日を過ごし、本当は1週間は欲しい…と思い つつも安らぎの時を得た。




皆さん、今年もありがとうございました。色々な新な体験のできた愉しい1年でした。来年もどうぞ宜しくお願いします。

皆さんも一層の佳い年をお迎え下さい。






(2015.12.31)





<346>

「佳いお年を!」と今週は仕事先のご挨拶となった。
昨日は、冬至。
それにしては暖かく、年末の気分にならない。
今年もあと1週間となった。

けいゆう病院のボランティアコンサートを終え、翌日は年に1度の「フォーラム ポーランド」に参加した。
スペシャリストが講師となり、様々なテーマで情報を届けてくれる。今年は「ポーランドとその隣人たち」
友人がポーランド人であったことから、(挨拶くらいは…)と始めたポーランド語。そこから、ショパン歌曲を歌う→ショパンの歌曲集出版の推薦文や 雑誌の原稿を書く →楽譜出版のお手伝い→ポーランドの作曲家の歌曲を歌う…、とそんなつもりも無かったのに少しずつご縁が濃くなってきた。
ポーランドは親日であるにもかかわらず日本で情報を得る機会は少なく、このフォーラムは貴重。講師に優秀な素晴らしい専門家がいらっしゃり興味深い話が聞ける。 私の様に音を出して再現するのを生業にする人間に足りないものを補える絶好の機会だ。このジャンルではまだヨチヨチ歩き。アップアップしながら目は点、耳はダンボで 聞いている(笑)

14日は、埼玉の老人施設でのコンサートを終え、年内の演奏は終わった。途中まで元気に帰ってきたが、新宿から小田急に乗り込む辺りから足が重くなり、ちっとも 前に進まない様な感覚になった。演奏を無事に終えてホッとし疲れが表に出たのだろう。
これで完全休養できれば良かったのだがそうもゆかず、1日休んで仕事に出かけた。歌で仕事をさせていただける幸せを感謝しながらも、ヘトヘトで(歌いたくな〜い!声、 出したくな〜い!)と心が叫んでいた(笑)
やっと、3日ほど休養日が取れた。“年末”に突入の前に一息つこう!(そんな暇は…あるのかな汳ヲ)
では、皆様、佳いお…。おっとまだでした。

Happy merry X'mas!

今日は、X'mas イブでした。
素敵なひと時を!
(2015.12.26)


<345>

リサイタルを終えて、楽譜を片付けたり、関係者にご挨拶したり、仕事を再開したり…ハラハラと日が経ち、暦は師走となった。
紅葉を見たい!と言っていたものの、結局日常の風景の中で見つけている。同時にX'masのイルミネーションも目に入る様になって、12月に入ったのを実感する。
リサイタルの前に、この夏編集作業の合宿に加わっていた楽譜が出版された。
コレンダ(ポーランドのクリスマス聖歌)の曲集だ。どれも聖歌らしく清々とし、愛らしい曲ばかりだ。日本語の歌詞も ついたので是非皆さんも手に取って、歌っていただきたいと思っている。
楽譜の帯の推薦文、拙き文章では有りますが、今回も書かせていただいた。
これから出演するボランティアコンサートはX'masも近いので、是非歌ってみようと思っている。


リサイタルを終えてホッとしている内に、そのボランティアコンサートが直前となり再び曲に向かっている。
リサイタルの曲とは全く違うプログラムなので新な曲を頭にたたき込んでいる。あと少し!頑張れ自分o(^o^)o

それを終えると晴れて“師走”&“X'mas”&“年末”(*^^*)
(2015.12.10)





<344>

過日、17日は皆様お忙しい中みなとみらいホールまでお運びいただき、誠にありがとうございました。

お陰さまで無事に終えてホッとしています。
コンサートに聴きに来てくださったお客様をはじめ、伴奏者、オフィスTAKのスタッフ、声楽の師、体のメンテナンスを引き受けてくださっているclimb onの中島先生、 友達、多くの方に支えられてこの日、歌の世界に身を委ねられたと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました?

演奏会を終えて1日休日を過ごし、その翌日は仕事に戻った。頭の中は、様々なドイツ語の単語が飛び交い、まだまだ脳内は余韻がある様子。体の方は 次第に足から疲れが出てきて、その晩はリサイタルで歌った楽曲がグルグル鳴り続け、眠れない夜だった。

…そんな、こんなで、リサイタル前、(終ったら、2ヶ月も読んでいない「本」をいっぱい読もう!何、読もう!)と楽しみに練習していたのに、いざ終えても、 まだ活字を見たくなく…。
それでは!と先ずは観劇やコンサートに出かける事にした。直前だから日程も座席もわがまま言えないが、それでも国立劇場は、端とは言え最前列でお囃子や 演出を間近に見られてとても参考になり、楽しかった。
以前、吉右衛門さんがTVで話されていた、初代吉右衛門さんが演じて100年ぶりに復活させた演目「神霊矢口渡」。
主な役柄の役者さんの体幹の強さは凄く、それで型が決まり美しい。見事だった。

コンサートスケジュールを見た時から、(シベリウス聴きたい!) と思っていた。しかも北欧のオーケストラのシベリウスが殊のほか、好きだ。
たまたま、フィンランド・ラハティ交響楽団が、折しもシベリウス生誕150年記念 交響曲全曲演奏のプログラムをひっさげての来日公演。
私の通った行った日は、初日。交響曲第1番、第2番。

いそいそと出かけた。 若々しくみずみずしく勢いのある演奏は、オッコ・カムの指揮のままに、一糸乱れず自在に動く。
久しぶりに躍動感溢れる良い音楽に触れた気がする。
シベリウスの曲は、オーケストラの編成は厚いのに音が濁らない。その合間に懐かしく思われるメロディは入り、染み渡る。心地よい音の世界だ。

残りの交響曲も聴きたかったが連日のスケジュールだったので、これ1つにしておいたが、きっと名演だったに違いない!

素敵な休日となった。




(2015.12.01)

<343>

近所の薬局に「柿、ご自由にお持ちください」と、あったので小ぶりの柿を5つ、いただいてきた。そのままでも美味しいが、サラダに入れるのが大好き! だから小ぶりだろうが、見かけが悪かろうが、全然構わない。喜んでいただく。

信州から教え子がリンゴを送ってくれた。新鮮な実をいただいた後は、むいた皮と芯は紅茶に入れて、「アップルティ」をいただく。

四国から友人が、さつま芋、里芋、そしてミカンを送ってくれた。

季節は味覚にもやってくる。

長い間、仕事でずっと行かれなかったリュート奏者の友人のコンサート。今年は仕事の曜日が空いて、漸く聴きに行かれた。
古楽の世界は、ルネッサンス、バロック、新しくても古典時代の音楽。
彼は20年以上も前、独りでコツコツと演奏したり楽譜を出版したりCD録音したり…。少しずつ知られるようになり、古楽のコンクールの審査員、講習会や音大の講師…と、 声がかかっていった。それを長い歳月近くで見るにつけ、じんわりと感動している。
彼のこれまでの足跡が見てとれる。

果して、私は…といつも考える。仲間として私も恥ずかしくないだろうか…と自問自答する。
唱法が違う(バロック唱法は独特)ので、なかなか共演はなく残念だが、彼の姿そのものに励まされる。

ショパン以前のポーランド音楽を聴く機会を得た。ポーランド音楽にはまだまだ日が浅い私は情報を得られる機会が有ったら、なるべく行こうと思っている。
今回も、楽譜作りで夏に共に合宿したピアニストが出演するので、大正大学のホールに聴きに行った。
彼女の他には、ワルシャワ国立歌劇場管弦楽団の管楽器のメンバーのアンサンブルで古きポーランドの音楽を紹介。なかなか触れることのできない貴重な 音楽を聴くことができた。

どちらの仲間も意義深い音楽活動に携わっている。長く続けているからこそ見えてくる様々が、今演奏の場や、演奏曲目に表れる。

それを鏡に、私も自分らしい音楽生活を送ろうと思う。

(リサイタル 11月17日(火)みなとみらいホール)チラシ
(2015.10.30)

<342>

日に日に、陽が短くなってきた。5時頃には薄暗くなり、6時には暮れる。
北の方から紅葉の便りも、雪の便りも届くようになった。

そう言えば、毎年毎年便りを聞くばかりで“秋の紅葉”を実際自然の中で見ることは、ない。音楽シーズン真っ只中!なかなゆっくり紅葉観賞とはゆかない。
いつの日にか、紅葉を楽しみながら、温泉にでも浸かりたい(*^^*)

急の気候の変化に、少しの時間で可能な限りの“衣替え”をしてみたら、スカート、パンツでタイムオーバー!…でも、上は引き出しに長袖もブラウスも有るので何とか なるが、スカート、パンツはさすがに見た目にも寒々しく、正解だった。
次の休みに、上物を替えなくちゃ!
風邪をひかないように(笑)
寝具も、少し厚手の物を出した。

流星群が有ると言う夜、空を見上げたが、地上が明るすぎてよく見えない…。

小さい秋、沢山見つけた♪
(2015.10.27)

<341>

爽やかな日。
空気を入れようと窓を開くと、風と共に香りが一気に流れ込んできた。
町を自転車で、その黄金の薫りの空気の中を切って走る。
1週間だけの、金木犀の秋。

それを終えると急に気温が下がってきた。
北向の寝室は俄に冷えて来て、タオルケットは仕舞い、ダウンの薄掛けを出した。
そろそろ衣替えも…ね!

さて、今年のコンサートのご案内状の時期になりました。
11月17日(火) みなとみらいホール小ホール にて、開催されます。

今年は、

山田耕筰の三曲、中島はるさんの『京都に寄せる4つの歌』、そしてSchumannの『女の愛と生涯』

1年1年、縁あって出逢って歌う曲を愛おしく思う。私と出逢った事に感謝する。

皆様、お忙しい事とは存じますが是非お出で下さい?心からお待ちしております。

詳細は【スケジュール】にチラシが掲載されています。是非ご覧ください。

富士山の初冠雪の報せが届きました。皆様、くれぐれも風邪など召されません様にご自愛下さい!

(2015.10.12

<340>

光とめざめの国のお姫さまの執事ラルフから、「不思議の国の午餐会」のご招待状が届きました。

勝手知ったる横浜、みなとみらい。…と思っていたのにこんな国があるなんて!


執事ラルフと共に光とめざめのお姫様が先にお待ちくださり、不思議の国に誘(いざな)われました。

アリスに出会いそうな不思議の国の入り口から導かれた先で、私達は紙芝居か人形劇の舞台に入り込んでしまった様です。

そこから繰り広げられるファンタスティックな世界。

劇中劇?!

シナリオもなく突然の主役?



いいえ、私の誕生日祝いを光とめざめのお姫様がしてくださったのです。

この姫は、王子の様な心配りで姫にしておくには勿体ない様なお方。私がここの味が好きなのを覚えていてくださりお招きくださいました。

席は、本人達には分からないものですが、外から写真に撮るとこんな具合(笑)


お料理は和のテイストが取り入れられさっぱりと、(やっぱり好きだ〜♪)と美味しくいただきました。

そして、何より友人の思いやり深い優しさに心より感謝の1日でした。


これからの1年も豊かに過ごしてゆきますo(^o^)o


光とめざめの姫 本当にありがとう!!!
(2015.09.24)

<339>

日に日に、陽が短くなってきた。
あまりの暑さに部屋に隠って過ぎ去った8月。
そして、9月。

夏前から「季節が良くなったら“モーニング”においでよ!」の都内に住んでる友人のお誘いが、ようやく実現した。
前の週からずっと仕事が続き、やっと迎えたOFF日。…に、早起きして運動代わりにラッシュに揉まれ(笑)、電車2本乗り継いで代官山へ。

徒歩でやって来た友人は爽やかに「おはよう♪」。
しっかり目覚めた私も「おはよう♪」

さてさて、道案内されて入ったカフェ。お天気も良く都内の真ん中に、こんなに爽やかな所が有るの?と思うほど、木々に囲まれている!(人の手が入っているのだろうけれど。)
モーニングは、キッシュの様に固まったオムレツと、パンケーキ☆を1つずつとって、半分こ。それでも十分!
お洒落な朝食、朝の爽やかな空気と久しぶりの友達とのトークと満点な一時♪

人に慣れた雀はおこぼれを頂戴しようと、椅子の背、皿、カップに寄ってくる。それを蚊を払う如く、手で払い(笑)、そしてホントの蚊に8箇所も喰われた私に、 健康な人が喰われるんだょ!と慰める友人。

楽しくモーニングタイムを過ごし盛り上がっていたら、俄に気配は賑やかに…。
時計を見たら11時過ぎ(@_@;)
ヒャー!
回りを見回すと、ランチタイムを待つ行列が!

そう言えば「小腹空いてきたね〜!」
「表参道にランチにいこうか!」
「行こう、行こう」(^^)

電車に乗って2駅。
表参道の路地にあるパニーニのお店。
普通の形と違うパニーニ。イメージと全く違う…。
芳ばしいパニーニに生ハムとモツァレラチーズがはさまれているサンドイッチは美味。

友達曰く、「一気に2ヶ所紹介出来て良かった〜!」。

都内には、沢山、沢山の飲食店がある。口に合うものもそうでない物も。
その中で、互いに美味しいと思える食事はうれしい。

ありがとうTちゃん。
美味しかったよ〜!
(2015.09.13)

<338>

7月下旬頃から、駅に向かう人混みが何となくすいてきて、8月になると電車の中が分かるように空いてきた。お盆休みともになればすっかりガラガラ。 いつもこのくらい空いてると良いのになぁ、と快適に電車に乗っている。

その“お盆”に昨年亡くなった友人のお参りに出かけた。新幹線は混んでいるけれど在来線はガラガラ。のんびり揺られて栃木県まで行った。
最寄り駅からバスに揺られてゆくうちに、昨年訃報を知って新盆にうかがった驚きと悲しみが走馬灯の様に胸に迫った。
悲しい道程だ。
1年振りに友人に手を合わせ、ご家族の皆さんにお目にかかった。歳月の早さと長さを思う時だった。次の再会を温かなご家族に祈って失礼した。

小学5年生の頃、父の転勤で静岡県富士市から川崎市に転校した。
お決まり(?)の事で、田舎の体格の良い私は町の子供たちには違って見えたのだろう。
なかなか馴染めず活発だったはずの私が独りで出来る、動物の飼育や手芸クラブ、作文書き…と地味に暮らしていた。空気の良い富士市から当時公害で騒がれていた川崎に 来たものだから、あっという間に気管支炎が持病になった。
そんな時に修学旅行があった。
「行きたくない」と母に行ったけど、担任の先生に諭されて出かけた。
行き先は、日光。
東照宮、いろは坂、華厳の滝、とピンポイントの記憶は有るが、帰ってきたら肺炎になっていた。私としては(これで学校休める!)と内心ホッとしていたのを、覚えている。
心配した両親は慌てて空気の良い横浜の田舎(笑)に家を探して、引っ越した。
川崎には1年も居なかった。
以来、私は生来の元気さを取り戻し現在に至っている。

友人のお参りの帰り、宇都宮で乗り換え案内を見ると「日光線」と言うのを見つけた。聞けば1時間弱で着くと言う。
無性に修学旅行のやり直しがしたくなった。
30分待つと日光線は出発。
車内は欧米系の外国人が沢山!
長閑(のどか)な風景を見ながら終点日光駅に着き、バスに乗る。
都内はガラガラな道も観光地であるこちらは渋滞。そうだった(*_*)今更、ここが有名観光地だと思い出した(笑)

今回は、徳川家康が静岡久能山から日光に移されて四百年記念。日光山輪王寺大猷院(だいゆういん)で「家康の位牌公開」だそうで、それを見に行こうと思っている。
満員バスは、東照宮最寄りのバス停でほとんど降りてしまい、大猷院に向かう人は少ない。
杉木立に囲まれ小川で冷やされた心地よい風に吹かれて進むと、急な階段の上に東照宮と見まごうばかりの絢爛な大猷院が構えていた。
家康の位牌に手を合わせ、家光眠る廟に頭を下げた。江戸の歴史の中に居る。

また、杉木立を歩き二荒山神社に“縁結び”を詣でる。
ここまでは、小学校の修学旅行にはなかった。

また、杉木立を歩くといよいよ“東照宮”。観光客は物凄い。
門を入り左手に“見ざる、言わざる、聞かざる”の三猿。鳥居を潜ると“陽明門”修復中で幕の中(笑)。“眠り猫”(こんな所にあったのか〜!)を潜ると“家康の廟”急な 山に作られた階段二百段。“本殿”徳川御三家から始まる身分に寄って座る場所が決まっていたそうだ。ほとんど四百年前の建物だそうで、この東照宮、わずか1年数ヵ月で 出来たそうだ。
当時の宮大工の技術と徳川家の力の凄さを思い知る。

さてさて、マイプチ修学旅行は修了!
大人になってからの方が興味100倍だった。
階段昇って降りた我が脚は、大丈夫かい?(*_*;
(2015.08.18)



<337>

「暑い!」と言う言葉も口に出来ないほど暑い夏も、このところ空を見上げれば抜ける様な青さとなり、秋の気配を感じさせる。
まだまだ残暑厳しいが、あと少し!と思える様になった。





この暑さの中、外出する時には焼け止めを塗って出掛けても、帰宅してシャワーなど浴びれば顔や首の後ろがピリピリ。毎日“美白ローション”なる物を買って バシャバシャぬり、3日に1度は「日焼けのお手入れ!!」と称して、パックをしてみる。
効果はいかばかりかは不明だが、しないよりはマシだろう!と納得させながら今日もお手入れに勤しむf(^_^)

あまりの暑さに、練習する気力もなかったが、このところ少しは練習に身が入る様になった。少し涼しくなったに違いない(本番に向けてお尻に火が付いたのかも!(笑))
…クーラー効いた部屋で歌っているのにもかかわらず、メガネがくもる(*_*)
練習に熱が入っているのか、ただ体が暑いだけなのか…?
後者だろうなぁ(笑)(*_*;


(2015.08.16)









<336>

2泊3日の信州は別世界。
まるで1週間も留守をしていた様にリフレッシュした。現実の生活に戻るとあの信州が夢の様…。戻りたくなる〜(*_*;。

数日骨休めして次なるコンサートに向けて少しずつではあるが準備を始めた。確かに信州の時間が大きく影響していて、頭と心が動く様になった。時には環境を変えるのは、良い様だ。
それでも、あまりの暑さに昼間は歌うのも…(目前に本番でもあれば、別だけど)と、もっぱら夕方、涼しくなってから活動開始。練習するのも楽譜を見に出かけるのも!

数年前、親戚の子と一緒にエスニックファッションにハマり、インド更紗やガーゼのパンツ等、色々手元にある。

今更だが、やっぱり涼しい〜〜(*^^*) 体と衣類の間に空気が入る様に出来ている。生地も風が抜ける物。道理にかなっている。近年の日本の夏にも着ていて具合が良い。

暑くて言葉も出ない夏ではあるけれど、夏こそ野菜の宝庫。無くなれば、近くの農家に取れたて野菜を買いに出る。更に先日は信州から(たまたま同じ時期に)教え子が、 そして合唱団の方も自ら作られているキラキラとみずみずしい、本当に宝石の様な野菜を送って下さった。
トマト好きな私は、早速トマトとツナの冷製パスタを作って堪能。
本当に皆さんのお気持ちと恵みに感謝です。
ありがとうございますm(__)m

皆さん!暑い日々を乗りきりましょうo(^o^)o
(2015.08.05)





<335>

暑い夏は、部屋に隠ってじっとしているに限る!
…と決めたばかりだったのに、突然ポーランド語関係の先生から連絡をいただいた。
「ポーランドのクリスマスキャロルに日本語歌詞をつけます。歌詞が曲に合うかどうか、信州で編集合宿に参加して歌ってもらえませんか?」と。
声でお役に立てるものならば…、しかも日本語だし(笑)
と、予定を調整して参加させていただくお返事をした。訳された資料が届き、そこから10曲の訳詞を楽譜にそって付け、歌う作業をした。
涼しい部屋にいる事には違いなかったが、急に頭を使わざるを得なかった!神様が怠け者の私を指名したに違いない(笑)
その曲の1つ1つはどれも愛らしく、思わず口ずさんでしまう様な曲ばかり。
今年のクリスマスにはこれを皆さんにお届けできば…と、思っている。

仕事を終えて、中央線の特急に飛び乗り、松本から更に大糸線に乗り換えて着いた先は、日本にこんな所有るの〜??と思うほど、自然豊かな所。山に囲まれて鳥の囀ずりと 虫の音がするばかり。流れ込み吹き抜ける風は爽やか。ヨーロッパの林を想わせる。
関東の猛暑が信じられない。
そこで翌朝から10曲の訳詞決定の為の打合せ。
合間には、名物の蕎麦を食べに、湿地を散策し、夕方には一応の作業は終えた。
こんな所で過ごせたら、沢山勉強してゆっくり暮らせるのだろうか…。
…いやいや、私怠け者だからなぁ(*_*;

お手伝いさせていただいたお陰で、素晴らしい時間をプレゼントされた様な思いだ。
(2015.07.29)

<334>

暑中お見舞い申し上げます!

雨続きの梅雨には、太陽の陽射しをどれほど待ち望んでいたことか!!
梅雨が明け、陽が出て喜び、洗濯、蒲団干しを嬉々としていたのは始めだけ。続く急な猛暑の日々に、さすがにヘトヘト。たまには涼しくなって…!と、人間とは何と勝手なもの。
どうぞ、この暑さにくれぐれもご自愛下さい。

年々暑くなる夏に、暑さが和らぐまでは、必要最小限の外出以外は部屋にこもって“冬眠”ならぬ“夏眠”でもしようo(^o^)o。そして、涼しい劇場や、美術館に 時折足を運んでは“充電”しようと決め込んでいた…!

充電の1つとしては、この数年恒例にしている、夏の「 歌舞伎教室」。
国立劇場内は涼しく、和楽器の音色も穏やかに心ほっこり。演目は「義経千本桜」より“渡海屋の場”“大物浦の場”
芝居が始まり、演じ手の熱演にほっこり気分も次第に視覚、聴覚、その空間を味わう感覚、が覚醒し熱を帯びていった。
いやぁ、演ずる側として大いなる刺激を受ける!

芸大美術館へと、フィンランドの女流画家の作品展に向かう。
たまには、根津から行ってみようか…と昔の通学路を歩いてみる。坂を上野に向かって登ってゆくうちに、記憶に留めていた景色は変わり、モダンなマンションや お店が並んでいた。…こんなところに時代の流れを感じる。

母校であって、母校でない感じの大学だが、門は昔のまま。
美校の門(美校と音校は道路を挟んでいる)をくぐり、美術館に入る。
フィンランド出身のヘレン・シャルフベックの作品を観た。名前も知らない画家だったが、若い頃から才能花開き、何よりもその絵は彼女の人生そのもの。
彼女の想いが絵のあちこちに籠められ、胸に迫った。

美術館を出て一階に降りたら学食。
「一般の方もご利用出来ます」の貼り紙に誘われ入った美校の大浦食堂。
メンチカツ定食¥450なり!
プラスチックの食器を洗う音と共に、懐かしい食堂のおじさんの顔。
…やっぱり母校だったかな…。
(20115.07.29)

<333>

今年の七夕も雨空。その向こうで織姫、彦星は逢えただろうか?(本来は旧暦で、もう少し後だからお天気も安定して会えるかな。)

その七夕の様に、年に1度ご褒美の約束で築地の寿司屋まで出向く。何のご褒美か?と問われれば自由業の友人と「確定申告」の!
今頃〜?
そう。今年は諸事情あって今頃になった。(我々は一年中、祝い事受付中!誕生日も!(笑))
これからの話ばかりする我々には珍しく、遡るとこの店にかれこれ7〜8年通っているらしい…と数えた。
本当に美味しい!1年に1度しか来ないのに、味が少しもブレていない。毎年の楽しみを裏切らない。
今回の板さんは「お客さんの顔でシャリとネタの配分を決める」そう。今回の我々の鮨は、シャリ軽め。少食に見られたか?!(笑)
それでも「店長おまかせ」は13巻ほどで結構満腹になる。最後の1巻は自分の好きな物をリクエストできる。今回は、口の中でとろける、炙りトロ(*^^*)この写真の美人さん。

満足し、また来よう!と友人と語る。
1年に1度と言わず、ご褒美以外にも来れば良いものを、なかなか足が向かない。
けれど、決めているから1年に1度は!来れるのかもしれない。
ご馳走様〜!
(2015.07.19)

<332>

やっとやっと、お日様が顔を出した。

雨続きで湿度の高さに床が湿気っぽく…。久しぶりの床拭き。やってみれば床はサッパリ。こんなに気持ちの良いものか〜と感激。以来、よく乾拭きしている。

太陽が出た今日。大きな物を洗濯したり、布団干しをしたり。洗濯物はカリカリ、布団はふかふか!お日様はなんと有難いものかと、改めて思いながら、 梅雨の晴れ間の貴重な時をバタバタと有効に使った。

拙宅は一階。ベランダの向こうは芝。最近芝刈りが行われた。景色はスッキリしたのだが、夕暮れベランダに出たら、チクチクチク(*_*;
一気に7箇所、蚊に刺された。
そうだ!今、コマーシャルでやっているけれど、皆さんは「蚊に…」なんと言いますか?「噛まれる」?それとも「刺される」?
実は、静岡生まれの私は「くわれる」と言います〜!
東西の真ん中。「噛まれる」でも、「刺される」でもないんです(笑)
(2015.07.11)

<331>

本番を終えてお待たせしていた生徒さんのレッスンを終え、暫しの休養。
いつもは1泊を、自分にご褒美!と2泊にしたら、体が楽〜!これに味をしめてこれからは2泊かなぁ…と贅沢を考えているところ。
そちらでは、お食事に鱧や鮎と夏ならではの物が出て、一気に季節感を伝えてくれる。

梅雨の季節にもかかわらず、雨に逢わず朝には雪の消えた富士山に出会えた。

1日目の夜は、懐石料理。朝食はビュッフェで食べすぎ、お昼になっても空かず散歩して温泉に入って、部屋でゴロゴロ(°▽°)汳ヲあっという間に夕食。 二晩目はイタリアンの簡単なコース!
何にもしないで食べてばかりで、胃は膨らむわ、苦しくて眠れないわ(;´д`)。

何とも贅沢な時間を過ごしてきた。心身共に寛いでリフレッシュできた一時になった。
(2015.07.07)

<330>

23日のサロンコンサートには皆様沢山お運びいただきありがとうございました。

サロンコンサートは気軽に聴いていただきたく、皆さんのよく知っている曲を中心に据え、本来私が勉強したクラシックの曲を少しばかり用意するプログラム。
その中で、意外にもメンデルスゾーンの[魔女の歌]が好評だったのは嬉しい想定外だった。

これまでのお客様に加え、新たなお客様も加わり楽しいひと時になった。

コンサートの翌日、3日後のけいゆう病院でのボランディアコンサートを控え、再びコンディションを整えるべく過ごす。
気持ちのリフレッシュに、美術展「ユトリロとヴァラドン」に向かった。
ヴァラドンはユトリロの母。美貌と才能を持ち合わせていた。
ルノアールの絵画のモデルとなり、多くの殿方と浮き名を流した彼女の絵は、赤を中心に太い線を用いて力強い。

そんな奔放な
母にユトリロは様々な心の葛藤に、アルコール中毒となった治療に与えられたのが絵画だった。
彼の[白の時代]はその初期。正確なデッサンではないものの、そこにある魅力は才能だろう。音の無い静けさが、逆に物語る。
50歳を過ぎて結婚してから、彼の絵に色が加わる。そのほのぼのとした絵に、安堵さ、が伝わる。ようやく幸せになったんだなぁ!と、勝手に喜び、勝手にホッとした。

観る人も多くなく静寂の中、静かな絵を眺め、心鎮まった。

再び演奏のモードに切り替える。けいゆう病院のコンサートも無事終え、ようやく一区切り。
暫し、休養。
(2015.07.05)

<329>

仕事帰りの夜道、甘くほのかに香ってくる“くちなし”の花。
懐かしい高校時代の思い出が甦る(*^^*)

いよいよ梅雨入り。途端に湿度が上がってきた。自然は正直だ。
けれど梅雨入り前の真夏の様な天気。梅雨入りしても、夏の陽気。

既に、夏の風物2つに見舞われた!
夜、部屋の何処かでガサゴソ。灯りをつけると、黒い物がサッと身を隠す!(もう!?)…そう!“ゴキブリ”(>_<)
ゴキブリ対応のスプレーで、退治。その数日後、再びもう1匹。
そして、夜道。手の甲にチクリ!!
今度は“蚊”
ものすごい力だったらしく、痒いより痛かった(;_;)

それにしても、日本の四季のバランスが崩れ、歌いそびれる曲が出てきそうなのが、心配…(*_*)

左奥歯の詰め物が欠けたらしく滲みる様になって、久しぶりに歯医者に通っている。
なんと、最先端技術を導入されていて、詰め物を3Dで型どりし、造形してしまう。以前の様に、上下の型を取ってそれからまた作る、と言う手間がない。
驚いて開いている口も更にあんぐり(笑)

本番が近いために、日程を考えつつ予約しているのだが、予定通りにゆかないのも、予定。
本来ならもう終わるところだったが、途中で、治療の痛みに歌うのに影響が出てしまい、少し予定を延期。
痛みは、人間の方。さすがに3Dとはゆかないものだ(笑)
(2015.06.14)

<328>

気温が上がり窓を開け放ち、我が家のカーテン全部外して洗濯。暑いほどの気温の上昇にせめてパンツ(ズボンの事)位は薄手に!と選んだ衣装ケースを開けてみたら…、 無かった(>_<)
仕方なく涼しい顔をして厚手のパンツ履いて汗をかいていた(笑)が、そうそうそんな格好もしておれず、夏物の洋服を出した(^-^)v
やっぱり、涼しい〜!!

「夏も近づく八十八夜」この日に摘んだお茶が新茶だ!“八十八夜”とはいつ?と言うことだ。知ってるつもりでフンフン。
…、立春から88日目、すなわち5月2日!
今年のお茶は良いのが出来たそうですよ(^-^)vお茶好きとしては喜ばしいNewSです!

