MS AccessからPostgreSQLを使う
ODBCドライバーについて
PostgreSQLをWindowsクライアントのAccessから利用するには、ODBCドライバーをクライアントにインストールする必要があります。 ドライバーのダウンロードとインストールは、 こちらサイトをごらんください。

ODBCドライバの設定方法
(1)PostgreSQlODBCドライバーの追加
『マイコンピュータ』→『コントロールパネル』→ (『管理ツール』Win2000)→『ODBCデータソース』→『追加』



データソース新規作成で、『PostgreSQL』をダブルクリック


(2)ODBCドライバーの設定
・Data Source PostgreSQL
・Database 例kensakuPostgreSQLで作成したデータベース名を入れる。
・Description 特になくても良い
・Sever 例192.168.1.1のようにサーバのIPアドレス
・Port 5432
・User Name 例userPostgreSQLですでに登録されたユーザ名。update等もする場合は、権限があるユーザ名 を入れる。
・passwd  ユーザのパスワード。
・Optionについては、デフォルトで大丈夫であるが、DriverOptionのReadOnlyにチェックがあると権限があっても 書き込みできないので、チェックをはずしておくのが無難である。

Accessでリンクテーブルの作成
ODBCの設定が終了したら、実際にAccessでリンクテーブルを作成してみます。
(1)新規、空のデータベースの作成
『ファイル』→『外部データの取り込み』 →『テーブルのリンク』→『ODBC databases()』で、『PostgreSQL』をダブルクリックします。

(2)テーブルの作成
ODBCドライバーの設定が正しければ、下のように、テーブルの一覧が表示されます。
必要なテーブルをクリックします。


テーブルの列名が表示されますので、主キーになる列名を指定してOKをクリックすると リンクテーブルが作成されます。主キーを設定しないと、更新等ができませんので、必ず指定します。 以上で、AccessとPostgreSQLと無事に接続ができました。
PostgreSQlをRDBMSとして、Accessで成績処理システムなどを構築することもできます。個人的には、 Accessをあまり使わないので、ほとんどPostgreSQlのデータを更新することにのみ利用しています。 エクセルのデータをcsvファイルにして、ftpでアップするよりも、文字コードも自動的に変換してくれるので エクセルのデータを『Excel』→『Access』→『PostgreSQl』と簡単にアップすることができる。



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