(つづき)

いよいよ、演奏会当日。
会場はIichiko総合文化センター音の泉ホール。
朝からゲネプロを聴かせていただき、前回うかがった時ご紹介いただいたもう一人の指導者とピアニストさんとバランスや奏法について、客席の感想を述べたりした。
合唱団の練習を3日聴かせていただいた事になるのだが、この3日でメキメキ腕をあげ、皆さん見違える様になった。日頃の練習のプロセスがあってこそ!で
あり、それに感心している。
本番も、凛々しく輝いて歌っておられた。
アマチュア合唱なのだから、本番中でも中では色々な事が起こっているのだろうが、定員700人ほぼ満員のホールには、真っ直ぐ楽曲に取り組んだ生き生きとした音楽が流れ、 会場からは充分楽しんだ惜しみない拍手が続いた。

今回の旅の第1の目的である演奏会を満ち足りた気持ちで後にし、第2の目的に向かうべく、コミュニティーバス乗るために、大分駅前に向かう。(午前と午後に1本しかないので、 これに乗れないと、JRに乗ってバスに乗って…となる!)
バスは定刻にやってきた。と、お客は私独り(*^^*)。…貸切り。そこから約2時間バスに揺られる。
予約した旅館の名前を告げ、最寄りのバス停を知らせてもらえるよう頼んだのをきっかけに、運転手さんとのよもやま話や新緑の美しい山の景色に見とれ、美味しい空気を いっぱい吸い込んでいる内に、早くも(?)到着。

着いたは長湯温泉。
4年前、初めて訪れて以来忘れられず、(次に来たときはまた必ず来よう!)と心に決めていた。それが実現できて物凄く嬉しい。

お宿に入り、お宿の温泉に浸かる。
この辺りのお湯は炭酸泉。普通は高血圧、心臓病だと、温泉に浸かる事が難しいのだが、こちらはその療養にもなる。湯治の温泉郷だ。
静かな川のせせらぎとそこを流れる気が何とも心を安らがせてくれる。
前回訪れた時も、多分ここは私の少ない温泉体験の中でもベストワン!と書いたと思う。今回も(それから新たな温泉体験は大して増えてはいないが!)やっぱりベストワン!

帰宅して、テレビで全国温泉人気ランキングやっていて、堂々第2位になっていた。(そうだろう、そうだろう!)
とおもいつつ、皆に知られて混むんだなぁ…(>_<)と、少なからずショック。私はケチンボだ!

翌朝、一番でお気に入りのラムネ温泉に行き、1番にお湯の涌き出し口近くに陣取る。身体中に炭酸の気泡が付く。32℃の少しぬるいお湯なので、いくらでも浸かっていられる。
怪我の療養に来た方、ご近所の方、皆さんでお喋りしながら長湯をする。私は1時間半ほど浸かっていた。
私が神奈川から来たと話すと皆さん驚かれる。地元大分市内の方でもなかなか来ないとか、去年初めて…なんて!

もったいない〜。私、近ければしょっちゅう来そうですo(^o^)o 本当はもう1泊したいところだが旅程がそんなに長くないので、荷支度をして帰りのコミュニティーバスに乗り込む。今度は乗客3名。地元の方が運転手さんと話し続ける。 恋の話なんかしちゃってて、[運転手さん、お嫁さんもらわないの?→ここまで自由にやってきたからなぁ。でも、恋はしたいなぁ→私はさんざん恋したからもういいわ!と は美人のマダム]こちらは聞いてて、良いのかしら〜と、困ってた(*_*)
ドライブ感覚の会話でした。

途中、道の駅にトイレタイムと称して立ち寄ってくれ、私は次の道中のお弁当を買った(笑)

大分に着き、次は友人の住む福岡へ。
急に都会に出たのだが、ゆっくりしたい私がリクエストし、旧黒田家別邸の友泉亭に案内してもらった。
邸に抜けて行く庭からの涼しい風を感じながらお抹茶いただき、旧交を温めた。

私にとってのリフレッシュは“旅”に優るものは無いらしい。帰宅して本当に心軽くなった。行って良かった!と思いながら、こうして旅を振り返る文章を書いていると、 もうまた行きたい!と心がざわめく。

三冊持っていった本は、ただの一頁も開かなかった。あまりにも楽しかった証だ(^-^)v
(完)
(2015.05.26)

<327>

声楽の生徒さんが「お庭で咲いたので…。」と立派な牡丹の花を持ってきてくださった。
その切り花を花瓶に活けると花は更に大きく開き、瑞々しい香りが一面に漂ってきた。“牡丹”と言うものは地植えをこちらから見に行くものと思っていたので、 切り花など思いもよらず新鮮で贅沢な気分。ましてやこんなに良い香りがするとは!
至福。

(つづき)
タオルぶら下げ鉄輪温泉散策中、バスターミナルに出くわす。
敬愛する大分の先生から「明礬温泉は良いですよ」とうかがっていた。そこから、明礬温泉きのバスが出るらしい。またまた“旅の虫”が疼き、 行き当たりばったりで、バスに乗り明礬温泉へ向かう。
およそ20分程で到着。
バスを降りようとすると運転手さんが「上じゃなくて良いのかね?」と。「初めてなので…よくわからないんですが…。」答える。「じゃあ、上にしたら良いよ」と 教えてくださり、坂を上った次のバス停に降りる。降り際、前方を指差し「あの白い建物の温泉が良いよ」と最後までご親切にしていただいたm(__)m

辺りには温泉から明礬(湯の花)を取り出す小屋が並び、辺りはその硫黄臭が充満。天気もよく彼方には別府湾が見渡せる。
運転手さんが、教えてくれた白い建物の敷地を更に坂を歩くと、露天風呂が広がる。青みがかった乳白色のお湯。

今回、別府温泉と一言言っても三種違う温泉に出会えた。

三回目の脱衣をしている自分に可笑しくなりながら、気持ちの良い空の下、明礬温泉に入ると軟らかいけれど濃厚なお湯にホッコリ(^.^)
人が少なく貸切状態でお湯を楽しむ。

三回目の着衣して1日の終りを感じるけれど、まだ、午後1時(笑)。
小腹も空いて湯上りに、温泉ラムネと温泉卵を、丘の上の簡易なテーブルに座り、景色を眺めながら口にする。
うわ〜!
温泉卵!殻は白いのに中は珈琲牛乳色!物凄い硫黄の臭いにビックリ(*_*)口に入れると腐った茹で玉子との違いがわからないほどの臭い! (その後、お腹は壊さなかったから、大丈夫。)爽やかなラムネで口直しして、バスに乗って温泉廻りを終了(笑)

夢の世界から現実の世界に戻った様な駅前繁華街。そのなかで、大分の名物だご汁と鳥天がセットになってる“豊後定食“でランチ。満足してホテルに帰宅!まだ3時。
さすがに小一時間お昼寝して、夜のリハーサルに向かった。

お土産に買った明礬温泉の湯の花は、現地とおんなじ!再び温泉気分を味わった!





(つづく)
(2015.04.30)



<326>

桜満開の頃はポカポカ陽気、途端に風が吹き気温が下がり、あれよあれよと言う間に桜吹雪。葉桜となった。
新緑も、けれど美しい。
北の日本は今、桜が満開! 日本が縦に長い国、を実感する。

20℃になったり1桁の気温になったり…と気温差の激しさに体調管理の大変な毎日、皆さんお大事にお過ごし下さい!

素晴らしいお人柄で尊敬している先生の指導する男声合唱団が、創立20周年、2年に1度の定期演奏会が第10回。その記念すべき公演に、まとまった時間が作りやすく なった今、4年振りに“旅”を兼ねてお邪魔する事にした。

せっかくうかがうので、お役に立つこともあれば…と、先生に御相談させていただき本番2日前に入った。
打合せして発声のお手伝いやリハーサルでのバランスを聴かせていただく予定となり、…「プロの歌う“花”(瀧廉太郎)を是非みんなに聴かせてやって欲しいのですが !」と急に依頼を受け…すっかり“休暇モード”になっていた私の頭のネジはピュン!と吹っ飛び
“本番モード”のネジがカチンと差し込まれた(^o^;)

何せ、遥か空港までお迎えいただき美味しいランチもご馳走になってしまった身としては、お引き受けする以外の選択はない訳で(笑)!
それは冗談として、それとは別に瀧廉太郎の故郷で“花”を歌う、責任と嬉しさの混ざった特別な想いに駆られた。
楽譜の調が低かったせいか、“その時”は呆気なく…終え、先生のご要望の通りに歌えたかは不明だが、自身にとっては貴重な得難い体験を頂戴した。

翌日、リハーサルが夜だけとなったので、朝食後バスに乗り「竹瓦温泉」で砂湯を初体験!この建物は歴史を感じ、道後温泉にもどこか似ている。
屋内で、温泉の熱で温められた砂をかけてもらって15分(^o^)その後、砂を落として温泉に浸かる。重い砂を落としたら、やたら自分が体重が軽く感じる。…ただの錯覚(笑)
市営なので温泉に浸かるだけなら¥100!砂湯は別料金。
晴天にも恵まれ、ひとっ風呂浴びてホッコリ爽やか。

時間はまだ午前11時過ぎ。
さて、次どうするか…。ノープランの私(笑)
するとそこへ“鉄輪(かんなわ)温泉”行きのバスが目の前に。
つい、先日TVで観たばかりで(良いな〜!)と気になっていた温泉だったものだから、距離感もわからず乗り込んだ(笑)
ほどなく終点。

何せ突然思いつきで来てるので、何もわからず鉄輪温泉の案内地図を眺める。入ってみたい泥湯は、ここから少し遠そう…(^^;。
少し散策してみた。
色々な温泉があって、選べない(*_*)

すると「熱の湯」という無料温泉に出くわす。地元の方々が利用している温泉のようで、賑わっていた。
どんなお湯か、試してみたくて入ってみた。
コンクリート打ちっぱなしの素朴な建物だけれど、湧いてるお湯は同じだもの!場違いの様な私の闖入にも街の方々は温かく受け入れてくださり、熱目のお湯を味わった。
ほっこりした体は風の吹かれるままに動いている様に軽く感じる。少し街を散策してみた。

蒸し風呂。泥湯。普通の温泉。 中心部に温泉地蔵が奉ってあった。この“鉄輪温泉”は鎌倉時代一遍上人が念仏行脚の途中、温泉地獄となり暴れていたものを鎮めたと言われる。 この地蔵は一遍上人の姿となっている。
一遍上人の浴びた蒸し風呂がこの温泉の発祥らしい。

濡れた白いタオルを片手に歩く私は、男前!(笑)

(つづく)
(2015.04.22)

<325>

まだか、まだか…と待っていた桜は開き始めるとアッと言う間。日に日に花が開き、三月末には一気に開いた。陽射しに輝き、夜は妖しく煌めく。

ちょうど年度末にかかり、後ろの扉が閉まり、前の扉の開いた感じ。
時間的に余裕ができ、そうすると心にも余裕ができ、(転居1年、こちらも少し慣れてきて!)ようやく自分の進めたい事に心身が向いて、ランラン、ルンルンしている♪♪♪

長くご無沙汰していた大分の男声コーラスが定期演奏会を催すとお知らせいただき、連絡をとってみた。前のりして練習を聴かせていただく事になった。真摯に練習なさって いる団なので、数年振りの成果を、楽しみにしているところだ。

同時に、6月23日(火)にサルビアホールで開く私のサロンコンサートのプログラムもほぼ決まり、練習が始まった。[席が100席しかないので、いらっしゃれそうでしたら、 宜しければお早めにお声をおかけ下さいm(__)m]

オフと称して確定申告を挟んで、うちにある“積ん読”から“乱読”を始めた。
大体、時代小説が多いのだが、最近読んだことのない作家に手を出してみた。そうすると、自分の好みのテイストがどんなものかが、ハッキリするもので、 チョイスが分かりやすくなった(笑)

珍しく現代もので、若者向きの
「群青の空に薄荷の匂い」石井睦美作を読んだ。
若者向けだから、「軽めかな?退屈かな?」と勝手な先入観を持っていた。(じゃぁ、なぜ買ったの?)と言う話だが…、なんかピンときたので!
その勘は大当り!
本来は厳しいテーマを作者は暖かい愛情で包み、美しい日本語で爽やかに伝えている。
読み終えて心軽く、鏡で顔を見たならばおそらく微笑んでいただろう(^^)
それからも、乱読は続いている。

近所への散歩など滅多にしないのだが、桜の下の贅沢な散歩している日々だ。
(2015.04.03)

<324>

弥生三月。
少しずつ春の足音が近づきつつある。
完全防寒はもう暑すぎる。でも春めいた格好では肌寒い。

「早く出さないと!」の声に「そうだね!出さなきゃね!」と答えている内に、弥生三日は来てしまい…「これじゃあ、嫁に行かれないよ!」と内なる声と外からの声(*_*)
仕事先や出先のお雛様に、その夢を託す(笑)

「早く出さないとね!」が、もう1つ!
転居して一年。ようやく今の棲み家が馴染んできた。
今年の確定申告はお金がかかったから手続きは楽だろう…と勝手に憶測。
何にもせず、充電期間と称した2月中旬下旬にのんびり遊び、いざ3月の声に始めたら、大変!大変〜!。
余計な計算がいくつも出てきた(*_*)
先の見えない足し算と引き算。それを繰り返して行く内に、ポカリと光が見えて晴れて終了\(^^)/\(^^)/\(^^)/
〆切当日の3月16日に税務署にでかけ、長い長い行列に並んだ末に無事提出〜!

毎年、毎年思うこと。
もっと整理しておいたら、どんなにか楽だろう。
無駄遣いするの止めよう!
心の底から身に染みた…!!
毎年言ってる(笑

ホッと一息。
春らしい和菓子、皐月にいただく柏餅。日頃使わない頭の疲れを休めるために、日本茶と一緒にいただいた。
甘露、甘露(笑)
(2015.03.21)

<323>

節分を終え気持ちも新に、早や1ヵ月経ち、弥生3月!これから三寒四温を繰り返して暖かな春へと向かいゆく。

家人「やわらかいアワビが食べたい!」としばらく言い続ける事しばし。なんでも、刺身で食べたら固くて好きじゃなかったけれど、TVなんかでは、やわらかくて 美味しいって言ってる…そうだ。

旅人の少ないこの季節。ホテルのカタログを眺めていたら、夕食“伊勢海老のサラダ、鮑の陶板焼き”、朝食付きでリーズナブルなホテルを伊豆に見つけ、温泉も 浸かりたい私は「行く?」と聞いてみた。
遊ぶの好きな私の行動は早く、3日後には列車に乗りこんでいた。(笑)

到着駅にはホテルのお迎えバスが来てくれてなんの事もなくホテルに到着!
日頃は会員になってるホテルにしか行かないので、フロントでキョトキョト(笑)
このホテル、メゾネット式で我が家のマンションより一室が広く、キッチンまで付いている。長期滞在や食事抜きでも泊まれるのかも知れない。
温泉棟は別棟で、一度外に出なくてはならないのがちょっとこのシーズンには大変だが、入ってしまえば、軟かなお湯に体は喜ぶ。
お値段が安いから大きいものは期待しないでね、と話していた念願の鮑は女性の握りこぶし大で、バターで焼かれた風味で美味しかった。
ホテルの人もご親切で、帰りも駅まで送ってもらい、ほっこりした1泊の旅となった。

あ〜!命の洗濯(*^^*)
(2015.03.01)

<322>

声楽の我が門下の勉強会が終わった。この勉強会は、勉強会の為に選曲するのではなく、一年間のレッスンを確認の為なのでその年にやられた曲の中から選曲し、 お客様を入れずに催す。
歌を習いにみえる理由も目的も皆さんそれぞれ。そして、“歌”は他の楽器演奏よりもはっきりとそのお人柄が出る。同じ様なレッスンを心がけても、それぞれ違う。
それがその人であるのだろう。
歌が楽しいものであると、思っていただければ、嬉しく思う。

さて、この勉強会で年度の行事に一区切り!少しOFF気分を味わおうと思う。

毎年招待券をいただき「テーブルウェアフェスティバル」にいつも一緒に行くピアニストの友人と、今年も東京ドームに行った。
毎年、(広い〜(*_*)!)と思いながら階段をおり、本来ならゲームをするコート一面に食器の陳列、ショールーム、販売ブース。その規模にテクテク歩く中年音楽家2名(笑)
見て歩いているうちに距離にすれば相当だろう。「足痛いね…!」と珈琲店のブース入って休憩。
来る度に、ダイニングテーブルを綺麗にセットすると、何て素敵だろう。と思うのだが、帰宅すると現実的には、心の余裕が無くて…アララの残念なテーブル(^^;

前回来た時から欲しいと言っていた木製の丼を友人は買い、私はお気に入りのうどん屋で食べるお気に入りのうどんにいつも入っている、粗くおろした大根が忘れられず、 販売ブースで「鬼おろし」を見つけた時にゃあ大喜び\(^o^)/
二件並んで売っていて、¥200円違いをどちらにするか行ったり来たり。結局、安い方を購入。嬉しさホクホクで帰り、早速うどんを作ってみた。

今回はきちんと(?)昆布と荒削り節で出汁をとり、豚肉を入れ鬼おろしでおろした大根(水が出なくて良いんです!粗くおろされた表面にたっぷり出汁が染み入ります。)を入れ、 仕上げに柚子こしょう!
お〜!
我ながら感激の一杯にo(^o^)o

他日、大人になった高校の卒業生が遊びに来てくれて、久し振りにグーラッシュに再挑戦!3度目にしてようやく納得のゆく味に!(^-^)v
その翌日も結婚する卒業生が演奏の打ち合わせに来訪。教え子達の胃袋に、好評のうちに(?)おさまり、鍋は空になりました。我が家のパン焼き器で焼いたパンも意外に 好評。安堵に胸をおろしたところです。

音楽しか教えていない講師の私にも訪ねてきてくれる教え子達がいるのが何とも胸の温かくなる思い。
(2015.03.01)

<321>

早いものでカレンダーが一枚終った。
コンサートを控えての日々は気づかぬ内に過ぎてゆき、終えてやっと秒針の刻む音を認識する感じだ。

過日1月25日のコンサートには、沢山お出かけいただき本当にありがとうございましたm(__)m

今回は様々な言語の作品がプログラムされ、私はポーランド語の曲。久し振りに楽譜に目を通した。 ポーランド語の曲…と言っても様々なある中、先ずはやはりショパンを皆さんにご紹介させていたきたく、ショパン歌曲集から選曲。
過日、ここでお話した様に出版されたショパン歌曲集の帯に推薦文や、雑誌にエッセイを書かせていただき、少なからずショパン歌曲に関わった責任感が我が身に 迫り、身の引き締まる思いで演奏させていただいた。
言葉が解らずとも伝わる様に…。

コンサートの前夜、中東の日本人人質の1人目の方が不幸な事になった知らせが入った。ちょうど翌日の演奏に向けて休もうとした矢先だった。
あまりの衝撃に(私は何をやっているんだろう…。)「歌う」事の意味を考えた。形の有るものでもなく直接的な利益に繋がる訳でもなく…。
でも、それだけしかできない私は、歌う行為を通して“祈る“事に気づく。
ご来場くださり、直接的に歌に触れてくだされるお客様はもちろん、人質として亡くなられた方々、そして拘束した人々(彼等は幸せでないのだろう!)の幸福を 祈る。わずか4曲ではあったが祈りながら歌った。

いつもいつも全ての皆さんが笑顔で過ごせます様に。
幸せを感じられますように。
ささやかながら、それを祈って歌ってゆこうと思っています。
(2015.02.14)


<320>

明けましておめでとうございます!

皆様新年をいかがお迎えでしょうか?
今年が皆様にとりまして、笑顔満載の心踊る幸せな1年になります様に!心からお祈りしていますm(__)m

本年も宜しくお願い致します。

2015年 1月 初春

瀬尾美智子


♪少しゆっくり新年をスタートさせたのも束の間、今月25日(日)今年初のコンサート(4曲歌います)の準備に、アッと言う間に日常にまみれた。
お正月で、栄養ばかり摂ってのんびりしていた日々。
ボーッとしていた頭と、鈍った体を戻すのに結構な手間がかかり、やっと声が歌声に…(^-^;
ヤレヤレだ。

最近は寒さとインフルエンザの恐ろしさに、体調コントロールが大変。私室の寒さ対策に、就寝時には切っていた電気ストーブを付けて寝る事に。 これで目覚めの声も少しは滑らかになってきた。
外に出れば、マスクはもちろん。移らないように気をつけても、不特定多数に対抗できず、帰ると何となく風邪っぽい。
うがいや蜂蜜や生姜や…様々な方法で毎日治している感じ。
この季節のコンサートは、そんな意味で大変だ。
初対面の伴奏ビアニストさんは、器用でとても美しい音色を醸し、良い意味での刺激とプレッシャーをいただいた。それはとても素敵な事だ。
当日、無事に声がでるのを祈るばかりである。

ショバンの楽譜が出版されたり、エッセイ書いたり、と折角のご縁なので、ショバン歌曲(フォンタナ版…初版)から2曲。ポーランド民謡「森の娘さん」 クリスマスキャロル「お眠り、イエス」(ショバンのピアノ曲スケルツォ1番に挿入されているメロディ)を演奏予定。

1月25日(日) 13:30開場14:00開演
県民ホール小ホール

寒い中ですが、是非お出かけ下さいm(__)m
(2015.01.24)

<319>

今年もあとわずか。
皆さん、お疲れ様でした!

28日は、来年1月25日のコンサートの伴奏合わせ。初対面の伴奏者との合わせは緊張するもの。でもそのお陰で自分が見えたりする(^-^;

それを終えてやっと一息ついて、年賀状書きに勤しむ。
数人の海外の友人にもChristmasCard書かなくてはならない中、アメリカに居る生徒さんとドイツの友人から嬉しいクリスマスの小包が先に届いてしまった (*_*)ドイツの中身は前回お話したシュトレンやレープクーヘン等、本場のChristmasの焼き菓子。これは嬉しい。
それを“人参”に目の前ぶら下げて、セッセと残り少ない年末を送る。

前年から恒例となった、友人との大晦日のお疲れ様会。
新年に向けて掃き浄められきれいになった明治神宮での前倒しの初詣(今年のお礼詣り)を済ませ、友人がセッティングしてくれたイタリアンレストランに銀座に向かう。

どのお料理も美味しく舌鼓を打ち、さてドルチェ…。1皿来たのにまた1皿…?
本来なら、ドルチェのお皿に書くべきメッセージが、スペースが収まりきらず…との事で、別のお皿に書いてくださったそうだ。
大の大人が、大の大人のソムリエに運んでもらって…。、恥ずかしくも嬉しい(笑)
また、来年頑張ろうo(^o^)oと、エネルギーの湧くような素敵なディナーだった。

皆様にとりまして、一層の佳き年を迎えられますように、心からお祈り致します。
ありがとうございましたm(__)m
(2015.01.05)


<318>

イタリアのお菓子メーカーが出しているアドヴェントカレンダーを面白半分に注文したら想像以上に大きい物が届いた(*_*)アドヴェントカレンダーと言うのは 12月1日〜24日クリスマスイブまで、日めくりになっている。もちろんお菓子メーカーのものだから、開く度に1つお菓子が入っている。(ただのクリスマスカードの物が主流)
24日にはどんな物が入っているか、楽しみながら毎日開いている。

シュトレンと言うドイツのクリスマスのフルーツケーキも近年日本に現れたが、主にパン屋が作っているものが多く、柔らかくフワフワしていて…ちょっと違う。 もっと中身が詰まっていてずっしり重い。ドイツの友達に頼んで送ってもらったりしていたが、輸入品店で昨年辺りからドイツのシュトレンが見られる様になり、 試しに買ってみた。これこれ!!o(^o^)o
以来、こればかり。薄く切ってコーヒーでいただくと格別☆
クリスマスの恩恵を受けているこの頃。

先日、少し変わったコンサートに出かけた。イギリス、アイルランドの古い歌、ケルティッシュ音楽等を今風にアレンジした曲のコンサートだった。

休暇に行くザルツブルク「ザルツ」とは「塩」の事。ザルツ近郊の山々にはかつて海が隆起し山となり、とてつもない量の“塩”が採掘され続けている。それを発見したのが、 紀元前のケルト人。
私の興味は、ザルツブルク→塩→ケルト人→フランス ブルターニュ地方→イギリス ブリタニカ→アーサー王伝説→アイルランド→アイルランド音楽, リバーダンス→ケルト音楽…に至った。

なかなか「ケルト音楽」と限定される物に出会った事がなく、雑誌にあった「ANUNA(アヌーナ)」と言うコーラスグループが気になっていた。
日々雑事に紛れている内にANUNAだけのコンサートは終わってしまい、他のグループと共演するコンサートが残すところ1度きり。
さてさて…迷っていると、天の声or私の内なる声?が「行け!行け!」と後ろを押す。
それでは!と10日前にチケット1枚予約して出かけた。

“アイリッシュ”と、言っても様々有るようで、「トラベラーズ」…古くから住むジプシーや漂白民、12〜13世紀に大陸から渡って来たとも言われ今なおトレーラーで 生活している人々の世界の音楽…を歌うサム リー、「アイリッシュ ソウル」を歌うリアム オ メンリィ。

三種全てが違う音楽で、アヌーナの演奏は私には想像のつくもので(倍音を豊かに持つビブラートのない響きのユニゾンの綺麗さ、男声、女声各6名ずつの複雑なハーモニーの 見事さ。個人の技術の高さとチームワークだろう!)、むしろ他の2ジャンルは初めて聴く新鮮さと、それぞれのジャンルのプレイヤーの才能の豊かさに感心した。 アヌーナだけのコンサートでは、味わえなかった時間が過ごせ、何かに後ろから押された意味もわかった!
終了後、サイン会(CDを買った人のみ。私は買わなかった。)に現れたプレイヤーの中でも、リアム オ メンリィは190pもありそうな身長の素敵な人だったo(^o^)o

会場を出ると夕闇の中で、ライトアップされたスカイツリーが浮かび上がっていた!
(2014.12.20)

<318>

気づけば師走。今年は早目に演奏を終えホッと一息。
終ったら(映画に行くぞ〜!本読むぞ〜!)…と思っていたのに、長々準備の日々にしばし頭も空っぽ。

1日に、神奈川音楽人クラブのパーティに出かけた。 今年はみなとみらいホールでのリサイタルがなかったので、久し振りのみなとみらい。今年の静やかな綺麗なクリスマスツリーに迎えられた。

恩師、先輩、後輩、仲間に、七夕の如くの再会に賑やかな一時を過ごした。忘年会の色も有るので、最後の挨拶に「来年もより良い年になります様に!」と、 言われてしまい、(ひぇ〜!まだ今年を終わらせないでぇ!)と心の中で悲鳴。
あと一ヶ月。一月にある本番の伴奏合わせ等、まだ色々有るんです〜(*_*)

ショパン歌曲集の帯の推薦状を終えて冷や汗と共にホッとしたのも束の間、11月初旬に再び鰹o版社ハンナより、歌・合唱関連雑誌「ハンナ」次号に1200文字程度 の原稿の依頼があった。私が「ショパン歌曲を歌うに至ったあたりを…」と。締切は14日(金)。
ずっと原稿用紙に向かってた。
脱稿して出版社に送り校正し、12月10日に発売予定。
今度は、本の中に原稿あります。良かったら手に取って読んでみて下さい!m(__)m

空っぽな頭で空を見上げたら、青い空に黄金の銀杏がキラキラ輝いていた。
旅にも行かず、都内で紅葉見物ができた師走5日。
(2014.12.06)



<317>

けいゆう病院のボランティアコンサートにお邪魔した。何回も歌わせていただいて慣れているはずの定位置に立ったが、久し振りだったので集中するのに少し時間がかかった。
本当に、1つとして勉強にならない事はない。
また、私が演奏すると聞き付けて駆けつけてくださった病院外部のお客様にも心よりお礼申し上げます。ありがとうございましたm(__)m

その2日後、今年最後の演奏となる昼夜のサロンコンサートに備えボランティアコンサートの後、明治創業の横浜老舗の鰻屋に向かった。ここの甘すぎない タレがとても私の口に合っていて、事有るごとに訪れる。
年齢と共に…!とは、言いたく無いのだが、(小骨があるなぁ…)と思いつつ飲み込んでしまった。
「!!!」
の、喉に刺さった(*_*)
エヘンしても、ご飯をゆっくりのんでも取れない。小骨と言えども少々シッカリした骨のようで、一点の痛みがホドホドする。

困り果てて、お店の方に「喉に骨が引っ掛かってしまったようなのですが、取り方わかりますか?」と教えを請うてみた。
お白湯でうがいが良いそうで、用意してくださり洗面所をしばし占拠させていただいて、ガラガラやったのだが、敵は強し(>_<)

最悪は耳鼻咽喉科に行って取ってもらおうと、お店を出ることにした。
…歌う前に、骨の有るものを食べた私が悪いのだもの。
お店を出る時、お詫びし続けてくださる板前さんが「2〜3日したらとれると思うんですが」とエレベーターの前まで送ってくださり、今更自分の未熟さに反省したものです。

…そして、どうなったか?

ここで、こんな告白出来たのは、無事に翌日の昼頃、悩まされた敵はどこかにいってしまったから。それでも、その翌日まで、痛みが残っていた。
鰻に、罪はなし。
ひたすら私が未熟でした。

ご馳走様でしたm(__)m
(2014.12.01)

<316>

世の中から、カボチャのお化けが居なくなったら、クリスマスイルミネーションがきらびやかに街を彩り始めた。先日、恵比寿でビルの一角にクリスマスツリーを 黙々と飾るのが、地味な作業服を着たおじさま方の手なるものだったのが、何とも言えなかった(*^^*)

夏前に外大ポーランド語学科名誉教授からお電話を頂戴し「今度、日本の出版社から初めてショパン歌曲集を出します。その帯の推薦文を書いてください。瀬尾さん、 2度ショパン歌われたから…。」と、驚きの依頼を受けた。それから、しばらく緊張して待ち受けていたが、暑い夏も過ぎいつの間にか、忘れていた。

9月に入って、厚い資料とともに依頼が届いた。
70文字の限られた中で、どの様な言葉を使うとわかってもらえるのか…。頭を使うものだった。
(これで良いか?)と出来た文字を追うと、もっと良い言葉が有りそう!
そんな日々の繰返しで締切日が近づく。頭は1つのパターンを繰り返してしまう。少し放置して本を読んだりして離れて、パターン解除する。

…そうして、11月歌曲集が出版された。出来上がってきた見本を見るや、帯には立派な方々の推薦文、そして末席にチョコンと私の文。
もっと良い言葉が、有るのでは…。
キリの無いこと。

店頭で見かけましたら是非ご覧下さいm(__)m
もちろん中身も!!!

ポーランド歌曲選集第1 巻
「ショパン歌曲集」出版社 (株)ハンナ
(2014.11.25)

<315>

本番1つ終えて一息。
いつもの三島の温泉に出かけた。心の箍(タガ)が外れ美味しい夕食の和食に舌鼓を打った。秋のお料理には、栗や茸、そして多分生まれて初めての スッポン(*_*)「明日の朝はお肌がプリプリになりますょ♪」と言われたが、温泉にも浸かりグッスリ眠り、お肌には好条件。全てが良き方向に向いて お肌綺麗になったら嬉しいわ〜!(笑)
ブュッフェスタイルの朝食も食べたい放題!もうお腹ポンポン!

その三島行きの翌週、ずっと私が延び延びにしていてなかなか実現しなかった3月の引っ越し祝いを、友人がしてくれた。
珍しい野菜や新鮮な魚介を洋風に食べさせてくれるお店で、お任せを頼んだら出てくる。品数はそれほどではないが一皿が大きく、その後のパスタが2人前は堪えた〜(*_*)
中年の私の胃袋は警告を発する(笑)
最後にほんの少し甘いものを欲して「クリームブリュレ」がある!と言うのでお願いしたら、大きなかぼちゃのクリームブリュレが出てきてしまった(*_*)ム、ムリ!
こんなに大きく、しかもかぼちゃだったら頼まなかったのにぃ(>_<)

食べるつもりのなかった友人も助っ人になって一緒に食べてくれた。
…突然の沈黙。満腹過ぎて、感情が何処かに飛んでったそうな(*_*)警告は赤信号に!
取り残された私は、またもやお腹ポンポン!

その数日後、友達が誕生祝いをしてくれた。

ご馳走三昧!
幸せと共に、太るわ〜(^_^;)
メタボ検診で引っ掛かるかしら〜(・・;)
(2014.11.18)

<314>

近畿地方で「木枯し1号」が吹いたんだそう。もうそんな季節?「木枯し」の言葉を聞けば、もう「冬」の印象。

いつも伴奏してくださるピアニスト名取典子さんのご実家には、ピアノを始めとする珍しくまた貴重な鍵盤楽器が沢山ある。

以前は、ショバンが生前愛用していたプレイエルとほぼ同じ年代のプレイエルで、ショバン歌曲を歌わせてもらい、その響きに当時に想いを馳せる事ができた。

昨日、そのピアノサロンでコンサートをさせていただいた。今回は、シューマンの「女の愛と生涯」を中心に!との主催者名取さんのご依頼からプログラミングし、 日本の”女の愛と生涯“として、大好きな「じゃがたら文(お春ゼロニマの生涯)」をもう1つの柱とした。

今回のピアノは、クララ・シューマンの所有していたものと同じ型の、グロトリアンスタインウェイ。
私の様な素人が触っても、鍵盤のタッチが今のピアノより浅く感じ、弾くのには技術が要りそうに思える。
本番は日本物から始まり、名取さんの奏でるそのピアノの音色の美しさにしばし感動しながら歌っていた。

大宮の先の遠方のコンサートにもかかわらず、お客様が集ってくださり本当に感謝の気持ちです。ありがとうございました。

コンサートはライブ。そこに集った出演者とお客様の呼吸や熱や…で、コンサートの空気と演奏が出来上がる。一期一会の妙を感じる事ができた。

名取さん、お客様、ビアノ様(笑)ありがとうございました。
(2014.10.28)

<313>

台風が過ぎると、”秋“が深まる。
…とは言え、2週続いての台風はさすがに大変。
色々と影響を受けてしまう
自然の猛威は、広島の土砂崩れや御嶽山の災害で思い知る。人間も自然の一部として共存しなければ、ますます災害を被る。
考えなければ、と思っている。

転居して少し経った頃、旧住所から転送されてきたコンサートのDM。一通り眺めて引っ掛からなければ、それでチラシの用は終る。が、 この時は一枚のチラシに目が止まった。俄然、「純音楽が聴きた〜い!」と言う欲求に駆られ、曲目を目にした途端耳の中にその曲は鳴りだし、即決して予約の電話をした。

それから3〜4ヶ月。
いよいよコンサート当日に。チケットを予約した当時の気持ちを胸に秋めいたお洒落を少し(笑)、多摩センターにあるホールに向かった。

バッハの「ブランデンブルク協奏曲」
等はBGMでよくよくかかっていているし、ずいぶん前にコンサートで聴いた事がある馴染みのブログラム。それでも、キラキラした管弦楽の音が聴きたくて、楽しみにしていた。

覚えてると思っている曲でも忘れているもので、(あ〜そうだった…)とか、(へ〜そうなのか〜!)とか、独りで心の中で呟きながら聴いていた。
かつてのミュンヒェンバッハ管弦楽団を聴いた重厚な記憶とは別の新鮮なミュンヒェンバッハ管弦楽団の演奏として、改めて古典派の巨匠バッハが現代においても実にポップで あり続ける凄さを知った。
楽団の構成として、ベテラン、中堅、若手とバランスの良さもあるのだろう。
今の流行を取り入れた服装もお洒落なリコーダー奏者が、古典派バッハを崩さずに、ポップでスタイリッシュに演奏する姿に、私の頭の中で何かが弾け、心や細胞が活性化した。

!!クラシック音楽をやっている我々は現在を生きている者としてやっているんだ!!と。
「当たり前でしょ!」なんだけど(笑)

ブランデンブルク協奏曲全6曲は、少し長いコンサート。でも、アッと言う間に感じるほど堪能し、愉しかった〜!
「バッハが愉しい?」
そうなんです。愉しかったんです♪♪♪

秋のフルーツ。葡萄が山梨からやってきました。美味しいシャインマスカットや写真の様に大きなブドウや50pも有りそうな甲州ぶどう。それぞれに薫りも味も違って、 美味でした☆感謝m(__)m
(2014.10.14)

<312>

恵比寿を歩いていたら、右足首上がチクリ!とした。(蚊?…、代々木公園に近いよね〜、ここ!) 連日のデング熱のニュースに、敏感になっている。が、刺されてしまうのは如何ともしがたい(>_<)数日様子を見ても、発熱しないまま、今日に至っている。

マンションの垣根の中の唯一の金木犀が我がベランダの目の前。数日前から窓を開けていると良い薫りが流れ込んで来る。その薫りを秋と共に深く吸い込む。 なんでもこの植物は多少の気象の変化に関わらず決まった時期に花を咲かせるそうで、だからこの薫りに、秋を発想できるのか…と初めて知った。

今年は、「暑さ寒さも彼岸まで…」の言葉の通りに秋が来ている。

前回からお伝えしているセンター南の「音楽サロンAria 」が、10月1日にプレオープンした!
オープン前に、完成した内部を見せていただいた。オーナーのセンスがうかがえる素敵な内部になっている。殊にホールは定員35名ではあるが、 とても落ち着いて集中力高まる、良いホールにできている。

早速、そのできたてホヤホヤの綺麗なホールをお借りして、「歌の講座」を開講した。
当日まで大方の準備はしたものの、どんな講座が開けるか…は、来ていただいたメンバーで決まるので、心落ち着かず、ソワソワとお待ちした(笑)。
旧知の歌のお好きな皆さん、そのお知り合いがお集まりくださり、和気藹々(わきあいあい)と、始める事ができた。
お近くの方々を…と思っていたのだが、遠方からも駆けつけてくださり、皆さんのご厚意に心からお礼の気持ちでいっぱいとなった。

仕事上、”発声“を依頼される事が多いが、本来は歌の表現を多彩にしたくて発声に磨きをかけたい私は、今回の講座で、お伝えした発声でどの様に楽曲を作ってゆくか、 どうしたら歌詞の意味を声に乗せる事ができるのか…等をお話できるこの講座が、本来私が演奏以外でお伝えしたかった事なんだ!と改めて深く気付き、それにお付き合 いくださった初回のメンバーに心から感謝した。
初めてだったので、自己紹介も含め、定員35名のホールが狭く感じる程、初回から皆さん伸び伸びと歌われ1時間半の講座はアッと言う間に終了した。

無事に開講できているホッとしている。
皆さん本当にありがとうございました!また今後とも宜しくお願い致します。

「歌の講座」の詳細は、こちらをクリックして下さい!
ご興味がありましたら、是非歌いにお出かけくださいm(__)m
(2014.10.04)

<311>

9月長月。この声を聞くと何だか、焦りを感じる。…考えるに、例年コンサートの準備に明け暮れているうちにあっと言う間に年末になるからだ、と思う。
今年もまた9月の声を聞いた途端、急に慌ただしくなって、つい先日までボーッと暮らし、停止していた脳はビックリするばかり(*_*)

さて、皆さんの夏はいかがだったでしょうか?私は厳暑の中、必要最低限しか出かけず、遮光して暗く涼しくした部屋に、ただじっとするばかり…。
それでも、お盆には、我が家のお墓参り、叔母の三回忌等の法要。そして…、友人の新盆。

5月に逝ってしまっていた彼女の訃報を知ったのは8月に入ってからだった。ご実家の方が、もう居なくなってしまっていた彼女に出した私の葉書を見て知らせてくれた。
私より11歳も若い。けれど私よりずっと大人びた頼もしい友人だった。驚きと哀しみに立ち尽くし涙が溢れるばかりだった。

ここ数年、彼女は足に難病を抱え、私は会うのを遠慮していた。誕生日やクリスマスに互いにメッセージを交わし、「良くなったらきっと会おう!」を繰り返していた。
今、思えば会いに行けば良かった…。
もう、あの笑顔に再び会えないかと思うと愕然とし、沢山の悔いが残った。

訃報に頭は真っ白、思い付いたのは、知らせを受けた翌週のお盆にうかがう事だった。

ご家族の皆さんとは、初対面だったが、私の事を友人から聞いていたそうで、温かく迎えていただいた。
祭壇の遺影を見て、(本当なんだ…!)と、列車に乗ってもまだ抱いていた信じられなさを断ち切られた事実が、目の前にあった。

神様が決めたそれぞれの寿命かも知れない…と思っても、残された者の悲しみと逝ってしまった人への想いは深く、そして、逝ってしまった人もどれ程残された者達を 見守っていてくれていたかと、胸に迫る。

沢山の感謝で、生けるものは生きよう。会いたい人には、会おう!

父や叔母や友や、先に逝ってしまった皆の冥福を心から祈る
(20114.09.08)

<310>

今秋10月、横浜市営地下鉄 センター南駅前に知人が音楽スタジオをオープンします。

そちらにて、「歌の講座」、「声楽個人レッスン」を開講する事となりここにご案内させていただきます。皆様是非お出かけください!

「歌の講座」…は皆さんの知っている唱歌「ふるさと」「旅愁」等の愛唱歌を元気に楽しく歌ってゆこうかと思っています。

「声楽個人レッスン」…は、ちゃんと声が出したい、歌が大好き、音大受験したい等、イタリアベルカントの発声やフレージングを学べます。

詳細は、ご案内をクリックして下さい!
(2014.08.27)

<309>

引っ越して5か月。まだ慣れないのか、引っ越し疲れがいまだ有るのか、元気が湧かなかった…。
(何とかせねば!)の焦りの気持ちを抑えあぐねながら、美術館や映画に出かけ…外からの刺激を自身に与えてみたり!
我が身ほど、扱いづらいものもない(笑)
そんな風にアップアップとあがいて動いてゆく内に、体の奥にエネルギーを少しずつでも感じ、初めてそれまでの枯渇を納得した。

それに拍車をかけてくれたのが、一つの「試写会」。音楽関係の映画だから…と友人が声をかけてくれた。

テレビのドキュメントで少し見知っていた韓国国籍のテノール歌手の実話。甲状腺癌手術で、将来を約束された輝かしい声を失い、 それでも尚、歌いたい自分との闘い。再手術〜リハビリ〜再起。

映画としては、とてもよくできている。
実話としては、こんなに美しい訳がなく、どれほどの苦悩と自分との葛藤があっただろう…と察するに余りある。

それにしても、映画で流れる術前の見事な歌声に気持ちが洗われ、健康的(技術的にも健全)な物は、本当に良い!

(「歌」って良いな〜!!)と、私も体中に満ち、彼ほどの物でなくてもいっぱい歌いたくなってきた♪♪♪
帰宅して以来、発声を整え直しリメイクしてオペラのアリアや秋の本番に向けてまた、歌い始めた。
10月に封切予定。是非ご覧になって下さいm(__)m

試写会の日。友人との待ち合わせ。
「外は暑いから、歌舞伎座の地下で待ち合わせしよ〜!」と言う事になった。
この日、歌舞伎座は公演の無いお稽古日。お客さんが居ないので!な、な、なんと!いつも売り切れでずっとずっと食べられなかった“KABUKU〜へん”が売っていた(*^^*)
思わずよろけながらカウンターに向かい、一組購入。帰宅してお皿に乗せた時のその愛らしさ♪♪♪
口に入れた時の美味…o(^o^)o
(2014.08.19)


<308>

いやはや…、猛暑の夏です(>_<)

梅雨の明けぬ間から始まった暑さに
、体はいきなり夏対応!?初めて流れ出る汗に襟足がピリピリ!いきなり湿疹ができ(汗疹?奥の方の老廃物で?)、軟膏を付けて無事完治。以来、 湿疹は出来ないので汗はサラサラとなったに違いないo(^o^)o(笑)

梅雨が明けても暑さは上昇するばかり、体調管理に気を使う毎日だ。日頃は塩分控え目だが、少しお味を濃い目にしたり…、水分補給は怠りなく。 冷房で夏風邪ひいてる人沢山居るし!マスクはやっぱり必需品!!
日焼けと寒さ避けに、長袖の羽織ものも!

サッカーのW杯や大相撲7月場所等スポーツイベントも終え、楽しんだ分だけ気も抜けた! どちらもプロスポーツのイベント。観るだけであってもさすがに力が入るし、そのフィジカルの強さは圧倒される。一流と言うのはどのジャンルに於いても素晴らしい。

それが彼らの職業であり、その上、高額な報酬が約束されていて、尚素晴らしい!!!

土用の丑の日に向けて、テレビでは、鰻の映像をこれでもか!と見せられ、ついつい暖簾をくぐる私でした(^o^;)(笑)(…鰻を大切にしなくては!)

皆さま、暑さの中、くれぐれもお体お大事に!猛暑、お見舞い申し上げますm(__)m

(2014.08.05)

<307>

年々、梅雨の季節は夏の様な気温と大雨になってきた。昔の、“シトシトと雨が降る”と言う梅雨を表す言葉は使えなくなってきた。
その中でも、紫陽花は雨に映え美しい。

5月23日、関内ホールでのコンサートには、沢山の皆様、お運びいただき誠にありがとうございました。

かつて、オペラやコンサートで度々歌っていた関内ホールのステージに久し振りに立ち、懐かしい気持ちに溢れ、また同時に他の様々な機会に色々と歌い、 再びこのステージに戻り、それまでとは違う感覚を持った。
これが経験と言うものか…と我が身が知り、何とも楽しく思いきり自らを試すことができた。

人にはそれぞれ「適齢」と言うものが有るのだろう。もっと早くこの感じで歌いたかった…と思っても、それは仕方のない事。今を味わい、また経験を重ねてゆきたい。

過日、イタリアミラノのヴェルディ芸術家の家に住まわれる84歳のソプラノ、リナ・ヴァスタさんのコンサートを聴いた。
その年齢にも関わらず澄んだ綺麗な声で、1000人以上を収容するホールを響かせた。これは確かな技術を持ち合わせ、さらに何より“歌いたい”と熱望する心の強さだ!

発声は“ベンカント”だよね!などと簡単に巷では聞くが、まさに真骨頂!
沢山の皆さんに聴いていただきたかった!多くを学んだ幸せのひとときだった。
(2014.06.28)

<306>

緑が鮮やかに萌える五月になった。この頃は夏の様な気温の日もしばしば。けれど湿度が低く爽やかだ。

まだ引っ越し荷物が片付かないものの少し日常生活が戻ってきた。
以前は当たり前の様に出かけていた、コンサート・美術館・映画等、これまでは到底想いも浮かばず生活していたが、最近映画のスケジュールが気に なり、コンサートガイドをチェックしてチケットを予約したりしている。
心が動けば良くしたもので美術展の招待券いただいたりする。季節も良いので、出かけようか…!
…と思う自分に気づいた。

“出かける!”と言えば、我が家は大の相撲好き。両国国技館であれば必ず千秋楽に出かける。この五月場所ももちろんo(^o^)o
殊に今回は、知人もお誘いしたので「良い席を獲るか!」とばかり、実際にチケットを買いに国技館に行ってみた。

いつもは、
@通話中のツーツー音に懲りず、何度も何度もかけ直し、やっとの事で獲る。
Aクレジットカードチケットサービスに掲載された時は、申込む(但し、お土産が付くので高くなる(>_<))

…だったのだが、より良い席を求めて今回初めて国技館で、チケットを取ってみることにした。

国技館で、チケットを買うには…指定された日に、先ず朝7時〜配布する整理券を貰う。
当日、早起きし6時に家を出て着いたのが7時少し前。長蛇の列はそれほどでもなく動いてる!…と言うのは既に多くの人が、整理券もらって居なくなってた…。(^^;
列の前に並ばれている方に聞いてみたら、泊まり込み組がいるそうで、この方は千葉から始発で来て、枡席整理券を貰い更に椅子席を貰うためにならび 直しをしているのだそうだ。私は甘かった(>_<)(笑)

私の整理券は椅子席325番。ついでの事だから枡席整理券も400番台を貰って帰宅。
チケットは翌日9時〜整理券番号順に販売。

翌日の朝、再び国技館。
この整理券、15日間共通。希望日の希望の席を順にとって行く。しかも10時〜は、他のチケット業者も一斉販売。整理券とパソコンと電話と競争になる…と言う、ちょっと 理不尽な思いも有りながらひたすら番号を待つ。待ってる間に、千秋楽、初日、土日、と売れてしまった席がドンドン赤色で塗られて行く(-_-;)
心の焦りを隠し、椅子にもゆっくり座れず、ウズウズしながら番を待つ!
前に並んでいた方は現れず。きっと希望の枡席が取れたのでしょう。
千秋楽はついに椅子席のみとなり、やっと私の番。
良い席を!!と思って並んだ席は3席連番を希望で6列目。
…でも電話を待ってるよりは、ましかなぁ(笑)と自分に許し、ヘロヘロになりながらもゲットしたチケットを胸にいそいそと帰宅した。(ちなみに私の枡席整理券は、 並んでいたもっと大きい番号の方に貰っていただいた。)

その5月場所が始まった。テレビ放送では、例年よりもお客さんが多いとしきりに言っている。横綱が増え、話題のお相撲さんが居て、賑やかな様子が伝わる。
千秋楽、とにもかくにも館内には入れる訳で、それを楽しみに23日(金)の本番を頑張ろうと思っている(笑)o(^o^)o
(2014.05.14)

<305>

瞬く間に、新緑が陽射しに輝く季節になった。このごろは汗ばむ日もあり、街を歩けば心も足も軽やかに、なる。

転居してやっと(!)2ヶ月。
荷物の片付けも日常が始まると、一旦休止。…あとは、ボチボチ片付ければ…等と言っていたが、現実は(*_*)!
片付け好き、片付け上手ならまだしも、下手で苦手ときたら、やれない=やらない!(>_<)
段ボールに目隠ししている部屋の景色も見慣れ、窮屈に感じたのもなれてしまう。
そのうえ引っ越しで久し振りに出てきた、編みかけのセーター2種。その続きをやりたくてウズウズ(笑)
山の様に出てきた本を読見終わらせて処分したくてウズウズ等の、欲望に負けそうな日々。

そこに新しい生徒さんが、見学にいらっしゃりたい、とのご連絡。
再び片付けに火がついたところ!(笑)
神は見放してはいなかった!
この期に、ボチボチ(やっぱり!)ではあるが、段ボールをなくそうと思っている。
5月の本番の打合せやその先のコンサートの準備が始まった中ではあるが、そう思うこの頃。

ザルツブルグの友人が来日しており、会う約束がとれ、気持ちに一段落し大分の知人にお便りをしたら、ことのほか嬉しい返事をいただいて、幸せな気持ちになっている(*^^*)
…あとは、民法で守られているはずの敷金をオーナーから返していただければ(なかなか返していただけない…(*_*))、何も言うことのない、初夏だ!!!
(2014.04.26)

<304>

日に日に気温が上がり、つい先日の散歩ではまだ3分にもなっていなかった桜が、瞬く間に10分咲き(満開の言葉より多く咲いている事)になり、ハラハラと花びらが舞ってきた。
花冷えの季節ではあるが、あの薄桃色の花びらを見ると、心が春を思って、踊る。
重たい洋服も軽くしてみようか!
…なんて、ようやく少し「…らしい」コメントが出て来る様になった(笑)。

いやはや、引っ越しは大変だ〜!

世の奥様方を、心の底から尊敬しました!お勤めのご主人を持っ奥様方は、会社から2週間前にしか転勤辞令をもらえないそうで、それから ご主人やお子さんの物など皆さんの荷物を、当日の食事の仕度までしながら、独りでなさる!と言う。
…それで終りではなく、越したら越したで、諸々の手続きしながらあれだけ詰めた荷物の荷解き。まぁ、何と凄い知恵とパワーでしょう。

私独りなのに、独り者ゆえ!?
あの小さな部屋に(どれだけ有るの?(*_*))と思わず口に出てしまうほどの、物の”数、数、数!“
「長年一カ所に暮らす」と言う事の意味を、実感。

これまで給料やギャラで少しずつ買い集めた物は、昔の自分をそれぞれに投影し、それを見るだけで当時の自を思い起こす。
発声が上手くなく、なかなか思うように声が出なかった時期は、語学や本や劇場に足を運んで勉強したものだった…。その資料がザクザク、ザクザク出てきた。
色んな先生のレッスンを受けた際のカセットや外来演奏家のビデオテープ(今や貴重な物が沢山)、そして書籍、の山。
昔は、それでもそれなりに勉強していたんだな〜!と感慨に耽る。…なんて仕分けては捨てる、ばっかりしていて、進まなかった荷造り。いざ引っ越す直前になり、 荷造りに手慣れている生徒さん2名が何度も時間を割いてくださりお手伝いしてくれ、やっと間に合い、アッと言う間の当日。 幸い晴天に恵まれ、神様に感謝。
旧知の方に紹介していただいたピアノを運んで下さる業者さんが、他の荷物も一緒に運んで下さると言うので、こちらも心から感謝し、当日は、疾風の如く荷物はトラックの中に。

新しい部屋のリビングに山と積まれた段ボールに、茫然…。(これを詰めたんだ〜!)。と、 一緒に荷造りしてくださった生徒さんの声が耳に響く。(引っ越したら、先生、まだ半分ですよ!)
ガーン( ̄▽ ̄;)!!

そうだ!あんなにせっせと詰めた物を
今日から開けるんだ〜(*_*)
前日詰めた物も、もう開けるんだ〜(笑)
開けても開けても、終らない数。
またまた、詰めてくれた生徒さんが、時折手伝ってくれてリビングの段ボールの山は少しずつ低くなった。

越して1ヶ月。
1ヶ月も経てば、綺麗になるだろう!と思った自分は、自分を裏切り(笑)、まだ、数個の段ボールがリビングに、ある。
けれどその中で、お待たせしていた生徒さんのレッスンも再開し、自分の練習も始めた(^-^;。
何十もの箱を開けても、行方不明になった本がちっとも出て来ない。何故だかわからない(>_<)

…そろそろ段ボールだけでもお仕舞いにしないと!!o(^o^)o

久し振りに本を開いた。
薦めてくださりお借りした本『プラハの春』。当時、チェコの大使館職員だった著者が、恋愛を絡めてチェコの「プラハの春」運動とそれを阻止したソ連の軍事介入が 克明に書いた小説。
事件をニュースで知り、その後1泊2日だがプラハを訪れ、闘争のあった広場に立って戦慄を覚えたのを思い出した。けれど、詳細を知らず、今回初めて詳しく知った。

市民が非暴力で抵抗した地下組織の呼び名が「ルサルカ」。なるほど!チェコ出身の作曲家ドヴォルザークのオペラのヒロインの名前だ。
タイムリーにも、再開し出演するコンサート(5/23(金))で私が歌うのも「ルサルカ」のアリア“月に寄せる歌”。

…そして、今のウクライナ、クリミアを思っている。
(2014.04.08)

<303>

節分が終り新しい年にかわる。新年よりも節分に新しい年へ変わったのを私は感じる。何となく持ち越していた事象や気持ちが、スッキリする!

…そして、必ず!と言って良いほど雪が降る。”名残の雪“が。
私の若き頃から、受験の頃に降る雪だ!北国は雪対応できているから、このくらいの雪では交通の便が止まることはないのだろうが、関東は一発!
乗り物が混乱する。

部屋の窓から眺めれば、降る雪とその静けさは情緒深いが、いざ出かけるとなると準備が必要。
早目に出る、防寒の服装(流行、お洒落…等と言っていられない(*^^*))、滑らない靴!
電車は減速運転。
それに気持ちが慣れるまでが大変。
2週続けて同じ様な雪が、降ったのだから…。

けれど、雪を過ぎたら空気や日射しに春が入って来た。「水温む」の言葉が似合う。同時に“早春賦“の「春は名のみの風の寒さや〜♪」とも、言える。皆様、 くれぐれも体調を崩されない様に気をつけてお過ごし下さい!

さてさて、私は3月4日の引っ越し当日に向けて、荷造りの真っ最中!!!
長々、足掛け30余年呑気に暮らして
いたお釣りが、ここに来てどっと出ています(>_<)
仕事もせず、練習もせず、歌いもせず、ずっと片付けております。

皆さんのご協力、ご助力を感謝と共に受けながら、あと、1週間出来る限りの事をして間に合う様に健闘中ですo(^o^)o

新なオフィスTAKの地図は追ってご案内させていただきます。
(2014.03.01)


<302>

皆様、

明けましておめでとうございます!!

新しき2014年、いかがお迎えでしょうか?
皆様にとりましてお元気で楽しき1年となりますように!
本年も宜しくお願い致します。

2014年 元旦

前回お話した様に、今年は仕事部屋(レッスン室)を住居に移す大変な作業が待っており、気持ちばかり焦るこの頃。
今やらなければならない事と、先を見越しての片付けと…、思うばかりで手が動かない(*_*)
大先輩に「目の前に有る物を1つずつ片付けているうちに進むわょ!」のアドバイスを胸に、やってゆきます(^-^)/

コンサートの仕事も、5月まではスケジュール調節し、少し淋しいながらもコンディションを気にせず思いきり引っ越し準備にかかりますo(^o^)o
皆様にも何かと、ご迷惑かけるかも知れませんが、何卒宜しくお願い致します。

大晦日、忙しい友人とやっとコンタクトが取れ、「1日フライングして、1年のお礼と来年のお詣りに行こう!」
と相成り、明治神宮に出掛けた。
1年最後の日は、慌ただしさはあるものの、清々しさも有り、いつもと違った表参道の街の景色を味わう。
ヘルシーな野菜中心のランチを済ませ、神宮へ。
…静かな参道へ足を向けてみれば、結構人がいる。我々と同じ様に考える人が沢山いる、と言うことだ(^^;

それでも、東京のど真ん中にこれ程の自然があるなんて!と改めて感心しながら、境内の長い道を歩き、果して無事にお礼と来年のお詣りをして、心軽くなった。
人はどんどん増えイルミネーションが耀く頃、年内のやりかけの用事を済ませるべく、友人と別れ部屋に戻ってきた。

今年は、4日から生徒さんのレッスンで、スタート♪

笑顔の絶えない、happyな1年にしたいと思います。
(2014.01.05)

<301>

年内最後の本番が、24日に終った。
体調管理の日々とも、少しの間お休み。
ほっこりビスコッティを珈琲に浸してコーヒーブレイクを愉しんだりしている。

この時期、リサイタルやX'masコンサートを予定していると、自らは紅葉もX'masもちっとも楽しめない(>_<)
来年は、X'masするぞ〜!と、今からスケジュール調整しているo(^o^)o。

長きに渡り勉強や仕事部屋として借りていた防音マンションが、オーナーの意向により突如取り壊しが通達された。
(はぁ〜?)
始めは、何を言われているのかわからないほどの困惑を来したが、次は「じゃあ、何処に住めって言うの?」
…”歌“と言うのは、ピアノよりも音が通ってゆく。簡単には住むところを決められない。しかも書籍の量は半端ではない!(*_*)結局、 旧オーナー(現オーナーの御母堂。私はこの方から始めは借りていた。)が考えてくださり、住居の方に防音工事をしてくださる事となり、来年3月末までには、出ることになった。

それがわかったのは、リサイタルちょっと前。しばらく頭が真っ白→リサイタルの練習に没頭→転居先決定→現在、となるのである。

学生時代から長い年月、楽しく住んだ我が住まい。知らず知らずたまって山の様にある物。少しずつお知り合いの方々にもらっていただいたり、 リサイクル業者に送ったりしているが、まだまだ山積み(*_*)
4月にあったコンサートを延期させてもらい、暫しはお引っ越し準備に日々を費やすことになった。

まさかこの今、生活が変わるとは思ってみなかったが、今は新たな人生のスタートと思えて、とても楽しみにしている。
拙宅に通ってくださる歌の生徒さんに、少しご迷惑がかかる事だけが恐縮だが、なるべくこれまでと変わらない環境作りに努めようと思っている。
宜しくお願い致しますm(__)m

残すところ、後1週間となった今年。
沢山の方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

来るべき新たな年が皆様にとりまして佳き1年になりますよう心から祈念致します。
2013年12月28日 瀬尾 美智子


<300>

 師走に入ってから、日1日と気温が下がり冬本番となってきた。それでも関東は他府県に比べて気温が高く、ありがたい。
 寒がりの私ではあるが「寒い、寒い!」と言いながら結構厚手のセーターに袖を通して、コートを羽織って楽しんでいる。

 過日、11月26日のリサイタルにはお忙しい中、皆様お運びいただき誠にありがとうございました。

年齢を重ねれば様々に理解でき、心深く歌を感ずる様になってきた反面、体力との勝負も身に染みる。
コンディション調整も暗譜も、以前より時間もかかり、慎重に慎重に、となる。
本番当日、第一声が伸びやかに出てやっと心は鎮まる。 本番では練習した一曲一曲が終わってゆく愛しさと安堵を、いただいた花束を飾ったレッスン室の一輪一輪の花が歌の化身となって戻ってきたような 不思議な感覚を味わった。

翌日からは、日常に戻りリサイタルをした自分が信じられない気分だが、また次の本番に向けての日々となった。

また、喜んでいただけるような歌を、あと少し続けようと思います!
どうぞ皆様、今後とも宜しくお願い致します。
お礼まで。
(2013.12.28)


<299>

北からの寒気で、晩秋が一気に12月の気温になった!外に出ると冷たい風が頬を撫で、思わず襟元を閉ざす。布団から出るとヒンヤリした室内に身を縮める。 (この記憶…真冬じゃない?)問うてみる。
衣替えをした!途端、冬服は大活躍!!厚手の物やら、重ね着やら…と、慣れない体に教え込むみたいに着せている。そんなこの頃。

先週、今週の土曜、神奈川バスケットボール協会の依頼で、試合前のオープニングセレモニーで国歌“君が代”を歌ってきた。
セレモニー本番は14時過ぎからだったがリハーサルが12時から有るというので、早々と海老名総合体育館に行った。
「体育館は響かないし、人が入ったら音が吸われてしまうから…」と、コートの中央でのマイクテスト。エコーがワンワンかかっていたので下げてもらい、 二度“君が代”歌って、ほんの数分で終了して本番まで待機。

神奈川の実業団のチームカラーが、赤だそうで指定された“赤”のドレスに身を包んでスタンバイ!
いよいよ呼ばれ、マイクスタンドが出され、しずしずとコートの中央まで歩みを進める。
深く息を整えて第一声…(ん?)、二声目も(んんん?お客で音吸われてるかなぁ…?)
この、ほんの数秒間の私の顔を見られたならば、さぞや訝しげな表情だったと思われる!(笑)
歌が進み、少し高音が出てきたら、体育館がワ〜ン♪と響いたので(そうか、エコーを弱めてるんだ!)やっと安堵して残りのフレーズを歌い終わり、コートの外に出た。

「瀬尾さん、すいませ〜ん。マイクのスイッチ入ってませんでしたぁ〜!」 「…やっぱりそうでしたか〜」と私。「歌い出しの低い声、聴こえたでしょうか?」「聞こえなければスイッチ入れようとしましたが、大丈夫だったのでそのままにしました。 大丈夫でしたよ!」
…と、言うことで何とも妙な心地で終了。

今週の川崎のとどろきアリーナは、四方に客席のある大きい体育館。今回は無事にマイクのスイッチ入り、女子の試合を少し観戦させていただいてきた。
中学時代、バスケットボールを少しかじったのだが、色々とルールが変わっていて驚きながらの観戦となった。

なかなか体験できない空間の演奏は、楽しくもまた学びになった!
(2013.11.17)

<298>

台風が過ぎる度、ひんやりしてきて秋深まりゆく!日々。

11月26日のリサイタルまでも、いよいよ現実味を増して迫ってきた。 今年はヴェルディ生誕200年記念!女性らしい曲を選んで練習しています♪綺麗なメロディはオペラのアリアの様です。体調を整えて元気に歌いたいと思っています。
どうぞ皆様、是非お出かけください!心よりお待ち申し上げております。(詳細はスケジュールのコーナーに掲載してありますので御覧ください)

日々気温が下がる中、引き出しから諸々引っ張り出しながら着ていた衣服もさすがに事足らなくなり、遂に”衣替え“を決心!(この”衣替え”の話を笑いながら読 んでくださる方が居られる、らしい!)

以前は、2〜3時間もあれば、サッサと出来たものが、近年半日がかりとなり、それがわかるものだから尚更億劫になり、今に至ってしまった…!歳かしらん?量も多いの かしらん?

愚図な上にもったいない…と、なかなか捨てられず、その上とても燃えるゴミには出せず、処分に悩む。
察した生徒さんが、あちこちのリサイクル情報をくださり処分ができる様になって助かっている。
某デパートでは、15着リサイクルに出すと限定割引金券(洋服屋の)と交換。セッセと持参。(勿論、金券を使ってはいない。友人に差しあげた。)また、他のデパートで は、“ウール60%以上限定の衣服引き取りイヴェント”に出したり!等々。
お陰でリサイクル会社も知る事ができ、心安く直接送る事ができる様にもなった。
小ぶりの段ボール3箱分は処分。…それでも、まだそのスペースを有効利用できてないのか…。はたまたまだまだ処分せねばならぬのか…!!(>_<)

部屋にはあまり変化、ない!(笑)
…いや、笑い事ではないか〜(*_*)

翌日は、体のあちこちがギシギシして
使い物にならず…!色々な意味でしっかり減らしていかないとこの先の人生大変だ〜〜〜(^o^;)スマートに生きていきたい、と反省しきり。
(2013.11.02)


<297>

最寄り駅から北千住駅で常磐線の快速に乗り替え、車窓は街並みから一面蓮根畑の中、一路石岡に向かう。
知人のご紹介で、サロンコンサートをさせていただいた。
病院でのボランティアコンサートを始めてから、レパートリーは幅広くなりプログラムも多様に組める様になると、依頼も広くお答えできる様になり、私自身が様々な心 の体験をさせてもらっている。(【演奏後記】でお話させていただく予定)

その演奏を無事終えて、ホッと一息。
リフレッシュタイムの数々。

ミラノスカラ座のオペラ”リゴレット“。

近年、オペラの舞台は経費削減で、時代を現代にしてみたり、セットを簡素化し抽象化してみたり…、典雅な音楽と大きくかけ離れて、頭の中で混乱が起き疲れてしまう こともある。
今回は本当に久し振りに、時代設定のままの美しい舞台を観られ寛いで楽しんだ。

翌日は、期限が間もないプーシキン展
。横浜美術館に行ってみたら長蛇の列!
看板は50分待ち!?
(本でも読んで並ぼうか!)…と言う間に入場でき、そぞろ歩き名画を眺める。入場制限のお陰でパニックになるほどの混みようではなく(それでも混んでますが(^-^;)、 堪能した。

…年賀状などで「今年は会いたいですね」と交わす旧知の方々も多い。今回も、リサイタルのご案内を送ったところ、来てくださるとお返事を頂戴した!いつもならチ ケットは送付させていただくのだが、「会おうね!」が口約束にならないように、会うことにした!

若かりし頃、ただ一度オペラの伴奏で本番お付き合いしただけなのだが、解散の際、別れ難かったのを覚えている。
しかし、それから一度も会ってない!(顔がわかるだろうか〜?私はすっかり変わっているのだろうか…?)と不安になりながら(笑)待ち合わせ場所に立っていた!
とっても素敵なマダムになった面影に、ジワジワと懐かしさと嬉しさが湧いた。
以来、会っていないのだから30年遡り思い出話も尽きない。お互いに覚えている事が違い、それを繋ぎ合わせて二人して納得したo(^o^)o
楽しいランチタイムを終え、またの再会を約束して別れた。
今度は数ヵ月後にね、と。(笑)

更に翌日、多忙な友人から「この日なら!」と連絡が入り、時間をやりくりして会った。
お洒落な街に住んでるT ちゃんの近所には隠れ家の様な美味しいレストランが幾つもあり、その日は家庭的なイタリアンのランチに案内してくれた。
本当に勉強家の回転の早いTちゃんとの会話はサクサクしていて、ヘビーな内容も普通の話の様に進行してゆき、心にはガツンと残る。
ランチでサヨナラ…と思ったら「今日は大丈夫よ〜♪」なので、代官山散策に繰り出し、久し振りですっかり変わった新しいお店や、格安のお店やのぞきながら、歩く。
ちょっとお茶を!フランスの料理学校コルドンブルーのカフェの外で、爽やかな風に吹かれてお茶をした。

その翌日、以前から約束していたお友達と中華街でランチして、元町チャーミングセールに出かけた!

楽しい時間はドンドン過ぎる。…が、それでも連日のお出かけに少しずつボディーブローを受けたように疲労し、美味しいランチに……デニムのウエストに肉が乗る(>_ <)(笑)
(2013.10.12)

<296>

長月になって、朝夕の風が秋を運んび、青い空が高くなってきた。
三階の拙宅のベランダの高さにも秋茜が飛んで、夕方の蝉時雨もいつの間にか、虫の音に変わった。

8日、2020年のオリンピック東京開催が、決定した。

何だかしみじみと嬉しかった。
日本のプレゼンテーションを聞いていて、(もちろん選ばれた方々なのだから当然だが)、コメントに何となくホッとしたからだ。
殊に、高円宮妃の成熟した大人の、しかも気品に満ち知的な佇まいには、凄みさえ感じて、圧倒され驚いた。

素晴らしかった。
以前に、日本ポーランド国交記念式典に出席なさっていたのを、同じ会場でお見かけしたが、にこやかな柔らかい物腰しか印象になかった。
口元から言葉が発する瞬間に、その人のそれまでの生き様が出てしまうのか…!と、我が身に振り替えって恐ろしくなった。

一朝一夕に出きるものではない。
皇室の方だから、ではない。
その人格は、それぞれの人生で作られる。

喜びやら、反省やら、心にいっぱいになっていたら、忘れていた!!
翌日、誕生日だった。
朝、お祝いメールいただいて、思い出した。
そうだった、そうだった(^o^;)

行きつけの洋服屋のbirthday割引の特典を、いつもはワザワザ誕生日前後の頃に使うのだが、今年は8月のコンサートに使いたくて、ステージ用のシルバーのサンダル を、早々買わせていただき、また、親しいお客様も、旬に!と、お祝いを前倒ししてくださって、美味しい桃を8月に送ってくださったり…!と早々とお祝いをスタート させているのに、贅沢なものだ(反省(-_-;))

その日は、あれ〜?と言う位、スルッと過ぎてしまい(*_*)、我ながら驚いた!

当日、友人知人からの、birthdayメッセージや届いた素敵なお花を見て、改めて自覚した!
皆様、本当にありがとうございますm(__)m
今更ながら、品格あるインテリな成熟した女性を目指します!えっ、無理?

で、できるだけ努力致しますo(^o^)o
(2013.09.14)

<295>

戦争は…してはいけない。
「永遠の0」を読んだ。
著者はフィクションの中に第二次世界大戦末期と、出征する若者の真実を交えて書いている。
そこにフォーカスして始めてリアルに実感する!

今も世界で争いが止まない。どの国々も戦地に行くのは若者。その純な心とそれゆえ哀しい落命が胸を刺す。
戦争は愚かで何1つ良い事など、ない!
ただ一言!
戦争は、してはいけない。


連日が猛暑!

毎年、拙宅が「夏、暑く、冬、寒い!」と言い続けて20年近く。
ようやく行動に出た私は(歳で身にしみる様になったか(^-^;))、遅ればせながら不動産屋にお願いして、この冬に玄関と部屋の境にアコーデオンカーテンを設置してもらった。
こんなに違うのものなのか!!…もっと早く頼めば良かった!
仕切り一枚で、部屋の温度全く違う!

夏だから、そのカーテンも関係ないか!…と思っていたら、あに図らんや、閉めると閉めないでは玄関と部屋ではやはり室温が変わった!

このところの暑さはやはり体に厳しい。喉の為に、冷房したり窓を開けたまま寝るなんて、過去にはなかったが、今年は快適に体を休める為には、何でもやっている。
時に、朝目覚めの一声がオッサンの声で、(誰?)と自分でも驚く事もある!(^_^;)
…それでもいいさ!快眠が一番さ(^o^)v
(2013.07.028)

<294>

タペストリー《貴婦人と一角獸》展に友人と出かけた。
美術館や映画、観劇はゆっくり存分に観たいので、基本的には独りで出かける。
唯一、一緒に出かけても楽しく観られる友人が居る。
…とはいえ、互いになかなか予定が合わず、やっと合って出かけたのがこのタペストリー展!
(タペストリー展かぁ…)と思わないでもなかった。それ以前にラファエロ展等もあったのに…。
(何でこの会かなぁ…)と。

が、以前東京ドームにテーブルウェア展に行った時、既に宣伝広告していて紙バックまで配っていたのだから、相当宣伝に力を入れていたのだろう。
すっかり記憶の彼方にいっていた。

これもご縁!
六本木の美術館入口で待ち合わせ。
二人で揃って、少し暗めな会場に一歩踏み入れた途端!!「わ〜っ!」と溜め息混じりの一言を発したきり、息を飲みしばし見とれてしまった。

世界には、素晴らしいタペストリーが多々あるに違いない!ささやかな私の経験の中で、それでも一番美しいタペストリーだった!
1500年頃の物なのに、色も落ちていずとても綺麗!しかも、髪の毛、透けたショール等、繊細な表現に織物であることを忘れてしまうほど!
このタペストリーを見て、保存を筆を奮って強く訴えたのが、ジョルジュ・サンド(女流作家であり、ショパンの恋人)。お陰でこのタペストリーは私達が驚愕するほど の美しさ!(残念ながら東京での公開は終了し、今は大阪で公開中!)

友人と幸せをいっぱいに、美術館のカフェでお茶して、”お約束“の築地のお寿司屋に向かった♪

お寿司
(2013.07.28)

<293>

今年の梅雨は、暑い日とどしゃ降りと極端な天候だ。ようやく雨が降り水不足が少しは緩和されただろうか!

雨が降った途端、我が家のプランターの草花が生き生きし、終ったと思っていた花が、再び咲きだした。
自然は本当に正直!
それほど遠くもないのに、しかも以前その近くまで仕事で行っていたのにも関わらず、何故か訪れたことがなかった”井の頭公園“に、 機会あって人生初(大袈裟!)、行ってきた(^-^)v

昔、色々なドラマで公園のあちこちの映像を目にし、行った事のある錯覚していた。
殊に、”井の頭公園駅“には印象深く、降り立った瞬間!心に衝撃が走った!

かの昔、トヨエツのトレンディドラマの感動的シーンがこの駅だった。

そのドラマが、あまりに好きで何度観たことか!
そのシーンがあまりに心に焼きいていて、駅に降り立った瞬間、何十年も遡りドラマの中に居るような錯覚さえ覚え、 あたりに主人公二人をつい…探してしまいそうな、目眩のするような一瞬を味わった。

6月には、なかなかお目にかかれない方々と連絡がとれ、ご無沙汰の御詫びかたがたお目にかかった…(^-^;
久し振りにお目にかかれば、ご無沙汰だった時間に色々な変化もあり、エネルギーや温かなお心をいただき、我が身を励まされて帰ってきた!

中学、高校生以来、久し振りに歌舞伎教室に行ってきた!
新しい歌舞伎座が出来て行ってみたいと思うのだが、歌舞伎自体も久し振り過ぎて、ウォーミングアップがてらに出掛けた。

本来の仕事は洋楽だが、若い役者さん方が演じる「紅葉狩」を観て、やはり舞台に立つ側の様子や気配、そして舞台効果、演出等、 多く学べる物が有ってなかなか興味深く観させていただいた。
三味線も、常磐津、長唄、義太夫の三種の違いもよくわからず、家に帰ってから大学時代のテキストを引っ張り出した。
「…アンダーライン引いてある(-_-;)」すっかり忘れてた(*_*)

7月も歌舞伎教室に出かけ、いよいよ歌舞伎座デビューに向けて進みますo(^o^)o!!
(2013.07.06)

<292>

早くも六月!
梅雨入りして、早速雨になった某日。
午前中に声楽の生徒さんが一人だけレッスンにみえ、午後がぼっかり空いた…。

本番を終え、少し充電期間!
リフレッシユした〜い!と、福岡の友人に呟いたら、旧黒田藩の庭園の写メールが送られてきた!
(ああ、歴史ある場所は良いなぁ!)と羨ましく眺めて、数時間後!
閃いた!
近くにあるじゃん(^^)d
古都、鎌倉が!!

そんな訳で、小雨混じりの中、思い立って”素っぴん普段着“(笑)で、小田急に飛び乗った!

神奈川県民と言えども、なかなか鎌倉に足が向かず、北鎌倉から歩いて建長寺、八幡宮に抜けたり、長谷寺や大仏…程度で、意外と知らない!

今回知人に教わって、初めて竹の寺”報国寺”を目指す事にした。
4時になるとみんなしまってしまう古都!午後から出かけたので、内心少し焦り、時計とニラメッコしながら鎌倉駅に着き、バスに飛び乗る。
幸い拝観に間に合い、小さなお庭だがゆっくり散策でき、小雨に洗われた新緑も美しく、心鎮まる時を過ごすことができた。

そこから、5時まで開いてる長谷寺に向かい、お参りをして私の小さな旅は終わった。

江ノ電の江ノ島駅で降り、小田急の片瀬江ノ島駅まで、歩く。

ちょうどシラスの季節! その日は生憎波が高く、シラスが揚がらず生シラスは望めず!…でも、どちらかと言うと、釜あげシラスの方が好きなので、やはり知人に教えてもらった(歩きながらス マホでナビしてもらい(^-^;)、舌鼓を打って帰路についた!
以来、シラス丼にハマり、ジャコをホカホカご飯に乗せ、ベランダのプランターにある紫蘇の葉を摘んで刻み、生姜をおろし、チョロッとお醤油を垂らして、昼食に4日 連続食べている!(笑)
(2013.06.05)

<291>

“ゴールデンウィーク”が過ぎてから、ぐぐんと気温が上がり、夏とも思える日も少なくない。
紫外線も強力になりつつあり、帰宅するたびに高くもない鼻の先や頬がピリピリしてくる!
「大変!!」とばかり、夏用の化粧水やらパックを出す今日この頃。
…そして、あれよあれよと言う間に、梅雨に入った。

病院のボランティアコンサートも5月24日に無事済ませ、その日ドレス抱えたまま閉会間近の美術展に、上野へ向かった。最近は金曜に限って夜8時までの美術館が増え、 この日も金曜日、慌てずに行かれた。
それでも閉会間近、結構な人が居た!
人をかき分けて観なければならないのが、本当に残念…。
その上、一組のカップルは、人混みで絵を観ているにも関わらず、手を繋いだまま!
どうか、お願いですから放してください!我々が前に出られませんと!叫びそう(;´д`)
美術館を出れば直ぐそこに上野公園が広がっていて、幾らでも繋いでいられますよ〜!とお伝えしたいくらい。

さてさて、会は「ラファエロ展」
聖母子像を、女性を、美しく描くルネサンス時代の画家。
当時の人物画には、必ず背景に自然や都市が描かれているのが常套だが、一点だけ背景が黒一色の母子像がある。
これは、ルネサンス時代では珍しい。現代の技術を使って調べると、やはり背景に風景が有ったことがわかった。この絵を売りに出すにあたって、背景の絵具が剥がれそう だったので、黒く塗り潰したのが真相!なんとも人間臭い理由でした(*_*)
でも、黒い背景にくっきり浮かぶ美しいマリアは、なんとも効果的に浮かび上がってみえる!

“グーラッシュ”
ハンガリーの煮込み料理。
オーストリアの隣国となるハンガリーだが時にハプスブルグ家配下になった時代もあり繋がりは深く、その料理もオーストリアに根付いている。
私はことのほか、この“グーラッシュ”が好きで、レストランに入るとほとんどこれか、もう1つのお気に入り“シュヴァインゲブラーテン”を注文する。
しかし、しょっぱかったり…なかなか絶妙な味に出会わない(>_<)

かつて、友人の指揮者に「そこまで来てるんなら、ここまでおいでよ」と言われ、ノコノコと長距離列車に乗ってザルツブルクからブタペストまで行った事がある。 「よく来たね」と、ご褒美に(笑)本場のグーラッシュをたんまりご馳走してくれて、見事に平らげた(^-^)v。

いつも泊まるザルツブルクのペンションのオーナーが「ミチコ、一度ランチをご馳走するわ!何食べたい?お肉焼いたのか、グーラッシュだけど!」間髪入れず、 「グーラッシュ!」
さて、その日!
昼食前に、キッチンに下りていってお手伝いしながらレシピを学ぼうと、その旨伝えたら「もう、作っちゃったわょ!」
ガァ〜ン!(笑)
とっても美味しいグーラッシュをランチでいただき、食べながら作り方を教わった。

日本に戻り、忘れない内に…と試作してみた。他の具材に対してトマトソースが多かったらしく、本来焦げ茶色になるはずがほのかに赤みを帯びてしまったが、味はまずまず!
更なる試作を続ける予定o(^o^)o
(2013.06.01)

<290>

新緑と共に、躑躅(ツツジ)や花水木と季節の進んだ花々が咲き始めた。

サロンコンサートの準備も1つずつ進み、先日はドレスの仮縫いに出かけ、間もなく美容院に行く予定だ。この様にビジュアル的な予定が入って来るのは、 準備も最終コーナーを回った…と言う事だ!
“充電“して楽譜に向かうと、ゆとりが出たのか「楽しい」気持ちになる。

プログラムも、日本の子守唄や日本語で歌われる外国の歌(例えば、旅愁とか大きな古時計…etc. )で、皆様のよくご存知の曲が沢山入ったもので、それらを歌う私も、とても楽しい!
今回は新緑も美しい、お洒落な表参道のカワイのサロンで5月11日14:00〜催します。
皆様、よろしければまた是非お越しください。お待ちしております。

そのコンサートでも、伴奏してくださるピアニストさんが、先日フォルテピアノでコンサートを開かれた。「フォルテピアノ」とは、今のピアノの前の楽器。 当時のオリジナルもあるが今回はその複製(レプリカ)で演奏された。以前から、この楽器、フォルテピアノの好きな私はとても楽しみに出かけた。

モーツァルトやベートーベンは、この楽器を使って作曲していたので、当時の音が再現される。今のピアノに比べると繊細な音や響きを持つ。その響きを聴いていると、 フッとその時代に連れて行かれた様な感覚を味わう。そんな時、胸がキュンとする。
皆さんのよく知っているソナタ”月光“もこのフォルテピアノで奏されると違った表情を見せる(本来はこちらがベートーベンの意図するものだが。)

…と共に、この繊細な音色が次第に聴こえなくなっていったベートーベンを想う時、その哀しみが、何だか胸に迫った。
(2003.04.30)

<289>

春の嵐で見事に桜の花びらは散り、次は新緑美しい季節となった。
充電でのんびりのペースが心地良く、なかなか元のペースに戻らなかったが、ようやく5月のコンサート向けて動き出した。

ずっと…、本を読みたくてウズウズしていたので、”充電“にこの時とばかり思いっきり読んだ!
久し振りにそれはそれは愉しく堪能したら、読まずにはいられない中毒症状…になってしまった(^-^;

やらなくてはならない事が沢山ある今なのに、ついつい本を手に取り、その中の世界に夢中になってしまうo(^o^)o

『Z国が演習の最中、水爆搭載の核弾頭ミサイルを5基日本の方向に誤射してしまった。43分後には、東京圏に到着する。それまでの間に速やかに国民に伝えてほしい…』と 重大緊急連絡が首相の所に入る。首相は先ずいの一に米軍ヘリに迎えられ陣頭指揮を理由に避難し、東京圏に残った者達が刻一刻と迫るその時に対処する。しかし、迎 撃ミサイルで打ち落とせるのは5基の内3基!2基は確実にやってくる…。
…と言う話から始まる「神と野獣の日」は、松本清張の唯一のSF小説。

何だか、ちょうど近隣のお国の騒動と重なり、「首相」と言えば現職の方の顔が浮かび、あまりのタイミングに小説と現実がクロスする。

それからは、「さもありなん」と言う国民のパニック!それぞれの職業による裏表!もう手に取るように表現される。アッ!と言わせる結末!

文章の巧さと、人間観察の鋭さ、そして、未来に対する洞察力に脱帽!
だって、これ1963年の小説!
スゴイです!
(2013.04.06)

<288>

急に気温が上がったと思ったら、桜の花が咲き始め、今や満開!今年も嬉しく顔を上げて眺める。
桜が咲くと視覚から頭に”春“と認識してしまうが結構ヒンヤリする日も多い。況してや、今年はまだ沈丁花も咲いてるし土筆も顔を出したばかりの頃に咲き始め、 いささか慌てた開花になっている。
…それでも、美しいには違いない!!

父の看病から葬儀、法事、そして自分のコンサート!と、この数年休む間もなくやって来たら、そろそろ私のエネルギーもエンプティ(*_*)
(充電が必要になってきたみたい…。)それは、大分前からわかっていたけれど、なかなかきっかけがなく”充電“できずにいた!
昨年12月、友人の指揮者のコンサートに出かけ楽屋を訪ねたら「ベルリンで同じプログラムやるから、旅行ついでにおいでよ!招待するからさ!」…とのトーク。
私も「マイレージ貯まってるから、旅行がてら行こうか(^.^)」などと半分冗談とも本気ともつかない会話。

その後、あれこれ考え航空会社へと受話器を取ったのをきっかけに、”事”はトントン運んだ。
詳細は、また【旅物語】にて語りたいと思うが、5年振りの骨休めが遂に叶った。

それはそれは、夢の時間!
出かける前から、留学帰りの生徒にお世話になり、向こうの列車の格安チケットを取ってもらい、休暇先では旧知の人々に、まるで故郷に帰ったように、家族の様に歓待され、 お天気に恵まれ美しい自然に抱かれ、心から幸せを感じた日々だった!

命の洗濯終わって戻ったら、世の中は春休みを経て、新たな年度になった!
新しい社会人、新入生で街の中は少々混乱している。

何より驚いたのは、渋谷に出た時東横線の渋谷駅が地上から消えていた(*_*)
…そう言えば、「東横線は東武線や西武線と繋がる」と言ってたっけ!
テレビでも運転手さんが、乗り入れる会社の車両の運転席での少しずつ違う技術を練習する風景をやっていた!
私達が便利になる陰で、沢山の命を預かる運転手さんは、本当に大変!頭の下がる思いで観た。
他社より、車両の短かった東横線は二両分ホームを延長!行き先も多方面になった事も重なり、東横線の混雑が緩和され、実に私は助かっている!

その渋谷の帰り、小田急線で帰路についた!…ら、下北沢駅も地下に潜ってしまっていた(*_*)
車内アナウンスで「乗り換えに5分かかります」と言っている!
確かに…!!!物凄く深くにお隠れになっていた!
開かずの踏切、緩和とか!

世の中の変化について行くのにやっとです(笑)
(2013.04.06)

<287>

弥生三月!春の声目前!?
春一番が吹いた。
あれよあれよと、日が経つ。

2月18日〜3月14日!
…とは、確定申告提出期間!

今年は初日2月18日に提出(^-^)v
いつもは期日ぎりぎりが当たり前、1週間も早ければ、(私、スゴイ!)とか思ってるのだが…。
今年は、充電!を少ししようかと、三月上旬少々多忙となるので、1月から早々レシートの整理。気分的にのんびりしてやっていたら、途方もない紙の量に何時終るとも 知れない気の遠くなるような思いを覚え(*_*)、焦りばかりが先に立つ!
数日の間、足の踏み場もなく紙類で広がった部屋を眺め、(早く目処を付けなければ…!)と、テーブルに向かって一気に追い上げo(^o^)o
(…どうして取って置いたのだろう…?)と、1年経つと不明の紙類が次々と出ては廃棄。
少しずつ紙の山が片付いてゆく内に、去年の収支が明かになってゆく!
…そうか!と納得しながら振り返り、今年の展望を決めてゆく。

追い上げの成果で、提出日の数日早く仕上がり、初日に提出して、年中行事の1つが無事終らせた。

心も軽く上野の国立博物館に、「王義之の書」を観に出かけた。

小さい頃に書道を習い、転校を重ねて行く内にやらなくなってしまったが、結構好きで(いつか、また習いたい!)と思っているので、楽しみに出かけた。
私の「好き!」等とは、本当にただの素人!と思い知った。
もちろん、そんな事わかっているつもりだったが、それを越えた奥の深い深いものだった!!

四世紀の人物である王義之は、書を芸術の域に高めたそうだ。
その彼の書を、手元に持ちたい各時代の皇帝、皇族、貴族達が、写して墨で刷った書を代々持っている程だ!(古い人なので、自筆の書は殆ど残っておらず、 皆は印刷したものを手元に置いていた!それでも貴重だったらしい。)

そこから現代人の書に至る訳だが、それまでの間、脈々と受け継がれているものを感じ、どっしり歴史の重みを受け止めた!
私は本当に素人!

そして、彼の書を観に来たお客さんの多い事(*_*)
こんなに沢山書に興味のある方がいるのだなぁ…と、嬉しく驚いた!

また、お習字習いたくなった(^-^)
(2013.03.04)

<286>

…気付けば、日が長くなって来た。
雪が降ったり北風が吹いたり、襟元を固く閉じていなくてはならない日々ではあるが、日射しの柔らかさは確かに春に向かっている。

新しい年を迎えても、なかなかエンジンの掛からなかった私も、2月の声を聞いて、ようやくスイッチが入った様。どうやら、陰暦人間みたい(^-^;
それまでちっとも体が動かなかったのだが、少し頭が回り始めた!(やっと!)

それでも、1月には恒例の大相撲の千秋楽を観てきた。
やはり、liveで観られるのは本当に楽しいし、すばらしい。
引退を決めた高見盛の最後の一番も観戦。人気の力士は勝っても負けても暖かい声援がかかる。帰宅してから引退を知ったが、その最後の一番は力のこもったものだった。
お相撲の神様を送る儀式まで、堪能して帰った。

2月に入り、毎年恒例の門下の勉強会を無事に終え、いただいたチケットで「テーブルウェアフェスティバル」に行ってきた!

元来、値段の安い高いに関わらず陶磁器が好きで、少し集めていた時期もあったのだが、東京ドームでこのようなフェアがあるとは知らず…出かけてみた。

東京ドームなどは、ずうっと昔に野球を見に行ったきり。そのフェアがどのように開催されているか想像もつかないまま、入場口から一歩足を踏み入れた。唖然!

なんと!グランド中にそれぞれのお店のブースが仕切られ、和洋食器をはじめとするテーブルウェアが展示、販売されている。
美しく展示された有名メーカーの食器にうっとりしながら、広い場内を知らず知らずの内に結構歩く。
気づけば足が棒の様になり、特設のカフェでノリタケのカップで珈琲を飲みながら暫しの休憩!

日頃、使っていない部分の脳を使って楽しい気分転換となった。オールドノリタケやマイセンや…夢心地(^з^)-☆
(2013.02.16)

<285>

後れ馳せながら…(^-^; 明けましておめでとうございます!!

皆さまは、どんな新年をお迎えでしょうか!?

年をあけたら益々キンとした寒さが増しましたが、お元気な幸せ沢山の年になりますようお祈りいたしておりますm(__)m

毎年、新年を迎えるたび「お正月はゆっくりするぞ〜o(^o^)o」と決心するも、なし崩しにアレヨアレヨと過ぎてしまうので、(今年こそ!)と、心に決める。
元旦は、やはりお年賀状等で気忙しかったが、2日は親戚の若い子のお付き合いで、“初売り”と言う滅多に出かける事のない行事に参加した!
電車の中は平日の様な人混み┐('〜`;)┌
…けれど、人混み以上に何が大変って!私の財布はスッカラカン(>_<)
最近ではなかなか親戚の子とも出かけられないので、お年玉代わりにまぁ良い機会ではあったが、(これなら自分の洋服買えたなぁ)…とは私の心の声!(^-^;

お出かけの2日以外は、家で何だかんだと栄養いっぱいのお料理して、まずまずのんびり!

それでも、本音は11日位までゆっくりしたかったが、結局やっぱりグズグズと…生徒さんのレッスンが入りながら、始まってしまった。
そうなると、お休み気分に体がついでゆがず、結局あたふたの毎日を過ごしてしまった(>_<)

そうこうしている内に、1月も下旬となり、単なる日常が戻ってきた。

ボーイング787が問題になっている。昨年、就航以来幾度となく搭乗していたので、今更ギョッとしている。恩師に「あなたは強運だから!」と言われながら!
それでも、皆さんご無事で良かった!

もう1つ…。
いつもヨーロッパに行く際、よく飛行機を手配してもらった旅行社の入っているみなとみらいのビルの1階に、とてもきれいな会社がある。いつもそこを上がって行く度、 (なんの会社だろう?)と、思っていた。
…日揮だ。
そう言う仕事をしている企業なのか…と今回初めて知り、アルジェリアでの理不尽な被害に、かける言葉もなく、静かに深い憤りを覚えている。
みなとみらい地区には、コンサートホールや旅行社、コンサートをしているけいゆう病院等、私にとっては沢山の心の豊かさをくれる場所なので、いっそう…哀しい。
ご冥福をお祈りするしかない。
二度とこの様な理不尽な哀しみに遭遇しないことを、重ねて祈る。

新たな一年!
今年は少し”充電!“しようかと思っています!一昨年からのけいゆう病院のコンサートや新たに増えたサロンコンサートで、沢山沢山歌わせていただいています!でも、 自分の中が少し枯渇してきた。

次にお目にかかる5月11日(土)のサロンコンサートまで、本を読んだり、美術館に行ったり、美しい景色を見に行ったりしようと思っています!
(2013.01.24)

<284>

早や、今年も残すところ数日。冬はもちろん寒いもの!だが、今年は例年より、ヒンヤリ感が格別な気がする。

最上階で、且つ玄関からいきなりリビングの拙宅は、暖房しても効かない事極まりなく…(>_<)ガタガタ震えるばかり。何年も我慢していたが、遂に今回不動産屋さんにお願いし、 ある程度の対応をしてくれる事となり、アコーディオンカーテンを取り付けてくれる事となった!
数時間の工事で、玄関と部屋の間に仕切りができ何となく部屋らしく、また冷気もある程度遮断され、気持ちも落ち着いた。ヤレヤレ!(^.^)
それでもこの部屋は寒く、時には外の方が暖かい日もある(笑)

押し入れの片付けをしていたら小さなX'masツリーが出てきて、面白半分に飾ったら、結構可愛く綺麗になった。日本ではX'masはイベントだが、ヨーロッパの友人達との交流に は一役買ってくれる。こちらがプレゼント送れば、向こうからも小包が届く。開くと、ヨーロッパの薫りが心踊る。

X'masに合わせて、恒例の食事会☆
今回はいつも伴奏してくれるピアニストさんが参加してくれて、X'masの御菓子(シュトレン、レープクーヘン等)を焼いてくれた。私はビゴスを煮込んみ、回を重ねる毎に親交 深まり、皆と楽しい時間を過ごした。

X'masが終われば残すところの時間は限られ、心の中も慌ただしく年末に切り替わる。
21日まで歌っていたので日常の片付けも精一杯(*_*)
ゆっくりしたくとも、年内終らせる件、来年の準備、山積みでパタパタしている今日この頃(>_<)!

今年も沢山の皆様に助けていただいて、お陰様で1年無事に過ごす事ができました。本当にありがとうございました!また来年も宜しくお願い致しますm(__)m。

皆様にとりまして、一層の佳き年をお迎えください!
(2012.12.29)

<283>

皆様、20日(火)はお忙しい中おでかけくださいまして本当にありがとうございました。

今回は、御案内の期間が短くご連絡が行き届かなかった事、大変申し訳ありませんでした!次回は早くご案内させていただきますm(__)m
[次回のサロンコンサート2013年5月11日(土)・リサイタルは2013年11月26日(火)です]

その中、この度初めて聴いて下さる方、久し振りに聴いて下さる方…といつもと違った沢山の顔ぶれに、私も沢山の刺激とお心を頂戴して、新たなエネルギーが湧いて 来るのを感じました。

留学から帰った卒業生に出演を願って、少しでもお役に立てなれば…と思って企画したプログラムではあったのですが、彼等とやらなければ出逢えなかった曲に逢え、 ステージ上で演奏するエネルギーに、私の方こそ演奏しながら元気をいただいて、再び力が湧いてきた驚きと喜び!!
感謝するのはこちらの方でした。
お陰で、蝶々夫人の「ある晴れた日に」まで無事に歌えた気がします。

前半は、とても好きな中島はるさんの作品をプログラムしました。
美しい歌曲「しぐれに寄する抒情」から始まり、以前やった「蜘蛛の糸」に続けてのひとり芝居第二段!「鳥取のふとん」を椅子1つとライトだけで演じてみました。
皆さんがとても楽しまれて安心しました。
そして「じゃがたら文」
美しい旋律に、哀しい詞は何度歌っても味わいのあるものです。

これぞ「瀬尾美智子」と、私のご紹介の様なプログラムになりました!

聴いてくださった皆様、直接お手伝いくださったスタッフ、そして共演者の方々、その皆さんの想いや心に包まれて幸せと心から感謝に溢れたコンサートになりました!

ありがとうございましたm(__)m
(2012.12.05)

<282>

時の流れはあれよ、あれよ!と指から水がこぼれ落ちる様に行ってしまいます。
気づけば、リサイタルまであと1週間になりました♪

リサイタルのプログラムは、皆さんには珍しい物が多いのですけれど、私にはとても楽しく嬉しい曲ばかりです。
あと少しになり、ようやく自分の時間が増えてきて、気持ちが鎮まり清々とした気分になります。

今回は、高校講師時代の教え子2人が留学から戻り、大人の演奏家になりましたので、一緒にできる歌を見つけて共演する事にしました。
オーボエとは、ヘンデルを♪ホルンとはラハナー(シューベルトの友人)♪を歌います。

他は、私の大好きな女流作曲家の中島はるさんの作品です!とってもいい曲ばかりです。

今回は、10月半ばから、あまりの忙しさに体がついてゆかず、咳の風邪をひいてしまい(-_-;)、皆さんにご連絡が遅れてしまって、ご案内が行き届かず大変申し訳なく 思っています。

それでも、睡眠と咳止め薬とマヌカ蜂蜜…etc.考えうる事をして治しました。中でもお世話になったのが、オステオパシーと言う療法(私のお世話になっている先生の サイトをリンクさせていただきますので、ご覧くださいm(__)m)で、自律神経を整え、自然治癒力を上げてもらって、通常よりも早く治る事ができました。

お蔭でコンディションは大丈夫!!
このサイトでお知りになった方も、よろしければ是非ともコンサートにお出かけくださいm(__)m

11月20日(火)開場18:30〜
[開演19:00〜みなとみらいホール小ホール]


咳の風邪が流行っているようです。皆様も、どうぞどうぞお大事に!
(2012.11.17)

<281>

先週某日、窓から爽やかな秋の風と共にほのかに香りが流れ込んできた。本当にほのかで、ベランダの手すりから身を乗り出して鼻を動かす。
なんだろう…?と、瞬く間に香りが濃くなって一面に広がった。
金木犀!

後日、友人T ちゃんと食事に出かけ「金木犀だけは咲く日を、全ての木で決めてるんじゃないの?」と語り合った![どんな技を使って連絡しあっているのか]は 自然の謎だけど、確かにこの花だけは一斉に咲き、私達に秋を知らせ、スッと終わる。散った花は絨毯の様に黄金色に地面に広がる。

昔、まだ若いばかりで勉強真っ只中!一所懸命にエネルギーを無駄に(笑)発散させていた頃。仲間の中の素敵女子に連れられて、西麻布にランチに出かけた。
今ほどグルメが騒がれていなかったし、お金もソコソコしかなかった私には縁もなかったが、ランチならそれほど高くなかった記憶がある。
東京の真ん中とも思えない閑静な細い路地の先に、木立に囲まれた洒落た一軒家が、そのレストランだった。
中に入ると、部屋のインテリアも落ち着いた雰囲気の素敵な店。
肝心の味も、しつこくなく美味しかったのを覚えている。
既にそこは当時としても有名で、相当知られていた“クイーンアリス”
シェフは勿論、石鍋さん!
それからしばらくして「料理の鉄人」と言うTV番組で更に有名になってしまい、石鍋さんは鉄人になった。

あのひっそりとした洋館でいただいた味がいまだに忘れないのは、一度しか行っていないせいかも知れない。
心の中では(いつかまた行きたい!)と思い続けていたが、叶わないまま…。

歳月は過ぎ、知人が国立近代美術館館長になられた頃、訪れてみたそこにクイーンアリスが出向していた。
絵を観に行く度に寄ってみた。味は美味しいがやっぱり、レストラン…と言うのとは少し違っていた!
一緒に絵を観に行った事のあるT ちゃんに、そんなことを語ったのだろうか…?

この10月になって、T ちゃんからお食事のお招き。ドレスコードを聞くと「いつもの感じで!」…でも怪しい(笑)少しお洒落して出かけた。

東横線沿線で待ち合わせ、軽くお茶して旧交を温め、雨降る中(かなりどしゃ降り)を日吉に!
東横線を下るのはなかなか珍しい!
「何処に連れてってくれるのぉ?」と聞いてもニッコリ微笑むだけ(*_*)
駅前、慶應大学のすぐ横。プレートに《クイーンアリス》の文字!
えっ!?こんな所に〜?
友に連れられ、小娘になった気分でついていくと、確かにクイーンアリス!
友達の暖かい心尽くし。
見つけてくれていたのです。

お店の方に伺うと、もう西麻布の本店は閉められ、それぞれのれん分けのように独立して名前をもらっているのだそうです!
こちらのお味も、とても優しくて軽やか。ニコニコしてしまう私でした!

友人はいつもドルチェ(デザート)にお誕生日のメッセージを入れてもらってくれるのですが、名前を平仮名で「みちこちゃん」と入れるのでこっ恥ずかしいの何のってf(^^;
何歳の誕生日?…ですが、この晩の私は本当に小娘になってました♪♪♪

T ちゃん、積年の思いを叶えてくれて本当にありがとう!
夢の様だったよ***
(2012.10.25)

<280>

8月末、2度目の満月。“ブルームーン”と言うのだそうだ。 それを経て、9月も早半ば。いまだ暑い毎日だ。 それでも、蝉時雨は鎮まり夕方には秋の風と虫の音がする。

この夏、所用があって神戸、その翌週名古屋に出かけた!
なかなか乗らない新幹線に車中も楽しみ。定番!崎陽軒のシウマイ弁当を買い込んでウキウキ乗り込んだ。

神戸は、何十年振り…!
懐かしさと淡い記憶を頼りに、歩いてみた!
ホテルは外国人居留地、洒落たカフェが幾つもあって、とても快適。

とにかく、昔行った平野にある“にしむら珈琲”本店に行ってみた。最近はあまり飲まなくなったコーヒーだが、やっぱりここのは 格別美味しい!薫り高くまろやか(^o^)ドイツ菓子がよく合う!
これだけでも神戸に来た甲斐があった。
…その隣にあったドイツ由来のベーカリーに回って行ってみたが、…無くなっていた!場所を聞いて移転先まで行ったが、 何でも観光バスまで止まり多角的に経営してしまって、本来のパン屋とはかけ離れてしまっていた(*_*)パンのスライスさえして くれず…!
今や、美味しいパンなど外国からも国内にも幾つもある。この様な経営が成り立つのは神戸と言う伝統的な観光地であるからだろうか…!

異人館も同じ!
あまりの観光地化に、どれが本当の異人館なのか分からなくなりそうなくらいのお土産屋。
商魂は逞しい┐('〜`;)┌

私は横浜で育ったせいか、似た空気を感じつつも、静かに普通にたたずむ横浜の洋館が素敵に思う。その横にはお土産屋は、無い。

その翌週、名古屋に出た。昨年行った時、是非行きたいと思っていた犬山城に今回訪ねた。
日本のお城の中で、国宝は4城しかなくその1つだ。
岐阜県と愛知県の境に流れる木曽川を背に、城は立つ。
小さいがとても形の良いお城だった。秀吉等がここに居たかと思うと不思議な感覚を覚えた。

日本も楽しい。今年の夏の遠足だった(^o^)
(2012.09.20)

<279>

世の中はお盆休み。
町の電車も空いていて、空気も澄んでいる。
(これなら美術館空いてるかしら…)と思って出かける計画を立てた。
…と、その日出かけた友人から(すごく並んで待ってる)のメール!
それなら、朝一に!と計画し、翌朝6時起きして、7時半前には家を出た。8時半頃には上野に着き、まるで待ち合わせた恋人に 逢うかの如く、小走りに向かう。

いつの日か、オランダのマウリッツハイス美術館に行って観たい…と思っていたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」!それが 日本にやって来たのだ!
ついに逢える。

そのはやる心を堪えながら、開場時間は9時半。チケットを持たない私は、並ぶのを覚悟で入り口に向かう。
(?)誰もいない…。ドアは開いていて、チケット売り場も並ばずに買え、入場できた。(まだ、9時前)o(^o^)o

「真珠の耳飾りの少女」に直行した私は、その絵に吸い寄せられる様に近づく。
最前列は立ち止まらず歩きながら観る様にコース取りされてはいるが、大して人もいないので、三回も歩き直し、二列目は立ち止 まって観られるので、ゆっくり堪能した。

静謐さの中に浮かび上がる少女の中の大人びた眼差しは、何を見ているのだろう。絵の具の鮮やかさが、艶やかな色彩になる魔法の 様な絵の不思議。
心充たされて、静かな気持ちに美術館を出た。
…止まっていた時間が動き出した。時計を見るとまだ、10時前。入り口の方を見たら、物凄い長蛇の列!

駅の方に向かうと、もう1つの美術館が、開場前で人が並んでいる。こちらには「真珠の首飾りの少女」がベルリン美術館から 来ていた。
(う〜ん、並んじゃおうかな〜!)案内所でチケットを買って、並ぶ。回りの方の会話が耳に、入る。
「え〜?首飾り?耳飾りじゃないの?」etc.ザワザワ。
つい、お節介に「耳飾りはあちらの美術館ですよ」とお伝えすると、皆さんバタバタ走って行かれた。

こちらもそれほど待たずに観られ、ベルリン美術館の他の作品も見応えあって堪能し、ご機嫌で帰宅した。
時間を見るとまだ12時前o(^o^)o
信じられない!
早起きは三文の徳!!

上野のフェルメールの喧騒は当分続きそう!
(2012.08.28)

<278>

夢の祭典が、終わった。

毎朝、目覚めるたびにメダルが次々と増え、宝箱の蓋を開くとキラキラと宝石がこぼれ落ちるかの様に、ニッポンチームは活躍した。
それを知る度、笑顔になり、朝から元気!
こんな時、私達は自分の国を意識し、その国民であることに誇りに思う。

鍛え上げた精神と肉体は、たった一人で、沢山の人に大きな力を与える。
芸術やスポーツは、経済の様に直接的に目に見えた結果で影響を与えるものでもない…けれど、心の奥底に大きな力をくれるのに、 なかなか気づき難い!オリンピックの様な、大規模なイベントになってみて、人はやっと気づく!

私達の国は、最近大災害に見舞われる事しばしば。
政府はやっと、こういう時こそ!スポーツで国民を励まして…と、国をあげてスポーツに予算を組んだ!
結果は正直。溢れる才能に、更により良い環境が整い、一層のトレーニングの成果が実った!

そのスポーツマン達に、私達が励まされ、元気になれば、どれ程の力を発揮することができるだろう!
事実!私達は、彼等の頑張りにどれ程に感動し、どれ程に元気に日々を過ごせているか!o(^o^)o
本当に感謝!本当にありがとう!

某日…植木鉢の手入れをしようと、珍しく滅多に行かない西側のベランダに出て植木をいじっていた。
何の拍子か、お隣との境の塀にぶつかった事から、事件は起きた(*_*)

突然、“ブワ〜ン”と音がしたと思ったら…5〜6匹の蜂が、私に攻撃を仕掛けてきた!

(???、え〜!) 一瞬何が起きたか分からない!…が、認識した時には既に蜂に、目の上、肩、首に数ヶ所攻撃されていた。(ひゃ〜蜂〜?!)と認識した 頃にゃあ、緩めのタンクトップの中にまで入っていた!それを何とか追い出し、首を刺している蜂を払い、ほうほうの体で部屋に入り、 しばし呆然!
(そこには、新しい小さい巣が出来ていて、私は気づかずに鉢の手入れに使っていた棒で、触れてしまったらしい…(・・;))

…すると、刺された箇所が次々にプク〜と腫れてきた。
まだ何も考えられない私は、唾をつけてみたり、虫刺されの薬出してみたり…。
「!」急に頭が動き出し(蜂はこのままじゃダメなのかな?病院で見てもらった方がいいのかな?)
休日なので、一番近くの総合病院に電話をしてみたら「今日は皮膚科の先生がいない」と、言われ、少し遠くのかかりつけの総合 病院に電話すれば、事情を聞いてくれ、やはり皮膚科の先生がいないそうではあるが、その日に居た外科の先生に親身に聞いてくれた。 「蜂の種類わかりますか?」と尋ねられ、「…わかりません。小さいのです」なんて、情けない返事を返した。
結局、休日救急診察案内センターに問い合わせ、バスに30分近くもかかる総合病院に皮膚科の先生が居られるとわかって、向かった。
先ずは血圧等測ってくれて、正常なのを確認した後、診察の順番を待った。
休日救急は混んでいて、およそ一時間ほど待ち、やっと看てもらえた。
…すると、若くて頼りなさそうな医師が通りいっぺんな質問をしてきた。
「蜂の針が残ってないでしょうか?検査は?」と聞くが「残ってるかも知れませんねぇ…。」(えっ、見てもくれない!)すると 「専門じゃないんで!」絶句!「宿直の皮膚科の先生に今聞いてきますね!」
待つこと2〜3分!処方を聞いた若先生戻る。「ステロイド系の軟膏を。抵抗ある方もおられますが、それを始めに付けてしまえば 良いと…

「ハイ、ステロイド抵抗あります。他のをお願いします!」と言ったら、自分で仰っておきながら、まさか!?と言う顔!
少々の問答があってから、もう面倒くさくなって帰ってきました。処方してくださった薬を持ち帰りながらも、今のところ命に別状 なかった事に安心し、自然由来の軟膏で手当してようやく騒ぎは沈静化した。

結局、蜂には何の罪もなく恨みも無く申し訳ないのだが、巣を駆除した。

数週間の後、フッと大好きな「私のお気に入り」(サウンド オブ ミュージック)の歌詞を思い出した。
「もし、犬に噛まれたり、蜂に刺されたり、憂鬱な気分になった時は、自分のお気に入りを思い出してご覧なさい。悪くないわよ♪♪」 …と。

実際は、その歌も思い出せなかったし、「私の好きな物〜???え〜、何?」ってな具合でした(*_*)
情けない(^o^;)(笑)
(2012.08.22)

<277>

市から健康診断の案内が来た!
メタボ検診は定期的に
行っているのだが、ガン検診はここ数年サボっていた(^-^;…ので、肺、胃、大腸、婦人科系…と一気にグルッと行ってきた(^o^;)

「ウグ〜!」(;´д`)
っとなったのは、人生初の胃カメラ!
私の父は、とても上手に受けるらしく「何でもないさ!」と、言っていたっけ…。
でも、それは父だけらしく他の人で良い話は聞かない。歌う事で、喉を使う職業。声が大丈夫だろうか…と色々不安で主治医にこぼしてみた。すると返信に、「大丈夫だ よ!ここの技師は上手だし、鼻から…もできます。」

少し気が楽になり、ついに検査日当日。自分に(大丈夫、大丈夫
!)と暗示をかけてるが、こんな事してる自体もうへこたれてる(笑)

所要時間10分程度とあるが、まず、胃の内容物が泡立たなくなる液体を飲まされ、麻酔の麻酔みたいな注射打たれ…。もう胃カメラの前に薬品責め!これは決して体に良 い訳ない!!(どうして受けるって言っちゃったかなぁ…!)と自分に腹立たしくなり、いよいよ胃カメラ。 (この段階で既に10分は超えている(>_<))

鼻からと言っても、異物が体の中を通過して行く様は、如実に感じ、感じれば感じるほど体が抵抗しそうになる。それを和らげるの に異常な努力をした(*_*)

食道をカメラが入っているから唾液を飲み込めない!そう理屈で説明してくれれば、分かったものを、ただ「唾は飲まないでティッ シュにとって!」と言われても、つい 反射で飲もうとしてかえって噎せる…を散々繰り返した挙げ句、やっと(そうか!飲めないんだ!)と理解してティッシュを使った頃は、 カメラはすでに戻りつつあった(-_-;)

目から、と言わず鼻からも口からも水分でグショグショになりながらやっと終わった…!

それから30分後、医者と結果についての所見と診察。
「先生〜、大丈夫だといったじゃないですか〜!もうヘトヘトですよ〜」
「辛いよな!俺も何度かやったけど(やめてくれ〜、殺してくれ〜!)って叫びたいよ!口にカメラ有るから言えないけどな!(笑)」
「はっ?何言ってるんですか?大丈夫って言ったのは?」
「医者と言うのはな、嘘つきなんだ!」
…絶句!

それでも、異常は見られず、少しの胃の内部の赤みはストレス?と胃の薬1週間分もらってドラマチックな未体験は終了!

もう、当分やらないぞ〜!
(2012.08.11)

<276>

立秋になりました。たまたまでしょうが、今日は30℃を越えず湿度も低く、久しぶりに快適な1日。

過日3日は、皆様、お暑い中サロンコンサートにお運びいただき誠にありがとうございました!
お陰さまで、皆様とご一緒に楽しい会になりました。やって良かったなぁ!と心から安堵し、お勉強の苦労もなくなりました。

もう今は、いよいよリサイタルの曲に取り組んでいます(^-^;

「先生、今日は先生の目が半分位しかないですけど、どうしましたか?」と仕事先の生徒さん。
コンサートが終わって、何だか無性に不摂生がしてみたく…!
折しもオリンピック真っ盛り!卓球女子の準決勝とフェンシングフルーレ。1度見始めたら止まらない。物凄いエネルギーの集中力!
残り2秒で1ポイント入れなければ敗退…、それをフェンシングの太田選手はやってのけ、延長戦の結果、勝った。
これは何だろう…。
オリンピックに出るほどの人達は、
神様からの使者としか思えない。

感動と興奮に、気づけば明け方!
よりによって、この日は
午後から一件、夜に一件合唱指導のハードな日(-_-;)
何とか、午後のお稽古は元気にやっていたものの、インターバルに食事をしていく内に、どよよ〜ん…としてきて もう目が開いているのか、起きているのか自分でも分からない様な始末(笑)

夜の稽古場にて、開口一番生徒さんに
言われた一言でした。

もちろん、お稽古始まればパワー全開で、しっかり練習しましたよ(^-^)v
でも、クタクタ。
やっぱり、不摂生はいけないわっ!

でも、でも、頑張れニッポン\(^o^)/
(2012.08.09)

<275>

暑中お見舞い申し上げます(^o^)

今年の夏は、暑くないみたいよ!…と、言ったのは誰だっけ!
変わらず暑い毎日(;´д`)
皆さんはお体大丈夫でしょうか?

節電を頭の隅に思いながらも、健康には代えられず、昼からカーテン閉めきって冷房かける毎日!
間もなく3日…、に開くサロンコンサートに向けて暑さに休み休みながら準備している。今更だが、(コンサートをマチネにしなくて 良かった…)と安堵の日々!それでもまだ暑いので皆様気をつけておでかけ下さい!

皆様、水分、塩分摂ってどうぞ暑さを乗りきり、楽しい夏をお過ごしくださいm(__)m
(2012.07.31)

<274>

「うわ〜っ!」\(^o^)/

「そこを曲がるとありますよ!」と地元の方に道を尋ね、角の道を曲がってみると…友人と共に、思わず上げてしまった歓声\(^o^)/
休耕田に植えられた菖蒲が目にも鮮やかに一面咲き乱れ、花の美しさを改めて感じた至福の一瞬。

「ゥウッワー!」またもや歓声(^o^)

国立科学博物館に久しぶりに出かけた!何年振りだろう…?
今回は特に終了前日だったので、長蛇の列。そうなるのをわかっていて、朝イチで行くつもりが、…寝坊した(>_<)お陰で入場まで 40分待ち!

まぁ独りだし時間もあったので、のんびりと本読みながら、少しずつ入口まで進む列に身を委ねる。
入ってしまえば、入口辺りは人で混雑していても、奥に行けば観られる!
古い時代に想いを馳せながら、様々な展示物を眺める。
文字を持たない民族ゆえに謎に包まれているが、時代はそれほど古くもない。織物(美しい幾何学模様)、金細工…高度な技術が 見てとれる。ケルト文化と似たようなたどり方かな〜!?等と考えながら歩き進むと、当時のミイラが5体い並ぶ。
文化や信仰がそこからうかがえる。
最後の部屋は、3Dメガネを受け取り席につくと、スクリーンにマチュピチュの景色が映る。
初めて使い、観た3D画面は想像以上にリアル!まるでそこを歩いているかのような感じになる。
…と、そこへコンドルが私達の方に飛んできた、と思ったら急上昇!私達の視線も一気に空へと昇りマチュピチュを俯瞰して眺める。
コンドルは私達をジェットコースターに乗っているかの様に、空中散歩に連れてゆく。上昇、下降する度に思わず口から「ゥウワ〜!」 (平衡感覚がおかしくなる〜(*_*))

いつの日か、本物のマチュピチュを訪れたいと思っている。
『体力居るから、早い方がいいわよ〜』とは行ったことの有る友のありがたいお言葉!f(^^;
(2012.07.14)

<273>

閉塞感にいた時、ウィーンフォルクスオーパーの公演に出掛けた。
ウィーンフォルクスオーパーは、オペレッタ(喜歌劇)専門の団体で、踊り、芝居も達者な歌手であるがゆえに、歌のレベルが時に 問われる。
けれど今回、作品にとことん奉仕しお客を喜ばせる事に徹した、この公演が観、聴きたくて楽しみにしていた。
看板演目「こうもり」(他にも「ウインザーの陽気な女房」「メリーウィドウ」も鑑賞した)は、それを裏切らず絶品で、芝居も演出も 達者で歌唱力も心配なく、本当に堪能した。
面白いところでは会場中が、遠慮なく声を出して笑い、その楽しさに心が軽やかになる!
お客さまに奉仕すると言うのは、こう言うことか!と再認識した。

近年、どの国も不景気で豪華な舞台はなかなか望めない!その中でも、簡素ながらわかりやすく清潔に創られていて衣装も美しく、 夢の世界へと引き込んでくれる!
お金をかけずとも、やればできるんだ、奇をてらわないでこのような舞台
が!この晩、私の心はヨーロッパに誘われ、幸せに溢れた!

病気がちだった同い年の従兄弟が、昨年12月に亡くなったそうだ。葬儀は身内だけで済ませ連絡だけが、年が明けて、来た!
…お墓参りだけでも、と日程を遣り繰りし、田舎の親戚付き合いしている子が車で迎えに来てくれて出かけた。

途中、中央高速が事故渋滞のため富士吉田経由で行くことになり、山中湖→北口本宮浅間神社→忍野八海…途中富士吉田のうどんを 食べお墓参りにたどり着いた!(観光みたいになってしまった(^-^;)
そこには母方の祖父母も眠っており久しぶりにお墓参りできて安堵した。

浅間神社は富士登山北口にあり敬虔新かで、心が洗われる様な心地。初めて食べたうどんはサッパリ素朴な味わい。
何とも驚いたのは、大学時代友人と行った当時は、村の中にひっそりと且つ地下水が渾々と湧き、神秘性に満ちていた忍野八海が、
今や明るく新しく造られた土産物屋に囲まれ原宿の様になっていて!言葉を無くすほどのショックを受けて立ち竦んだ…(*_*)残念!

帰路車で送られる途中、『ほったらかしの湯』に寄ってもらい「あっちの湯」で汗を流し(「こっちの湯」もある)、 ほっとしながらとても良い1日が終わった!
(2012.06.28)

<272>

5月21日は金環日食。
目覚ましで7時半に目覚め、窓を開けたら隣の駐車場に皆が仁王立ちして空を眺めている。(そうだった!)うっかり失念する ところだった!
ゴミ出しついでに太陽を見る。流れている薄い雲の合間に、ちょうど金環の状態になった太陽を観ることができた。
なかなか観ることができない天体ショーを自宅で体験できて良かったが、それよりも、その金環の時の空の明るさに感銘を受けた!
もっと暗くなるのかと思っていたが、意外に明るく、けれどその明るさは淡く空気も優しく、経験したことのない感覚に捕らわれた!

翌日、22日はスカイツリーの開業日!マスコミは煽りに煽っている。タワーは無くなりはしないのだから、何も慌てて、ましてや並ぶ様に 混雑の中行かなくても〜!と並ぶの嫌いな私は、その賑わいを眺めている。

それよりも!
タワー近くで開催されていた大相撲の千秋楽!
チケットを買う度、(どうか千秋楽まで優勝が、決まりません様に)と祈りながら、買うのだが、今回はなんと!三敗で三人が並ぶ混戦。 四敗の力士もその後に続き、一体誰が勝つのか解らない面白さにワクワク!

国技館に行ってみれば…、三敗力士杤おう(火へんに皇)山の取り組み相手の琴欧州が怪我で休場。これで、四敗力士に優勝の望みは 無くなり、三敗力士の決戦!
本割りで、三敗の旭天鵬勝ち、稀勢の里負け、杤おう山との平幕同士の優勝決定戦に。

もう館内は熱気を帯び、ワクワク!
どうやら、長い間ずっと取り続けている旭天鵬贔屓な空気!
かく言う私も旭天鵬を応援!
人知の計り知れないところで、エネルギーの動くのを、流れが“そちらへそちらへ”と向かうのを感じる。

優勝決定戦に館内は熱気のピーク!
ゴウと言うような声の中、とられた勝負は、旭天鵬の勝ちとなり館内は割れんばかりの拍手に変わった。
天井桟敷ながらも、旭天鵬が勝ち名乗りを受けながら涙しているのがわかり、こちらももらい泣き!
表彰式、インタビュー、そして横綱白鵬自らパレードの旗手をかって出た…といちいち感激して泣けてきた(笑)胸がいっぱい。
パレードは黒山の人だかり!とても見られるものではなかったが、感激にうしろ髪惹かれなかなか帰れず…!
するとオープンカーに乗り込んだ二人の顔から上がチラリと垣間見え、これで気が済んで帰路についた!

感激するというのは、本当にいいものなんだろう。何だか幸せに、少し長生きできそうな気分がする(笑)
(2012.06.06)

<271>

急に初夏の陽射しになってきて、シャワーを浴びるだけでも、肌がピリピリしてきた。ソバカス美人にならない様にUVだけは怠 りなきようにと、夏用の化粧品でお手入れですっ!!!

ご無沙汰していた友人とコンタクトが取れ、久しぶりにやっと会える事になった。英文科卒を頼りに、英語の歌詞の訳を教わ る!と言うもう1つのお願いも合わせて(^○^)。
はまっ子二人(私は元…かな?)、地元で遊ぶ。「どこでご飯食べようか?」「『わかな』で、元気つけようか?!」…と、 ツーカーで、横浜の老舗の鰻屋さんに行く。
待ち合わせに少し時間があったので、こちらもなかなか最近行かれなかった馬車道のパン屋にも寄る。
こちらが想像していた以上に「よう〜!どうしてたかと思っていたんだよ!」と声をかけていただき、重ねてきた時間が心に残る のを改めて感じ、胸が温かくなった。

5時に『わかな』前で待ち合わせて、早速注文。早い夕食が、始まった。
いつ来ても変わらぬ味(ちょっと辛めのタレは鰻をさっぱり食べさせる)に舌鼓を打ち、近況を報告したり英語を教わった り…有意義で楽しい時間を過ごした。

3月下旬から5月中旬まで、ザルツブルクの友人が来日していた。日系の方なので、これまでも日本に何度も来ているが、 スケジュールがビッシリで「ザルツブルクで会おうか!」と、今まで日本で会った事はなかった。けれど、この4年間ザルツ ブルクに行かれていない私は、ずっと会えず、今年はアポに入れていただいた。

千葉に滞在してるので互いの真ん中辺り、東京駅“新銀の鈴”が、待ち合わせとなった。
(銀の鈴ね!)と簡単に考え、昔有った場所に行ってみたら“銀の鈴”は…なく、ウロウロ(*_*)してはみたが、結局駅員さんに 尋ねる。「地下になります」と教えていただいて向かってみた。なんと、低い天井に“鈴”はあり、その向こうに待ち合いの椅子が ある(ビックリ)人はどんどん湧いてくる。
それでも、時間通りに嬉しい顔に再会し、ランチに大丸デパートに入る。

東京は電車に乗り降りばかりで、なかなか出ない。情報では聞いていたその人気のデパートに何十年振りに入る。確かに綺麗だし、 魅力的な人気のお店が沢山入っていて、何よりも物凄い人、人、人!!!
美味しい日本蕎麦で昼食を済ませ、お茶をしよう!と、次なるお店を探す。
丁度お昼時、どのお店も行列!
本来、並ぶの大嫌いの私も、友人との久しぶりのお喋りに苦にならず(大人のガールズトーク?!)、京都にあるお茶屋さんが経営する 甘味処に入る。時のブランクも感じず、色んな事を話し、瞬く間に時間は過ぎて行った。二度目のお茶に、コーヒー飲む頃には、 早や夕方!
「もう、こんな時間!」
楽しい時間は、あっと言う間に過ぎ、「また、ザルツブルクにいらっしゃいよ!」と、再会を約束して別れた!

久しぶりの旧交を温めた友人達の暖かい心に、元気をいただき、感謝の思いでいっぱいの時間だった。
(2012.05.22)

<270>

今はゴールデンウィーク真っ只中。
以前から、私の生活はカレンダーとはあまり関係なく仕事の予定も普通に入り、知らぬ間に終わるのが常だ。

それでも今年は少し意識して!(笑)、美術展の招待券をいただいたので、「美術館巡りでもするか!」と決めていたものの、 気づけばもうGWも半分終わってしまった。前半1日オフが有ったが、疲れすぎて動けなかった(^^;。
手帳を見れば何だかんだ仕事があり、残り辛うじて2日間オフできそう!その内の1日は、ザルツブルグの友人が来日しているので、 四年ぶりに再会の約束!!
残り1日では美術館巡りはとうてい終らない?けど、たまには出かけようと考えている(^.^)

GWの少し前、知人から突然連絡をもらい「キャンセルの出たチケットが有るので、
美輪さんの椿姫行きませんか?」とご連絡いただき、急遽出かけた。
「椿姫」と言えば、私達にとってはヴェルディのオペラが近いし、デュマ原作のお芝居は、幼少の砌(みぎり)、神戸の宝塚大劇場で 観たきり。舞台と衣装の美しさに10歳の私は目を見張り、真剣に宝塚歌劇団に入る事を考えていたっけ!(*_*)

さて、どんな舞台上でしょう!と席を探したら、最前列!ど真ん中!!
幕が開いた途端、匂います!香水の香り。何でも美輪さんのお好きな「タブー」を舞台に、衣装に振り撒くのだとか!
アイデアではあるけど、この香り、かなりクセが有るから、難しい!苦手なお客様が居たら…と、考えた。
私もちょっと苦手(>_<)
オペラではないから、台詞でストーリーは進行して行くのだが、残念ながらデュマの戯曲ではなく、オペラのテキストからのようだ。
仕事上色々な事が気になる私は、
衣装の出所はあそこ?それにデコレーションしてる?このBGMは
ちょっと合わない?等勝手な事考えながらストーリーを追いかける。
それでも、美輪さんは御歳75歳にも関わらず艶やかで、女心を持ち合わせ熱演だった。
ストーリーが美しいから泣いているお客様が居られて、これで「椿姫」が、大勢の方に認知してもらえれば嬉しいな〜と 帰路に着いた。



<269>

川崎市はつい10年ほど前までゴミの分別が無く、しかも毎日収集があった。その後、缶とビンの分別だけは始まる、昨年から、 ミックスペーパーと言う紙の分別が始まった。
「紙か〜!」と、単に燃やすのではなく、資源ゴミならば!と気持ちは積極的となり、セッセと分別してみた。
なんと普通ゴミは激減!!
私のゴミのほとんどは、「紙」だった…(((^_^;)
ちょうど貯まってしまったコピー譜の整理を始めたタイミングと重なり、今やセッセとミックスペーパー収集中o(^o^)o沢山出せた 時の喜びよ!(笑)
どれだけの紙類を、消費していることか!

相談があって連絡を取りたいと思っていた懇意の弁護士の先生が、おられた。
いつも私のコンサートにも、お出かけくださり、お便りを交わすと「ランチでもご一緒しましょう!」と挨拶の様になってしまっ ていた。
過日何度か、仕事先に電話したが、お留守で、留守録にメッセージを残した。…しかし、連絡は取れず。
すると、その先生を紹介してくれた、大学時代の友人から何年振りかに電話。「知ってた?先生、1月に亡くなってたそうよ」 絶句です。
昨年、12月の私のコンサートでお会いしたばかり!ご相談を棚上げし、お食事の約束を伸ばし伸ばしにした、結果が、これ。

…私の平凡な暮らしの中にも、時々新しい風が吹き、新たな環境が生まれ刺激を受け、新たなエネルギー源となる。その環境が 自分のものになるまで、今までの環境にちょっとお留守になっていた。
今回の先生の急逝は、大きな反省となり、以来機会を見つけては旧交を暖めている。
もう既に、何人かの友達、知人と連絡を取り合った。
連絡を取ってみれば、それぞれの生活に変化があり、懸命な生き様に触れ、(あぁ、そうだった!この暖かさに私は包まれて生 きていた!)と感謝が溢れる。
会いたい人には会っておこう、身にしみて、思う。

再び見(まみ)える事のできなくなってしまった先生から、いまだに教わり、ご相談したかった懸案をまだ抱え、しばし、 困っている私だ。

先生のご冥福をお祈りして!
(2012.05.08)

<268>

瞬く間に、狂おしい桜の季が過ぎていった。
いまだハラハラと花びら散る小路一面、雪の様に覆われた様も美しく胸を打つ。

花冷えのする気候だが、少しずつ春らしく花爛漫と新緑の季に移りゆくだろう。

今年はオリンピックの年!
オリンピック出場選考スポーツ大会の中継が増えている!
卓球、水泳、体操、etc.
瞬間が勝負のスポーツは、練習によって磨かれた身体だけしか、それに応えてくれない。それが、どれ程の訓練か想像は、できない。
スポーツの技とその磨かれた身体は、無駄がなく、見惚れるほど美しい!
…なんて、自分は動かずTV観戦ばかり!
それじゃ、自分のプロポーションは駄目じゃない!!!少しは動くか〜?!(笑)

さてさて、そんなスポーツ観戦の週末を過ごしていたが、いよいよ来週は、久しぶりにけいゆう病院のコンサート。
楽器の身体を整え、プログラムを整え、静かに心を歌に向ける暮らしに戻る。
今回は、留学していた高校の教え子にゲスト出演していただき、共演する。教え子と共演できるなんて、なんて幸せだろう。感激。
…暗譜に勤しむ今日のわたし。
(2012.04.21)

<267>

桜、満開!
「遅い」と言われていた開花後、満開は結局例年より三日遅れ。咲いたと思ったら一気に開いたようだ。満開ながら気温が低く 夜は寒くて、なかなかゆっくり見ていられない!(お陰で散らずにもちそう?)

大好きな渋谷の洋服屋さんでの、“お花見にお食事会を!”の約束が、花の咲き頃に合わせ、先週末(土曜日) になった。

昨年暮れ「クリスマスしよう!」と食事会をした際、拙いながら手作りのビゴス(ザウワークラウトを肉やキノコと煮込んだもの)を 持参したら、店長さんがとても喜んでくださって、再度リクエストしてくださり…、じゃあ何時にしましょう?とマネージャーさんと も相談させていただき実現の運びとなった(^-^)

ビゴスは下ごしらえだけ済ませれば、それほど手間はなくコトコトと飴色になるまで煮込むだけ。練習しながら、お鍋をかき回す。
ビゴスに合う、ゆで玉子や南ドイツで教わった素朴なハンバーグ、茹でたじゃがいもを添える。(私はじゃがいもと一緒にいただくのが お気に入り)

私が、紙のお皿に料理を乗せ、めいめい皿にお箸とフォークを適当に置いたら、その横でマネージャーさんが黙々と、料理の配置を 変え、めいめい皿も美しくテーブルセッティングを始めた!
なんとなんと、お料理も紙のお皿も綺麗に見える事!!!
さすがですm(__)m
美的センスの違いか、性格か!?

歳月と共に気心が知れて、寛いだ空気の中、皆で代わる代わる写メを撮り終え食事開始。
予定していた人数より一人少なく、お料理が多くて余るのでは…の心配をよそに、皆さん沢山食べて下さって、ご飯の一粒も、 レタスの一枚も残らずなくなり、本当に感謝の一言!
マネージャーさんのスペイン出張土産の生ハムも口の中でとろける様に美味しく、贅沢な至福の時になった。
あ〜、楽しかった!

楽しさの余韻に浸りながら、今はまた現実。また次のお祭りを楽しみに、働くぞ〜(^o^)/、練習するぞ〜(^o^)/
(2012.04.09)

<266>

なかなか出なかった開花宣言が出た途端、その翌日から桜花は開き始めた。その咲く花を見ると「春だなぁ!」と冷たい風 にも、思う。
せっかく咲き出したかと思ったら、今度は春の嵐!蕾が落ちはしないかと、思う。
桜の季節の私の散歩道に、行ってみた(写真は今日)。花は五分咲き。それでも上を見上げると吸い込まれてしまいそう。
その下を、新品の制服を着た中学生が少しおしゃれをした父兄連れで歩いている。
“入学式”なんだ!

そうね!4月だもの。
年度感覚がすっかり失せてしまった私。そう言えば、昨日夕方仕事に出かけるのに駅に向かったら、駅の構内に人が無規則に 散らばり歩き難い事!
新入社員や新入生が、いるのでしょう。
やっぱり、4月です!
(2012.04.05)

<265>

アメリカワシントンでは、桜が満開だそうだ。日本では、まだまだ…。
ようやく、梅花が咲き始めたばかり。今年はいつ、桜花が見られるかしら?

コンサートを終えると、大概「OFF」と称して1週間程度「歌」から離れる。楽譜も開かず、声も調整せず…。(そう自分に言わないと、 練習しない後ろめたさに襲われ苦しくなる)そうすると、日頃、気にかかっている事を心おきなくできる。

今回は、新しい生徒さんもみえるし、大きな男性の生徒さん方がいつも狭そうにレッスン室に通って行くので、そこに置いてあるカ ラーボックスの位置を変えようと、思案していたものを、思い立って始めた。(何故、もっと早くやらなかったか?!入居以来初めて!)

たかが、カラーボックス1つ!
されど、そこに収まっていた文庫本の数と言ったら…。絶句!
出てくる、出てくる。百冊なんてゆうに越えている。

女らしい心地に胸をキュンキュンさせた、田辺聖子。最初は彼女の歴史物から、次は小説。昔の物ほとんど持っているかも 知れない。パラパラページを繰ってみる。読んでいた若き頃が、よみがえる。

…!おっとっと、こんな事していては、片付かない!と、手を動かすと、次は、池波正太郎。
昔、入院中に読んだのがきっかけで夢中になった。
その江戸言葉の美くしさと、ストーリーと、なんと言っても江戸の男の格好良さ!!
以来、時代小説ばかり読み耽り、気つけば山の様な時代小説の本の数。綺麗に揃えようと作家別に棚を整理してゆくと、 スッキリとして満足したが、あぶれた本がまだ、収納されていない。そこで、私の悪い癖、パタッと手が止まった。
処分しようと思うのは僅か20冊程度。さて、どうしよう?
思案しながらも、やはり時代小説のお好きな方から、本番前にお借りしていた新たな作家の本を、今!とばかりに、一気に読み 耽る!あ〜、楽しい(^_^)v

桜の花を待ちながら…。
(2012.03.22)

<264>

昨日は、生憎のお天気の中ささやかな、サロンコンサートに、お出かけいただきありがとうございました。せめて気持ち だけでも温かくなっていただければと、歌っていました。

・・・曲間で、お話しを少しさせていただきながら、1年前の震災を考えていた。
私には、何ができるだろう・・・とばかりの1年だった。
大した力もない私には、歌うことで、回りで聴いてくださる方々の口元に笑顔が広がれば、幸い。

震災の記録が、1年振りにテレビで、流れる。
当時はあまりの光景に信じられない気持ちで、ただ、ただ眺めているだけだった。
今、見れば「これは・・・!」と、ものすごい事が起きたんだ!と、はっきりした頭で、理解した。これだけの災害の復興には、 まだまだ時間がかかるに違いない。まだまだ、何も終わってはいない。
恵まれた環境に居る私は、記憶の中に震災が入ってしまいがち、でも被災された方々にはまだまだ現在。
見るのも辛い映像だけど、改めて心に止める。
被災地に居られる方々に思いを馳せ、私のできる事をしながら、やってゆきたい。

真冬のウールのセーターをまとめて手洗い。アナログな私は、洗濯機の手洗いコースではなく、本当に手で洗う。それを水切り 、陰干しして、セーターがふっくらするのを見てご機嫌(^_^)

税務署の帰り、温かくなってきた外を眺めながらの喫茶のモーニングセット。ずいぶんと久しぶり。気分はリフッシュし、 時に、いつもの生活ベースを、変えてみるのもいい!

最近、まとめ買いした中国茶ばかり飲んでいたが、今日は久しぶりに好きなアールグレイを淹れた。その香りに心解れ、 静かに体に喜びが広がる。

幸せは色んな所に、ある。
(2012.03.11)

<263>

3月3日雛祭りを終え、4日にお雛様をあわてて片付けた。出しっ放しだとお嫁にいけないのです(笑)

意思の強くない私は、時折頑張れない・・・と、思う時がある。年齢のせいかも知れないし、性格かも知れない(>_<)。
確定申告も、先週から手を付けて本来なら、もう終わってるはず!・・・が、最後の一手間を残して止まっていたf(^^;。 (まあ、結果が、間に合っていれば別に問題はない。私の中の問題だ。)

1週間程もテーブル上に、山積みのレシートが広がったまんま…。私の中の危険信号が、点滅し始めた。(コンサート終わった後で だと、その後のスケジュールで難しい!!)

雛飾りを片付けたその勢いで、最後の計算を再開。毎年やっている事だから、おおよその見当はついてはいたが、あと少し!・・・ それでも、数時間かかり、ついに終了〜〜!。
ヤレヤレ。山積みのレシートを、片付けてホッと一息。これが5日。

しかし、まだ終わらない。提出しなければ!
サロンコンサートがマチネ(昼間のコンサート)なので、早寝早起きして体調を昼に合わせる為に、生活を変え、6日、朝一番に税務署 に提出!!!
これで、スッキリ本番だけに集中できる\(^_^)/

楽しい事をニンジンに、(これが終わったら!)などと制約をかけてしまい、変に苦しんだりする。それにハッともう一人の自分が、 気付く。
別に楽しい事やりながらでも良いじゃない(^-^)v
結果が、合えばね。

あぁ、でも私は楽しい事に熱中没頭、頭の中を元に戻すのに四苦八苦。反省しきり!!(*_*)(*_*)(*_*)
単なる楽しい事好き!?
(2012.03.06)

<262>

三寒四温の候!
季節は粛々と、移り行く。

小さな雛飾りを置きました!(もちろん大きなのも有るのですが・・・(^_^;))桃の花も飾りました。
これからが一番季節を感じる事ができます!

3月10日のサロンコンサートのプログラムの、愛らしい「雛の日は」を歌うと春の心が湧いてくる。
今は、コンサートに向けて勉強と共にコンディションの為、部屋に静かに過ごしている。

コンサートが、確定申告提出締め切り日に近いので、終わってからでは、何とも慌ただしくなりそうなので、(それでは!)と 少しずつ始めた。

去年の手帳を繰ると、色々が思い出される。震災の頃は全ての予定に、斜線が引かれスケジュール変わり、当時の思いが蘇る。
あの日から、それぞれの心に様々な思いが湧き、自身を見つめ直したのではないだろうか?

個人的にも勿論だが、仕事上にも変化があり、震災だけのせいでもないのだろうが、幾つかの別れと、新たな出逢いがあった。
それに伴い、行動範囲も変わって行った。

年々アッと言う間の一年だと思うばかりだが、手帳の中には確かに過ごした一年が残っており、その時の私がそこにいる。

また、新しい年の今を思い、大切に過ごす決意も新た。

・・・などと、思いに耽っていてちっとも数字を動かす手が進まない。
オフィスTAKの事務員として、せっせと働かねば!(笑)
これが、終われば歌手として、晴れやかにコンサートに立ちます。

年度末でお忙しい事とは思いますが、皆様のよくご存知の曲を歌いますので、よろしければ是非お運びください!
(2012.02.28)

<261>

アナログな私としては一大事!

今年の7月に、私の持ってる携帯電話
使えなくなるそうで、いつ、何に、替えようか?と考えていた。・・・ら、バッテリーがおかしくなってきて、 (これは替えるしかない!) との結論に!

機械音痴の私は、新しい機種にビビりまくりながらショップに出かけた。
色々紹介されながら、パソコン機能充実のスマートフォンに心傾きつつ、使いこなせるか、と心配しながら頭の中で支払いを計算 しつつ・・・決心!
すると、店員さんの一声!
「無料の機種もございます!」
私、一言「それにします!!!」(笑)

以来、どこを触ってもクルクルと、画面が変わり、そのたびにキャーキャー、ドキドキする毎日(*_*)
もう、大変!!!

今週は、バレンタインがあった。
当日は、3月10日のコンサートの打ち合わせに、サルビアホールに出かける、至って現実的な1日。
差し上げたい方には、早々に渡してしまった。
帰り同行してくださった方から、チョコレートを頂戴し、今はそれを摘まみながら、歌の稽古に勤しむ私です(^_^)
他日、ハート型のお煎餅も頂戴し、さて、食べよう!としたらハートがどうしたって壊れる(>_<)
何と言う事!残せば壊れたハートを見る羽目になる。仕方がないのでバリバリと一気に食べた(笑)

『春は、名のみの、風の寒さよ 』とは早春賦の歌い出し。
それでも、冷たい風や陽射しに柔らかさが感じられる。

皆様、インフルエンザが流行っている様です。くれぐれもお大事にお過ごしください。
(2012.02.18)

<260>

早いもので、新年になって一ヶ月が経ち、立春で新しい節を迎えた。私は新年より、何故かこの節の変わり目に気持ちがシャンとする。 新たな気持ちでスタートさせた。

   年末年始がバタバタだったので、1月はのんびりするぞ!の決心の元、フワフワと過ごし、おまけに風邪でゴロゴロ、本当に ゆっくりしてしまった(笑)。 インフルエンザでも何でもないただの風邪は、体のリセットな気がする。…また、野菜の葉物の 高騰でなかなか手が出ず白い野菜(白菜や長ネギ等)ばかり食べていてひょっとしたらビタミン不足かも!?と慌て、野菜を手に 入れようやく気持ちがホッとした。そろそろ風邪も良い!

恒例の門下生の勉強会が5日にあった。震災以降辞められた方々、お休みの方もいて人数的には少し寂しい感じもしたが、 年々曲が大きくなりしっかり歌われる様になったので、10人で1時間半みっちりかかった。
 それぞれの1年が伺われて聴いている方は楽しかった。

風邪で二回休んでいたストレッチ体操にでかけたら、寒さやハイヒールで筋肉が固まっていたらしく、それまで何ともなかった 一分の体操がやたらきつく(^_^;)、独り(う゛〜)と呻きながらやっていた(*_*)
(これは筋肉痛になる!)と、帰宅後お風呂につかりメンテナンスしたものの、既にあちらこちらがピキピキしてきた。 運動不足とはこう言うものらしい…。
やたら眠くなったが我慢して、歌ってみた。ピキピキしている筋肉は意識しやすく、声は楽々と鳴り、運動の大切さを 改めて感ずる。
…その翌日の今日。細かい所が、筋肉痛!
(2012.02.08)

<259>

 本格的な寒さ、何年振りかの冬らしい冬。ずっとしまってあったオーバーコートを代わる代わる着て楽しんでいる。
 戸外の寒さはザルツブルク仕込み、鍛えられていて大丈夫なのだが、室内の寒さには参る。なかなか部屋が温まらない。 節電を気にしながらも、やはり温度をあげざるを得ない。それにしても、寒い。
 「!」思いついて、エアコンのフィルターをチェックしたら…(*_*)。慌て掃除したら、温風がゴーゴーと出てきた。 冷たいガラス窓にもシートや段ボールなどを一枚貼る事で冷気を遮断。ずいぶん違う。ヤレヤレ気付くのが遅かった(^_^;)

 仕事の新年会の帰り、「フェルメールからのラブレター展」に渋谷に向かう。夕暮れ時、お客も少なくゆっくり観る事ができた。
 今回フェルメールは3作品。その2つは以前観たことのあるもの。「手紙を読む青衣の女」は、修復後初めての展示。 汚れを落とされたラピスラズリの青は鮮やかな濃淡が甦り絵に瑞々しさが戻る。この作品が今回の話題だったが、私が思わず 立ち止まって動けなくなったのは初めて観る「手紙を書く女と召し使い」。その手紙を書いている女性の美しいこと!!!
息をのんで立ち止まったきり、そこから立ち去り難く、どれほどそこに居たのだろうか…。本当に、きれい。きれい…としか 言えない。(ああ…!)と溜め息。思う存分観て幸せを胸に帰宅した。

 その後、1月22日大相撲春場所千秋楽に出かけた。今回は、早々優勝力士が決まっていたが、全勝優勝がかかっていた。 …が、横綱の意地でその連勝を阻んだ。1番1番力の入る取り組みに、満員の会場は知らず知らずに一つになり、熱を帯びて 観戦する。ライブはいい。堪能した。
 テレビでは6時には表彰式半ばに終了してしまうが、初めての千秋楽だったので最後まで居た。長い表彰式の後、来場所に 取組表に載る力士と親方が土俵上で紹介され、お神酒を飲み三本締めで手を合わせる。客席から「頑張れよ〜!」の声援が 幾つも飛ぶ。これも心温まる。
最後、相撲の神様を帰す儀式が行われ、熱戦を鎮め患者に終る。その一連に参加し、私も清々しい気持ちになって帰ってきた。

 春の演奏シーズンの準備にようやく腰を上げ、いざスタート!
…と、部屋のあまりの寒さと年末年始の疲れに風邪をひいたf^_^;きっと、風邪でもひかないとのんびり休養を取れない私に神様から のプレゼントと思って、ありがたく臥せっていた(笑)(*^m^*)
(2012.01.30)

<258>

明けましておめでとうございます♪

穏やかな新年をお迎えでしょうか?

昨年3月の震災以来、私達には心の休まる時間が無かった気がします。その中でも、日常生活が支障なく送れて幸いです。 被災地の皆さんはまだまだご不自由な暮らしをなさって居られる事を考えると、言葉もありません。私に何ができるか? いつも考えて暮らしています。

私のできるお役に立てる事を精一杯勤めたいと思います。

今年が皆様にとりまして、佳き一年になりますように心からお祈り申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げますm(_ _)m。

 新しい年が始まり、早くも2週間経ちました。私の年末はたった1日。晴天の暖かな日中、ガラス窓を拭きました。 それで終わり。…それでも気持ちはかなりスッキリ。
 新しい年は、部屋のスッキリを年の目標にしたいと思っています。
今年のお正月はあまりお正月らしくなく…、とは思ってましたが人が集まると言うので、晩は“簡単パエリア”を 元旦から作ることに。
 簡単パエリアは食材が多く、野菜(玉ねぎ、ピーマン)魚介類(あさり、イカ、白身の魚、エビ等)の下拵えに手間だが、 火を使い出せば、あっという間。サフランをコンソメで煮出してお米に注ぐ。…ああしかし!何故かサフランが思っ たほど色付かず(>_<)。増量してみても香りは立つものの、ボケた色になってしまい、今一つ美味しそうにはならない。 ま〜、それでも沢山の具材の旨味を含んだお米はそれはそれは美味しく、皆様に許していただこう。

二日目の晩も、豚バラブロックを野菜で煮込んだり、三日目はすき焼き…と、何だかんだお料理をした三ヶ日となった。
(2012.01.15)

<257>

今年もあと1日。 ようやく最後の仕事が終わり一息ついた。

 年内最後の演奏は、友人の急な依頼で24日に渋谷南平台でX'masサロンコンサートだった。

  いつも行くお洋服屋さんが渋谷なので帰り、伴奏ピアニストさんをご案内がてら寄った。店長さんに前もってその旨予告した ところ「本当はお食事したいけれど、お店が忙しい時期で…、お店でX'masでも?」等と言う話になり、「じゃあ、何か持って 行きますね」と話は即決。

 何を持って行こうか…?唐揚げ?ポテト?etc.本番そっちのけ(?!)で考えるものの、かといって料理する時間も取れず、 思案! 買って行けば良いものだが、思いついて「ビゴス」を煮込む事にした。「ビゴス」とは、ポーランドの料理名。 ザウワークラウト(キャベツの酢漬け)を肉やキノコを入れてコトコトと飴色になるまで煮込むもので、パンや茹でたじゃがいも に添えていただく。(先日、フォーラムに出かけたポーランド大使館で出た「ビゴス」は飴色どころか焦げ茶だった…(◎o◎))
22日に下拵えして煮込み始め、翌23日一日中コトコトと火にかけていた。
 もちろんその間にしっかり練習もしましたよ(^_^)v。

24日、「ビゴス」をタッパに詰め、コンサートに出かけ無事に演奏を終えて、「カプレーゼ」(トマト、モツァレラチーズのサラダ) の材料を買ったり用意した「シュトーレン」(ドイツのフルーツケーキ、最近日本に入って来たが、なかなかドイツの物の様にズッシ リした物が少なくて残念(>_<))を持参していざお店へo(^-^)o

 お店はX'masプレゼントのお客様で賑わっており、ピアニストさんもご主人、ご子息の為にに選び始める。お二人共に長身。 なかなか体に合う洋服がないそうだが、このお店の男性店員さんは皆長身。フィッティングにお付き合いいただき、無事に良い プレゼントを見つけた様子。

 閉店時間8時!
お店の飾り棚を一つテーブル代わりにして、私のささやかな心ばかりの物が並ぶ。ピアニストさんもちょうどX'masのドイツ菓子 「シナモンスター」を焼いて来てくれて、働き続けた店員さん達は空腹と見えて、言葉も少なく食べてくださり30分後には、 空っぽ(*^_^*)。
 すると店長さんからケーキが出て来て、おしゃべりしながら、本当に楽しい一時を過ごした。

お誕生日やX'masなど最近はあまりキチンとやった事もなかったのだが、このお洋服屋さんで両日過ごさせていただき、 親しくしていただいて何と幸せ者でしょう。
心から感謝しています。
皆様、今年も大変お世話になりました。
来年が皆様にとりまして、一層の幸せ多き1年になりますように!来年も宜しくお願い致します。
(2011.12.31)

<256>

 寿!
 滅多に出席しない結婚式に出席した。
高校の教え子の結婚式だったが、この学年のメンバーは在学中から仲が良く、卒業後も年に1〜2回、私を誘ってくれて 食事会を開いている。
その成長振りを一年一年見ていただけに、珍しく嬉しい挙式だった。
また手作りの披露宴も心温まるもので、最後は皆、涙、涙となり、彼の生きている道が少しずつ実りを結び豊かである事が わかって嬉しかった。
 「今までのどんな結婚式の中でも最高だと思いますっ!」とは、そのお婿(教え子)!
良かった、良かった!
これから人生の次のステップだね!
いつも見てるよ!
いつも応援してるよ!

おめでとう☆☆☆☆☆
さて、リサイタルまであと1週間を切りました。最後の準備を心静にしています。
 お陰様で、130席のサロンですのでチケット完売となりました。ありがとうございました。

   ささやかな歌ではありますが、精一杯祈りをお届けしたいと思っております。
 では当日、お目にかかります!
 宜しくお願い致します。
(2011.12.04)

<255>

バイエルン国立歌劇場の東京公演に足を運んだ。
演目はドニゼッティの「ロベルト,デヴェリュー」とR.シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」。
久しぶりにヨーロッパの空気を味わい、ちょっぴり幸せだった。
ミュンヘンの歌劇場だからイタリア物が律儀(笑)。また、久しぶりのシュトラウスのエネルギーに押されて進むフレーズ感に慣れる のにしばしかかったが、ヨーロッパを浴びる事ができて体が喜んだ。
残念ながら、財政上の問題だろうが衣装やセットが、現代を設定してしまい夢は無い。殊にドイツの劇場に見られるが、 ビジネススーツを着た伯爵や公爵。女王までがスーツ。椅子や電灯も銀行の待合室に有る様な物。
「ドレスは無いの?」「シャンデリアは?」と、流れる音楽と歌詞から来る世界と異なる感覚が視覚から入るので、脳が混乱をきたす。 何とかならないかな〜〜〜と心から夢の世界を待望する。

 そのロベルト・デヴェリューにも出演していたE,グルベローヴァのリサイタルにも出かけた。
初めて彼女を聴いたのは、30年近く前。頭角を現し人気絶頂の頃のウィーンで『ルチア』だった。
それから来日してリサイタルやオペラが開催される度聴き続けた。この世の物とは思えない神がかった演奏に圧倒され、時には 体調が優れないのか?と言う演奏もあった。が、復活した!
 その誠実な楽曲へのアプローチと確かな技術での演奏は圧巻だった。彼女の年齢からは到底考えられない程の精密さだった。
凡人ではない。けれどその誠実な姿に、凡人の私でも学べる所は沢山ある。
見事な演奏に頭をたれ、教わったお礼に頭を下げる。
(2011.11.22)

<254>

 9月のはなし。
 「一度お相撲を見てみたい!」、と言う人に付き合って秋場所を観に両国に出掛けた。 色々な事件で暗雲垂れ籠めた角界は 集客力を失っている…おかげで千秋楽の席も取れたが、生憎その日は仕事。その前日14日目に椅子席(過去に一度枡席に連れて いっていただいたが、あまりの狭さに身動きとれず…)を予約。

 国技館でチケットを見せ、お茶屋さんのある入口に。高砂屋さんが私達のお茶屋さん。引き換え券を渡すと、大きな紙袋を 持って席まで案内してくれる。
初めての同伴者は、珍しげにお茶屋を覗き、案内されながらあちこちに目をクルクルと忙しい。
二階椅子席から力士が小指の先ほどの大きさだと淋しい!と心配したが、それほど遠くなく、十両の後半の取り組みから観戦を始めた。
 それぞれご贔屓の力士が土俵に上がる度、掛け声がかかる。一番一番取り組みが進むにつれ館内が熱を帯び勝敗がつくたびどよめく。 私もだんだん館内に慣れ、焼き鳥を頬張りながら楽しんだ。
 日本の伝統の立ち居振舞いが土俵のあちこちに見え隠れし、その佇まいは美しい。私達日本人でも難儀だろうこの所作や世界 に入る外国人…アジア人ならまだしも、欧米人にとっては相撲の型はさぞや大変だろう…と察する。
最後、横綱vs大関の大一番を堪能し、弓取りを見て出た。

角界は色々ある様だが、観戦はなかなか楽しかった。

 10月のはなし。  15日(土)、親戚にお招きいただき『川越祭り』を観に行った。
恥ずかしながら『川越祭り』を知らず、各々の町の山車が、次々と道に現れ互いの山車と出会すとお囃子を競う。 お囃子に負けたと思った山車が道を譲るんだそうだ。 なんとも優雅、風流な祭だ。
ひととき、現実を忘れ雅な和の世界に引き込まれた。
川越では“焼き鳥”と言って豚肉の串焼きを売っている。なかなか美味、頬ばりながら祭りを堪能した(*^_^*)
(2011.11.13)

 早や、10月もあと僅か。うちのハイビスカスとブーゲンビリアは、主に似て何をボケてるのか、今頃蕾を付け咲きだした(^_^;)やっと 居心地の良さを感じたのだろう。

 秋の音楽シーズンになり、忙しさが倍増。 第九の合唱指導や幾つかのコンサートの曲が、山積み!で連日パタパタとして トータルの時間が足りていない。
 その中、リサイタルのチラシが出来てきた。(【スケジュール】のコーナーでチラシが見られます。ご覧ください。)

嬉しさと同時に具体的になった実感に緊張感が体を走る。
背筋を伸ばし、深く息をして覚悟を決める。

昨年からテーマを決めて、それに相応しい時を選んだ。…が、3月の震災があり、今回のテーマが奇しくも合ってしまった困惑があった。 けれどせっかくこの様な機会をいただいた事に感謝し、全ての魂に祈りを捧げたいと思っている。
  皆様、宜しければ是非聴いていただきたくご案内させていただきます。今回のサロンは、130席しかありません。 現在残り30席になりました。チケットまだお持ちでない方は、お手数ですが、先ずご予約ご確認の上お越しください。 (当日券は出ないかも知れません。)

宜しくお願い致します。

気温が下がってきました。風邪などひかず楽しい秋の夜長をお楽しみ下さい。
(2011.10.30)

<252>

 10月の声を聞いた途端、空気に薫りがついて流れゆくのを感じる。金木犀だ。(あぁ、もうこの季節か!)と 五感に季節を感じる幸せを味わう。

   九月の事。
 いつも遊びに行く洋服屋さんからバースデー月割引券が葉書で送られてきた(^_^)v
 きゃあ〜!\2000引き!
 ちょうど声楽の数少ないお友達とランチする事になっていたので帰りに寄ってみた。
お店の景色はすっかり秋色、秋物。新鮮な洋服達に心踊る…が、さて、決めかねた。
 秋の洋服も欲しいけど、まだ高いしな〜(^_^;)セールに買いたいな〜!
 と、「バースデークーポンは最強だよ!」と、店長。他のクーポンは他の割引と併用不可だが、バースデークーポンだけは可能 だそうだ。
 試着をする時に、合わせて履かせていただいた靴の中に、ピン!ときたパンプス。既に割引の赤札がついていて、尚かつクーポン で割引!信じられないお値段になり、決意(笑) クーポンを差し出すと改めて「今月が誕生日なんですね?」「今日なの〜♪」と 答えると「えっ、今日?それはおめでとうございます」と、(お店だからご親切なのは当然だけど)何だか嬉しい私でした。
歌の友人と交代にさんざんフィッティングルームで脱いだり着たりして、ヘトヘト。ドレスを選んで値段交渉に入っている友人の 駆引きを聞きながら、椅子にボーッと呆けていた。
 …すると、少しして仲良しの店員さんが店長さんの用事から帰ってきた。「瀬尾さん!」とくたびれた私に、店長さんが声をか けてくださり、立ち上がると、白い箱を開き「美味しいよ!」とメッセージの書かれたバースデープレートの乗る凝ったロール ケーキが現れた。
 「えっ?お祝いいただくなんて…そんな…」恐縮している私に「いいじゃない!」と、にわか誕生会になりました。

 していただいた思い出深いお祝いの中でも、これは胸がいっぱいの記念になりました。
大した上客でもない私に、優しい気持ちで接してくださったお店の方に、心からの感謝です。
 帰路、素敵な靴と幸せな心に足取りも軽く帰ってきました。
し・あ・わ・せ♪
(2011.10.12)

<251>

『十六夜』“いざよい”と読む。十五夜の華やかな月の翌日の控え目な月を指すのだそうだ。
 ちょっと気に入って、(いざよい、いざよい)と心でつぶやいてみる。

 歳月とは、いかに早く過ぎ行くものか!!2年に一度の拙宅の契約更新の時期がまたやって来た。
 更新料を握り締め、不動産屋を訪ねると先代と息子さんのお二人が待ち受けてくれた。 部屋回りの鉄製のフェンスと言うフェンスが 皆錆びて、危ない。ペンキの塗り替えを再三再四お願いしてもなかなかやってもらえず、ついに「私が怪我でもしないとやってもら えませんか?」と談判に入った。すると息子さんの方が「部屋が空くとやるんですが…、人が居るとなかなか…」(ん〜?長年住ん でる人間を大切にしてもらいたい!)と内心呟く。…とそれが聞こえたかの如く、「わっかりました〜!」とスクッと立ち上がり 業者にその場で連絡を取ってくれ事態は進展o(^-^)o
 スクッと立ち上がった息子さんの足の長いこと!!思わず目を見張り、しげしげと眺めると、体半分、足!(☆o◎)オマケに イケメン!!。(こんな人がいるんだなあ…)とポカンと思わず見てしまった(笑)。

余談はさておき(^_^;)、それからは速いもので、業者の責任者が見に来てくれ、枠しかない網戸(入った時からボロボロで使った 事がない)やペンキ塗りの箇所、ヒビの入った硝子窓、トイレの水回り…をチェックし、今まで決して手をつけてもらえなかった あちこちが次々とメンテナンスされ、沢山訪れてくださる生徒さんにも恥ずかしくないドアになり、精一杯開けた窓には網戸を通 した風が入り、業者の人が入るので放置していたベランダの植木鉢の整理や部屋の整理に…と気分も一新した。
(やっぱり部屋のメンテナンスは大事だわ〜(^_^)v。気持ちが変わるわ〜)としみじみ実感。同じ部屋なのに違って見えます。

次は自腹ですが、襖の張り替えと、畳表を直そうか…と計画中!!
(2011.09.26)

<250>

拙宅の曲がり角に、突然きれいな行き先案内のプレートができた。気をつけて見てみるとあちらこちらに付いた。
「多摩区役所」「登戸駅」…。そして、「藤子・F・不二雄ミュージアム」

 8月に入って拙宅最寄り駅前のロータリーで、突然工事が始まった。新たにバス停が一つできたのだ。
新路線でもできたのか…?と思いきや、行き先は「藤子・F不二雄ミュージアム」
バスの名前は、ドラえもん号、パーマン号、等々。

 定期健診に病院の帰り、乗り込んだ電車の外側は、オバQ、キテレツくん、パーマン、ドラえもんの一族がペイントされて いる(*^_^*)
子供時代、オバQやパーマンに親しみ、高校時代に同級生に教わってドラえもんを知った事を思い出し、その絵を見ただけで、 何だかワクワクする。

見回せば、川崎市営バスの一部にもキャラクターがペインティングされており、試運転が始まったミュージアム行きのバス (もちろんパーマン号にはパーマン達が、ドラえもん号にはドラえもんやのび太や…)が拙宅の回りを走っている。
 愛らしいキャラクター達に心和らぎ、俄に観光地になったような小さな騒ぎとなっている。

藤子・F・不二雄ミュージアムは9月3日オープン(チケットは前売り制)だそうだ。
(2011.09.03)


<249>

 大分滞在中、1日できたオフに前回は立ち寄っただけの“長湯温泉”に出かけた。
 日本でも有数の炭酸泉で湯量も豊富。高血圧、心臓病、更年期障害、etc.に効果があるとされ、長期滞在型保養地としてドイツの 療養保養温泉地バートクロチンゲンと姉妹都市を結んでいる。
 湯治温泉地なのであまり観光地化されておらず静かなのも良い。
 アクセスは少し面倒だが、大分市内のバス案内所で聞いてみると、1日二本だけ長湯温泉のある竹田市が直通のコミュニティバスを 走らせている、と言う。
(では!)とそのバスに揺られて約1時間50分。
 宿に荷物を預け、先ずは割引券を買い、念願の「ラムネ温泉」に!!!
ただし、ラムネ温泉は原則“石鹸で体を洗ってはいけない”そうなので、先ずは公営の「療養文化館 御前湯」を訪ねて、ドボンと 浸かり(もちろん炭酸泉)体を洗ってから、ラムネ温泉へ挑戦o(^-^)o。

ラムネ温泉がどうして「ラムネ」と言うか?と言うと、30℃前後の水温で炭酸の水泡が現れ、体に付く(それ以上の温度だと 効能は同じだが、水泡は出ない)。お湯から体を出すと『シュワー』と泡の消える音がするからだ。
夏には涼しく、いくらでも長く入っていられる。途中、うつらうつらとしながら、結果、2時間近く入っていた。
 毛細血管まで優しく拡がった感じがして軽くなる。
 宿にも豊富な炭酸量のお湯があり、眠る前に入ってみる。水温は高いが、“のぼせない”
 1日に三箇所も入ったのに、“湯あたりしない”
 それは感動!

翌朝、もう一度宿の湯に入り、再びコミュニティバスに揺られ、大分市内に戻った!

 少ない温泉体験ではあるが、私の中で長湯温泉のお湯が現在1番!である(^_^)v。

(2011.08.29)

<248>

血液型O型って蚊に刺され易いって本当???

 今夏は暑すぎて蚊も居なかったが、最近暑さの中にも秋の風を感ずる様になったら、(えっ?)っていう瞬間に刺されている!
 自転車を出しているうちに二ヵ所!バスルームに一匹!と「パチン!」と潰したら蚊!潰した手には血がついた(>_<)
いつの間に…(-.-;)よく刺され困ったものだ。
 ちなみに私はO型…σ(^◇^;)。。。。

 縁あってお世話になり10年以上も親しくさせていただいている方が所属する大分の男声合唱団“南蛮コール”の コンサートがあった。

 今年始め、旅の途中で合唱団にお邪魔し、練習のお手伝いを少しさせていただき、演奏会の前にもう一度…と思っていたが、 震災によってスケジュールのパズルが上手くゆかず、うかがえず仕舞いだった。

「それでは!」とコンサートの日程に合わせ、また何かお手伝いする事があれば…と、本番数日前に大分へと旅に出た。 第二の夏休みo(^-^)o。

 ステージ練習を聴かせていただき、練習日には発声と歌詞、音程、フレージングの調整を少しばかりお手伝いし、 ゲネプロではワンポイント♪。大したお手伝いも出来ず楽しませていただいた。

 本番はそれは楽しいものとなった。
 わずか26名のメンバーながらホールにクリアに聴こえ、心地良いものに仕上がっており、日頃の訓練の方向性がキチンと 見受けられ、ここに仲間が出来たような喜びを噛みしめた(^_^)v
(2011.08.26)

<247>

 今年は蝉が啼かない…と思っていたが、立秋が過ぎ再び夏の猛暑が戻ったら、深夜シギシギと啼き出した。
少しホッとした。
 しばらくは涼しくてようやく熟睡でき、それまでの疲れを出しきりやっと体が楽になった最近。また眠れないのだろうか…。

 後れ馳せながら「英国王のスピーチ」を観た。
 ストレートに男同士の友情が描かれていて爽やかだった。

 久しぶりの暗い空間の別世界に気分もリフレッシュ。…と最寄り駅に「ショパン」の映画のポスターが貼ってあり、 食い入る様に眺めれば2002年制作のポーランドの作品。 (え゛〜!観てな〜い!!)手帳とニラメッコしながら時間を案配し、 オフ日を作り三軒茶屋まで出かけた。
昔ながらの映画館に初めて入る戸惑いも楽しみに、持参したドリンクで喉を潤しスタンバイ(^_^)v
 よくもこう似せるな〜と思うほどショパン役の俳優はショパンっぽい!
 書籍で読んだ史実を織り込み、ポーランドならではの、あまり語られないポーランド時代のショパン。パリ時代、サンドとの亀裂の プロセス。デフォルメされているとは言え、美しく奏でられる曲と共に興味深く観た。

 (ふ〜ん!)と、感心していたら、ここは二本立。
 もう一本は「ロビン・フット」名前は知れど、実は何にも知らなかった…。ショパンより歴史は遡るイギリスの史実。 せっかくだから…とあまり期待もせずに観始めたら、手汗握り面白いのなんの!!いやぁ、入り込んでしまった(*^_^*)お客様の 少ないのを良い事に、声を出して笑ったり「ウッ」とうめいたり。堪能しました。
 ショパンの方を覚えているかしら…と心配になるくらい夢中で(^_^;)
 ロビン役をやったラッセル・クロウは、始め単なるオジサンに見えていたのだが、緊迫するストーリーが進むに連れ何だか素敵 に見え、終る頃には惚れ惚れとしてしまい!役者って凄いなぁと、欧米の騎士道の男気は素敵だなぁ!と胸のトキメキがしばらく 続いた。

 もちろん、日本の武士道も素敵です!!!
(2011.08.10)

<246>

 2ヶ月に一度主治医の元にメタボ検診を受けに行っている。
寄る年波に血圧と中性脂肪が上昇気味。主治医曰く「痩せろ!」
(それはそうだろうが…)なかなか難しい(-.-;)
 それでも、
☆サラダ等繊維質の物を先に摂る
☆夜の炭水化物を減らす
☆週1度の運動
☆規則的な生活

小さな努力。
 規則的な生活については、今、朝の連続ドラマにハマり、前夜どんなに遅くても必ず7時半には起床するようになり、 頗る体調が良くなった気がする。規則正しく暮らし体調が良くなると、精神的にも安定し活力が湧くようになったようだ。
「え〜、今頃〜???」と皆に言われそうf^_^;…でも、分かっただけマシ!?と、自分に前向きです。

その結果、中性脂肪の数値が80も下がり先生も満足そう!!
私自身ビックリ!
どれが功を奏したのかわからないが、次回検診に向けて少々プレッシャーも感じているσ(^◇^;)。。。

自由業の休みは有るような、無いような!
自分で『今日は夏休みだ〜!』と宣言して成立する(*^_^*)
 そんな訳で、第一弾夏休みを一泊二日で取り、いつものホテルに出かけたo(^-^)o
景色と静けさと美味しいお食事にの〜〜んびり!(あ〜、生き返る!)とはこの事。
たった一泊で活力倍増。休養は必要だ(^_^)v
(2011.07.28)

<245>

これまでは“声”“のど”の為に「窓を開けて寝る」などと言う事はあり得なかったのだが、連夜の暑さに寝られず、 クーラーをかけるよりはマシ(!?)…と、少し窓を開けたて眠っていた。が、それでも暑く、明け方目が覚めると一度クーラーを かけ再び止めて眠る様にしている。(やっぱり最上階は暑い(>_<)場合によっては外の方が涼しいくらい(/_;))
 日によっては“声”が乾いてしまいカサカサなオッサン声になっている(笑)。若い頃なら、それでもショックで大慌てだろうが、 人生長くやっていると図太くなり、時間が経って治るからいいかっ!なんて。
 けれどやはり寝不足は続く。電車に乗ると、皆さん冷房の効いた車内で熟睡中。皆さん同じなんだな〜としみじみ共感する。
 汗と重さ(!?)でぺっちゃんこになった布団を干したくて…。ふっくら乾燥し、日射しでポカポカをクーラーの効いた部屋に広げて 冷ます。…それでもお日様の力は偉大!冷まし足りないと暖かくってやっぱり汗をかく。
 冬なら最高なのにねぇ(^_^;)

 近くの農家に夏野菜が豊富に並ぶ。取れたてのみずみずしい野菜が食べられる。トマト、キュウリ、いんげん豆、ナス、キャベツ、 ほうれん草、カボチャetc。(無農薬なので虫食いもある。先日ヤケに大きな穴と糞があり(???)と葉っぱを広げていったらカタツムリ が出てきたw(☆o◎)w小さかったのに中で育ったと思われる。ギョッとしたが、それだけ美味しいんだね〜!)
それを毎日いただいてなくなっては、コインを握りしめて買いに行く。野菜の水分に体は喜び、夏バテの回復を手伝ってくれている。 以前八百屋のおばさんに教えていただいた野菜の水分だけで煮る煮込み料理。
油(オリーブオイルでも可)をしいた鍋に夏野菜(何でも良いのだが、ナス、トマト、カボチャはあった方が美味しい☆)を入れ塩、 胡椒でコトコト煮るだけ。
これ南仏では“ラタトゥーユ”(^_^)v
(2011.07.16)

<245>

暑中お見舞い 申し上げますm(_ _)m

 7月9日 梅雨が明けた!
 しかし今年は梅雨時から猛暑、猛暑、猛暑(^_^;)1日に二度も三度も着替えて、シャワーを浴びてもまたまた汗☆⌒(>。≪)

まだ、7月も中旬だと言うのに、今年の夏はどうなるのでしょうか???
今から日の高い時間はカーテンを締め切り、薄暗い部屋の中で、節電を気にしながらクーラーを付け、熊さんの様にウロウロと過ごす。
 出かけた日には顔や腕がピリピリ、ピリピリ。3日に一度はクールパック!

汗かいた首元に金属のネックレスをしようものなら、真っ赤っか!カレンデュラのクリームを塗ってやっと治まる。またネックレスして、またクリーム塗って!

それでも、せっかくのお出かけには、“夏こそ♪”のお洒落をしましょう〜☆☆☆と思っています。

長い夏になりそうです。皆様どうぞお身体お大切にお過ごしください(^O^)/~~!
(2011.07.11)

<244>

 梅雨本番。ジメジメした毎日だ。
 そんな梅雨の晴れ間、気分転換に近くの生田緑地に本を持って出掛けた。
 ここは自然の雑木林を残しながら公園にしてあって、高い樹の木陰などは爽やかに心地よい。

…が、久しぶりに行ってみたら工事中。w(☆o◎)w
以前あった旧型旅客車両は別の場所に移動し、楽しみにしていた大きな噴水は…埋められて、少なからずのショックを覚えた。 旧型旅客車両でしばしの休憩、気を取り直して改めて散策を開始した。

 菖蒲を群生させた一画は今が真っ盛り。それは美しく、傍の東屋に腰を下ろし、花を愛で心安らぎ、持参した本を読んだりして ひと時を楽しんだ。
 たまには、良いものだ!!

 ヨーロッパに音楽留学していた高校の教え子が二名、偶然にも時期を同じく帰国した。 高校時代からそれぞれの音楽的能力と 人柄は深く印象に残り、卒業後も、それぞれ近況を知らせてくれ、今日まで交流が続いた。
 その二人が、木管五重奏のコンサートを開くと言う。
 帰国した彼等の元気な顔と上達した音を楽しみに、万事を繰り上げて出掛けた。
 教え子と言うのは、面影と共に、想いは高校生の頃のまま。久しぶりの顔に、美しい音色と大人の音楽を見せてくれた数年の 歳月の研鑽と、またどれ程に苦労したであろう外国での生活に心から敬意を表したい。(果たして私が彼等の年齢の頃に、これほど できたのだろうか…?と思う。)
 頼もしい音楽家となった彼らに、教え子として逆らえないのを良い事に(笑)、病院でやっているボランティアコンサートのゲスト としてお願いした。
 今から共演を楽しみに、私も初心に帰り襟を正して勉強したい。

(彼等とのけいゆう病院コンサート予定は、
☆10月28日 オーボエ 中山 達也 氏

☆ 来年4月 ホルン 泉 毅 氏

尚、けいゆう病院でのコンサートは原則として2ヶ月に一度、偶数月の第4週金曜日に開催中。詳しくはスケジュールコーナーを ご覧ください。)
(2011.06.26)

<243>

横浜駅を西口に出た。  震災で気分的に知らず知らず行動範囲を狭めていたらしく、横浜駅も乗換駅として利用こそすれ、長らく駅外に出ずにいた。…すると、 何と!何と!駅ビル“シャル”が全館閉店していた\(◎o◎)/
 『駅ビルが閉店する!』なんて考えてもみなかっただけに、殊に小学生の頃から父や母に連れられて色々と買ってもらった思い出も あるだけに、軽いショックを覚えた。

 その上、いつも靴修理を頼むお店に(ダイヤモンド地下街を降りて右折した先)向かったら…なかった!そこは東急ホテルの地下。 並びだったホテルも閉め、共に新たな展開があるようだ。

それにしても、行き慣れた靴修理屋さんが無いのは痛い。ダイヤモンド地下街や東口の案内所に聞いてみても、預かりでの修理の お店ばかり。チェーン店はマニュアル的。できる事ならコミュニケーションの取れる個人がやってるお店がいい。
 (はあ〜、困った!)

 路頭に迷いながら、当たり前に有る有難さをしみじみ思い、修理すべき靴を眺め、頭の中で色んな地図を浮かべる。
歌の生徒さんにその話を持ち掛けている内に、脳内に『菊名』のお店が浮かぶ。通勤のアクセスとしては途中下車しなくてはならず 不便か…。そして遂に『桜木町』のお店が脳内に浮かんだ。ずっと、素通りしていたが、記憶の中から浮かび上がった。 確かあった!
仕事の帰りに早速、靴持参してみた。ビンゴ!!
個人でやっていて感じの良いお店だった。仕事も丁寧。一目で気に入り一安心(*^_^*)
 心配なのは、このお店の立地。人があまり通らない。このお店が無くならない事を祈ります。皆さんもどうそ利用してみてくだ さいねm(_ _)m (『フット ギア』桜木町ぴおシティB2F)

(2011.06.12)

<242>

 今年は早くも梅雨入り。その上、台風も1号・2号とやってきて大変な風雨となった。それでも晴れ渡れば束の間貴重なさわやか な日々。湿気の多くなる梅雨に向けて覚悟ができる。

   計画停電や節電で、ちょっと気後れしてなかなか行かれなかった映画にでかけた。
 “シェルプールの雨傘”と言えばカトリーヌ・ドヌーブ。
 当時大変な人気。殊に男性諸君は目の色が違っていた。確かに若く未成熟な美人に映ったけど、そんなに〜???同性の私達に わからないものが、あるんだなぁ〜。当時女性達はオードリー・ヘップバーン派が多かった。

 その彼女が最近出演した映画。“幸せの雨傘”(また雨傘!?)
広告のストーリーには、『何不自由のない実業家の妻が、傾きかけた会社経営を立て直す…』とあったので、フランス映画は 最後肩透かしをくうこともあるが、(それでは!)と行ってみた。

フランス語にあまり明るくない私だが、役者達のその発音の美しさは素晴らしく、なんと綺麗なんだろう!と感嘆。
 カトリーヌ・ドヌーブがスポーツウェアのジョギング姿で登場。
まぁ、なんと美しいこと!!!
ビックリした。w(☆o◎)w
御歳60を優に越えているはず!確かに体型は年齢相応の様だが、お顔の美しさは筆舌に尽くし難し…。
勝手に、素晴らしい人生を歩まれて来られたのでは!!…と思いやり、かつて若いドヌーブに美しさを見た男性諸君には、脱帽!!!

さてストーリーだが、女性の意見など耳を傾けない頑固者の傘製造工場経営者の夫。あまりのワンマン振りに従業員も労働意欲も低下。
代わりに乗り出した妻(ドヌーブ)が、軽やかに経営改革を行い、ヒット商品も息子と手掛け軌道に乗せる。
それを横目に夫は立ち尽くす…。 男性の女性軽視から、女性の自立を可愛らしく楽しく見せていて(フンフン♪)と観ていたが、突如!(あ゛〜、やっぱりフランス映画w(☆o◎)w)
最後、従業員に讃えられたドヌーブはアレヨアレヨと政治家になり、当選祝いのパーティーでおもむろマイクを取りだし、な、な、な、なんとミュージカル仕立ての様に歌を 歌い始め、唖然としている私を尻目に大団円で幕。
や、や、やっぱりフランス映画だった(-o-;)やられた〜!ドサッ!(私が倒れた音)
(2011.05.31)

<241>

眩しい新緑、花水木、ツツジ、藤の花、と季節は初夏。
連休の某日、その新緑の並木美しい表参道で、なかなか会えなかった数少ない声楽の友人とやっとランチの約束が叶った。
 いつものコース。ブルターニュ地方のガレットを食べさせてくれるお店でランチ。外のテーブルでの食事は爽やか。
 食後、散歩しながら渋谷方面に向かい、最近気に入っているスペインのデザイナーズブティックに案内する。
 カジュアルでそれほど高くなく、品数がそれほど有るようには見えないのだが、一捻りしたデザインの様々なテイストの洋服が 見つかる。
 なんたってサイズが豊富!!!。安心して行かれる!(ん?それじゃマズイ?(笑))
 好き好きはあるが、イタリア、フランスに留学経験のある彼女、アクセサリーや夏のカジュアルなセーターが見つかり、 すっかり気に入ってもらえ、また次に会う時のコースに加わった。
 私は今回、じっとガマンで買わずに帰ってきた(^_^)v
…だがしかし、その後久しぶりに親戚の子と連休を利用してまたまた同じ様なコースで出かけ、再度立ち寄り、お気に入りを見つけ、 ついに試着してしまった(大体試着するとアウト!)。
一つは買い、一つはお取り置きにしてきた(>_<)。

 このお店を教えてくれたのは私の美容師さん。表参道に美容院を構えているだけの事はあって、ご自身も大変お洒落。
 数日後、予約してあった美容院に行くため、再び表参道に出没(この週、三回も行った)。
最近、髪に白いものが目立ってきたf^_^;
 マニキュアや染める程でもなく、相談したら「ハイライト入れると白いものが目立たないわょ」とのアドバイスに、“ハイライト” なるものが今一つピンとこないまま、それでも早速お願いした。
次々に細いラインに髪を取っては薬品を付け…外し、3時間後には髪は別人の様になっていた(*^_^*)
一色だった髪に線が沢山入ると(欧米人はそもそも色がまだらだから一色にする為にカラーリング技術が発達したと言うのに)、 染めてもいないのに、全体に明るくなり、確かに白いものが目立たない!
何より、それだけでお洒落に見える。
心も軽やかになり、何処か遊びに行きたくなってきた!
えっ!?
連休結構遊んでいる?
た、確かにσ(^◇^;)。。。
(2011.05.16)

<240>

 皆さんはゴールデンウィークをいかがお過ごしでしたでしょうか?今年は暦の並びで長いお休みが取れた方が沢山、とか。
 私などはあまり暦に関係なく生活しているけれど、それでも多少は影響があり、今回は比較的休日的時間ができた。 「ゴールデンウィーク⇒混む」の公式が刷り込まれているので、部屋でマッタリの休日気分していた。

   ついこの間まで、2〜3時間もあれば出来ていた“衣替え”が今年は、数時間どころか2日もかかり、内心(一体どういう事??)と フーフーしながらやった(><。)。。
 そんなに増えているはずはないし(?!)サイズが合いそうな生徒さんにもらっていただいたりして少しは減っていて片付くはず!! なのにぃ┐('〜`;)┌(歳のせいかしらん?)

 それでも気分はスッキリ。夏物に袖を通し心も軽く出かけられる!

  “大仕事!?”を一つ終えた気分で、いただいたチケットを握りしめ上野に“レンブラント”を観に行った。混んでいる…と聞いたので、 開場9時半に合わせて早起きして出かけた。

 小さな版画(エッチング)の類いが多く、大勢のお客様の頭越しではよく見えず、ひたすら「待つ」の修行。
…けれど、ようやく近づいて観れた作品は版画とも思えない滑らかなで複雑な線で、感嘆!!!
アムステルダムには日本への飛行機の待ち時間の数時間に国立美術館にしか行けていない。レンブラントの家やアンネ・フランクの 隠れ家など、もう一度行きたい所が宿題として残っている。
 それでも知ってる限りの想いを馳せて風景や歴史や、オランダ絵画の背景を感じ…一瞬ヨーロッパに居る様な心地に浸る。
企画展を終えて常設展へ。ここ西洋美術館は素晴らしい作品を持っているので、いつも常設展を楽しみにしている。今回久しぶりだった ので観た事のない絵が沢山あった。絵の横のプレートをみると「○○年購入」と記されている。「・・・」(そうだよね〜!)と国家財産 として増やしてくれてるんだと納得しながら(いくらなんだろう?)と下世話な気持ちが過る。それだけ素晴らしいと言うことですけれど。
皆さんも特別企画展だけでなく是非是非足を運んでご覧ください。
ちょっと心がヨーロッパに飛んで幸せな時間だった(*^_^*)
(2011.05.10)

<239>

1年振りにピアノを調律。音がスッキリ響いて気分爽快、心も軽やか。やる気も出て来ると言うものo(^-^)o!。

   2週間お休みだったリフレッシュ体操も再開。久しぶりに…体がキシキシ(@_@)

 本番のキャンセルで気持ちが切れ、でもその時間のお陰で少しずつ少しずつ日常に戻れている気がする。

“個”の仕事をしている私は時間も自由になるが、“団体の長”をしている友人は本当に大変そう!久しぶりにお茶を飲んだが、 ちょっと痩せていた。

 未だ頻発する大きな余震にしばしば気持ちが休まらない。
 読みかけで置いておいた本を開いてみたら、心が鎮まった。“読書”って凄いんだな〜と我ながら感激し、再びその世界に 引き込まれてゆく。

 節電は勿論の事だが、経済復興、協力の為に“自粛するのはやめよう!”と言うが、恐らく“自粛”しているのではない。 当然被災された方々に比べれば全てに恵まれている遠い私達ではあるが、被災地の事、原発の事、余震…と一緒になって心痛め 少し疲れているのだ。

   早朝、電車に飛び乗りフェルメールを観に10時前に渋谷に出掛けた。混むだろうと思っていたが並んでいたのは九人目。 ホールの開場と同時に入り口辺りにたまっている方々を横目に、私はお目当ての絵までまっしぐら。先客がお一人居ましたが、 まだ人気の無いひんやりした部屋のその絵の前に暫し佇む。「地理学者」のモデルはフェルメールの遺産管理を引き受けた親 しき人物。日本の着物にも似たガウンを羽織り、静かに地図を見ている。絵を眺めていると心が満ちてくる。

さあ、ゴールデンウィークの爽やかな空気に押されて私達も一歩足を出してみよう。少しずつ心が動きだすかもしれないo(^-^)o
(2011.05.01)

<238>

 一輪咲いた…と思ったら、瞬く間に開いてもう桜は満開。
“春”は本番…。

 震災から早、1ヶ月。いまだに大きな余震が続き、そんなに経ったとは…信じられない。節電にも慣れ、今回の事で自分の事も 考えつつ過ごしている。
 劇場公演も、沢山電気を使うので中止や延期が続いている。

 私も持っていたチケットのほとんどが、中止となり、最後の一枚が手の中に残った。問い合わせをすると、ライトを少し落として 公演する、と言う(*^_^*)

急行に乗れば五分の所のホール(初めて入る)での公演で、気持ちも軽くイソイソと出かけた。

 演目はプロコフィエフ作曲のバレエ「シンデレラ」。バレエ自体久しぶりでその上、主役の 吉田 都さんを見るのは初めて!! 本当に本当に楽しみにしていた。
あまりの近さにあっという間に着いてしまい、開場まで20分もあった。その内に続々と親子連れが集まり賑やかになってきた。 冠に「子供のための…」とあるので、そうだろう!と納得しつつも、内心(公演中静かに見られるのかなぁ…)と一抹の不安^^;

 馬蹄形の美しいホールに久しぶりのアカデミックな気分で心は華やぐ。
 羽根の様に軽く、しなやかで、愛らしいシンデレラに魅了される。ホールは水を打ったように鎮まりかえり、子供達が お客でいるのを忘れてしまったほど!本物と言うのは、そう言うものなんだ!と改めて思った。

 ステージを所狭し跳躍する長身の王子様はロンドンからやってきたヴァレリー・ヒリストフ氏。

 地震・津波・原発事故で外来アーチストが軒並み帰国してしまった中、震災を知った時ロンドンで稽古していたにもかかわらず、 この為に来日して下さった。その事だけでも、日本人の一人として感謝の気持ちに胸が熱くなり、これからも彼を応援しましょう! と心に決めた(^_^)v。

また吉田 都さんも既にロンドンで時を置かずチャリティー公演をして下さったそうで、こんな時期にそんな吉田さんだからこそ公演を して下さったのか、と納得。そしてそんな吉田さんの回りにいらっしゃる方々もまた同じ様なお考えの方々なのだろう…とヴァレリー氏 の事も理解できた。
公演を終え、生のオーケストラの響きと素敵な踊りに、遠い故郷にやっと帰ってきた様な、安堵の気持ちと、強ばっていた心の和らぐの を感じた。
(2011.04.11)

<237>

東京が桜開花宣言。それを待っていたように、拙宅の回りの桜達も一輪一輪、開き始め春が来ました。

 気持ちは、3月11日以来変わらない。
幸い私達は何の不自由もなく有り難く暮らしている。元来アナログな私は節電生活もそれ程に困らず、動かないエスカレーターの 横の階段を昇る皆さんの後ろ姿を見ながら、(足腰が強くなるねぇ!)と共に昇る。街の灯りも、電車の暖房も(これで充分)と 思っている。

 他に私ができる事は無いかしら…?募金以外に考える。
 今…海外では、今回の事で「メイド イン ジャパン」不買の流れだそうだ。「買い占め」ではなく「メイド イン ジャパン」 を買う事!が大事かな〜と。流通している野菜も!ほうれん草、トマト、玉ねぎ…etc.

「節電、節電」と訴えている割に、テレビではどのチャンネルも同じ様な被災の報道を連日流し続ける。各々に特長を出したいの だろうけど、「その番組そんなに必要?」「テレビ局って自家発電?一番電気使っているんじゃないの?」
“報道”と言う言葉で全てを容認できるものではない。民放は時間交代に必要な事だけ報道すれば?と、思ったりもする。

皆で災害を受け止め協力する事に何の不満も無い。 ただ、春の青空に、いつもなら喜んで毎日で出す布団を出せない、洗濯物も出せない、自分がいる。何となく、放射能を懸念している。 放射能に色がついていれば良いのに!青空を眺めながら恨めしげに思う。
 連日のそんな報道、自粛、そして揺れていないのに自分が揺れて感じたり…。そんなこんなに少しずつ疲れが貯まったか…。 被災された方々に比べれば…、そんな事言ってちゃいけない!と思ってはみるが、やっぱりちょっと疲れ気味。
(参ったな〜)と思いつつも、公の本番が2つ延期と中止になって気も抜けて時間も少しできたし、自然の中に身を置くべく、 郊外に出かけた。
 山里はいまだ春浅く、梅の花が残り野生の福寿草が咲いていた。
ひんやりとしたきれいな空気を思いっきり吸い込んで、ようやくちょっぴりスッキリo(^-^)o
桜の一種が花をつけていた。“小福桜”と言うそうだ。
皆さんにも、“小福”が有ります様に!
(2011.04.01)

<236>

早かったのか、やっとなのか、東関東大震災から1週間が経った。

私達は連日の報道に被災の規模の大きさに息を飲み言葉がない。
 被災された方々の無事、健康、そしてこれからに向けての力を祈らずにいられない。

 …そして、今、原発で不眠不休の作業が行われている。
恥ずかしながら、福島で私達の電力をこんなに供給していただいているとは、知らなかった。私達がいかに豊かな暮らしをさせても らっているのかが、今回よくわかった。もちろん今回の事故により、放射能の危険にさらされている。それでも尚、なんて有難かっ たんだろう!と、思う。

 また、自分の会社とはいえ、数十人の東電の社員の方々、いつも災害には最前線に立ってくださる自衛隊の方々、消防士、 警察官の方々、何も手が出せず、見守るしかない私達の代わりに、本当に本当に感謝の言葉以外ない。
ありがとうございます!m(__)m!

 私の友人も1人仙台にいて、心配していたが、幸い震災の3日後、無事を知らせるメールが来た。…良かった。

 演奏の世界も色々影響がある。
私は小さな演奏会だったが1つは延期、1つは中止となった。それを聞いたときに解れた神経に、いつもより気持ちを張りつめて 練習していたのが、わかった。 
 楽しみにしていたフィレンツェ歌劇場公演も国から緊急退去命令が出て、公演中止になってしまった。

   ご主人がアメリカ人で米軍に勤めている生徒さんは、先週木曜日に「ホワイトハウスからの直々の命令で関東の軍は全てグワムに移り、 家族はアメリカ本土に帰国」の命令が出た、と土曜には行ってしまった。僅か2日の早業。
 それぞれの人生の中のそれぞれの選択。これも学び。

私事だが…、先日旅でおせわになったばかりの大分の知人が、川崎のコンサートホールの天井が落ちたと聞いて、心配してお電話を くださった。
そして…、きっと外国では、被災現場の映像が繰り返し流されているのだろう、親戚の様になったザルツブルクのペンションの 女主人から、涙混じりの声で電話がかかってきた。
 突然なので、上手く返事が言えず向こうに伝わったかどうかわからない…でも暖かいお気持ちは溢れる程に伝わり、嬉しさに胸が 熱くなった。
ゆっくり手紙を書く事にしようと思っている。
 未曾有の災害に、沢山の感謝で暮らし、自分がこの国、日本の国民である事を強く認識する!!

頑張れ、ニッポン!!
(2011.03.21) <236>

 立春も過ぎ、雪混じりの雨やら暖かな日やら、三寒四温になる。もうすぐ春!がやってくる…。早や、 弥生!ひな祭りも気づけば終った。
けいゆう病院のコンサートも3回目を終えたo(^-^)o

(旅のつづき)
豊後竹田から熊本行きの急行バスで阿蘇駅前に。外輪山を越えて湯布院に向かうバス(1日4本)に乗り換え、 九州横断道路を黒川温泉に向かった。
“黒川温泉”は、以前テレビ番組で“名湯”と言われ(いつかは行きたい!)と思っていた。やがて認知度が高くなり、 その名をあちらこちらで目にする様になり、にわかに焦った。観光地化されない内に行きたい!と。

 今回、大分にうかがうにあたって熟考(大した頭じゃないので、そうなった^_^;)し、黒川温泉に行く予定を立てたo(^-^)o。
日頃は、オヤジの様に行き当たりバッタリの旅で、ホテルは快適でリーズナブルなビシネスホテルが多い。が、さすがに奥まった 温泉地にはビシネスホテルは無く、況してやなかなか“ひとり旅”にむくお宿が少ない。
調べる中でやっと、独りで泊まれる4室しかないお宿を見つけて予約した(“ひとり旅応援企画”があったo(^-^)o)

お正月を終えたばかりの温泉地は、雪景色の中、静かに佇んでいた。荷物をヨイショヨイショと担いで、バス道路から谷間の旅館街に。 街の真中辺りに、レストランを兼ねた私のお宿があった(*^_^*)

ちょうどお昼時、早速熊本名物“だご汁”で軽く昼食。“だご”とは“だんご”の事で、“ほうとう”を短く平たくしたような物だ。

チェックインまで時間があるので荷物を預け、入湯手形(よその旅館の露天風呂が三ヶ所入れる)を\1200で購入し街を散策しがて らブラブラ。観光客はほんの数人…と、静かに街を歩いていると、にわかに観光バスから沢山の人、人、人。(!!)現れたるは異国 の人。
皆さん韓国から来た団体さん。こちらは韓国から日帰りで温泉観光に来るそうで、お正月が終えた日本のお客の少ない時期にやって くるそうだ。(九州から韓国は近い!)
 …一気に街の人口が増え、韓国語が飛び交うと、(ここは異国?)と思うほど!韓国のおばさま達は本当に元気!その勢いに押され、 ゆっくりひとり旅に浸りたい私は、静かな露天風呂を捜す。
 団体が居ない旅館は静かで、泳げるほどの広い露天風呂に私独り、貸し切り状態。(贅沢〜)とありがたくお湯に入りのんびり。

 ここは筑後川の源流で近くに蛍が現れる。水の汚染に神経を使い、指定の天然素材の石鹸やシャンプーを使わなければなら ない事になっている(悲しいかな、その掲示を読んでいる私の横で、持ち込みのシャンプー使ってる日本のおばさん!)。
 横に小さな湯船、そこから源泉が流れ出ている。何の気なしに肩に当てたら…!!

(ギャー、あぢい!)
 熱いのなんの!慌てて水かけました…がヒリヒリ。黒川温泉の源泉はどこもおよそ70℃。あ〜、そうだった(@_@)もはや遅し (;_;)衣服を着てもヒリヒリ(T-T)
 熊本は馬油の本場。ホテルの売店にむかい馬油を患部に塗る。二回程塗ったら…あ〜ら不思議!赤みが褪め、 ヒリヒリも無くなった(^_^)v

 一度宿に戻り、チェックインを済ませ、可愛いお部屋で休憩。お宿の方にうかがうと「今日のお泊まりはお客様お一人で、 貸し切りですよ!」との事。
 夕食も朝食も私の為に板前さんが熱々を出してくださり、馬刺し、岩魚(いわな)、肥後牛…とご馳走に舌鼓。もう一ヶ所、 露天風呂に入り、初めて“立ち湯”(立って肩まで、の深さの湯槽で手摺代わりの竹がついている)を体験。

 翌朝は−9℃(だったらしい)。お宿のお風呂にも入らねばと、朝早く起きて入り、朝食を済ませ、いざ3つ目の露天風呂に。 まだ木々には霜が真っ白につき、服を脱げばぶるぶると震えたが、湯槽に入れば、ポカポカ。またまた貸し切り状態。

 黒川温泉は小さな温泉地だが、泉質が幾つもある。

シーズンオフに静かな時間を過ごせて、夢の様でした…(*^_^*)
阿蘇山を経由しての帰宅となった。

数日して、なんとお肌がプリプリスベスベ。1日2回ずつ温泉に入ると、ホントきれいになります(^_^)v
「え?今?」…もうすっかり元通り。

また時間が出来たら夢の黒川に行きたいと、今から手帳をめくりニラメッコo(^-^)o
〜 おしまい 〜
(2011.03.13)

<235>

 1月最後の日曜日に、恒例の門下の勉強会を行った。1年はあっという間…としみじみ思う。皆さんの歌を聴いていると、 続ける事の大切さを感じる。上手く出来た方、自分としてはいま一つだった方、ご本人の思いはそれぞれだろうが、曲に真っ 直ぐ取り組まれた方の歌は清々しい。それぞれの課題を持って、また新たなスタートを切った様だ。

   勉強会までは生徒さんも張りつめた日々で、お付き合いした私も終わってヤレヤレ!ちょっと一息(*^_^*)と思っていたのだが、 目前に試験のある方々がまだまだ追い込んでいて、私も気を弛められないo(^-^)o

新しい節になり、気持ちも一新。私の中をリセットさせる。…けれどこの数年、この時期なかなか心身共にスムーズに動かず憂鬱に 過ごしている…。
 昨年知り合いになった方が、お隣宮前区の方で「宮前区スポーツセンターでリフレッシュ体操やってるから来ない?」と 誘ってくださった。2月になって、そんな自分に辟易としていたから、我が家の近くを通る宮前区まで走るバスに朝8時14分に 初めて飛び乗った。

「来たわね!」と知人に歓迎され体操は始まる。
 一つ一つは単純なメニュー(躓き予防など、中高年向き)。元来歌を歌うのに体をチェックするのは慣れていて動かしているうちに 楽しくなり、セッセとやる!!o(^-^)o
(何分経ったかな〜?)と子供みたいに時計を見れば、まだ30分。(ひぇ〜〜、あと1時間〜〜!)(笑)

豊富なメニューにジンワリと汗をかき、クールダウンして終わる…。いかに片寄っていて自分の体のバランスが左右均等に使えていない か…がわかり、自分の体の軸を確認でき有益な時間となった。単純に体を動かす事がこんなにも心身に良いのか!と、誘ってくれた知人 に感謝した。

 筋肉痛を予想して早々お風呂に使って予防!翌日にはやっぱり、首から下のどこと言わず全身痛い。一瞬体が重く感じたが、実際体を 動かしてみると、何とも軽やかに動く。階段もスイスイ(^_^)v何よりブレスが深く吸えるのを確認出来て、本当に幾つものご褒美が あった。
友人に「翌日筋肉痛なんて、若い!」と言ってもらって、喜ぶ単純な私!
(2011.02.15)

<234>

 自然と歴史に育まれる憧憬の九州が、霧島連山の新燃山が噴火。自然の猛威を奮っている。
近隣の皆様にはあの火山灰の中の安全とご健康をお祈りします。

北の方は、毎日の報道に大雪の様を目にし、本当に毎日が大変!とやはり安全をお祈りするばかりです。

(前回のつづき)
 日出町の観光を終え小休止の後、19時からお知り合いの指導する男声コーラス“南蛮コール”の練習を覗かせていただいた。
「何かアドバイスを」とのお言葉に、ご指導のヒントになればと…でも何だか私がいつも教えているモードにスイッチが入って しまい(^^;、発声のお手伝いや音程の取り方、フレージンクの運び方等、お持ちの課題にお応えしながらあっという間に2時間半が過ぎた。 ハッと気付きスイッチを切ってはみたものの、何だか素の自分を見ら れてしまった様な恥ずかしさ^^;。
 乱暴な私のお稽古に皆さん耳を澄ませてくださり、応えて下さろうという努力に感謝で、お役に立てば嬉しい!の一言m(__)m
またいつの日かお会いできるのを楽しみに失礼してきた。

 翌日、バス三日間乗り放題のパスを使い豊後竹田に。早々着いたのでホテルに荷物を預け、地図を眺める。久住へ行かれそう!その方角を見ると雲は下がり雪が降って いそう。
 バス停で待っていると、土地のオバチャンが『そんな寒い所に何しに行くの?』と私の軽装にいぶかし気。スキーでも行くしかな いらしい…!久住行きのバスは『長湯』行き。友達が「炭酸の泡が体に付くんだよ」って言っていた『ラムネ温泉』があるらしい。 急遽、行き先変更。終点まで行く事にしたo(^-^)o
 雪がヒラヒラと舞う中、バスは山坂登ったり下ったりしながら、(そろそろかなぁ)と窓の外を眺めると、『ラムネ温泉』の看板。
 運転手さんに「ラムネ温泉行きたいんです〜っ!」と言うと「もうバス停過ぎちゃったよ」と言いながらもドアを開けてくれた。 運転手さんに、沢山沢山お礼を言ってルンルンラムネ温泉の前に立つ。
 (!?。……!)唖然、ボーゼン。『定休日』(笑) もう、腹ペコも相まって、ガックリ(@_@)。(とにかく何か食べよう)と気を 取り直し、進むと綺麗な食堂。「うなぎ一匹丼」の文字が目に飛び込み、私も店に飛び込む。
注文したうなぎ一匹丼をペロリとたいらげ、一息ついてお店の方に聞いて情報を得る。体に泡が付くのはラムネ温泉だけだが、 この辺りは全て炭酸泉で、良質なお湯は療養に使うらしい。ドイツの温泉地と懇意にしているようだ。
 また、川の中に蟹の形に掘ってある温泉が『ガニ湯』と呼ばれ、たいそう有名だそうだが、無料と言われても、いかんせん真っ昼間 に裸で川の真ん中の混浴に入る勇気は、いくら誰も居なくても、無く(@_@)、公営のお風呂にドボン!と浸かりホッと寛いだ。
 1時間に1本のバスに飛び乗りホテルに戻る。

 嘗て包み込んでくれる感覚があった竹田の街だが、今回は違った感じがした。
 それでも、“坂の上の雲”で詳しく知った、海軍中佐の広瀬武夫を祀った『広瀬神社』を初めて訪れ、(広瀬中佐をはじめ、 戦争で命を落とした多くの兵士を祀っている)平和を祈った。
その先の岡城址にも挨拶して、大分県に別れを告げた。(つづく)
(2010.02.11)

<233>

 凍てつく寒さの夜空を見上げれば、澄みわたる空に月も冴え冴えと星が瞬く。
北極振動と言うワガママ将軍のせいで、急に寒波が押し寄せているそうだ。
 その上、風邪やインフルエンザが流行っている様です。
皆様お変わりありませんでしょうか?

 昨年よんどころない事情で、お約束を失礼してしまった大分の知り合いにお会いしたく、飛行機のマイレージが貯まったのもあって 冬休みを取った。
“旅”自体が久しぶり。新しいボストンバックに本を詰め込みいざ出発。(何だかやたら重い(@_@))。

 大分に到着したらお出迎えしてくださり、3年振りにお元気そうなお顔を目にし、昨年の体調とうって変わって良好だそうで、 安心した。

大分にうかがうといつもお言葉に甘えて、色々な所をご案内いただき、感謝に絶えない。以前は美術館や香水博物館等。
 今回は別府市の直ぐ隣、速水郡日出町をご案内いただき、『う〜ん!』『は〜っ!』と唸るばかりの史実に遭遇。
 戦国時代 ここのお殿様は木下家。秀吉の奥方ねねの兄の子(甥)が初代。その菩提を弔っているお寺も訪問。お寺のお坊さんが 案内してくださり宝物館にも足を入れる。秀吉の朝鮮征伐の際に退治した7頭の虎の内の頭蓋骨まで展示され、言葉もない。
しかも、そこに使えていたのが、滝廉太郎のご先祖だそう!(そのご先祖様の滝家の菩提寺も訪れた)
日出のお城、暘谷城跡も!(そのお城の下で捕れる鰈を“城下かれい”と言うそうな!)

 いやはや、歴史の厚みを感じる。挙げ句に、小高い山を指差して「あのテレビ塔の横の辺りに、ザビエルが越えてきた峠道です!」 感動に胸がいっぱい。
九州はやっぱり凄い!歴史が違う!!
日本が始まった所ですっ。

そして、負の歴史。
人間魚雷『回天』の基地跡を巡る。もう敗戦濃い時期。敵の船に弾薬と共に進んで行った若者達の哀しい史実。
とにもかくにも感心するばかりの1日でした。(詳細は『旅物語』にも後日掲載いたします)

⇒これから先の旅の話は次回に続く・・・
(2010.01.29)

<232>

新しい年を迎えて早、1週間が経ちました。七日に七草粥をいただいて、いよいよ今年も始まりです。

皆さまはどんな年をお迎えでしょうか?
 今年も皆さまにとりまして昨年以上に、幸せで歓び溢れる一年であります様にお祈りしています。
 今年も宜しくお願いいたしますm(__)m。

 新しい年を新鮮に受け止め、(さあ!)とばかりにスタートさせた2日、親戚の子と初売りに出かけた。
 大方の予想は、(何か買わされる…)かな?と思って貯めていた商品券握りしめ出発したのだが、あにはからんや、私の兼ねてから なかなか見つからず捜し求めていたパンツが見つかり、親戚の子に「買ったら」と言われその気になり、二本を「どっちにしよう?」 と迷うと「両方買ったら!」とまたまた言われたのを良い事に、商品券があるのも勢いに「じゃあ!!」と二本買ってご機嫌。 (結構良いお値段(^_^;))

 その翌日、やはり親戚の子と近くのショップに再び参上(*^_^*)
以前から気になっていた『タジン鍋』が日本製の陶器でリーズナブルに売っていた。思わず買って、その晩は大量の野菜をお肉の 薄切りと蒸してサッパリポン酢でいただいた。蒸すと野菜が甘味を増し、沢山いただける。
タジン鍋は“煮る”も出来るようで、翌日はもやしと豆腐を使って醤油味のバター焼き! あっという間に出来て楽し〜い!

  また、暮れからはピクルス作りにもハマり、カリフラワー、さつま芋、パプリカ、セロリ、勿論キュウリや玉ねぎも!お野菜みんな ピクルスにしてサッパリサッパリ、何回作り、何回食べたか!!保存用のビンに入れたってすぐ空っぽ(*^_^*)

そんな楽しい休暇も終わり、またピアノの前でおたまじゃくし♪とニラメッコの日々が始まった。
2月、3月の本番に向けていよいよ始動ですo(^-^)o
(2011.01.10)

<231>

 産地から、美味しいリンゴを沢山いただいた(*^_^*)蜜の入ったリンゴは本当に美味しい。芯をカットする時、 (1番甘いのに…残念だなぁ)と思いながら、ナイフを入れる。
「!!」思いつきo(^-^)o、芯を茶葉と一緒に入れて熱湯を注いでみたら、な〜んと本当に美味しいアップルティーの 出来あがり(^_^)v。薫り高く甘いこのアップルティーにハマっています。

期限の近づいた美術展に2つ出かけた。

 『ドガ展』は横浜美術館。夜予定のある友人と私は、(何と早い!)午前10時45分に待ち合わせ、まぁまぁの混み具合の中進み、 あれこれとドガの絵を観て歩く。
…が『エトワール』の前に立ったら言葉もなく立ち止まる。
「これは宝物!!」
他の作品とはかけ離れた光を放ち輝き、こちらの胸をいっぱいにし、思わず呟いた言葉。
一体どうしたらこんな絵になるのだろうか?“神様からの贈り物”としか思えない。

この絵一枚に心いっぱい満たされ、他の作品はもう色褪せ、早々に美術館を出て、ランチに向かい、美味しい紅茶とショートケーキで お茶をして豊かな一時のあと、それぞれの予定に向かう。
 私は、神奈川音楽人クラブの年末パーティに。

『ゴッホ展』は六本木にある国立美術館は期限迫っていたので混雑が予想され、朝9時半には、独り現地に着いたが、早や行列になって いた(-.-;)

「混雑が予想されますから早めに開館します」と、四列の行列は入り口にシズシズと進む。入ればまだ人気の無い空間に進む。

沢山のゴッホの見事な絵が並ぶ。 今や世界でも屈指の画家と認知されるゴッホだが、生前は弟のテオだけしかその才能を認めなかった。
今、観ればその絵具の動き、色彩は、独特で才能溢れるままなのだが…。大胆且つ繊細故に、精神薄弱の時期の作品を苦手と言う人も 居るが、私は彼そのものの人物に惹かれて絵を観る。…いつもは絵のインパクトに心持ってゆかれるが、今回1枚のデッサンの中の 鉛筆の線に、突然生きていた画家を感じた。本当に彼は彼は居たのだ!と。

今年は、格別深く豊かな時間を様々体験した。来年がその経験の上に更に、豊かになる様に過ごしたい。
皆様今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。
お元気でお幸せな佳き年をお迎えくださいm(__)m
(2011.01.02)


プリマドンナ?のひとり言 2005.1〜2006.12

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